石井里佳/レコーディング
2006年 05月 29日
で、着いてみるとアレンジャーは林明日香ちゃんの制作でも活躍してた山移高寛さんで、「おー、これはこれは。」といった次第。山移さんのことはかねがね「いい曲、いいオケ作ってる人だなぁ」と感心していたのだが、いつも明日香ちゃんの仕事ではすれ違っていたのでした。それが、別の現場でお会いできるとはうれしい限りでした。
今回もコダワリを見せながらも丁寧なオケ作りで、広がりのあるスケールの大きい仕上がりになりそう。
メインの石井里佳さんもよく通る声と繊細な歌い回しが魅力で、今回は私のダビングと同時に本チャンの歌入れもやっておりました。こちらとしては、いろいろ反応しあえるので楽しいレコーディングだった。人によっては別録りの方がいい場合もあるけど、うまく共鳴できれば一緒にやるに越した事はない。
それと、彼女の詞がなかなか「毒」(最近こればっかりで恐縮です)を含んだ部分が随所にあって、演奏してても耳を奪われる感じだった。また、おもしろいキャラのアーティストに出会えて新鮮な刺激をうけました。