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オシム氏驚異の回復、そして岡田ジャパン

 前サッカー日本代表監督のオシム氏は、驚異の回復で現在ではリハビリ中とのこと、一時は最悪の事態も想像したことを思えば、実に喜ばしいことだと思う。
 今後は、スーパーバイザー的立場に就任して、日本代表を支えることになりそうとも伝えられているし、場合によっては監督復帰への流れもあるかもしれない。その場合は、代表にとって危ない状況での緊急処置にならないことを切に望みたいが。

 正直、先日就任した岡田監督は、日本人コーチの中では経験も実績も随一の人だとは思うが、やはり、今の段階ではまだまだ日本人監督への不安というのはつきまとう。それは、彼自身が自ら体験したフランス大会での惨敗があるからだ。

 その後、去年のドイツ大会における再びの惨敗で、まさに冷水を頭から浴びせられた我々は、オシム氏が語った言葉「期待しすぎるから、失望も大きくなる。まずは現実を見なさい」を戒めとして、深く心に刻んだ。

 ところが、最近の岡田氏からの言葉は「世界を驚かせるチームになろう!ベスト4以上を目指す」であった。もちろん高い目標を掲げて努力を惜しまないのは、悪い事ではないが、昨年の日本サッカー史上最強であるはずだった黄金世代をそろえた代表が0勝1分け2敗で、敗れ去った現実をもうすでに忘れたか?

 はっきり言って我々サポーターの方が、冷静で現実を知っている。「まずは、予選を突破することに専念してくれ」と言いたい。ベスト4以上などまだまだとんでもない。前々回の韓国の躍進はホームアドバンテージをもろに生かした(+審判のアヤシい判定の数々による)「まぐれ」に近かったことであるのは、もうほぼ常識であろう。それを越える成績を目指すなど、かなりの大口であり、聞いている方がしらけてしまう。
 来年からの真剣勝負、予選の試合一つ一つを代表は確実に勝利していってほしいし、少なくとも負けない集団として本戦への切符を目指して欲しい。
 そのためにも、ただでさえすぐ調子にのって「特攻隊」「神風」的発想で煽ろうとするマスコミにのせられることないように、サポーターとしては肝に銘じてながらも、心の奥では我等が代表の勝利を強く願い信じて行きたい。

 とにかく、そういった意味あいからもオシム氏の回復、復帰への時間が早まることは本当にうれしいニュースだ。
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by harukko45 | 2007-12-28 16:14 | スポーツ | Comments(0)

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