2008年 11月 30日
ジョン・レノン・スーパーライヴ・リハ中盤戦
一昨日登場したのは3人。まずはウルフルズのトータス松本さん。私は昔から彼のボーカリストとしてのセンスが大好きだったので、初めてお会いできてうれしかった。今回はジョンのレパートリーの中でも比較的ポピュラーな選曲となりましたが、かえってそれにより、彼のサービス精神あふれる温かいパフォーマンスが生きるのではないでしょうか。
続いて、LOVE PSYCHEDELICO。いつもは自らのバンドを引き連れての登場だったのが、今回はクミ&ナオキのデュオによるフォーマット。で、そのうちの1曲で我々に声がかかり晴れて初競演することになりました。実際にセッションしてみると、彼らの音楽性の広さをいろいろ感じさせてくれました。で、いつも思うけど、彼らはほんとナイスガイ。
そしてこの日最後は絢香さん。彼女、すっごく歌うまい!驚いたし、ほぼ完璧に歌いこなしていて感動しました。お母上がビートルズの大ファンだったことから、よく聞いていたらしいですが、それにしても素晴らしい歌声でした。ちょっと、ありきたりな言い方になっちゃうけど、夜に入り少々疲れ気味のオジサン・バンドに「元気」をくれたって感じでした。なので、この気持ちいい気分のまま、リハ終了。
さて、昨日のトップバッターはBonnie Pinkさん。彼女らしいポップで、何とも「ホンワカ」した気分になる選曲でした。我々は「楽しい曲コーナー」って言ってましたけど。たぶん、今年も華やかなステージングで会場を盛り上げてくれるはず。
続いては毎年常連になっていただいている奥田民生さん。今回はドラムスの古田君だけでなく、ギターの長田君も彼のツアーに参加していたメンバーだけに、いつも以上に和気あいあいってところでしょうか。なので、ちょこちょこっと合わせてOKとなりました。
と、そんな中突然、オノ・ヨーコさんがスタジオに登場したのでした。今までリハーサルの様子を見たことがなかったので、是非陣中見舞いしたとの希望だったようですが、やはりこれは我々にとってはうれしいハプニングでした。なのでせっかくですから、奥田さんを交えてオープニングでやる曲を聞いていただきました。
さぁて、この日最後はCharさんの登場。うー、濃いよね、やっぱ。それにさすがに随所でうならせることを聞かせてくれました。また、その場でパッパッとアイデアが出てくるので、どんどんついていかないといけないわけで、緊張感も高まります。ご本人はゆるい感じでやっているらしいですが。
というわけで、リハも残すところ後2日。ようやく全体像が見えてきた感じだし、確かに疲労感もあるけどもう一踏ん張りです。