U-21日本1-1韓国
2006年 11月 15日
それでも、0-1で折り返せたのは、相手のシュートミスにずいぶん助けられたから。やはり、どこの国もフル代表でなければイージーミスも増えてゴールにならないわけで、日本がよく守ったとは言いがたかった。
攻撃もほとんど見るべきものはなし。カレンは1トップで孤立。だいたい、1トップでやるならサイドの選手ががんがんに上がってこなくちゃ意味ないじゃん!
それに、中盤での韓国のプレスに全く歯が立たない感じで、簡単にボールを奪われたり、そこからのスピードある展開にも付いて行けてなかった。
後半、やっと日本の両サイドが上がるようになり、水野の果敢なドリブルやトリッキーなパスが生きて来て、日本らしいつなぎによる攻撃が見られるようになったが、これも韓国が「日本弱し」と判断した手抜きか休憩か油断かのようにも思えたな。
相手DFのオウンゴールで同点になるも、その後は韓国の猛攻にさらされたのだった。が、決定的なシーンをいくつか作られるも決勝点はならず引き分けた。
このあたりでは日本DFも頑張ったと言えるかもしれないけど、全体としては韓国の試合だったとの印象だな。もちろん、今回はこれまであまり代表試合に出ていなかった選手を多くピックアップした将来を見越してのテストだから、A代表経験者もいた韓国との差は当たり前だが、やはりこうも見せつけられると不安になる。何と言っても個人の力が劣っている。いとも簡単にスピードあるドリブルで抜かれたり、ちょっとしたプレスでつぶれたり、そして圧倒的に違うシュートのパワー。うーむ、ここでもまた「フィジカルの差」ってことになっちゃうのか?
来週は日本での再戦。もちろん今はしっかり現実を見るべき我慢の時、でもちょっとした「驚き」も見たいなー。そして明日はフル代表、サウジにレベンジを!