「ほっ」と。キャンペーン

 未だに、昨日のWBC決勝戦、特にしびれまくった9回10回の攻防を見た興奮とその後の歓喜の余韻に浸っているのでした。本当によく戦い、そして最高の成果を完全に実力で再び奪い取ってくれたことを高く評価したいと思いますし、侍ジャパンの面々に深い敬意と感謝の気持ちを贈りたいと思います。

 今思えば、9回裏のダルビッシュが打たれて同点延長になったのも、出来過ぎのシナリオが書かれていたようではないですか。そして、その決着をこの大会不振で苦しみ、「心が折れそうになった」ところまで行ったイチローが、それまでの全てをセンター前にはね返した素晴らしいヒットでつけたのですから、もう何も言うこと無い完璧な仕上がりじゃないですか。

 つねにイチローが語っていた、「勝利することと同時に、プロのアスリートとして『作品』にしなければならない」をしっかりやり遂げた彼には深い感嘆の思いしか浮かびませんし、ますます彼への敬愛は深まるばかりです。
 2006年の作品もドラマティックで良かったが、今回の新作も最高に感動しました。

 MVPの松坂は、常にポイントとなる韓国初戦、キューバ初戦、準決勝アメリカ戦で勝利し、WBC通算で6勝0敗なのですから文句なしです。それに、今回では投手陣のリーダーとしての自覚がとても強く表にも現れていて、実に頼もしかった。本当のエースとして鉄壁の投手陣を引っ張ってくれたことを大いに讃えたい。
 
 もう一人のエース、岩隈への讃辞を忘れるわけにはいかない。安定感ある快投を続けながら、勝星に結びつかず1勝に終わったものの、彼のピッチングに感動しなかった人はいないし、ベストナインに選ばれて当然でしょう。リリーフで登場して今大会無安打に打者を封じ込めた杉内も最高でした。アメリカの打撃コーチ、レジー・ジャクソン氏が最も評価しているというのもうなづける。
 (二人一緒に、来期シアトルに行かないかなぁ。城島もいるし、素晴らしい戦力になるし、絶対に活躍すると思うがなぁ。シアトル・サポの独り言でした。)

 ダルビッシュは最高の瞬間とほろ苦い瞬間を両方味わっただろうけど、それらが全てもの凄い経験として、次のステップへつながるはず。松坂だって、かつては肝心の試合で失敗することが何度もあった。それが、すべて肥やしとなって今があるわけです。彼が次の日本を背負うエースに違いないのだから、この経験は絶対に必要だった。それは田中マー君にも言えることで、この二人には次回大会での中心選手になってもらわねばなりません。

 野手陣では、青木の大活躍が一番に光った。彼がこんなに凄い選手だったなんて、ここ数年日本のプロ野球に関心が薄かった自分に反省しなければなりません。彼の働きが無ければ、イチローの不振がもっと深刻にチームに影響していたにちがいない。
 内川にも驚き。村田とともに、いい場面でのいい働きをした二人が横浜ベイスターズの選手とは。私はセ・リーグのことは昔から好きではなかったので、ほんと失礼しました。ですが、こんなにいい選手がいる横浜はなぜ下位に沈んでいるのか?

 小笠原と稲葉のベテランもこの最終局面に入ってからのバッティングが光った。チームに「つなぐ」ことの大事さを示したことで、スモール・ベースボール指向がとかく陥りがちな貧打/消極的攻撃になりそうなジャパンに、大きなダイナミズムを実現させる働きをしてくれた。

 城島は期待通りの存在感をちゃんと見せてくれたし、昨年のシアトルでの不遇な扱いの鬱憤を晴らすかのような働きが大いに嬉しかった。彼は、これぐらいやって当然。
 岩村もじょじょに調子を上げ、最後にはかなり重要なポイントで打ってくれたし、タンパベイのトップバッターとしての実力をしっかり証明してくれた。こういう選手は本当に貴重なんだ。

 そして、個人的には西武の中島と片岡の二人も大絶賛(決勝では9番片岡、1番イチロー、2番中島の3人で8安打!特に7回は3人が6球で奪い取った)。前回もロッテの選手達がシーズンの好調さを維持して躍動してくれたが、今回も日本シリーズ優勝チームの選手が実に印象的な活躍をみせてくれた。パ・リーグ・サポとしてもうれしいね。
 特に中島、うーコイツはいい!まだまだのびる。守備も相当うまくなった。つなぎもできるし、決める打撃も出来る。これからも楽しみでしょうがない。

 まだまだ、たくさん褒めなきゃいけない部分もあると思うが、全体としての一体感、信頼感が感じられた好チームに大会を通じて進化していったことが素晴らしかった。そういった意味では、原監督をはじめとするコーチ、スタッフ陣の働きも良かったのにちがいない。
 正直、最初は原監督に疑問符をつけていましたが、心配していた作戦・采配面でも、後半に進めば進むほど多彩でダイナミックな面を見せてくれて、今では感服しております。若大将・原監督、なかなかやりますねぇ。(一応同世代として、東海大相模の頃から見てましたから。でも、巨人は応援しませんから、申し訳ない)

 さて、今年はまだペナントレースも始まっていない3月ではありますが、2009年のスポーツ大賞はWBC侍ジャパンで決まりでしょう。いやぁ、日本の野球は強い。当分、この余韻は消えないね。一生もんだ。

 選手の皆さん、こんなに夢中にさせてくれてほんとにほんとにありがとう。そして、その実力通りの優勝、心から大絶賛です。でもって、侍ジャパンにバンザイ!バンザイ!!バンザイ!!!
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by harukko45 | 2009-03-25 15:46 | スポーツ

WBC/日本9-4アメリカ

 侍ジャパンにとって、今回のWBCでの最高のゲーム。その素晴らしい勝利で見事決勝進出おめでとう!!!
 今日の松坂はキューバ戦のような出来ではなかったが、それでも粘り強いピッチングをして、2度のリードを許すもゲームを壊すことはなかった。この2年間、MLBでタフなシーズンをこなしてきた経験はしっかりと生かされている。
 5回のピンチを引き継いだ杉内も、ここまでずっと良い状態だったが、今日も期待に応える見事な火消しぶりだった。

 だが今日の主役は攻撃陣。各バッターはかなり調子が上がってきている。特に稲葉、小笠原の4,5番は先発オズワルト攻略の突破口を切り開いてくれた大殊勲者。2回と4回の同点、逆転劇はこの二人によって生み出された。
 その4回は、後続もしっかりと「つなぐ」バッティングが徹底されていて、エラーや犠牲フライをはさみながら、岩村、川崎、中島の3連打が飛び出し、一挙5点のビッグ・イニングになった。これにより、日本は一気に試合のペースをがっちりと握った。

 7回からは田中マー君が登板、3番のロリンズにスリーベースを打たれたものの、1番からの好打順、ロバーツ、ジーター、そして4番ライトを討ち取ったのは立派だったし、彼の堂々たる姿は実に誇らしかった。

 そんな日本ペースの展開で少し余裕を感じさせる采配が見え始めた終盤戦、手負いとは言えさすがアメリカ、そうそうたるビッグネームが並ぶ訳ではないが、やはり個々の能力は高く、ちょっとした油断やスキ、甘い投球やミスを見逃さない。8回、セットアッパーの馬原が打たれ、2点差に詰め寄られてなお1アウト・ランナー3塁の状況での勝負は今日一番の緊迫した場面であり、見ている方もシビレまくった。
 回の最初の方ではフォークがきまらず、ストレート一本で勝負するしかなく、どんどん苦しいピッチングになっていた馬原だったが、土壇場で開き直ったのだろうか、残り2人の打者には会心のフォークで見事に討ち取った。これは大きかった。

 そして、その頑張りが裏の攻撃につながった。2アウト3塁での川崎は強い当たりのショート・ゴロだったが、彼の足と気迫がジーターを上回ったか、あの名手が悪送球。これで、大きな大きな追加点が入り、ほぼ勝負あった。その後に遅ればせながら、イチローにタイムリーが出るわ、中島のライト前のヒットを相手のミスでツーベースになるわで、一挙3得点の5点差。アメリカは完全にギブアップとなった。

 終わってみれば、日本の強さがとても際立った結果だが、それでも1回1回の攻防にはいろいろと見るべきものが多く、個人的には野球を見る楽しさが一杯の試合だった。で、日本の勝利でその喜びはさらに大きいのだった。

 さて、ついにここまで来てしまった。明日が最後の戦い、相手は5度目の韓国。もう勝つしかない。これまでと同じようにキリキリした神経戦となるだろうが、それゆえにとことん勝負にこだわった野球に徹してほしい。優勝、2連覇以外に意味はないし、必ずや今の日本チームはやり遂げてくれると思う。もちろん、今日の川崎選手の「ベンチにいても試合に出ていますから」の言葉を受けて、私もテレビで観ていても必死で戦う気持ちでのぞみます。
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by harukko45 | 2009-03-23 14:18 | スポーツ

WBC/韓国10-2ベネズエラ

 MLBの威信も見かけ倒しか、と言いたくなるようなベネズエラのさんたんたる内容に、がっかりした。今の時点での野球/ベースボールのレベルはアジアがダントツに上と言えるか。まぁ、これが一発勝負の怖さであり、簡単にMLBの実力を軽んじることはできないが、有名メジャー・リーガーが並ぶチームを今大会初めて見たわけだから、もうちょっと強烈な試合展開を期待していただけに、その失望も大きいのでした。

 それにしても、初回のアブレイユの落球をきっかけに一挙5点を先制されては、試合になりません。韓国バッター陣はどちらがメジャー・リーガー?と思うような素晴らしい振りで、一気呵成に先発シルバに襲いかかった。この集中力と相手投手への対応能力の高さには舌を巻いた。

 ベネズエラはエラーが5もあり、守りの方でもひどい出来だったし、途中からは完全に気持ちが切れてしまったような戦いぶりで、全く見せ場がなかった。ヒットを9本打っていながら、結果2点しか入らなかったのは、韓国先発のユ・ソクミンが良かったことに間違いないが、序盤の大量リードで彼が楽に7回まで投げられる状況だったのが大きいし、その後の慎重な継投も抜かりなかった。
 
 それ故に、問題はベネズエラ側の内容がひど過ぎたことに尽きるのでありました。

 さて、明日の日本は何としてもアメリカを撃破してほしい。相手はピービーではなくアストロズのオズワルドに変更ですか。とかく、初めて対戦する投手を苦手とする日本打線だけに、松坂には忍耐の投球が求められるでしょう。今の彼なら重々承知で、きっとやってくれるはず。
 お互いのチームの特色からして、今日の韓国のような大勝は望めないでしょうが、きっちりとした日本の野球を見せてくれれば、必ずや3年前の雪辱を果たしてくれると思います。侍ジャパン、たのんます!
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by harukko45 | 2009-03-22 16:49 | スポーツ

WBC/日本6-2韓国

 ともに勝ち抜けチーム同士の2次ラウンド最終戦は、例えばサッカーだったら引き分けでお茶を濁すというのもアリなのだが、野球の場合はあくまで決着をつけるので、そうもいかない。ただ、両チームの投手ともにエース級を使い切っているので、波乱の展開も予想できた。
 1回裏に先発・内海がいきなり連打で1点を取られたものの、2回表に内川が同点ホームラン、片岡のタイムリーで逆転して2-1となった段階では、そういった要素が漂っていた。が、その後は日本2番手・小松が韓国打線を無安打に封じ込める好投で、しっかりとゲームを作ってくれたのが大きい。彼はLAに行ってからも計算できる一人と言えるのでは。
 今大会を通じて常に良い日本投手陣は今日も素晴らしく、逆に韓国打線は下り坂の様相なのでは、と要らぬ心配をしたくなるほどだった。

 一方の打線はヒットは出るものの、なかなかつながらずに追加点が奪えなかった。特に7回表での無死1,2塁でのイチロー、中島に一本が出ずに無得点となった時は、再び日韓戦の無限地獄に陥るのか、との心配がよぎった。
 それはすぐに現実となり、7回裏にマー君が同点ホームランを浴びてしまった。その後もエラーによる無死1塁で、ズルズルと行きそうな気配だったが、ここは山口、涌井を惜しげもなく投入して悪い流れを断ち切ったのは大きかった。

 そして8回表は、久しぶりの集中打によるサイコーに気持ちのいい攻撃を見せてくれた。今日そこまでヒットが出ずに抑えられていた青木だったが、プッシュバントを見事に決めて出塁。気持ちの伝わるプレイにしびれた。続いて代打・稲葉ということはバントはないわけで、ちょっと見え見えではあったが、これまた美しくヒット・エンド・ランが成功。一気にチャンスが広がった。
 内川に代えて小笠原というのは驚きだったが、さすがガッツ、期待に応える食らいついたバッティングでタイムリー、相手がキム・グァンヒョンだったので、今後の影響も大きい。
 岩村もキムから2点タイムリーで、この回3点奪取。これで勝負を決めた。

 さらに9回表にはイチロー2塁打から、中島バント、青木タイムリーという理想的な展開でのダメ押し。今日の終盤の攻撃は実に内容のある戦いぶりで、選手個々もベンチ・ワークもピタっと決まって、今大会一番の出来だったと思う。
 
 さて、連日の激闘により、村田の負傷リタイアは残念だが、チームとしては昨日今日の良い感じを是非とも準決勝にもつなげて行ってほしい。前回大会、疑惑の判定で敗れたアメリカが相手だけに、キッチリと良い野球を見せての勝利が見たいものだ。
 正直、ワールド・ベースボール・クラシックと言いながら、日本は韓国とキューバとばかり戦っていて、ちっとも世界大会の感じがしない。これは、ひとえにMLBの大会運営がまだまだおかしいからで、そういった問題点にはいろいろ不満があるものの、とりあえず勝ち残ったベスト4は世界一を決めるのにふさわしいチームが出揃ったわけで、これまで以上に熾烈な戦いが期待出来るだろう。ますます目が離せないし、もうしばらくこの興奮を味わえるのが、たまらなくうれしい。

 23日の準決勝、松坂とピービーによるメジャーを代表するエース同士の投げ合い、今からワクワクものだ(前回大会でもピービーとの対決だった。イチローの先頭打者ホームランが記憶に焼き付いております)。とにかく、仕事になりませんな、これは。
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by harukko45 | 2009-03-20 15:42 | スポーツ

WBC/日本5-0キューバ

 昨日の敗戦から来る重苦しさを一気に振り切ってくれた日本、素晴らしい勝利だった。世界ランク1位のキューバ相手に2試合連続で完封勝利なのだから、大絶賛に値するものであります。
 だから、先発の岩隈の投球をまず大絶賛でしょう。6回を投げて、強力打線を内野ゴロ15に仕留めるとは、ものすごいです。前回対戦の松坂の快投にも匹敵する内容でありました。
 また、7回以降を引き継いだ杉内も見事。この日のために韓国戦を温存したのがいきましたな。

 そして、打撃陣では大活躍の青木、これまた大絶賛。ここまでの働きはMVP候補としても十分の内容では。それにしても、状況をきっちり把握しての広角に打てる技術の高さは本当に素晴らしい。
 戻ってきた中島の躍動感あるプレイぶりを見れるのもうれしい。このチームのつながりを生み出しているのは彼なのだった。だから、復帰してなおかつその役割をきっちりこなす仕事ぶりを大いに讃えたい。
 そして、9番岩村の「もう一人の1番バッター」としての働きも光った。5回と7回の先頭打者としてしっかりフォアボールで出塁し、それが3点目4点目に結びつく流れを作ったのは実に大きい。

 そしてそして、あの人、イチローが3打席凡退のあとの7回に、待望のヒット。そしてそしてそして、9回には「これぞイチローの打球」、見るものをそれだけで感動させる美しいライナー打球がセンター頭上を越えての三塁打。あぁ、イチローがヒットを打ったことだけで、こんなにも胸が熱くなるなんて、やっぱり我らがヒーローの颯爽たる勇姿をずーっと待ちわびていたのだぁぁぁ!

 さぁ、これで見事に準決勝進出決定、おめでとうジャパン!正直、明日の韓国戦は負けても問題ありません。これまで、あまり使っていない選手・投手を入れて、レギュラー陣を休ませるのもアリでしょう。もちろん、韓国に借りを返したい気持ちもあるが、一番の目標は優勝であるから、チーム事情と先の戦いを優先した采配が必要だと思う。
 勝って1位通過してアメリカとの準決勝の方が組みやすし、との意見もあるようだが、今大会まぁまぁの出来のアメリカとは言え、ロサンゼルスでのホーム・チームとの戦いを甘くみるわけにはいかない。というか、ここまで来たら、どことやっても難しい戦いなのは当たり前、全力で戦いきるのみだ。
 そういった意味合いも込めて、明日は結果よりも内容重視、そして次を見据えた的確なベンチ・ワークに期待したい。

 
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by harukko45 | 2009-03-19 16:55 | スポーツ

WBC/韓国4-1日本

 がっくりくる試合。日本はほぼ自滅しての完敗。ほとんど見るべきところのない、実につまらない試合をしでかした結果で、再びジャパンは悪夢を見るはめになった。

 初回のダルビッシュの乱調は気持ちの問題か、配球の問題か。いずれにしろ、あまりにもいただけない立ち上がりでの3失点は悔やんでも悔やみきれない。そこには、1塁走者の初球スチールに無警戒だったバッテリー、ショート片岡の落球と青木のバックホーム送球がそれたことも重なる。韓国打線が猛打を重ねたわけではないのに、あっけなく3点とられたのは油断とも言えるのではないか。
 その後、ダルビッシュは立ち直って、相手から7奪三振で抑え込んだのだから、ますます初回が悔やまれる。

 深刻なのは打線。キューバ戦であれほど見事にチーム・バッティングで「つなぐ」ことが出来ていたのが、全く別チームのような単発の攻撃に終始。イチロー、片岡、青木はことごとく封じ込まれていたし、ノーアウトでのランナーもほぼ無策の状態で塁を進める事が出来なかった。これは初回の3点という点差がベンチの作戦を迷わせたのだろうが、それにしても大胆な奇策が出る事はなく、やる方も見る方も脱力してしまうような凡打の山を築きあげていくのだった。

 そうこうしているうちに、東京ラウンドほどの出来ではなかったボン・ジュングンを6回まで生かしてしまい、打ち込んだはずのキム・グァンヒョンまでも立ち直りのきっかけを与えてしまった格好ではないか。

 そして、何とも後味の悪い8回裏。2アウト2,3塁で、涌井に代えて左の岩田を出して、左打者に対したわけだが、これが思惑と外れてストレートのフォアボール。次が右打者だったのだから、当然右投手に交代かと思いきや、田中の準備が整わないと見たのか、そのまま続投。しかしながら、東京ラウンドでも制球の乱れが気になった岩田は最悪の押し出しで4点目を献上。この時点で、田中を出すとは、全て後手後手。
 この投手交代のバタバタさはベンチ・ワークの失態であり、それが最後の日本の攻撃へのエネルギーを削いだと言える。

 なかなか打ち崩せないことで、頭に血が上っていたのだろうが、判定を不服とした城島がつまらん退場を食らったのもいただけなかった。イチローの絶不調とともに、リーダーシップを取るべき人のていたらくぶりが、流れをどんどん悪くしていったのだ。

 まったくもって、日本はサッカーでも野球でも韓国が大の苦手だ。10回やって3回勝てるかどうかの状況が定着しつつあるし、こういうさして内容のない、キリキリするだけの神経戦を見続けるのはホント疲れるし、スポーツを見る醍醐味が皆無で、ものすごくつまらん。

 しかしである。準決勝行きを決めた韓国は前回大会と同じように、勝利後にマウンドに太極旗を刺すという愚挙を再びやってのけた。日本に対して2度もやるのだから、重々承知での行為なのだろう。これを見てハートに火がつかないのなら、「侍」などというネーミングはすぐに外していただきたいし、見る立場からしても、とんでもなくウンザリしていた韓国戦を再び熱く観戦する気分がムラムラと高まった。
 それにしても、相変わらずスポーツ精神とはかけ離れた、挑発的な行為に腹が立つし、強くても尊敬できないチームであることは確かだ。
 
 とにかく、我が日本は明日のキューバ戦、もう一度切り替えて一昨日のような最高の内容を見せなくてはならない。正直、キューバに2連勝はたやすい事ではないし、今日の屈辱的な敗戦の影響も残るだろうが、それこそがプロの意地の見せ所であり、前回チャンピオンの強さを世界に示してほしい。
 そして、キューバに勝って準決勝に進むことになるならば、これは韓国戦での勝利などよりも価値はぜんぜん高い。

 
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by harukko45 | 2009-03-18 16:45 | スポーツ

WBC/日本6-0キューバ

 完璧な内容でのナイス・ゲーム、松坂くん、感動大絶賛の投球サイコーです!あまりにも素晴らしいピッチングに涙が出そうになりました。ほんとにホレボレしますなぁ。これこそが、彼の実力です。

 攻撃陣もお見事。160キロの豪腕投手として前評判の高かったチャプマン相手でも、バッティング技術の高さと選球眼の良さ、ファウルを打って投手の球数を増やす粘り、巧みな走塁、などなどで、3回でKOしてしまったのだから、文句なしでしょう。
 城島絶好調、岩村も2安打で復調、中島の代役で登場の片岡も続き、3番青木は実に頼りになる働きぶりでした。4番の村田も東京の韓国戦での凡退の借りを返す犠牲フライとダメ押しタイムリー。小笠原2安打、内川タイムリー、とまさに「つなぐ打線」をきっちり見せてくれました。
 イチローと福留が無安打で乗り遅れてますが、今のところ全員で勝って行く戦いが出来ているので、お互いにカヴァーし合える状況になっているようです。アメリカに来て、チームとしてより進化した形を見せてくれた感じですなぁ、ウムウム。

 というわけで、大変気分の良い試合を早朝から見れて、とってもうれしい。是非とも、18日の第2戦もきっちりと今日のような戦いをして、サクっと準決勝進出を決めてほしいです。ダルビッシュ、よろしくです!
 それと、そろそろイチローが大爆発の予感?というか期待。ほんと、そろそろそれが見たいです。なんて、そんな甘い気分は禁物か、韓国戦に負けたことで、今日のような試合が出来たとも言えるわけですし、アメリカがコールド負けしちゃうような大会ですから、まだまだ油断はいけません。
 とは言え、今日の侍ジャパンはサイコーでした、この後も頑張れニッポン!
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by harukko45 | 2009-03-16 09:34 | スポーツ

WBC/韓国1-0日本

 来ましたなぁ、まさにこれがWBCの雰囲気。確かに手に汗握る好ゲームとも言えるだろうけど、相手の走塁ミスに何度も助けられたラッキーな部分も多く、それは日本側の守備がうまいということだけではすまない部分ではないかな。韓国側がもうちょっと細かい野球が出来ていれば、点差はもっとひらいていたかもしれない。
 
 なので、内容的には韓国のゲームだったと言って良いでしょう。岩隈を始めとする今日の投手陣はよく頑張っていたとは思うが、やはりフォアボールが7では多すぎる(韓国は0)。また、失点した場面でのシュートによる内角攻めにおけるサード村田の守備位置の問題も痛かった。この辺は連携やコミュニケーション、作戦面での徹底に問題を残したと思う。(城島は反省の弁を述べていたので、今後はこのようなことは減るだろう)

 そして、攻撃陣は前試合での打ち過ぎの悪影響だけとは言いがたい惨状で、再び「つながらない」打線に逆戻りしてしまったかのようだった。確かに、韓国のピッチャー陣は強力だったが、それにしても、かなりの不調ぶりを示す選手が多く、稲葉、小笠原、福留、岩村あたりはちょっと深刻ではないか。村田も前2試合での活躍が消えかかりそうな今日の凡退ぶり(特に4回裏、同点のチャンス、中島が3塁まで進んだシーンでのファウルフライ・アウトは痛すぎる)に「北京再び」との心配がよぎるのだった。
 イチローは8回裏に相手エースの一人リュ・ヒョンジンのストレートを見事にとらえてのクリーン・ヒットを放ったものの、それまでの3打席では内野ゴロでの凡退で、全くチームに貢献できなかった。

 その8回裏の攻撃で、1アウト1塁イチローの場面、ここまで攻守に大活躍だった中島にバントさせたのには、ちょっとガックリきた。もちろん、「たら、れば」ではあるが、この東京ラウンドで一番ノっていたと言える中島の打撃に賭けてみても良かったのでは。個人的にはそちらの方が作戦としては好きだ。2死2塁での青木勝負という選択は少し消極的だった気がしてならない。

 とは言え、とにかく2次ラウンドには進むのだから、まだ失望するのは早い。それに、前回もアメリカに行ってからのドラマがとんでもなかったわけだし。どこで何が起きるかわからんのがWBCなのだ。今回だってドミニカがオランダに負けたり、メキシコがオーストラリアに負けるんですから。
 
 さて、1週間ほどあいての2次ラウンドまでに、侍ジャパンの面々は調子を整え、この韓国戦での悔しさを今後の戦いへの活力に変えて、是非とも大暴れしてもらいたい。もちろん、精一杯応援します。
 それにしても、試合後のイチローのコメント「腹が立ってます」が印象的だった。きっと、彼はアメリカで爆発してくれる。
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by harukko45 | 2009-03-10 01:02 | スポーツ

WBC/日本14-2韓国

 驚きとも拍子抜けとも言える圧勝で、まずは最低限度のノルマである2次ラウンド進出決定、おめでとうジャパン!

 イチローに関しては、それほど心配はしてなかったけど、やはり彼が打ってくれると気分が大きく盛り上がる。彼の初ヒットが生まれた瞬間の東京ドーム全体の興奮がテレビを通しても伝わったし、当然テレビ画面越しの私も大興奮。
 そのヒットが呼び込んだと言える中島、青木の見事な3連打での先制点奪取は、実に素晴らしい攻撃ぶりだった。正直、いくら北京で2度対戦して全く打てなかったキム・グァンヒョンであっても、常に良い訳じゃないし、プロの一流バッター達が3回連続で手も足も出ないなどということは、まずあり得ない。だから、この試合で日本が彼を打ち崩す可能性はあると思っていたものの、その後も攻撃の手を緩めず、2回8点でKOするとは全く予想を超えるものだった。
 特に1回の内川、2回の村田の横浜コンビは大殊勲の活躍、原監督も中国戦からオーダーを組み替えた采配が的中、これもお見事でありました。

 先発の松坂はこれはまぁいつも通りとも言える、「投げてみなけりゃわからん」的立ち上がりで、ずいぶんヒヤヒヤさせられたが、味方の大量得点に大いに助けられての復調、4回を2失点で抑えきった。今日の出来は、彼ほどの投手としては物足りないが、とにかく試合をぶち壊さなかったことは評価したい。だが、アメリカ・ラウンドでは最初からビシっと行ってくれなくては困る。

 さて、その後は少々打ちすぎじゃないかと心配になるほどの猛攻で、コールドゲームを成し遂げてしまったわけだが、この大勝利にいい気にならず、今一度「勝って兜の緒を締めよ」と肝に命じて、次戦に臨んでほしい。まだまだ先は長い。
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by harukko45 | 2009-03-07 23:14 | スポーツ

WBC/日本4-0中国

 いよいよ第二回WBCの開幕だ。前回大会の東京ラウンドに比べると、ずいぶんと盛り上がっておりますなぁ。やはり前回の優勝が大きかったわけです。私も2006年は大いに燃えましたっけ。

 で、その興奮よ再び、となりたいわけですが、冷静に分析すれば、前回の日本の優勝にはいろんな幸運にも助けられた結果であって、本来の実力を考えれば、今大会の優勝候補はやはりアメリカとドミニカになるのでした。特に、前回屈辱的な敗退で面目丸つぶれだったアメリカが、二度と同じような轍を踏む事はないと考えるべきでしょう。
 また、同じA組の韓国には、オリンピックでも完敗しているし、正直今回も確実に勝てるとは言いがたい状況でしょう。それは、昨日の中国戦を見ても明か。前回大会では18-2のコールド勝ちしていてる相手は、今や格段の成長を遂げていて、日本がアジアNo.1という認識はもはや消滅しかけていると言えるのでした。

 昨日の試合、内容よりも結果を見れば日本はまだまだ強いのですが、投手陣がちゃんとしているから良かったものの、お寒い打撃陣には心配ですし、少々イライラさせられます。
 期待のメジャーリーガーとして、イチローの不調ばかりが取り上げられるけど、昨日では福留の4四球はともかく、城島も岩村も無安打で、チャンスにことごとく凡退していて、豪華で脅威の下位打線どころか、本当に安全パイ的な下位打線に陥っているのでした。
 とは言え、前回大会でもアメリカに渡ってからイチローは爆発してくれたし、その辺の調整力は信頼しているのですが。

 さて、今日は宿敵韓国が台湾と対戦しますが、意外に韓国が台湾を苦手にしているので、これも案外わからんです。とにかく、いろんな意味で波乱やら疑惑やら因縁やらが後々にも残り、たくさんの伝説が生まれるのが国際試合ですから、今後も要注目、どころかワクワクで一杯ってところです。

 なんだかんだ言っても、頑張れ日本!
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by harukko45 | 2009-03-06 16:16 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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