NFLポストシーズン#2

 私用でしばらく留守にしており、コンピューター環境からも離れておりました。

 さて、前回の更新がNFLポストシーズンでしたので、続けていかないと。すでに、ディビジョナル・プレイオフも終了し、ベスト4が出揃っているのに、今更ワイルドカードを振り返るのもいただけないですが、手短にしますのでお許しを。

 NFCの2試合。NYジェッツとシンシナティの対戦は、ジェッツの快勝。1Qに先制されても、その後シーズン最終戦からの勢いそのままに見事なゲーム・コントロールでの逆転勝利。二人のルーキー、QBサンチェス、RBグリーンの活躍が光ったオフェンスといい、リーグ1位のディフェンス陣も数字通りの実力を見せてくれた。
 シンシナティはQBパーマーが不調、期待していたWRオチョシンコも全く封じられて不発。そして、キッカーのグラハムがFGを2回外すとはね。

 ダラスとフィラデルフィアの試合は、予想通りダラスの圧勝で、正直つまらなかった。まぁ、ダラス・カウボーイズを昔からあまり好きじゃないせいだろうけど。
 それにしても、2Qで27点も取られちゃね。ダラスに先制された直後に、マクナブではなくビックが登場し、驚きのパスで同点となった瞬間は大いに盛り上がったが、その後のフィラデルフィアには全く見るべきものなしで、ほんとガッカリだった。

 AFCでは、まずNEの敗戦がショック。それもホームで、第6シードのボルティモアに完勝を許す屈辱的な結果は、非常に後味が悪い。とにかくQBブレイディが3インターセプト、1ファンブルと大乱調では勝てない。確かにWRウェルカーの負傷欠場が大きく響いたが、彼への比重が重すぎた戦力・戦術にも問題があったのでは。もちろん、ボルティモアのディフェンスをほめるべき部分も大きいが、それでも華麗なる攻撃で圧倒するNEを見たかった。

 そして、グリーンベイとアリゾナの一戦は、期待通りの好ゲームでの大熱戦で、ワイルドカード4試合中のベストゲーム。私は攻撃のアリゾナ、守備のグリーンベイと簡単な図式で考えていたが、グリーンベイのQB、アーロン・ロジャース君!素晴らしかった。すみません、これまでファーヴの控え的イメージが強くって、ついつい軽く見てしまっていた。
 でも、彼の最初と最後のファンブルロスがあまりにも象徴的。始めてのポストシーズンでの緊張からか、いきなりアリゾナに先制を許すターンオーバーと、せっかく同点となりオーバータイムに持ち込んだのに、そこでのターンオーバーによる負けは、ファンには大きな失望だったろうな。

 前半はアリゾナの快調な攻撃が冴えて楽勝ムード。後半も、昨年のスーパーボウルを思い返すかのようなQBワーナーからWRフィッツジェラルドへの見事なTDパスが決まり、すっかり「ハイ、オシマイ」って感じだったのだが、そこからのグリーンベイが本当に凄かった。
 ロジャースの活躍はワーナーをも圧倒するもので、がんがんグリーンベイが挽回、次々とTDを奪い取って、ついに4Q残り11分、38-38の同点にしてしまったのだ。しびれました。
 最終盤でも、両チームTDを取り合い、何と総得点が90点に達するとは!

 で、ドラマは続く。残り14秒でのアリゾナのFGのチャンス、これを決めればこの大乱戦を勝利できるはずだったが、なんとキッカー、ラッカーズがまさかのミス。なんか今年はキッカーが災難続きだなぁ。(この後、サンディエゴのキッカーが!!)
 これで、オーバータイムに突入し、なおかつグリーンベイが最初の攻撃権を取り、アリゾナにとっては絶体絶命のピンチだったわけです。

 そこに前述のターンオーバーによるあっけない決着。ちょっと運も味方した感じのアリゾナの勝利に見えた。だが、この時のディフェンスのプレイは試合最初にターンオーバーを成功させたものと同じコールだったことを、決勝TDをあげたLBダンズビーがインタビューで語っているのを聞き、再びNFLの高度で緻密な戦術・戦略と大胆な決断力を発揮したベンチワークに感動であった。

 引退を噂される38歳カート・ワーナーは今年も素晴らしかったが、ファーヴの控えを脱して、今シーズンようやく実力を見せた26歳アーロン・ロジャース(A-Rod)にはこの悔しい経験を生かしてほしいし、今後も注目したいと思う。

 遅ればせながらワイルドカードでした。


 
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by harukko45 | 2010-01-19 17:48 | スポーツ

NFLポストシーズン

 いよいよNFLのポストシーズンが近づいて、いろいろワクワクドキドキして落ち着きません。

 とりあえず、現地9、10日に両リーグのワイルドカード4試合があるわけですが、私はNHK-BSにて観戦するので、ライブでは見れません。結果を知りながらの映像待ちってところですが、それでも楽しく奥深いフットボールの世界、毎シーズン興味は尽きません。

 AFCのシード3のニューイングランド・ペイトリオッツ対シード6のボルティモア・レイブンス。とにかくプレイオフ常連で、常に優勝候補に名前の上がるNEではあるが、WRウェルカーの欠場が何としても痛い。さすがのスーパースター、QBブレイディも不安を語っている。ただ、ブレイディともう一人のスーパースター、WRモスとのビッグプレイは健在であり、やはりNE勝利を期待したい。というか、祈ってます。

 シード4のシンシナティ・ベンガルズ対シード5のニューヨーク・ジェッツは、前節のレギュラー・シーズン最終戦と同じ組み合わせ。最終戦にプレイオフ進出を賭けて戦ったニューヨークは手の内を全て見せてしまった感じ。シンシナティは余裕でメンバーを落としたりしていたので、ここは当然シンシナティ有利。注目はシンシナティのWRオチョシンコ。彼は面白い。

 NFCのシード3のダラス・カウボーイズ対シード6のフィラデルフィア・イーグルスも最終戦と同じ組み合わせになった。前節での戦いを見る限り、チーム状態は圧倒的にダラスが良い。正直、この時のフィラデルフィアは何をやっても全くだめだった。わずか1週間で、再びダラスのホームでの戦いに勝利するだけの力が蘇ってくるかどうか。で、ダラスの勝利かと。

 シード4のアリゾナ・カーディナルズ対シード5のグリーンベイ・パッカーズはQBカート・ワーナー率いるアリゾナのパス・オフェンスとグリーンベイの強力ディフェンスの対決という構図で、わかりやすく、4試合の中で一番興味深い。個人的にはワーナーとフィッツジェラルドによる華麗なパス攻撃を楽しみたいが、アリゾナにはレギュラーの怪我人が多いようで、なかなか簡単にはいかないようだ。
 そうなると、終盤調子が上がってきたグリーンベイが優位かもしれない。が、アリゾナの勝利を期待します。
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by harukko45 | 2010-01-08 00:38 | スポーツ

 今年のスーパーボウル、なかなか面白かった。お互いの持ち味が随所に出てたし、終了間際での逆転、再逆転という展開に、かなりハラハラドキドキしながらの観戦だった。

 結局、残り数秒での再々逆転はならず、アリゾナ・カーディナルズの初優勝はかなわず、復活したベテランQBカート・ワーナーは栄冠に届かなかったわけだ。
 私としては、初めてNFLをテレビで見始めた70年代の印象から、その頃の最強チームだったピッツバーグ・スティーラーズへの想いが強く、今回で6回目の優勝を願ってはいたものの、アリゾナを率いるカート・ワーナーという存在を前に、気持ちはグラグラ揺らいでいた。
 彼は下部リーグやヨーロッパNFLでプレイしながら、スーパーマーケットでアルバイトして生計を立てていたという苦労人。1998年セントルイス・ラムズに入団したが、その時は4番手QBだった。しかし、見事にチャンスを生かし這い上がったワーナーは翌年スーパーボウル制覇という偉業を達成したのだった。
 この時は、彼の「シンデレラ・ストーリー」がずいぶん話題になったなぁ。
 
 でも、その後は再び苦しい不遇の時代が続き、チームを転々とし、若手のバックアッパーに甘んじていたのだが、今シーズン見事復活。それも常に弱小チームだったカーディナルズをNFCチャンピオンとしてスーパーボウルに導いたのだから凄い男です。
 
 さて、とは言え勝負は勝負。地力も経験も上回るピッツバーグがやはり最後には寄り切ったって感じでしょうか。
 QBロスリスバーガーは3年前の初優勝の時に比べると、すいぶん大人になりましたし、プレイに奥行きが出てきました。いざと言う時にきちっと決める「頼れるリーダー」に成長してくれました。それが、4Q残り35秒での逆転TDパスを生んだに違いない。また、そのパスをスーパーキャッチしたWRホームズは、この試合パスキャッチ9回131ヤード達成の大活躍で、文句なしのMVPでありました。

 試合全体の流れは最初からピッツバーグのペース。1Qピッツバーグのオフェンスが好調で最初のロスリスバーガーのTDが認められずFG3点にとどまったのが不運だったものの10点先取。前半終了間際には、LBハリスンのインターセプトからのTDというビッグプレイも飛び出し、17-7でハーフタイムを迎えた段階ではピッツバーグの強さは盤石に思えた。
 
 後半に入っても3Qで20-7で、アリゾナの「らしくない」慎重なオフェンスにがっかりもしていたし、試合はこのまま過ぎるのではと思った。
 が、4Q残り7分にようやくワーナーとフィッツジェラルドのホットラインがつながってTDを決めると、俄然アリゾナ・ペースに。勝負のモメンタムが一気に動いた。それまで、比較的余裕の横綱相撲だったピッツバーグがバタバタしはじめ、反則からセイフティまで献上してしまうという悪い流れ。
 その直後に再びワーナーからフィッツジェラルドへのパスが通り、ついに逆転TD。残り3分切ってました。

 一度は大喜びに沸いたアリゾナ・ベンチだったけど、そんな大ピンチをはね返すピッツバーグの底力、やっぱ凄かったし、目一杯ワクワク堪能させられました。
 とにかく、大混戦の今シーズンそのままに、最後まで目の離せない好ゲームをしてくれた両チームに感謝、そしてピッツバーグ・スティーラーズ、史上最多の6度目の優勝おめでとう!

 おっと、ハーフタイム・ショウに登場したブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドの熱いステージも良かった。密度の濃い、情熱の固まりのようなパフォーマンスを久々に見れて満足でありました。
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by harukko45 | 2009-02-02 13:54 | スポーツ

NFLポストシーズン

 NFLのポストシーズンが大詰め、いよいよスーパーボウルを残すのみになった。今年はポストシーズンの試合をすべて見ることはできなかったが、AFCのディビジョナル・プレイオフと先週末の両リーグのチャンピオンシップはしっかりと観戦できた。

 で、大混戦だったレギュラー・シーズンの様相をそのままに、ポストシーズンでも「まさか」の展開で下位シードのチームがことごとく勝利し、上位シード・チームはホームアドバンテージを生かせない結果が多かったのが、今年度の特徴。

 その中で、唯一順当に勝ち上がったのはAFCのピッツバーグ・スティーラーズ。やっかいな相手であるサンディエゴに圧勝した時点で、ボルティモア・レイヴンズとのチャンピオンシップでもかなり有利と見たが、その通り、本番でも両チームの実力差は歴然だった。2005年にスーパーボウルを制しているロスリスバーガーと、方やルーキーのフラッコというQBの差はその代表的一例で、それ以外にも随所にピッツバーグの優位性は見て取れた。とは言え、それでも思ったよりピッツバーグにしては手こずったとも言えるか。

 共にディフェンスの強力なチームであり、勝負はいかに点を取るかだったが、ピッツバーグのオフェンスはサンディエゴ戦ほど調子が良かったとは言えず、ミスも多かった。だが、ディフェンスの強力さは終盤に行けば行くほど、凄みのようなものを感じさせたし、スピードある積極的なパスラッシュの迫力は圧倒的だった。さすが、伝統のスティール・カーテンである。

 そして、ピッツバーグの勝利を決定づけたのもディフェンス陣。第4クォーター残り4分でのトロイ・ポラマルのインターセプトからのタッチダウンは、まさにこの試合を象徴するシーンだった。

 一方のNFCは驚きのアリゾナ・カーディナルズの勝利。多くの人がフィラデルフィア・イーグルスの勝利を予想したのではないだろうか。

 前半、フィラデルフィアの守備陣の裏をかくような見事な攻撃で、WRフィッツジェラルドによる3TDという、派手な得点を重ねたアリゾナだったが、後半になるとハイパー・オフェンスが急に失速。おかげで息を吹き返したフィラデルフィアの猛攻にあい、第4クォーター残り約11分に18点差をひっくり返されてしまった。
 この時点では経験値で上回るフィラデルフィアが有利と思ったが、アリゾナはその直後から蘇った。かつてセントルイス・ラムズ時代にスーパーボウル制覇を果たしたQBワーナーが落ち着いたゲーム・コントロール・オフェンスを見せて、チームを再逆転に導いたのだった。
 ワーナーはショート・パスで着実に進みながら時間もうまく使い、最後は残り3分で、RBハイタワーへ意表をつくパスを通し、逆転のTDを成功させた。その後、フィラデルフィアも再度攻撃をしかけたが、いかんせん時間がなく、焦るQBマグナブのプレイも最後の最後で精彩を欠いた。
 このアリゾナ・ベンチとQBワーナーの巧みなゲーム運びが、一度逃がしたモメンタムを見事に奪い返したのである。

 ということで、2月2日の頂上決戦スーパーボウルは、NFL最強守備陣のピッツバーグ対ワーナー&フィッツジェラルドを中心とするハイパー・オフェンスのアリゾナとなった。私はかねてよりピッツバーグを応援しているので、NFL史上最多の6回目の優勝を願うが、アリゾナが勝つと初優勝だし、復活したカート・ワーナーの美技も堪能したいし、これはこれで興味深い。
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by harukko45 | 2009-01-20 23:21 | スポーツ

 パーフェクト・シーズンの達成ならず!ニューイングランドの敗戦は大変残念だったが、まぁこれもスポーツ、勝負の世界の厳しさだわなぁ。

 とにかく、何とも実に「スーパーボウル」なゲームだった。とかく、この大一番は重い試合内容になってしまうことが多いが、今日もまさにそういう展開で、前半を終わって「7-3」なんてロースコアを誰が予想しただろうか。

 全体的に低調なオフェンスのパフォーマンスが続き、ニューヨークのディフェンス陣の素晴らしさばかりが目立った前半だった。特に、ストレイハン、タックらの大活躍ぶりに圧倒されて、NEのオフェンス・ラインはことごとく崩壊、QBブレイディは足の故障の影響もあったとは思うが、それにしても「らしくない」プレイぶりで、やはりNYディフェンスのプレッシャーに負けたと言うしかない。

 それでも、前半においては一応リードしていたのだから、不思議なゲームだった。これは、NYオフェンスのミスのおかげであり、ほとんど決壊寸前の状態で後半に折り返したNEにとっては、いつ逆転を喰らってもおかしくない感じであり、試合の流れは完全にNY・ジャイアンツのものだった。

 そして4Q残り11分、ついにNYが逆転のTDを決め、正直このままズルズルと行ってしまうのではないかとも思った。だが、ここまで全くピリっとしなかったNEオフェンスが、これでようやく目を覚ました。
 というか、相手ディフェンスに押し込まれる前に早いタイミングでパスすることで、攻撃のリズムが生まれ、残り2分45秒で再逆転TDをWRモスが取った時には、「どんなに苦しい展開でも勝ってしまう」ペイトリオッツの素晴らしさを見せてくれたと思い、大いに喜んだのだった。

 が、ドラマはこれで終わらなかったわけ。たぶん、シーズン中のNEならきっとこれで勝っていただろう。だが、今年度のプレイオフを通じて、NYのQBイーライ・マニングには神がついていた。そして今日もまた、この最後の2分間、まさに神に守られたようなイーライは、つぶされる寸前を必死にかいくぐり、エンドゾーンにチームを引っ張った。
 ああ、そして残り35秒、WRバレスへの再々逆転TDパスを成功させたイーライ、これまで「好きじゃない、ペイトン兄貴よりもレベルは低い」なんて毒づいてきた私としては、完全にノックアウト、この場で土下座して彼に謝らなくてはならない。

 何だかんだ言ったって、残り2分でNEから逆転勝ちしたんだから、立派な働きだったと認めなくてはいけません。MVP受賞も文句無しでしょう。ただ、全体的にはNYディフェンス陣、DFコーディネーターの素晴らしい働きがこの勝利を導いた大きな要因であったことは間違いないね。

 そして、NEにとってはこれまでの勝利が全て無に帰してしまうようなショッキングな敗戦。前日のインタビューで「勝っても負けても、一生記憶に残る試合になるだろうね」と言っていたブレイディには、結局、悪い思い出となってしまった。ふー、つらいのぉ。
 
 
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by harukko45 | 2008-02-04 17:12 | スポーツ

いよいよスーパーボウル

 さてさて、日本時間の明日早朝に、いよいよ待ちに待ったスーパーボウルじゃわい!

 やっぱ、楽しみですなぁ。特に今年度はニューイングランド・ペイトリオッツの全勝によるパーフェクト・シーズンがかかっているから、なおさら注目です。名将ベリチックとNFLナンバー1QBトム・ブレイディ率いるニューイングランドは、この快挙を成し遂げる事ができるのだろうか?!

 一応、順当に考えれば7割方ニューイングランドの勝ちを予想できる。が、スーパーボウルに潜む魔物がどんなイタズラをしでかすかは、始まってみなくてはわからない。
 正直、スーパーボウルという試合では点取り争いの好ゲームよりも、ディフェンス優位なロースコアな戦いや、あるいは、どちらかが重圧に耐えられずに一方的な展開になってしまうことも、よくある。

 そういう独特な雰囲気の中、第6シードからの見事に這い上がってきたニューヨーク・ジャイアンツにもチャンスは十分にあるってわけ。
 もしも、ニューヨークのディフェンスがその強烈なパスラッシュをかけて、ブレイディつぶしに成功するようだと、いくらハイパー・オフェンスを誇るニューイングランドも苦戦を余儀なくされるだろう。
 それと、今回のプレイオフを通じてニューヨークのQBイーライ・マニングには「ツキ」があるような気がする。個人的には好きじゃないけどね。

 というわけで、何とも不気味なニューヨークではあるが、やはり私としてはニューイングランド応援で、見事パーフェクト・シーズン達成の瞬間を見たいのである!
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by harukko45 | 2008-02-03 04:34 | スポーツ

NFLチャンピオンシップ

 1月はすっかりNFLばっかりの内容になってしまいましたな。でも、昨日のAFC、NFC両カンファレンスのチャンピオンシップが終わって、スーパーボウルまでは一息つけます。仕事の方も急激に立て込んできてしまって、正直「ヤバイ!」って感じ。とにかく、自分にムチ入れていかなきゃ。

 それにしても、やっぱりスーパーボウル出場を懸けた大一番だけに、これまでのような展開とは違って、いろんなドラマになるもんだ。先週までのような気楽な気分で、ああだこうだは言えない感じだった。

 先にあったAFC、ニューイングランド・ペイトリオッツとサンディエゴ・チャージャーズの試合は、序盤からゲーム・コントロールしていたのはサンディエゴの方だったのに、勝ったのはニューイングランドだった。

 とにかく、NEのQBブレイディが思いもかけない不調ぶり。これはサンディエゴのディフェンス陣のプレッシャーがキツかったせいだろうが、それにしても、3インターセプトもしでかすとは、全く持って驚かされたのだった。
 特に前半、サンディエゴは見事に自分達のゲームプランを実行して、うまくブレイディの調子を崩し、オフェンスにおいてはRBトムリンソンを欠いても、QBのリバース以下とても健闘して、いいドライブを繰り返していた。だが、レッドゾーンに入ってからは、ことごとくNEのディフェンスに止められて、結局4つのフィールド・ゴールでの得点(12点)しか取れなかった。これが、痛かった。

 方や、NEオフェンスは何とも不安定なブレイディではあったものの、ここぞと言う時のプレイをやり遂げ、また、後半はRBのマローニーとフォークの2人が大奮闘で、ブレイディを助けた。
 結果3TDを決めて、相手に比べ実に効率よく21点としたのだった。この辺の決定力の差を生んだのは、確かに個々の選手の活躍も素晴らしいが、何と言っても、的確なプレイコール選択が光ったベンチ・ワークだったと思う。
 今のペイトリオッツは、その戦略の巧みさにおいて、NFLでダントツにすぐれている存在であることを誰も否定しないだろう。

 さて、そんなNEのような「パーフェクトな」チームでも、ヒヤヒヤさせられる展開での勝利であったのだが、続くNFCのグリーンベイ・パッカーズとニューヨーク・ジャイアンツの試合はそれを遥かに上回る内容のとんでもない死闘だった。
 正直、見ててすっかり疲れきってしまったよ。おまけに、グリーンベイが負けたし。

 何しろ、マイナス17度で強風付きの条件で試合するなんて、尋常じゃない(名付けて「アイスボウル」)。だから、プレイにいろんな部分で大きな影響があったのは確かだ。よくまぁ、それでも体が動くもんだ。それだけで感心してしまう。テレビ画面見てるだけで、こっちは震えちゃうのに。

 なので、細かいことは言っても意味がない。とにかく、よりタフで頑張ったのはニューヨークの方で、今日の彼等は素晴らしかった。いろんなアクシデントや通常では考えられないようなミスが繰り返されても、最後まで冷静に戦い続けたことで、オーバータイムでのFGによる勝利をつかみ取った。

 応援していたグリーンベイのQBブレッド・ファーヴは2TDパスは見事だったものの、全体的には良くなく、インターセプトも2回献上した。オフェンス面での誤算はRBグラントをはじめ、ランが完全に封じられ、ボール・ポゼッションにおいてもニューヨークの半分という大差で、試合を相手にコントロールされてしまったことだった。
 それが、何とも焦ったようなオフェンスのパフォーマンスにつながり、ファーヴのパスも失敗が目立った。

 また、ディフェンス陣もここにきて若さを露呈したか、気負いの空回りとも言えるような無意味なペナルティを連発して、自ら不利な状況を導き出していたのだった。

 だが、それでも4Q終了の段階では20-20の同点だった。これは、ほとんど「神様のいたずら」のような出来事が度重なった結果だった。特に終了間際のニューヨークのFG失敗など、「まさに」というものだ。
 で、オーバータイムに攻撃権を得たグリーンベイに、ひょっとしたら幸運の女神が微笑むのか?と思った矢先に、ファーヴが痛恨のインターセプトをしでかしてしまった。
 そして、この試合ですでに2回もFGを失敗して、その度にチームを落胆させていたキッカー、タイタンズに、これぞ「3度目の正直」というチャンスが巡ってきてしまうんだから、ほんとにもう!

 これじゃ、ハリウッド映画じゃないの。そのクライマックスである、最後のキックはそれまでよりも長い47ヤードを決めるんだから、ちょっと出来過ぎだよね。
 で、38歳ファーヴと若いパッカーズのスーパーボウルへの道はここで絶たれたのでありました。うー残念だ、もっとファーヴの勇姿を見たかった。

 というわけで、いよいよ最終決戦「スーパーボウル」はニューイングランド・ペイトリオッツ対ニューヨーク・ジャイアンツの戦いとなったのでありました。
 私はニューイングランドの19連勝「パーフェクト・シーズン」達成による優勝を望んで、彼等を応援したいと思います。

 その前に、仕事片付けなきゃ!大変だぁ!
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by harukko45 | 2008-01-22 05:45 | スポーツ

 ディビジョナル・プレイオフの最終戦は圧倒的に有利のはずだった、ダラス・カウボーイズがほとんど自滅ではないかと思うような、だらしのない戦いぶりで、勝利をニューヨーク・ジャイアンツにさらわれてしまった。
 正直、昨年のシアトルとのプレイオフで、フィールド・ゴールを失敗して敗れたのを思い出した。その時、ホルダーとしてボールを受け損なって、失敗の原因を作ったQBトニー・ロモは、またしても大事なプレイオフで、チームを勝利に導けなかった。

 だいたい、攻撃時間、ランとパスのヤード数ともにダラスがニューヨークを圧倒していたにもかかわらず、結局得点としては下回ったのは、ニューヨーク・ディフェンスの貢献もあったものの、やはりダラスの攻撃が何ともチグハグだったことが大きい。

 それは、本来のハイパーなパス・オフェンスを最初から捨てているような慎重なプレイコールばかりで、インターセプトのリスクを怖れたようなショート・パスとランニングに終始していたということ。それが、攻撃はずっとしているのに、いつまでたっても優位に立てなかった試合運びのまずさにつながって行ったのだ。
 2Qなど象徴的な展開で、10分以上をかけ、20プレイして1TDのダラスに対して、その直後に1分かけずに7プレイで同点TDを取り返したジャイアンツ。

 もしも、これがニューヨーク側の作戦だったのなら凄い事だが、どうやらそこまでのものではないらしい。それよりも、やはりダラスの過信、油断、自滅ってところだろう。QBトニー・ロモのパス36回中18回成功という不調だけでなく、チームとしても反則によるロスが85ヤードもあったなんてバカげてる。
 そして、4Q終盤のオフェンスのバタバタさは、ちょっと見るに耐えなかった。ベンチのプレイコールにも疑問だったが、ロモがもう少し冷静さを持って、パスをコントロールしていれば、1TDを取り返すことぐらいできたのではないかと思った。
 とにかく、後半に入ってからのダラスはチーム全体として浮き足立ったような戦いぶりで、大変がっかりさせられたのだった。

 さて、というわけで、これでNFCのチャンピオン・シップはグリーンベイ・パッカーズとニューヨーク・ジャイアンツの対決。場所はランボー・フィールドなので、当然グリーンベイ有利と考えるが、ここに来てのジャイアンツの粘り強い戦いぶりは侮れないし、若いパッカーズがダラスのような失敗をしでかす可能性もある。波乱の起きる雰囲気もあるね。
 でも、グリーンベイを応援します!
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by harukko45 | 2008-01-17 22:17 | スポーツ

 ディビジョナル・プレイオフ3、4戦の結果はすでに知っていたが、その3戦目がこれほどまでに盛り上がった試合だったとは驚きました。取ったら取り返す、逆転に次ぐ逆転(計5回もリードが入れ替わった)で、実に見応えのある好ゲームでありました。やはり、AFCのプレイオフは簡単には終わらなかったね。

 とりあえず、どちらに勝利が転んでもおかしくない展開であり、両チームともに気持ちの入ったプレイが続いていたし、少しも飽きさせる事ない内容でありました。
 特にサンディエゴ・チャージャーズのチーム一丸となった頑張りは賞賛に値するでしょう。エースRBトムリンソンを2Qに、QBリバースも3Qに故障退場で欠きながらも、控えの選手の活躍で、4Q残り4分50秒に決勝点をあげての勝利なのだから、終了後のターナーHCの興奮気味の会見もうなずける。
 またサンディエゴのディフェンス陣はQBマニング率いるインディアナポリスの強力オフェンスをゴール前で何度も封じ込めて、大量点を与えなかったのも大きな貢献だった。

 と同時に、この試合でのマニングは、あまり良かったとは言えなかった。大事なところでの2インターセプト、特に相手ゴール前で喫したのは痛かったし、プレイコールの選択ミスか、彼自身のパスの精度が良くなかったか、絶好調のマニングであったなら当然取っているだろうTDを少なくとも2本は失ってしまった。
 そのうちの1本、特に4Q残り2分での4thダウンギャンブルが決まっていれさえすれば、彼等の勝利となっていただろうに。

 それに、今シーズン、勝利にずっと貢献していた強いディフェンス陣が崩され、今季最多失点されてしまったのは大きな誤算だったろうが、これはサンディエゴのオフェンスの頑張りと見事な作戦をほめるべきでしょう。ロングゲインを狙う大胆なプレイを前半からチョイスして、それをTDに結びつけていたし、インディアナポリスに引き離されずに終盤まで勝負を持ち込んでいった試合運びが、この大接戦の勝利を呼び込んだと言える。

 さて、これでインディアナポリス・コルツの2連覇はならず、ニューイングランドとのライバル決戦が見たかった気もするが、いずれにしろペイトリオッツを応援するのでかまわないかな。サンディエゴはプレイオフ2連勝で勢いはあるだろうが、この試合での主力のケガの影響が果たしてどうか。
 いずれにしろ、ニューイングランドはNFL随一のしたたかさとバランスのとれた戦力を持つチーム、いくらノっているサンディエゴでもチャンピオンシップまで勝利するのは、ちとむずかしいと考える。

 
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by harukko45 | 2008-01-16 04:00 | スポーツ

 ディビジョナル・プレイオフ2戦目、ニューイングランド・ペイトリオッツとジャクソンビル・ジャガーズのゲームは期待した通りの素晴らしい内容で、NFLの楽しさを十二分に堪能させてもらった。
 結果は、NE(ニューイングランド)の完璧なる戦いぶりでの勝利だったが、相手のジャクソンビルも大変良いチームであり、来年以降も期待したいし、応援したくなるような魅力的なプレイを見せてくれた。特にQBのガラードは、投げて良し走って良し、おまけにフィジカルも強く、メンタル面では冷静で最後まであきらめない姿勢を常に示していて、とっても好感を持った。今後リーグを代表する選手になっていくだろうと強く思った。
 また、彼だけでなく、オフェンスもディフェンスも個人個人がとてもフィジカルの強い選手達であり、常にマンパワーを全面に押し出すようなスタイルがすごくいいのだった。

 だが、今のNEは、そんなジャクソンビルを軽々と上回るほど圧倒的だった。前半粘り強く食い下がって、堂々たる戦いぶりだったジャクソンビルも、結局最後には全然かなわないほどの実力差をこのゲームでは見せつけられたのだった。

 NEのQBブレイディはパス28回中26回成功、262ヤード、3TD。パス成功率92.9%はNFL新記録(+オープニングから連続16回パス成功)、シーズンMVP男は再び記録を塗り替える大活躍。しかし、それが全く当たり前のようなクールさでやり遂げてしまう凄さ。まさに「精密機械」とも称されるパフォーマンスだ。
 また、これまでどうしてもパス攻撃ばかり注目されていたが、この日はラン攻撃も絶好調で、RBマローニーのラン22回122ヤード、1TDという働きも大きかった。

 そして、この日のNEのオフェンスが完璧だった象徴が、何とパントが4Q終了間際の1回のみだったということ。つまり、それまでのドライブはすべて成功していて、得点にならなかったのは前半最後のFG失敗のみ、後はすべて得点しているというわけだから、凄すぎる!

 ベンチのプレイ・コールも素晴らしいが、それを完璧に表現するブレイディの正確なパス、そしてそれをキャッチするレシーバー陣の集中力の高さにも敬服する。結局、ジャクソンビルがじょじょに引き離されたのは、重要なポイントでのパスミス、キャッチミスがあったからで、NEにはそれがほとんどなかった(レシーバーのドロップが2回のみ)。

 というわけで、ベリチック・コーチ率いるNE・ペイトリオッツはシーズンから無敗の17連勝、パーフェクト・シーズンまで後二つとなった。こうなったら、行くとこまで行って欲しい。
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by harukko45 | 2008-01-15 04:45 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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