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EURO2008/チェコ1-3ポルトガル、スイス1-2トルコ

EURO2008/チェコ1-3ポルトガル、スイス1-2トルコ_e0093608_473989.gifEURO2008/チェコ1-3ポルトガル、スイス1-2トルコ_e0093608_475079.gif ポルトガル強い!美しい!かっこいい!クリスティアーノ最高!デコ偉大!ヌーノ・ゴメスしぶい!ペペもいい、シモンも頑張った、やっと出てきたクアレスマもゴールおめでとう!
 チェルシーのディフェンダー諸君(カルヴァーリョ、フェレイラ、ボジングワ)もさすがでした。(でもって、フェリポン、チェルシー監督就任決定)

 試合前、チェコのFWにバロシュが入っていたので、少しいやーぁな感じがした。初戦と同じメンバーをほのめかしていたブリュックネル監督だったが、さすがに裏をかいてきました。
 それに「初戦よりも勇気を持って攻撃していく」の言葉どおり、今日のチェコは素晴らしかった。正直、相手がポルトガルでなければチェコを応援してましたね。こういうチームは好きですから。
 今のチェコにはネドベドやロシツキーのようにファンタジーやスペクタクルを個人で起こすことができる選手がいないけど、かつてのチーム同様、運動量と組織としての連動性が高い。

 で、きっちりポルトガルの両サイドを封じ込めてきたし、早いプレスでのつぶしから、鋭い攻撃を仕掛けてくるのは効果的だった。それに、FWがコレルだと高さはあるものの、そこに放り込むだけの単調な攻撃になりがちだったのが、スピードがありドリブルもうまいバロシュの投入で、幅のある展開が可能になったし、バロシュ自身が今シーズンの不調を吹き飛ばすかのような動きの良さだった。

 なので、ポルトガルは開始早々の8分に、クリスティアーノのドリブルとワン・ツー崩れからのデコの巧みなゴールで先制したものの、すぐにチェコの激しい反撃で押し込まれ、17分にプラシルの正確なCKを、シオンコがヘッドで合わせて、あっさり同点とされた。
 そして、前半のその後は全体の運動量で勝るチェコが優勢だったが、前半終盤にはポルトガルもチャンスをつかみ返すなど、見応えのある攻防が続き、緊張感あふれる充実した内容だった。

 後半も、チェコは積極的な攻撃で、ポルトガルをかなり脅かしていたのだが、じょじょにチェコの運動量が落ちてきた60分頃からポルトガルのパス回しや仕掛けが冴え始めた。
 そして67分、デコの横パスに鋭く反応したクリスティアーノの超一級品のシュートが、チェコ・ゴールに突き刺さった!これは、永久保存版でしょう。

 再びリードされたチェコはコレルを投入、かたやポルトガルはコレルつぶしにフェルナンド・メイラを。この辺はベンチ・ワークも面白かったね。
 で、最後の15分間はチェコがガンガンに押し込んで猛攻を仕掛けてきたのだが、その苦しい時間帯、ファウルからのFKをデコはすぐさまディフェンス・ラインの裏に供給。それに、絶妙に反応したクリスティアーノは、前掛りになっていて広大なスペースとなったチェコ・ゴール前へドリブル、GKと1対1の局面で、左から上がってきたクアレスマにパス。もちろんフリーのクアレスマは余裕でゴールに流し込んで、試合は決まった。

 結果は3-1だったが、内容的にはかなりの接戦であり、素晴らしいプレイの連続で大いに楽しませてもらった。文句なく、ここまでのベスト・ゲーム。そして、愛するポルトガルが勝利して、大満足でありました。これで、決勝T進出一番乗り。まだまだ、先は長いぞ、気を抜くなよポルトガル!チェコもこの後頑張って!

EURO2008/チェコ1-3ポルトガル、スイス1-2トルコ_e0093608_21311370.gifEURO2008/チェコ1-3ポルトガル、スイス1-2トルコ_e0093608_21312562.gif さて、上記のように大騒ぎしたのは夜中の3時だったのだが、その後のスイス対トルコは、何とも厳しい試合内容でありました。
 結果はトルコの逆転勝ちで、今大会のホスト国スイスはよもやの2連敗で、グループリーグ敗退が決定。引き分けに持ち込んで、最終戦にわずかな可能性を残すこともできなかったとは。
 スイスのクーン監督、選手達の落胆は大きいだろうし、応援していたスイス国民にも同情してしまう。

 それにしても、スイスは、ほとんど勝っている試合を二度も続けて敗れてしまった。選手達が若いせいもあるだろうが、やはりフライの負傷欠場はあまりにも大きかったか。どうせなら、昨夜の試合など、1点取った時点でとことん守りを固めても良かったように思えてしまうが、それは素人の浅はかさかもしれない。

 トルコは前半、大雨による悪コンディションに得意のパス回しが機能せず、とても苦しんだが、後半に雨が上がってからは、本来のスタイルをじょじょに取り戻し、最後まで諦めない姿勢がロスタイムでの逆転ゴール生み出した。勝負への執着心の強さが、スイスを上回った結果とも言えるか。
 正直、精神論を最上段においてスポーツを語りたくない方なのだが、この試合では、やはりどうしても技術や戦術だけではないものを感じてしまったのでした。
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by harukko45 | 2008-06-12 21:17 | スポーツ | Comments(0)

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