スノボ.ハーフパイプ決勝、面白かった!それに、平野歩夢選手が銀メダル、平岡卓選手は銅メダルを獲得したのだから、日本としては文句のつけようがない。
とは言え、アメリカのショーン・ホワイト選手が敗れたことは驚き。まさかの4位で、ついに絶対王者の時代は終わったのか。いやいや、たぶんそんなことはないだろう。
専門家によるコメントでは、「今回のコースコンディションは非常に悪く、まさにお粗末で世界最高峰の大会としてふさわしいものではなかった。」とのこと。だから、X-Gamesで活躍しているアメリカ勢がすごい技を決めながら、思わぬところでミスや転倒に見舞われた。そういう点では、残念な試合だったと思った。
だが、そんな悪条件の中、ショーンを上回った平野、平岡の両選手のスキルは本物だし、本当に素晴らしかったわけで、その価値はより高く評価すべきでしょう。二人ともおめでとうございます!!
ハーフパイプの決勝と同時刻に始まった、ジャンプ女子・ノーマルヒルでも、絶対女王の高梨沙羅選手が4位に敗れて、メダルに届かなかった。こちらもいろいろな悪条件が伝えられてはいるけど、やはり「いつもと違う」のがオリンピックとしか言いようがないだろう。
正直、日本人選手団の中で、最も金メダル確実と思っていたし、「全力」応援していたので、残念でしかたがない。まぁ、過去に男子でもポーランドのアダム・マリシュのようにワールドカップ総合3連覇しながらも、オリンピックでは勝てなかった例もあるわけで、本当の強者がオリンピック・チャンピオンではない場合はたくさんあるのです。
カーリング女子、日本は初戦を韓国に完敗。この戦いぶりにはひどく落胆させられた。終始、相手に攻め込まれて、全てが後手後手の対応ぶりで、ちっとも良いところがなかった。
だが、2戦目のデンマークでは、一転しての攻撃的作戦が見事にハマり、圧勝。こうこなくっちゃ!とにかく、他のチームは全て格上なのだから、リスクを承知で攻め込んで行かなきゃ勝利なんかない。それにだいたい楽しくないでしょ!