今日の松坂は大丈夫だった
2007年 05月 10日
それに、試合終了直後のNHKのインタビューを「今日は満足していないから、勘弁して」と拒否するなんざ、大いに結構。そうそう、NHKに限らず、どうせありきたりの質問しか向けられない日本のスポーツ・ジャーナリストとは、ほどほどにつきあった方がいい。それだけ、試合と投球に集中していたのだろう。多少、マスコミに不親切なぐらいの方がファンとしてもミステリアスでいいのだ。
今回の調整とフォームの変更などは本人にとってもまだ試行錯誤の状態だろうし、「前回よりは多少の改善があった」と冷静に分析しているあたりが、ダイスケらしいし好感を持てる。こういったインサイド・ストーリーはシーズン終了後に振り返って「あの時はこうだったが、この時はこうだった」と特集してほしい。それが、ダイスケ担当のスポーツ記者達がやる仕事ってもんだ。
とは言え、今日のような投球と、もっと良くなる可能性を感じさせるダイスケへの期待はやっぱり膨らむし、勝利は素直にうれしい。ただ、相手が大家だったのがちとホロ苦い感じだけど、これも日本人選手が確実にメジャーで活躍している証拠なのだから、ことさら日本人対決などを強調・意識せず、プロ中のプロ同士の戦いとして楽しみたい。
それにしても、ベケット、シリング、ダイスケと三本柱(おっと、ウェイクフィールド忘れてた!なので、四本柱)が好調で、打線も良好のボストンはかなり強いね。ヤンキースが絶不調だから、ますます際立つけど、秋まで持ってくれるかな。ボストンと松坂がこの感じで安定していてくれれば、私はイチロー中心に「勝ったり負けたり」のマリナーズ応援に集中できるわけです。(何のこっちゃ?)あー、シアトル行っちゃおうかなぁ、なんて。