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 話が前後してしまいましたが、一昨日の18日に、MAKIさんとのライブが荻窪ヴェルヴェットサンでありました。8月のレコ発ライブ以来なので、約2ヶ月ぶりでしょうか。

 ちなみに今、私がツアー中の安倍なつみさんのレパートリーである"月色の光"という曲の作詞とレコーディングでバックグラウンド・ボーカルをやっているのがMAKIさんです。
 ですが、今回はその"月色の光"はやらずに、彼女の新しめのオリジナルを中心に、カヴァーも2曲。私のピアノだけでなく、この日一緒に出た京都在住のシンガー、山田兎(うさぎ)さんとのデュオあり、ギターの黒澤大介君を加えての変則ハード・コーナーありという感じでした。

 ところで、我々の前に登場した前述の山田兎さん、そしてボーカルとピアノの2人ユニット「天国」ともになかなかの実力派で、久しぶりに他の人のパフォーマンスに感心してしまいました。
 山田兎さんはさすがに関西のシンガーだけあって、レベルの高いしっかりした曲と歌、ギターの演奏を聞かせてくれました。声も良いし、曲が実に「正しいアメリカン・フォーク&ブルーズ」のルーツにつながるような部分もあり、私にはボブ・ディランの若い頃のような気配も感じられて、とっても好ましいスタイルでした。近々CDを作るらしいので、ちょっと楽しみですな。

 次の天国は、これはこれは強力なピアノ演奏には圧倒されましたね。正規のクラシックを学び、バークリーでジャズも習得した彼のテクニックと感性は凄いものでした。私などは「ホーっ」て感じですっかり聞き入ってました。ボーカルの彼も独特の「あぶない」雰囲気でアカデミックなピアノに対峙しながら、印象としては「和風」あるいは彼らの出身である「沖縄」的なパフォーマンスを見せてくれて面白かったですね。
 ただし、彼らのような音楽はいち早く海外、特にヨーロッパなりに飛び込んでいくべきだとも思いましたし、彼らにもそう話しました。全体としてアヴァンギャルドな世界とワールド・ミュージック的感覚との狭間に位置する内容であり、その進化を促すのは今の日本の音楽シーンではむずかしいかもしれないとも感じました。ともあれ、素晴らしかったです。今後に期待しましょう。

 そして、我々ですが。正直、私はその前に「濃い目」の演奏を2組聞いたのと、それにより長く待っていたので、ちょっとくたびれました。すみません。だから、演奏としては、やるべきところは最低限やったという感じで終わってしまい、少し残念でしたが、まぁ、こんな時もあるでしょう。
 それより、MAKIさんがまた歌への情熱を復活させてくれた事の方が大事でした。2ヶ月とは言え、他の仕事に専念して歌わなかったのは彼女にとってずいぶんなストレスになっていたのかもしれません。でも今回、歌う事の喜びと新鮮さを取り戻したことで、一段上のレベルに登っていくきっかけになることでしょう。
 来月も2本ライブがあるので、じょじょに彼女の新しい側面が見えてくるように思います。
by harukko45 | 2008-10-20 05:09 | 音楽の仕事 | Comments(0)

MAKI/Birthday Live@Velvet Sun

 昨夜のMAKIさんによる「Birthday Live」はとってもいいイベントでしたね。開演が18時半で、終わったのは23時。正味4時間以上の内容に、集まったお客さん達もかなり楽しんでいったのではないでしょうか。
 出演したヴェルヴェット・サンがらみの仲間とも言えるアーティスト、バンドの皆さんがそれぞれ、いいライバル意識を持ちながら、充実したプレイを展開していたのも良かったです。一応、MAKIさんの誕生日を元ネタにしていますが、一度にこれだけのメンバーが小さなライブハウスでパフォーマンスしあうというのは、なかなかないし、こういう企画はそれぞれに刺激を受けて、相乗効果として全てが盛り上がるっていうのが理想なわけで、昨夜はまさにそれがあったと思うのでした。

 だから、自ら自分の誕生日を祝ってくれ、と企画してしまうMAKIさんの図太さをまずほめなきゃいけないし、その構成をすべて一人でやり、ちゃんとそれぞれを関連づけてまとめあげた事に感心したし、最終的な印象として「誕生日パーティ」よりも、面白いアーティストがいろいろいるヴェルヴェット・サンという「音楽現場」を体験するという内容になっていたことが、とても良かったと思いました。
 そういった着地点を彼女が最初から狙っていたのかどうかはともかく、結果としてただの寄せ集めにとどまらず、一歩踏み込んだイベントとして、それらをやり遂げてしまったのは、単なるボーカリストだけじゃない、プロデューサーとしての才能とタフさを強く感じさせてくれて、素晴らしい能力と魅力を持っている人だなぁと改めて思った次第です。

 さて、実際のパフォーマンスは昨年の秋以来のMAKIバンドによる演奏を皮切りに、
 そのギタリストであり、ヴェルヴェット・サンの店長でもあるクロサワ・ダイスケ(彼がこんなにも良いコンポーザーだということに気付かされた)、
 かつての良きアメリカン・フォークのムードを思いがけず感じさせてくれたhiroko(彼女はそういったことを知らない世代なのが、また驚き。今やっていることに自信をつかんだ時に、彼女は大バケする)、
 私が大好きなJabBee(彼ほど暖かくて、人間的なヤツはいない。サイコーのオジイちゃん)、
 昨夜素晴らしく充実したパフォーマンスを披露してくれたBenvenuts(前見た時よりも良くなってたし、もっと良くなる。RC的な部分とともに、イギリスのパブ・バンド風の楽しさがある。全員汚い化粧してもよくない?怒られちゃうかな)、
 自作の詩を朗読しながら、特異なパフォーマンスにヤラレル、千夜子(見惚れてしまうし、その声もいい。存在のみで自分の空間を作ってしまうのだった。緊張感ある詩が、かえってこちらをリラックスさせてくれた)、
 MAKIさんの父上、母上、兄上によるファミリー・ユニット、カーミーズ(これぞ沖縄人の素晴らしさだろう。その音楽のエネルギーとともに、歌って踊って楽しむことの素晴らしさを感じさせてくれた。東京生まれとして嫉妬してしまうような音楽的背景を持っていらっしゃる。盛り上がったなぁ)、
 ジミー・クリフ、アル・グリーン、サム・クック、数々のソウル・レジェンドらへの敬意と影響をしっかり自分の中で昇華されている素晴らしいボーカリスト町田謙介(カーミーズの盛り上がりをドンと受け止めて、自分の揺るぎない世界を見せてくれた)、
 同じ沖縄人なのに、全く別の一面を感じさせるソングライター、リナン(真に隠れた美しい才能。正直、たくさんの人に知られないでいてほしい気持ちもある。最近の一人でのパフォーマーとしての進化には目を見張る)

 これだけの個性派揃いの人々に、MAKIさんはステージで1曲づつ競演することで、それぞれのパフォーマンスをより良く聞かせていたことも、大いに褒めたい。たぶん、それぞれのアーティスト達も新たな要素が加わることで、自分達の曲の違った可能性を感じられたのではないだろうか。

 そして、最後のコーナーはMAKIさんによるもの。主に私のピアノ中心のバックで、いわゆる「最後はバンドでガンガンやって終わり」ってことにしないあたりが、彼女のスマートさを感じる。去年とは違う次の自分の姿を、ちゃんとお客に提示したかったのだと思う。
 とは言うものの、やはり誕生日なのだから、お店のスタッフ側もシークレットでケーキやプレゼントを用意して、アンコールは"Happy,Birthday"サプライズとなりました。大食いの(失礼!)MAKIちゃんにぴったりの巨大牛肉ブロックのプレゼントは最高でしたね。

 というわけで、その後は出演者の皆さん、スタッフの皆さんで打ち上げ盛り上がったことでしょう。私は田舎に住んでいるのと、年寄りなので、先に失礼しましたが、あらためて「ヴェルヴェット・サン」の音楽に可能性を感じさせる意義あるイベントに参加できて、とってもうれしい気分で帰宅できました。そして、MAKIさんに感謝です。

 おお、そうだ!帰りの電車の中で、何と先日レコーディングに参加させてもらったrica tomorlとスタッフの皆さんに遭遇してしまった。ricaさんも沖縄人じゃん、すごい巡り合わせ。これもいいご縁だなって、楽しくなっちゃいました。
by harukko45 | 2008-02-11 19:24 | 音楽の仕事 | Comments(7)

 11,12日とライブ2連チャンでした。

 まずは11日、JabBeeの吉祥寺スター・パインズ・カフェ。この日は、出演したもう一つのバンドのボーカル、Atsukoさん主催のイベントで、我々は当然最初に演奏しました。全編アンプラグド・サウンドという企画で、私は全曲アコピをプレイしました。
 このライブハウスはステージ上のサウンドが聞きやすいのと、広さも割と余裕があるのがありがたく、リラックスしたムードがあります。そのせいか、前回出た時もそうでしたが、演奏に伸びやかさが生まれる感じでした。
 なので、演奏している自分としてはすこぶる楽しくやれてましたが、ボーカルのシゲルさんは風邪による咳が止まらずに、本番前にも医者行ったりしてケアしてたけど、ステージでもその影響は残って、だいぶつらそうでした。

 でも、基本的にアウェイの状態で、初めてJabBeeを聞く人がほとんどだったのに、終わってからCDを買ってくれたり、声をかけてくれる人がいましたねぇ。全体のパフォーマンスとしてはこちらも充実感があったので、やはりうれしかったですね。
 とは言え、ただ楽しかっただけでは進歩がないので、あえて感じるのは、ライブとしてもう一押し何かが必要になっているかもしれないと言う事。どこかに大きなフックを作って行きたい感じ。もちろん、ヒット曲があれば簡単ですが、そうでなくてもステージングのピークを作り出せるポイントを生み出していくことが大事になってくるでしょう。

 さて、翌日のMAKIさんとのヴェルヴェット・サンでは、私のピアノのみでの内容。一転して、なかなか緊張感のあるライブでしたね。やった9曲全てが、アレンジとして簡単なものがなかったので、久々にシビレながらのぞんでおりました。
 でも、やはりこういう形式でのパフォーマンスは自分としてはやりがいがあります。どっちに転んでも演奏に関しては自己責任、プレッシャーも大きいけど満足度も高いというわけです。

 MAKIさんの良さは、やりたいことが明解なところ。なので、こちらもアクションがしやすい。それに対するイエス・ノーもはっきりしている。ある意味プロとしてつき合えるところが楽しいのでした。
 この日やった曲の中には、オリジナル以外にカヴァーが3曲入っていました。それも、ありがちな洋楽ものではなく、中村中の「友達の詩」、槇原敬之の「素直」、安倍なつみの「月色の光」と、全てJ-POPだったのが私には逆に新鮮で、これらの楽曲の持つ力を再認識しましたし、ピアノだけでやる時のアレンジメントにも大いに刺激になりました。

 ただ、全体的には当日リハーサルでやった時のようなリラックスした雰囲気ではのぞめませんでした。これはまぁ、初めてのトライという事とたくさんのお客さん達を前に、我々2人も自分達への期待も高かったから、ある程度はしかたないでしょう。
 でも、その割には短い準備の中、よくやれたと思いました。今後も何回かコンスタントに続けていろいろ経験することで、きっとどんどん良くなります。

 おっと、余談ですが、この日出たもう一つのバンドも良くて、いい演奏を聞かせてくれたのです。で、そのちょっとアーシーでいて、いろんな音楽が合体してるような感じが気に入ったオジサンとして、メンバーの人に「ザ・バンドみたいなところがあって、良かったよ」って声をかけたところ、彼は「ザ・バンド」を知らないらしく、それを「バンジョー」と理解してしまったようでした。
 もちろん、話はその後全くかみ合わずに終わるわけですが、オヤジ・ロック・ファンの私としてはただ苦笑するのみでした、ハイ。ジャンジャン!
by harukko45 | 2008-01-13 16:44 | 音楽の仕事 | Comments(2)

 12月14日は赤穂浪士討入りの日ね。昔は忠臣蔵ものは何度見ても飽きなかったもので。でも、大石内蔵助は長谷川一夫じゃなきゃ絶対にダメですが。

 ということとは全然関係なく、ジュンコさんとの今年最後の大仕事、STBを無事大成功で終える事が出来ても、ホっとしているわけにはいかない。続くこの日、JabBeeとしても今年最後のライブが荻窪ヴェルヴェット・サンであったのでした。
 でもまぁ、JabBeeの音楽はとことんリラックスして暖かいから、それまでの緊張感のある内容が続いていた私にとっては、心が休まるようなひと時を楽しませてもらいました。もちろん、ボーカルのシゲルさんは真剣に自分の音楽を追求しているけど、やっぱり彼の柔らかい人間性が、こちらを楽にさせてくれるんですね。だいたい、今は頑な心を持っている人が多すぎる。それも、大したことでもないことに固執しちゃう人ばかり。
 心を硬くしているから、ぶつかった時に割れちゃったり、ひびが入っちゃうんだ。でも、彼みたいに柔らかい心でいれば、どんなことでもフンワリと押し返すことができるんだろう。

 で、私とシゲルさんとで6曲やりました。いつものバンド・バージョンと違って、あえてミニマムなアプローチをしていきましたが、結構良かったですね。面白かった。これもアリだと思いました。まだ、ところどころキメきれてないところがあるけど、少しこのパターンも続けてみるのもいいかもしれないです。
 とにかく、彼の場合はどんな形態で音楽しようが、自分自身がブレてないところがいい。相手を選んだり、頼ったりせずに、自分の音楽を精一杯表現していけば、聞いている人は喜んでくれるものです。来年もJabBeeとの活動がまた楽しみです。

 それと、この日のイベントの最後にやったリナンさんのピアノの弾き語り、すごく良かった。彼女は何か一つの壁を越えた感じでした。ちゃんと、ピアノと歌だけで自立できる力がついてきたと思い、彼女の成長がとってもうれしく感じました。

 さて、翌15日は9月のヤクルトホール以来のマイラ・ケイさんとのライブ。なかなかスケジュールが合わず、やっとここで久々の再会になりました。ただ、今回はマイラさんのお弟子さんや仲間の若手ボーカリスト達とのコラボがほとんどのイベントでした。なので、知らない曲が多く、一応下調べしておかないといけない感じだったので、気楽にセッションってわけにはいかなかったです。ちょっと、リハ不足の感はあったけど、まぁ何とかなったかな。
 それと、赤坂のポップコーン・クラブというのがアメリカン・スタイルの明るいライブ・パブで、前日の荻窪とは全くの別世界っていうのが、面白かった。ミュージシャンは呼ばれりゃ、どこでも演奏するのよ、それで良し。

 でも、とりあえずマイラさん歌い始めたら、お客さんは踊り始めるは盛りあがちゃって、やっぱお客さんが楽しんでくれるのをみると、こっちのやる気も倍増するもんだ。帰り際にも比較的年配のご夫婦から「パワーをもらいました!」って声をかけられるなんて、驚きでしたしすごくうれしかったです。
 マイラさんとのライブも、今年はヤクルトホールを頂点にいろいろ楽しませてもらい、彼女には感謝感謝であります。ありがとうございました。また、是非来年もご一緒したいと思います。
by harukko45 | 2007-12-16 14:15 | 音楽の仕事 | Comments(2)

 8月3日は、再び荻窪のヴェルヴェット・サンにて女性アーティストの皆さんを6組集めたイベントに参加してきました。私はその中でMAKIさんとリナンさんのバッキングを受け持ちました。MAKIさんのライブは夜の10時過ぎてましたかね、トリだったリナンさんが始まったのは11時でした。
 
 まずは、その前に登場した宮良彩子(ミヤッチ)さん。ピアノの弾き語りによる彼女のパフォーマンスがなかなか良くて、とても刺激を受けちゃいました。彼女の全身で音楽しようとする姿勢が好ましく、歌もピアノも全力投球って感じでしたね。聴き手に訴えかけて行く強さがあって、実に良かったです。後で話を聞いたら、彼女のお母様が私と同い年だそう。その点については、お互いに「ビミョー」なムードだったかな?でも、今後も楽しみな人ですし、どんどん精進してほしいです。

 そして、MAKIさんの登場。急遽、ベースのトム君が加わって本来のバンド編成によるアンプラグド風セッションになりました。この日のように6組もの女性シンガーを聴き比べていくようなイベントだと、MAKIちゃんがいかに正統派のボーカリストであるかがわかります。正直、ひょっとしたら、今の世の中では珍しいぐらいに声が出て良く伸びるし、スピードを感じる歌声かもしれません。
 個人的には、ちょっと力任せのプレイになりがちだったのが、自己反省として残ります。それと、いま一つ腰が座ってなかったと言うか、自分のプレイが「宙に浮いた」ような感じになってしまったように思えました。何となく大人げない傲慢な演奏で、MAKIちゃんの良さを十分に引き立てられなかった気がしています。
 何でも、外に対して「強く」アプローチすることは悪くはないですが、こと音楽というものに関しては、一歩退いてさりげないソロやバッキングに徹することも、大事な効果と成りうるというのは、今回のジュンコさんとのクラブサーキットでもよく理解したつもりだったのですが、ついつい調子に乗って力技に持ち込むのは、ちょっといただけないことでした。

 なので、私が弾かなかった"太陽の近いこの場所で"がとてもいい出来だったと思いました。MAKIちゃんの三線とシンプルなギター・サウンドがメロの良さを浮き上がらせていたのでした。最後にやった"Gimme One More..."では、ようやく全体を意識しながら演奏していたので、何とかいい感じにまとめることができたかもしれません。

 続いてリナンさんの登場。最初にピアノの弾き語りで4曲やりましたが、"Maybe Sometimes""Student"と個人的には惹かれる曲が歌われた後、"Daylight"での彼女のボーカルにはかなりキュンとしました。曲自体もなかなかの佳曲ではありますが、今日はそのパフォーマンスがとても良かった。それに、数年前に自分がピアノを弾いてリナさんが歌った時のことも思い出したりして、いろいろと感慨深かったです。
 続く"カレーの歌"は、いかにも彼女らしいビミョーな曲とでも言いますか。危ない橋を渡りそうになるのですが、今回はなかなか面白く聴かせてくれましたね。

 そして、私とベースの永田プロが加わっての3人編成で3曲。1曲目の昭和歌謡風ボサロックの"Triangle"では何はともかくリナンのスーパー・ダンス・パフォーマンスにつきました。2曲目の"river song"はメルヘンともサイケとも言えそうな世界観が実に面白かったし、彼女がピアノで、私がシンセという編成でうまく出来たと思います。
 で、リナンのラストであり、このイベントの最終曲となった"アイランド"はとても丁寧にやろうと心がけました。その感じはほぼうまくいったのではないでしょうか。

 ちなみに、今日の後半の出演者ミヤッチ、MAKI、リナン3人とも沖縄生まれとは驚いた。それぞれ"太陽に近いこの場所で""アイランド"等、沖縄への思いを綴った歌を披露してくれたのも良かったけど、あらためて沖縄人の音楽センスの良さに感心させられた一日でもありました。


 
by harukko45 | 2007-08-04 05:36 | 音楽の仕事 | Comments(2)

 29日はMAKIさんのライブ。おなじみ荻窪ヴェルヴェット・サンでのアコースティック・セットでの演奏でした。ヴェルサンでの彼女のライブは常に超満員になるのだが、この日はもう一つのユニットのお客さん達も多数いらっしゃっていて、これまた大変なもんでした。

 ただ、私としては久々に生ピアノを弾けてうれしかったな。やっぱり生の楽器はちゃんと反応があっていい。それに、よっぽどのことがなければ音が出なかったり、こっちのコントロールが効かなくなることなんかないしね。

 ライブ・パフォーマンスとしても、もう最近のMAKIちゃんのボーカルは安定していて、エネルギーがあるのはもちろん、歌い方にも余裕が出てきています。その影響もあって、バンドサイドもアコースティック・セットならではの力の抜けた感じでプレイするようになってきました。
 なので、ロックバンド・セットでのアレンジをそのまま持ってきても、あまり意識しすぎずに自然とリラックスした内容になっているのが、とてもいいなと感じました。
 やはり、定期的に演奏しているとバンドも曲もこなれてくるし、いろいろな部分で成長していくのでありました。まぁ、これが基本だわな、うん。

 お客さん達は、前述したようにもう一つのユニットお目当ての方が半分だったので、全体としては熱狂的に盛り上がったって感じにはならなかったけど、パフォーマンスとしてはちゃんとしたレベルに達していたと思います。
 いつものオリジナル以外にも、彼女が安倍なつみさんのために詞を書いた"月色の光"もやってみたら違和感なく、なかなか良い曲なので感心してしまいましたよ。

 とりあえず、私としては連日のライブで疲労は溜まっているのは確かでしたが、とても気持ちがリフレッシュ出来たように感じました。こういうアット・ホームな環境で演奏することは今後とも大事にしていかなくちゃね。ヴェルサンに感謝、MAKIちゃんに感謝です。

 さて、昨日30日は久々にリナンさんのリハがあり、何と8月3日には再びヴェルヴェット・サンにてライブです。この日はヴェルサンの5周年記念イベントで「女の子デイ」(?)なのだそうです。MAKIさんも再び登場するので、私は掛け持ちです。

 そして今日からジュンコさんのクラブサーキット再開で、名古屋ブルーノート2daysです。名古屋方面の大橋純子ファンの皆さん、乞うご期待!盛り上がりましょう!
by harukko45 | 2007-07-31 02:04 | 音楽の仕事 | Comments(0)

 昨日から3連チャンでライブハウスでの演奏が続きます。

 まずは昨夜、MAKIちゃん恒例のベルベット・サンでのライブは、いつものように多くのお客さんを迎えることが出来ました。素晴らしいことです。で、今回はアコースティック・セットでアコギに生ピにカホーンという編成でやりました。が、どうしてもリズムものやロックものはどんな形でやっても、ある程度力技で叩きのめす感じになりますね。でも、あまり細かいことを気にしないで(本当はいろいろ考えてるだろうけど、いざとなったら)真っ向勝負していく感じのMAKIちゃんですので、音の足りなさなど何処吹く風ってもんでした。その分、彼女の声がよく通って、かえって良かったりする部分もあるしね。

 実は荻窪ですから、本番前についついラーメン屋に行ってしまい、たらふく食ってしまったのでした。「つけそば」の有名店であるという「丸長」に行ったのでありますが、濃厚で胡椒の効いた辛めのつけだれにちょっと太めでこしのある麺の相性がグッドで、バクバク食ってしまいました。おまけに、麺を食った後のつけだれにスープを入れてもらって、それを飲み干すとかなりの満腹感。
 ちょっと本番前にしては欲望に勝てず食い過ぎてしまい、しばらくボーゼンとしておりました。そんなムードのまま、演奏が始まってしまったので、逆に最初幾分やんわりと弾いていたのがかえって良かったかもしれません。あまり力んだ感じがなくて始められたようでした。

 その後もピアノと歌だけの曲が3曲ほどあったりして、しっとりとした部分でのMAKIちゃんとのコンビネーションもまずまずうまくいったのではないでしょうか。それで、後半全員による曲は一転してかなり叩きのめす感じで行けたかも。リラックスした中で力技を出せるというムードは一番良いですね。これは、丸長のつけそばパワーのおかげだったのかな?

 いやいや、唯一ラーメン屋に行っていないMAKIちゃんの歌が良かったからに他ありませんね。今回はずいぶん歌のエネルギーに引っ張ってもらいました。お客さん達にもいろいろお褒めをいただき、なかなか好評だったので、我々も終わってから上機嫌でありました。私は明日もあるのでそこそこに切り上げたけど、きっと連中はその後も盛り上がってんだろうな。飲み過ぎても大丈夫なのは若い時だけですから、今のうちにはじけておくれ。
by harukko45 | 2007-05-19 01:13 | 音楽の仕事 | Comments(2)

 20,21日と続けてライブでありました。音楽の制作の仕事も大変やりがいのあることではあるが、私はやっぱりライブで音楽体験するというのが、一番ではないかと考える。それは、プレイするのも客席で聞くのもである。
 しかし、その大事なライブであっても、自分がそのモードに入りきっていないと、これはこれで後悔が大きくなってしまう。どうも、このところは「打ち込み」によるレコーディングにどっぷりつかっていたので、今ひとつライブ勘のようなものが鈍っていたのである。それが、ようやく2日間続けて人前で演奏することで、蘇ったような気がする。

 お客さんが目の前にいて歌と演奏を聞いてもらう。また、プレイヤーが自分の目の前で弾いてくれる、歌ってくれる。この喜びこそが最上と思えば、ステージも客席も豊かな時間を共有することができる可能性が高まるのであります。と同時に大いなる期待と不安とが交錯する異様なる時間でもあるわけで、1曲ごとに、1小節ごとに、1拍ごとに、感動と失望が入り乱れるのだから、凄い体験だと思うのだ。

 さて、シーマのライブにおいて私が一番印象に残ったのは"堕ちた天使"という曲だ。これは彼女の傑作セカンドに入っている佳曲と思う。こういう傑作を生み出せる彼女は、ずば抜けた才能と運を持っていると昔から思っているし、彼女が特にミュージシャンの間でウケるのもその音楽性の深さにある。だが、表現者としての彼女はあまりにもナイーブすぎる瞬間がある。それが、作品の美しさを自ら傷つけることにもつながる危険を感じるのだった。
 "堕ちた天使"は確かに題名からして踏み入れては危ない気分がある。やはり「堕天使」ルシファーの伝説を想起させるからで、彼女はまさに天使のような作曲家として登場しながら、悪魔に囁かれて自分を見失う音楽家を行き来しているかのようだった。

 マイラ・ケイさんは音楽業界においては私の先輩であり、経験豊富なシンガーであり、こよなくライブを愛している。そして、そのベースとしてR&Bソウル・ミュージック、ブルーズを愛している。その姿勢は極めてシンプルであるが、とても真っすぐで正直と思う。先ほど終わって帰宅したが、本日は私以外はレギュラー・メンバーではなく、当日初対面でいきなり本番という状況ではあったが、全員が前向きに気持ちよく音楽にのぞんでいるのが演奏開始直後にわかり、当初は少し心配をしながらだった私は、すっかり楽しい気分で2ステージを弾かせてもらったのだった。
 期しくも、マイラさんの新曲は"You're My Angel"という曲だ。これはアメリカ人作曲家による英語の作品だが、恵まれない子供達への愛をテーマに歌った曲で、世界的なチャリティの一環として発表されるものだとのこと。この日初めて人前で歌われたのだが、アメリカらしい、わかりやすく、それでいてツボを心得て聴き手をキュンとさせる良い曲だった。マイラさん自身の生き方とも通じるような芯のある内容で、演奏しながらとてもいい気持ちにさせてもらった。


 
by harukko45 | 2007-04-22 01:30 | 音楽の仕事 | Comments(0)

 このところ恒例のヴェルヴェット・サンでのMAKIさんのライブ。とにかく、常に超満員になるのが凄い。ヴェルサンという店自体は小さくて、20人も入ればもう混んでるって感じだけど、彼女の場合は40,50は当たり前。だから、予約して来てもらうって状況だからなぁ、素晴らしいことです。
 それと、昨日思ったのは、彼女自身の成長のスピードが早いこと。そんなに急いで大丈夫ってとこもあるけど、今はとにかく前に上に進んで行きたい、って気持ちが見えるので、こちらも頑張りたくなっちゃうのでした。

 バンドとしても個人としても、若干のミスなんかもあったけど、それを吹き飛ばすような熱気が客席からもあって、最後にはかなりの一体感ってものを感じる事ができたのでした。こういうのってライブハウスの醍醐味でもあるわけで。
 やっぱり彼女自身がお客さんをちゃんと取り込もうとする気持ちが強いんだろうな。だから、みんなも楽しんでいるし、毎回聞きに来てくれるわけね。
 まだまだレパートリーとしてのオリジナルも少ないし、アレンジメントもいろいろ練っていくべきだろうけど、今の気持ちのまましばらく頑張っていけば、音楽的にも充実した時期を迎えられるような気がします。

 次回はベルサンではなく、もう少し大きなハコでやる予定。その時はよりパワフルに思いっきりロックしてみたいと思うオヤジでございました。
by harukko45 | 2007-04-16 01:54 | 音楽の仕事 | Comments(2)

 昨日はまず昼間に、CXの朝番組のオープニング・テーマのオケをクライアントに提出した。ここに、アナウンサーの方々が歌入れをして、4月からオン・エアされることに。アレンジなどが修正されることなく、一発でOKになっていたのはラッキーでした。この仕事に関しても、これで私は終了、安心して仕上がりを待つといった次第。

 さて、そのまま夕方には荻窪に向かい、ヴェルヴェット・サンにてMAKIさんのライブに参加した。彼女のアルバムの発売記念ライブは去年12月にやったんだけど、その時入れなかった人が多数だったこともあり、1ヶ月後の昨日、再びおこなったのでした。
 でも、前回よりもバンドもご本人もリラックスして、とてもいい内容になりました。特にMAKIちゃんのボーカルが本来のパワフルでよくのびる声が気持ちよく響いて、とても良かったです。
 おかげで、バックにいても気合いが入ってしまいました。

 細かいところでは、まだいろいろ煮詰めないといけないけど、それでもバンドとしても骨太なロック路線が出来つつあって、実に好ましいです。今後にも期待したいです。

 それにしても、サンフランシスコから帰って、ヴェルヴェット・サンでピアノを弾きまくっていると、何だか「ホーム」に帰ってきた感じがして、ほのぼのとうれしくなってしまいました。去年一年でこのライブハウスではずいぶん演奏させてもらいましたからね。いつもの、馴染みのメンバーも詰めかけていて、皆愛すべき人達ばかり。本当に音楽を愛しているし、人間的にも魅力的な才能ばかりです。
 私は、こういう仲間達がこのヴェルサンを拠点に、60年代ニューヨークのヴィレッジのように一つのムーブメントに成長していけばいいなぁ、と思っています。それに私も積極的に加担していきたいと思っています。

 とにかく、昨日のMAKIちゃんは素晴らしかったです。楽しかった。
by harukko45 | 2007-01-19 16:49 | 音楽の仕事 | Comments(2)

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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