「ほっ」と。キャンペーン

 第47回スーパーボウルは、実に素晴らしいゲームとなり、ひさびさにワクワクドキドキしながら堪能した。正直、試合前は、どちらのチームにもそれほど思い入れはなく、しいて言えば今期限りでの引退を発表していた名ディフェンダー、レイ・ルイスに花を持たせたいという思いだけで、わずかにボルティモアを応援することにしていた。
 で、試合開始早々の先制TDをはじめ、ボルティモアのオフェンスが実に好調で、前半で21-6になり、おまけに後半最初にコビー・ジョーンズのキックオフリターンTDがキマって28-6となった時点で、これはもはやボルティモアの圧勝が見えたし、ナイナーズ自慢の「ピストル・オフェンス」も大舞台では空回りのままで終わるかと思われた。

 が、その直後の停電による35分の中断が、ゲームの流れを大きく変えるとは!

 勝負の女神っていうのは、何がきっかけで微笑むのか、本当にわからんね。突然、まるで雷に打たれて目が覚めたかのごとく、それまで凡庸なプレイに終始していた49ersが、本来の姿を取り戻したのだから驚いた。それはまさに、プレイオフでずっと見せてきたハイパーな戦いぶり。新世代QBキャパニック率いるピストル・オフェンスは3Qだけで17点を取る猛攻で5点差に追い上げ、続く4Qにはついに2点差にまで迫った。

 そしてそして、残り2分でボルティモア陣5ヤードまで攻め込んでの4回の攻撃で、ついに逆転TDによる49ersの勝利が現実のものになりそうだった。
 だが、絶体絶命の危機での、レイブンズ・ディフェンスの踏ん張りが凄かった。この2分間における両者の攻防は実にスリリングでサイコーだった!久々に「これぞフットボール!」的快楽に満ちていて、素晴らしい時間でありました。

 49ersのQB、コリン・キャパニックはパス302ヤード(1TD、1INT)、ラン62ヤード(1TD)で大爆発で、その能力の高さを示したものの、結果としては前半の不調が響いた。22点差をひっくり返しての、スーパーボウル史上最大の逆転勝利はかなわなかったが、NFLに新しいトレンドを作った一人として、来シーズン以降も大いに期待できる。
 個人的にはシアトルのラッセル・ウィルソンの方を買ってるけどね。

 と言う事で、ボルティモア・レイブンズおめでとう!レイ・ルイスおめでとう!そして、ありがとう、おつかれさまでした。
 ジョー・フラッコ、MVPおめでとう。正直、あなたがこんなに良くなるなんて考えてもいませんでした。今日は常にクールにやるべき事をやり切っていて、静かに感動しました。今日のフラッコはノーミスのパーフェクトでMVPも納得。ただし、個人的にはWRのアンクワン・ボールディンとコビー・ジョーンズも大いに讃えたいと思います。

 それからそれから、サンフランシスコのベテランWRランディ・モス、またしてもスーパーボウルリング獲得ならずでした。これについては、ちょっと残念に思いますが、まだチャンスはあると期待して、影ながら応援しております。でも、引退しちゃうかもなぁ。

 さて、これでシーズン終了。今シーズンは新世代選手達の活躍が目立ち、ポストシーズンも好試合ばかりで、実に楽しかったNFLでありました。


 
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by harukko45 | 2013-02-04 22:58 | スポーツ

NFL/ポストシーズン

 NFLのポストシーズンは、両カンファレンスのチャンピオン・シップが終わり、残すはスーパーボウルのみとなった。楽しい事はあっという間に過ぎ、残る1試合とは少々寂しい気分。おまけに贔屓チームはことごとく敗退したので、最後の大一番であるスーパーボウルへの期待はあまり膨らまない。と言っても、始まれば必ず観るんだけど。

 とりあえず、私の希望ではAFCではニューイングランド、NFCではシアトルの勝ち上がりを願っていたのだが、どちらもかなわずでありました。NE・ペイトリオッツは、かつてのような絶対的な強さはないんだけど、やはりトム・ブレイディの魅力で応援しちゃうわけで。だが、今年は全体の流れはボルティモアに行ってたなぁ。これは引退を決めているレイ・ルイスの執念だったか。とにかく、最強ディフェンスにペイトリオッツ・オフェンスは後半全く抑え込まれ、かなり一方的な試合となってしまい、とてもガッカリした。
 常に、ポストシーズンに残っていくニューイングランドではあるが、このところ頂点には辿り着くことがない。さすがのベリチック・コーチとトム・ブレイディの名コンビにも限界が来ているのかも。正直、それをひしひしと感じていただけに、最後の栄冠のチャンスと思っていたのだが。

 NFCのシアトル・シーホークスは新人QBのラッセル・ウィルソンの大活躍にしびれて、俄然一押しだったのだが、ディビジョナル・プレイオフで素晴らしい試合をしながらも、最後の最後に守りきれなかったのが、何とも残念だった。だが、若いチームだけに来季に期待する。

 それにしても、今回のDPの4試合はどれもこれもすごくてしびれまくった。唯一ペイトリオッツ対テキサンズが順当な結果と言えるが、他の3試合は最後の最後までどちらが勝利するかわからない大熱戦だった。まぁこの辺りが一番の見所だったということかな。

 さてとにかく、勝ち残った2チームはボルティモアとサンフランシスコで、双子の兄弟監督による対決というのも大きな話題だろう。うーん、新世代QBの一人であるコリン・キャパニック率いる49ers・オフェンスの爆発力がレイブンス・DFを圧倒するんじゃないか。その方がハデな展開になって面白そうか。でも、現役最後の試合となるレイ・ルイスに花を持たせたいって人情も働くんだよなぁ、ジョー・フラッコのロング・パスもかなりの精度でキマってきてるしねぇ。どちらもディフェンスが強いからロー・スコアの可能性もある。いやぁ、今回は難しい。
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by harukko45 | 2013-01-21 15:32

 4年前と同じチーム、同じヘッドコーチ、同じクォーターバックでの再戦は、結果まで同じになってしまうとは。
 ペイトリオッツを応援していた私としては、朝からとても悲しく悔しい気分となった。いや、昨夜のサッカーU23日本代表のお粗末な敗戦に引き続きだから、ほんとにツライのう。

 試合としては、点数はあまり入らなかったものの、ペナルティやターンオーバーが少ないクリーンなゲームであり、そのために実に両者ともによく集中した内容の濃いもので、そういう点ではすごく堪能出来たのだが、やはりご贔屓チーム、それも4年前の雪辱を願っていただけに、ガックリの度合いが大きいのだった。

 4Q残り4分で、ブレイディからのパスをWRウェルカーが落とさなければ、たぶんそのままタッチダウンに大きくつながっていただろうし、NEの勝利は決定的となり、その後のNYのオフェンスでのマニングのロング・パスをマニンガムがスーパーキャッチすることはなかったろう。結局、それにより、俄然息を吹き返したジャイアンツ・オフェンスが残り1分での逆転タッチダウンに成功するのでありました。

 痛恨のミスってことになってしまったWRウェルカーは、「これは俺がずっと背負っていかなければいけないミスだ」と語っているみたいだけど、これほどの名プレイヤーでもつねに完璧ではありえないのだ、と言うしかなく、ファンとしては責められないです。

 それよりも、4Qに入ってから、完全にゲームコントロール・オフェンスで、まさに一コマずつ「詰め」にかかっていたニューイングランドが、終盤になってから、突然として歯車が狂い始めたのは明らかで、それがプレッシャーなのか、常勝で同時にスタイリッシュなチームの象徴であるブレイディが、ここ数年、肝心の試合ではしっかり勝ちきれないという、精神面での弱さをさらけ出してしまったように思う。それは、かつてはクールな精密機械だった彼が、ベテランとなって、人間味を前よりも見せるようになったとも言えるのだが。

 だいたい、1Qの最初のオフェンスでの、信じられないようなセイフティでの失点なんて、「緊張してんのか?」としか思えなかった。AFCのチャンピオンシップでの不調も気になったが、ここに来てのブレイディのコンディションの波に、チーム全体も大きく影響してしまっていたに違いない。

 いくら世界一流のプレイヤーによるチームだとはいえ、結局はリーダーの状態がすべてに大きく作用するのは当然なんだ。ゆえに、クォーターバックって仕事はこの上なくオイシイけど、それ以上にツライものなのであった。

 とは言え、1Qと4Qでは不調だったブレイディは、2Q後半から3Q前半まではまるっきり逆で、全くもって完璧だったのだから困ってしまう。敗者ゆえに扱いは小さくなるが、「スーパーボウル歴代最多パス獲得ヤード(1,156ヤード)更新」と「連続パス成功数での新記録(16回)」を簡単にクリアしてしまった。もちろん、この時は2TDを決めて、完全に調子を取り戻したと思ったのだがなぁ。

 どうしてもペイトリオッツの方に偏ってしまいますが、確かにジャイアンツは素晴らしいチームでした。イーライ・マニングは、ずっとペースを崩す事無くプレイしていたし、ふたりのランニングバックも素晴らしかったし、ディフェンスも素晴らしかった。全体にバランスの良さが光ったし、気力も充実していたのはよくわかった。

 というわけで、楽しかったシーズンも終了。来シースンこそはニューオーリンズとニューイングランドのスーパーボウルを願っております。
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by harukko45 | 2012-02-06 23:43 | スポーツ

NFL/ポストシーズン

 帰国して、今月は仕事もなくブラブラしっぱなし。こんな一年の始まりじゃ、先が思いやられる。まぁ、1月は元々、仕事量が少ない傾向にあるのだけれど。

 さて、アメリカン・フットボールの最高峰であるNFLはレギュラー・シーズンを終え、最高にワクワクするポスト・シーズンの真っ最中。暇なおかげで、じっくり鑑賞できるのはうれしいことではあります。
 で、いよいよ22日(日本時間23日朝)はカンファレンス・チャンピオンシップ2試合があり、スーパーボウルに進出するチームが決まるのだった。

 ここまでで一番のゲームは、何と言ってもNFCディビジョナル・プレイオフでのニューオーリンズ・セインツ対サンフランシスコ・49ersの試合。これって、歴史に残る大激戦だったなぁ。最後の最後まで逆転逆転の繰り返しで、心臓バクバクで目が離せなかった。応援していたのはセインツなんだけど、5回ものターンオーバーされちゃダメでしょう。それほど、49ersのディフェンスが素晴らしかったわけですが、それでも残り9秒までは勝ってたんだから、凄いチームなんだけどね。
 結果論だけど、その5回のターンオーバーのうち、どれか一つやっていなければ、最高にスペクタクルなチームとして勝利をつかんでいたのになぁ。

 AFCでは、ニューイングランド・ペイトリオッツが圧巻の勝利で、人気・実力がうなぎ登りのQBティーボウ率いるデンバー・ブロンコスを一蹴。まぁ、これは順当でしょう。個人的にはブレイディとブリーズの一騎打ちによるスーパーボウルを夢見ていたのだが、ブリーズが去った今、ブレイディ一本で応援したいと思っております。

 というわけで、AFCはニューイングランド、NFCは、うーん、昔の名前が大復活のサンフランシスコが勝ち上がって、最後はニューイングランド・ペイトリオッツがスーパーボウル制覇、MVPにトム・ブレイディってことで。
 割と、普通な予想でしたな。
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by harukko45 | 2012-01-21 19:41 | スポーツ

 日本時間7日の早朝にあったNFL第45回スーパーボウルについて、遅ればせながら書いておきます。
 今期のポストシーズンでは、私の予想はことごとく外れて、グリーンベイ・パッカーズが第6シードからの優勝でした。私が肩入れするチーム(ニューイングランド、ニューオーリンズ)は早々に敗れ去り、唯一残ったピッツバーグも、最後まで食い下がる姿勢は見せてくれましたが、残念ながら敗れました。
 ともかく、パッカーズ・ファンの方々、おめでとうございます。伝統あるパッカーズの勝利でヴィンス・ロンバルディ・トロフィーが故郷に帰るというのは、なかなかぐっとくるストーリーではありました。

 ゲーム内容としては、まずはピッツバーグの自滅による前半での大量リードをグリーンベイに許したことが大きい。二つのターンオーバーがそのまま得点に結びつき、合わせて3TD21点取られてはいかんでしょう。
 しかし後半、別チームのように奮闘したスティーラーズは、3Qにおいて完全にパッカーズを封じ込め、4点差までに詰め寄ったことで、正直、私は逆転のシナリオは出来たと思いましたね。

 この時点でモメンタムは明らかにピッツバーグ側だったのだが、4Q開始直後に、それまでは素晴らしいランを見せて、頼りになる男だったRBメンデンホールが、なんとなんと痛恨のファンブル。これが、ロジャースのこの日3本目のTDパスにつながるのだから、いくら悔やんでも悔やみきれない。
 しかししかし、それでもあきらめないピッツバーグはさすがだ。直後の攻撃でQBロスリスバーガーが25ヤードTDパスを通し、さらに2点コンバージョンも決めたのだから、すごい、熱い、燃えた。

 だが、最後の最後で、微妙な戦いを決めたのは守備力だったと言えるだろう。どちらも強力なディフェンスが売りのチームであり、どう転んでもおかしくない状況だったはずだが、全体としてグリーンベイの守備が常に上回っていたと感じた。もちろん、3ターンオーバーが大きな成果として光っているのだが、と同時に、この日のピッツバーグはいまひとつチグハグであり、本来の力が出ていなかったようにも思う。それでも、かなり追いつめたのだから、凄いとは思うが。

 優勝インタビューを元ピッツバーグの英雄であるテリー・ブラッドショウがやっていたのが、何とも言えない感じだったなぁ。もちろん、彼はすでにプロのキャスターですから、ビシっとやりきっておりましたが、昔からのスティーラーズ・ファンとしては、ビミョーな気分になりました。

 というわけで、今シーズンのNFLは終了。とにかく、今期は波乱のシーズンであり、NFLは今後も大混戦の様相なのだろうな。それでも、来季はご贔屓チームの巻き返しを期待しますよ。
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by harukko45 | 2011-02-09 17:16 | スポーツ

 先週のワイルドカードに引き続き、ディビジョナル・プレイオフでも波乱が起きた。これで、私の予想は大はずれ、いやはや。
 AFC、NFC両カンファレンスのナンバー1シードが共に敗れるなんてね。特にNEペイトリオッツはシーズンではダントツで飛び抜けているチームだっただけに、いったいどうしたことか。どうも、プレイオフでの負け癖でもついているのではないか、などと皮肉を言いたくなる。

 NFCのアトランタもひどい結果だった。グリーンベイにとことんやられまくって、まさにチンチンにされてしまった。こんな負け方だと、それまでの素晴らしかったシーズンのことなど、すっかり消えてなくなってしまいそうだ。

 ということで、今の時点で大幅に予想を変更して、NFCのシカゴ対グリーンベイはかなりの好ゲームを期待出来そう。あまりにも良くて、ちょっと出来過ぎじゃないかと思うほどのアローン・ロジャースは2週連続絶好調でいけるか? うーん、私はシカゴの方がチーム力は上を見る。でも、むずかしいなぁ。

 AFCは本命が消えたので、これまたどちらにもチャンスがあるが、いざと言う時に必ず勝ち上がるピッツバーグがやはり有利では。さすがのNYジェッツの快進撃も昨年に続き、ここまででは。なので、スーパーボウルはスティーラーズ対ベアーズ。いつもならピッツバーグ贔屓なんだけど、今回は何となくシカゴ・ベアーズが勝ちそうな気がします。シカゴはかなり完成度高いです。それに比べて、今回のスティーラーズは万全な状態ではないと思うのでした。
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by harukko45 | 2011-01-18 23:44 | スポーツ

NFL/ポストシーズン

 今は私が気になって仕方のないスポーツ・イベントが二つ行われている。一つはサッカーのアジア・カップであるが、我が日本代表・ザックJAPANは、ヨルダン、シリア相手の2戦で、少々危なっかしい姿を見せてヒヤヒヤさせてくれるが、まぁ何とかグループリーグは突破するでありましょう。
 このあたりではあまり心配はしておりません。じょじょにではあるが、ワクワクするようなサッカーが見られそうな気がしているので、見る楽しみは昨年のW杯チームよりも格段に増えているのでした。

 そして、もう一つのイベントはNFLのポストシーズン、すでにワイルドカード・プレイオフが終了し、今日からディビジョナル・プレイオフ4試合が行われる。

 こちらは波乱含みの展開で、やはりNFLは簡単にはいかない。とにかく、私にとっては昨年のスーパーボウル覇者のニューオーリンズ・セインツが早くも敗れ去ったことがショック。それも、史上初めてシーズン負け越しながらも地区優勝したシアトルに負けたのだから驚き。どうも、油断したとしか思えません。それにしても、シアトルのQBハッセルベックは出来過ぎだよ。

 NFCのもう一つのカードでも、今シーズン大いに盛り上げてくれたマイケル・ビックのフィラデルフィア・イーグルスがグリーンベイに負けたのも残念。ただ、試合としてはフィラデルフィアが自滅した感があり、当然の結果だった。

 AFCでは何と言ってもマニングのインディアナポリス・コルツが敗れたこと、ただし、勝ったニューヨーク・ジェッツは結構好きなので、これはちょっとうれしい。昨年のチャンピオンシップでの借りを返した感じね。
 ボルチモア・レイブンスはカンサスシティに圧勝で、一方的な試合であまり内容はなかった。

 というわけで、ほぼ全試合でアップセットがあったと言っていいワイルドカードだったけど、明日からのディビジョナル・プレイオフは一転して、順当に上位シードが勝つのでは予想しております。
 つまり、勝ち残るのはAFCはニューイングランドとピッツバーグ、NFCはアトランタとシカゴ。で、スーパーボウルに進むのはニューイングランドとシカゴと思っております。

 おっと、そんでもって優勝は久々のNEペイトリオッツで決まり。
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by harukko45 | 2011-01-16 02:52 | スポーツ

 先日おこなわれたスペイン・サッカーの大一番、クラシコは凄かったですなぁ。というか、バルサが凄かったのですが。正直、今年はレアルに少し分があるのでは、と考えていただけに、開始10分でのシャビの息をのんだ先制点、立て続けの18分のペドロの2点目で、完全にノックアウト。後半に入っての3点も全てがファイン・ゴール。文句の付けようのないバルサの圧勝でした。
 バルセロナというチームがこれほどまでに完成され、洗練され、深化していたこと、そして今シーズン絶好調だったレアルでさえ、こんなにもコテンパンされるだけの差があったなんて、ただただ驚嘆するしかなかったです。

 もちろん、この結果はうれしいことなのですが、こんなにも美しく楽しいサッカーを最大のライバルであるレアル相手にやってのけてしまう彼らに対して、あらためて敬服せざるを得ないし、ちょっとでもレアル有利を考えた自分が浅はかであったと恥じ入るのでした。

 個人的には複雑な部分もあるのです。選手個人としてはC・ロナウドやR・カウバーリョらのポルトガル勢やエジル、ケディラのドイツ勢が好きではあるのです。それに監督のモウリーニョという人物の魅力にも惹かれているのです。
 ですが、チームとしてはやっぱり圧倒的にバルサが好き。これは致し方ない。だって、やっているサッカーが素晴らしいすぎる。これこそが世界最高のサッカー、世界最高のスペクタクルとファンタジーを持ったパフォーマンスであると言い切れると思っております。

 さて、方や日本代表に関しては、ザッケローニ監督の元、まずは順調な滑り出しを見せてくれ、来年以降にかなり期待を持たせてくれている感じです。それに、本田だけでなく、ドイツでの香川の大活躍が、実にうれしいこと。ここに来て若い選手達がどんどん成長しているのが実に頼もしいですわい。

 がらっと変わって、野球関連はMLBのシアトル・サポである私としては、今年のポスト・シーズンに関してはかなりモチベーションが低かった。それでも、どちらかといえば応援していたサンフランシスコが優勝してちょっとうれしかった。
 日本では西武が早々に敗れたので、まずここでシュン。当然勝てる、勝つべき試合をあっさりと逆転負け食らう姿には大きく失望しました。ただ、日本シリーズではロッテが勝ったので、まぁ、これはパ・リーグ好きとしては良かったかと。

 再びアメリカへ。NFLはすでにシーズン後半。次節13週の戦い、特にAFCイースト(ジェッツ対ペイトリオッツ)AFCノース(レイブンス対スティーラーズ)の首位攻防戦が大いに見物。いやぁ、ワクワクする。私はニューイングランドとピッツバーグを応援していますが、今年はペイトリオッツがスルスルっとスーパーボウルに行くのでは、と予想(と期待)しております。

 NFCではイーストのフィラデルフィア・イーグルスが面白い。QBマイケル・ビックの大復活に地元のファンならずともやはり注目してしまうのでした。だが、強敵ニューヨーク・ジャイアンツが調子を上げてきてウルサイなぁ。サウスの好調アトランタ・ファルコンズに王者セインツが追いつけるか。年末の16週での直接対決までもつれるかも。でも最後はニューオーリンズが再び!

 最後にフィギュア・スケートについて。

 10ヶ月弱前だった今年の冬、あれほどまで心を熱くさせてくれた浅田真央さんが絶不調。確かにオリンピック後のシーズンで、全てのジャンプの見直し修正が重要な目的であるとのことだが、それにしても、ちょっと目を覆いたくなるような失敗の連続に、やはり心配したくなるのは仕方のないことでは。
 何もわからない素人としては、コーチの選択や精神的な問題に口を挟みたくなってしまうのだが、もう少し我慢しておこうと思う。
 だが、一つだけ。これまでの真央さんは常に「ネバー・ギヴアップ」を体現していたのに、今シーズンはそれが全く感じられない。ジャンプを飛ぶ瞬間にすでにあきらめているように感じてしまう。

 なので、女子に関しては村上佳菜子さんに期待したい。名門・山田満智子コーチ門下生として、偉大な先輩である伊藤みどり、浅田真央につづく3人目の世界チャンプも夢ではない。
 彼女は技術的には前の二人よりもまだ劣っている部分があるものの、何と言っても見ているものを惹き付けてやまない素晴らしい(踊りの)魅力を持っている。彼女の滑りを見ているとこちらも思わずニコニコしてしまうのだ。見ていてとにかく楽しいのだ。

 もちろん、グランプリ・シリーズ・ファイナルではものすごいプレッシャーと戦うことだろう。しかし、それでもやり遂げてしまうのでは、と思える。

 男子はもっと強力。ひょっとしたら、今回のグランプリ・シリーズ・ファイナルで表彰台独占も十分あり得る。絶好調の小塚選手、貫禄十分でオーラも別格の雰囲気が漂う高橋選手、そして、調子を取り戻しつつある織田選手。すごい実力者揃いで、団体戦なら日本の圧勝は間違いない。

 日本勢の最大のライバルはカナダのパトリック・チャンで、4回転の成功は必須の戦いになりそう。来週の試合がとんでもなく楽しみであります。予想は順当に各選手が好調であれば、小塚選手が優勝。もし、波乱含みでミスがいろいろ出るようなら、高橋選手がやはり強いのでは。


 
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by harukko45 | 2010-12-02 15:09 | スポーツ

 第44回スーパーボウル、NFLファンにとっては実に見応えのあるゲームで、大いに堪能させてもらった。

 大方の予想では、普通に考えればインディアナポリス・コルツの方が上で、彼らが勝つ(大差での勝利)と言われていたし、私もニューオリンズに勝って欲しいと思いつつも、冷静に見比べれば、経験もあり試合巧者でもある天才QBマニング率いるインディアナポリスが、クールに勝利してしまうのではと考えていた。
 それに、強力オフェンス同士の対決というのが注目されればされるほど、実際の試合ではディフェンシブな内容になる可能性が高いのでは、とも思っていた。

 で、そんな考えが当たってしまい、前半6-10というロースコアで終了するとは、やはりちょっと驚きであった。これはある意味、インディアナポリス優位の展開だったと言える。ケガで出場を危ぶまれていたコルツ・ディフェンスのキーマン、DEのフリーニーが序盤からガンガンに動き回り、セインツQBのブリーズにプレッシャーをかけ続けたために、ニューオリンズのオフェンスはほとんど機能しなかったからだ。
 その間に、コルツ・オフェンスはFGと96ヤードのTDドライブを決めて、あっけなく第1Qで10点を先取したわけで、プレイオフ2試合でワーナーとファーヴを粉砕してきたセインツ・ディフェンスではあっても、いまやNFL現役で最高のQBと言えるマニングには全く効かないかと思われた。
 それほどまでに、マニングのプレイぶりはクールで実にスマートに映った。

 よって、このままニューオリンズの攻撃を封じ込みながら、マニングがいつものようにゲーム・コントロールしていけば、それほどリスキーな攻撃を展開しなくても勝利を手にするというストーリーが容易に目に浮かぶのだった。

 第2Qに入り、残り9分半にニューオリンズがようやくFGで3点を返したあたりから、セインツ・オフェンスにも勢いが感じられ始めた。初めてのスーパーボウルでの緊張からじょじょに解放されてきたこともあるだろう。しかし、前半残り2分エンドゾーンに1ヤードと迫りながら、4thダウンギャンブルに失敗した時には、インディアナポリスの底力を感じたし、同点に追いついてモメンタムを引き寄せたいという、ニューオリンズ側の焦りを感じさせるギャンブル・コールだった。

 ところがところが、この直後のコルツの攻撃は、とにかく時間を費やして3-10で前半を終了させなくてはいけなかったのに、簡単に攻撃権を相手に渡してしまったのだ。その残った50秒をセインツがうまく生かした。残り5秒でFGを決めて、一度失った3点を何とか取り返したからだ。これは大きなターニング・ポイントとなった気がする。
 インディアナポリス側にある種の油断があったように感じるのだ。この前半最後の攻撃失敗でパントになった時のマニングが不満そうに首を振っていたのが印象的だった。彼は何かしらの危機感を抱いたに違いない。

 そして、後半。ハーフタイムにニューオリンズ側でペイトン・ヘッドコーチがどのようなゲキを飛ばしたのかはわからないが、セインツは見違えるような状態に変貌していたのだった。
 まずは、最初のキックオフでのオンサイド・キックに驚かなかった人はいないだろう。後半開始6-10のスコアで、そんな奇襲を予測したものはいるわけがなく、これが見事に成功。そして、一気にTDに結びつけて逆転に成功した。何と言うコール!ニューオリンズ・ベンチの果敢な決断には脱帽だろう。

 だが、コルツは直後のシリーズであっけなくTDを決めて再逆転。すぐにセインツもFGを返して16-17に。ニューオリンズの華麗で多彩な攻撃が気持ちよく決まり始めたし、コルツ側もマニングのオフェンス・コントロールぶりが見事で、当初言われていた「点の取り合い」の様相となり、全く目の離せない状況だった。

 そしてあっという間に迎えた第4Q。ここまで時間の経つのが早かったこと。

 試合のモメンタムは一気にニューオリンズへ流れた。コルツは51ヤードのFGを失敗しリードを広げられず、頼みのディフェンスにもかげりが見え始めた。やはりケガを抱えたフリーニーは後半に入り格段にパフォーマンスが落ち、それはディフェンス陣全体の不調につながり、セインツ・オフェンスが楽に前進できるようになったからだ。
 そして残り5分半、ブリーズからTEショッキーへのTDパスが成功、再々逆転。2ポイント・コンバージョンを挑み、一度は失敗の判定がチャレンジして成功に転じて、スコアは24-17に。

 だが、残り時間とマニングのポテンシャルを考えれば、まだまだコルツにも可能性はあった。ところが残り3分半、それまで両チームともにターンオーバーがない実にしまったゲーム展開であったのに、この試合初のインターセプトをマニングが喫してしまう。これは、QBよりもWRのウェインのミスにも思えるが、とにかくこのあまりにも大きなミスはそのままセインツのリターンTDとなった。

 これでほぼニューオリンズの勝利は確実なのだが、それでもまだ残り2分でのマニングの「ザ・ミラクル」があるやも知れない。そんなスリリングな期待を少しは抱いたものの、残り1分での4thダウン・ギャンブルが失敗で万事休す。多くの人の予想をまんまと覆して、ニューオリンズ・セインツが悲願のスーパーボウル初制覇でありました。

 "Who dat? Who dat? Who dat say dey gunna beat them Saints?"

 いやぁ、インディアナポリスの強さ、マニングの凄さを評価しつつも、ニューオリンズの勝利を願っていただけに私としては満足です。
 MVPは、パス39回中32回成功(スーパーボウルタイ記録)、288ヤードを獲得したQBのドリュー・ブリーズで当然。インターセプトがゼロだったのも素晴らしい。
 加えて、コルストン(レシーブ7回83ヤード)、ヘンダーソン(レシーブ7回63ヤード)の両ワイドレシーバーも大活躍。キッカーのハートリーが40ヤード以上のFGを3本全て成功させたのも立派。

 インディアナポリスはQBペイトン・マニングがパス45回中31回成功、333ヤード、1TD、1INT。RBジョセフ・アダイもラン13回77ヤード、1TDで合計432ヤード獲得でバランスの良いオフェンスだったにもかかわらず、前半終了間際と第4Qの勝負どころで、詰めを誤ったのが痛かった。マニングのインターセプトによるTD献上とディフェンスではフリーニーのケガによる不調が大きな誤算だった。

 さて、というわけでNFLはシーズン終了。今シーズンも実に楽しませてもらいました。毎年毎年、ファンを失望させない素晴らしいNFLにはどれほどの賛辞を贈っても足りないくらいです。
 
 おっと、ハーフタイム・ショウでのThe Whoのパフォーマンス。ものすごく、ものすごく期待して楽しみにしていたのに、音声と映像がとんでもなくズレズレで散々なオンエアになってしまった。再放送ではちゃんと調整してくれるのだろうか?これは現地テレビのミスらしいが。
 試合内容が良かっただけに、これは残念でありました。

 

 
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by harukko45 | 2010-02-08 18:09 | スポーツ

NFLポストシーズン#3

 NFLのポストシーズンも半分を終了、ベスト4が出揃ったが、これがまた実力・話題性ともに豊富な4チームが残って、非常に楽しいマッチアップが実現しそうだ。

 NFCの勝ち抜けは、ニューオリンズ・セインツとミネソタ・バイキングスで、それぞれリーグのシード1と2であり、シーズン中でも他のチームよりも抜けていた同士だけに、順当な結果となった。

 現地16日のプレイオフ、ニューオリンズ対アリゾナの試合は見ていないので、詳しくわからんが(今日の深夜の日テレでの放送を見ます。)、とにかくニューオリンズの猛攻で45-14の圧勝。前の週でグリーンベイとの死闘を何とか勝ち抜いたアリゾナには、リーグNo.1オフェンスを打ち破るだけの力は残っていなかった。と言うより、ある程度こうなるとは思っていたが、グリーンベイとの試合と同じ失点45では、2週連続のディフェンス崩壊ということ。
 ニューオリンズのハイパー・オフェンスは見るものを最高に楽しませるが、シーズン終盤3連敗でかなり心配された。だが、相手のコンディション不調のおかげもあり、この試合で見事に復活したということか。
 アリゾナはQBカート・ワーナーの前半での負傷、他にもコーナーバックの主力二人も負傷退場では全く勝負にならないわな。

 もう一つのミネソタ・バイキングス対ダラス・カウボーイズも一方的な試合で、ミネソタの完勝。ミネソタはシードこそNFC2位だが、リーグのオフェンス5位・ディフェンス6位と、ニューオリンズよりもバランスの取れたチームであり、オールプロ選出の数も一番多い。その中でも、随一のスターである40歳QBブレット・ファーヴの存在はまだまだ光り輝いていた。
 ダラスのトニー・ロモ君、いよいよ世代交代で主役獲得かの夢も無惨に砕け散った。まさに「一昨日来やがれ!」状況でした。
 とにかく、ミネソタのディフェンス陣のロモへのプレッシャーは凄く、何と6サックを記録。そのパスラッシュの強烈さには興奮したし、両サイドのディフェンス・エンド、ジャレット・アレンとレイ・エドワーズの働きぶりは大絶賛。

 実は、ダラスの方もディフェンスはかなり健闘していて、ファーヴにプレッシャーをかけ続けていたのだが、それでもしっかりと勝負どころでパスを通してしまうのは、やはりファーヴ個人の素晴らしさ。よってQBの差がそのままスコアに反映して、34-3。ダラスはTDなしだから、語る価値なしの状態で、何とも屈辱的なシーズン終了となった。

 AFCではインディアナポリス・コルツとニューヨーク・ジェッツが勝ち抜け。順当なインディアナポリスはともかく、NYジェッツは唯一アップセットによる進出となった。

 まず、コルツがボルティモア・レイブンスに20-3で勝利。これも前述2試合同様の、一方的な結果となったが、それでもNFLを代表するQBであるペイトン・マニングもボルティモアの強いディフェンスに前半はかなり苦しんだ。だが、それに辛抱強く耐え、2Qには8分もの時間をかけたロングドライブが成功、残り2分に勝ち越しTDを決めた。
 ここで何かボルティモアの「頑張っていた」気持ちが切れたように思った。だから、その直後、残り7秒にもマニングにTDパスを決められてしまうのだった。

 正直、これで勝負あった。それほど前半終了間際のTDはボルティモアには致命傷だったと思う。ボルティモアは獲得ヤードで270と275で互角なのに、ターンオーバー4つ、反則7によるローストヤード64では、自滅したというしかない。
 それだけ、インディアナポリスというチーム、マニングという選手の試合運びのうまさが光るというわけ。

 さてさて、最後に残ったサンディエゴ・チャージャース対ニューヨーク・ジェッツは、一応シーズン中の実力から行けば、サンディエゴが勝つと予想できるんだが、今回のサンディエゴには何とも言えない不幸というか、祟りにでもあったというのか。実に後味の悪い結末での敗戦となりましたなぁ。

 前半のジェッツのオフェンスは全くダメで無得点。だが、リーグ1位のディフェンスは実力通りの働きを見せて、4Q途中まで相手を1TDに押さえ込んだのだから素晴らしい。たぶん、今季絶好調だったサンディエゴのQBリバースは「こんなはずではない」と、試合中ずっと思っていたはず。それが、ずるずるとジェッツのペースにはまり込み、パス40回中27回成功の1TDに留まり、インターセプトを2回もしでかしてしまった。
 そして、そして何と言ってもキッカーのケディングさん。うー、映像見てて可哀想になってしまうほど痛々しかった。だって、3回のFGのチャンスをすべて失敗してしまったのだから。
 結果、1本成功していりゃ同点、2本決まってりゃ勝ってたわけですからねぇ。試合終了後の謝罪も辛い。今年は、キッカーがすごく厄年です。
 他にも反則10回、計87ヤード罰退ですから、これまた自滅も自滅。ホームで見てたファンはやってられない気分だったろうなぁ。
 RBトムリンソンも全く輝きがなかったし、チャージャースは来季大きく選手が動くかも。

 というわけで、AFCチャンピオンシップは試合巧者でスーパースター・マニングを擁するインディアナポリス・コルツが貫禄で勝つか、強力ディフェンスを最大の武器に、オフェンスはルーキーが率いるニューヨーク・ジェッツがアップセットするか。こちらは、ドラマとして面白そう。それにしても、ジェッツのCBダレル・レビスは凄いなぁ。それと、ヘッド・コーチのレックス・ライアンのしたたかな戦略・戦術はかなり注目。
 私としては、ちょっと波乱を期待して、ニューヨーク・ジェッツに肩入れ気味。

 NFCは実力伯仲の強豪同士で文句のつけようのない組み合わせなので、実は困ってしまう。ニューオリンズの派手なハイパー・オフェンスが最終的にスーパーボウルを取って欲しいと思っていたのだが、やはり相手がファーヴだと、心が揺れる。
 それと、ミネソタのディフェンスはかなり強力。ニューオリンズのQBブリーズが気持ちよくパスを投げきれるかどうか、ちょっと不安に思い始めている。うー、でもやっぱニューオリンズの勝ちで、どうか。
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by harukko45 | 2010-01-23 00:08 | スポーツ

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