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第62回グラミー賞

ビリー・アイリッシュ、主要4部門制覇おめでとう!って言うか、当然の結果に大満足。とにかく、退屈だったアメリカのヒットチャートで、唯一、面白いことをやってたのは彼女だけ。17歳?18歳?だろうと良いものは良い。カッコイイものはカッコイイ。60過ぎた爺さんであるオイラの耳を久々に痺れさせてくれ、2019年はハマりまくったビリー・アイリッシュ。それと、お兄ちゃんのフィネアス・オコネルも最優秀プロデューサー賞を獲得!これも当然。本当にセンスいい、この人!これからも要注目ですな。

で、2019年は自分にとって本当に久々に心から楽しめた良質なアルバムが多かった。21世紀になってからでは一番かも。

Billie Eilish"When We All Fall Asleep, Where Do We Go?"だけでなく、EPと編集版もお気に入り。
その他の2019年のお気に入りアルバムは、
Lizzo"Cuz I Love You" 彼女も2019年ですごく光った!グルーヴィでカッコイイ。グラミーでのパフォーマンスもすごく良かった。フルートもいい!
Vampire Weekend”Father Of The Bride" Vampire Weekendのアルバムは全て良い。
The Highwomen"The Highwomen" Pistol Anniesに対抗する?でも、文句なく出来が良い
Jenny Lewis"On The Line" ドラムスがでかくて、なんか懐かしいサウンドなんだけど、いい。飽きない。
Brittany Howard"Jaime" Alabama Shakesを消滅しかねないソロ・アルバム。サウンドが痺れる。
Bon Iver"i,i" Bon Iverもアルバムは全て良い。
The Black Keys"Let's Rock" Black Keysはもう終わったかと思ったら、とんでもない。今時「Let's Rock!」とはナメてる感じがやられた。
Yola"Walk Through Fire" 昔っぽいのに新しいって作りは、Adeleよりもカッコイイ。クレジットを見たら、Black KeysのDan Auerbachがプロデューサー!悪いわけないじゃん。
Faye Webster"Atlanta Millionaires Club" 何ともベタユルのカントリー?それともFake?。これが、やられる。
で、ベスト10枚。これらは年明けても飽きずにヘビロテ中。

昨年って括りを外すと、以下のようなラインナップであります。

Johnny Cash"American Recordings" ジョニーの歌声に惚れ惚れして、じっと聴き続ける。プロデューサーのリック・ルービンってすごい!
Kendrick Lamar"To Pimp a Butterfly" これまでで最高のヒップホップ・アルバム文句なし。彼のアルバムも全て良い。
Paul McCartney"Egypt Station" やっぱり、この人の才能は全く枯渇しない。久々にポールにひれ伏した次第。
Paul Simon"So Beautiful or So What" 60年代、70年代のスター達の中で、懐メロに溺れてない数少ない人物。
David Bowie"Blackstar" 死ぬまで、アートにこだわった素晴らしい遺作。俺は泣ける。
Kacey Musgraves"Golden Hour" 最近ありがちなカントリー出身なのに、いつのまにかポップ・アイコンに変身する「裏切り」感が、これは大成功。カントリーとドリーム・ポップの融合。
Fiona Apple"The Idler Wheel Is Wiser Than The Driver Of The Screw And Whipping Cords Will Serve You More Than Ropes Will Ever Do" フィオナ・アップルのアルバムも全て良い。
Punch Brothers"All Ashore" パンチは、私のようなブルーグラス初心者には逆に聴きやすい。ブライアン・ウィルソンにも通じるような繊細さとバカテク・バカウマが見事に融合。
Hilary Hahn"Plays Bach" ヒラリー・ハーンのヴァイオリン大好き!素晴らしいピッチ感。実に気持ちの良いハマり具合。
Philippe Herreweghe"Matthäus-Passion" ヘレヴェッヘだけでなく、ジョン・エリオット・ガーディナーやポール・マクリッシュなど、とにかくバッハのカンタータや受難曲等に目覚めた。素晴らしい音楽体験。


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by harukko45 | 2020-01-29 23:22 | 聴いて書く | Comments(0)

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる


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