個人的には2月は最初から最後までライブ三昧となったのですが、その最後はMAKIさんによる2Daysイベント「ここで歌うんです SPECIAL!」でありました。正確には2日目は3月1日だったので、月をまたいだってわけですが、その次の日からも仕事が立て込んでしまい、ブログの更新が遅くなってしまいました。

 で、そのイベント、1日目はアコ・ラウンジと称して、いわゆる弾き語りのアーティストが7人登場。その中でMAKIさんは、私のピアノをバックでトリをつとめたのでした。この日の出演者の中では京都から来てくれた山田兎さんの安定したパフォーマンスが良かったですね。それと、久しぶりにリナンさんの弾き語りを聞きましたが、いつもながらの音楽的感性の凄さに感心しつつも、本当はもっと豊かで広がりのある表現ができるはずだと思うので、今回はちょっと物足りなかったかな。

 そして、私とMAKIさんですが、全体としては満足できる内容になったと思います。今回のセットメニューが彼女の曲の中でも、ほぼベストと言える楽曲で、自分も好きな曲ばかりだったので、とても良かったです。ただし、安倍なつみさんの"月色の光"をやることになったので、ちょっとかまえた感じになりましたけど、本番はうまくいったと思いました。

 さて、2日目はエレキカーニバルと称して、バンド・スタイルで5組にhirokoさんの弾き語りの計6組の登場でありました。それぞれ、なかなかの個性派揃いで楽しませてもらいましたが、特に、Kurosawa Daisuke with bisでドラムを叩いていたアチョーこと麻生祥一郎くんとはホントに久しぶりの再会でしたし、そのグルーヴの良さや的確なドラミングを聞けたのは、とてもうれしかったですね。
 とは言え、やはり出番が最後なので、さすがに私のようなオジサン・ミュージシャンは待ちくたびれました、やれやれ。
 というわけで、アミノ酸飲料やら栄養剤を飲んで、気合いを入れ直しての大トリ演奏、久しぶりのバンド・セットによるMAKIさんとのライブはやっぱり楽しかったです。実際にはほとんど自分の弾く生ピアノは他の音にかき消されてモニター出来ませんでしたが、そこはそれ、何度もやっているメンバーだけに自然とうまくいっちゃうのでした。
 
 2日間ともお店が酸欠になりそうな満杯状態でしたが、ちゃんとイベントを成功させちゃうMAKIさんは前にも書いたけど、プロデューサーとしても優秀でありますね。今後じょじょに規模を拡大したり、内容を濃くしていくことも彼女なら可能でしょう。大いに期待したいです。


 
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by harukko45 | 2009-03-06 01:09 | 音楽の仕事

 昨夜はMAKIさんとの今月2度目のライブ。前回の吉祥寺プラネットKと同じフォーマットでのぞんだので、バンド全員にずいぶんゆとりがありました。もちろん、ホームグラウンドのヴェルサンだったというのも大きいかな。
 それと何よりボーカルのMAKIさんが好調だったこと。ライブ復帰から3回目ですが、前回が体調を崩していただけに、昨日の元気さと前向きな歌声にはずいぶんこちらも刺激を受けました。ここ数日、ずっと家に閉じこもっての仕事が続いていたので、私個人としてもスカっとした気持ちのいい気分にさせてもらいました。

 それと、うれしい驚きというか、ジュンコさんのライブにいつも来ていただいてる方や、先日まで一緒にツアーしていたなっちさんのファンの方が聴きにきてくれたこと。終わってから声をかけられて、どちらにもびっくりでしたし、とってもうれしかったです。
 私のこんなブログを見て、ライブハウスもわざわざ調べて来ていただいたのかもしれません。本当にありがとうございました。

 さて、MAKIさんとのライブ、私は今年はこれにて最後。いつも通りに変な気負いなく楽しくできたので良かったです。こんな流れで来年も引き続き、コツコツといいサウンド目指していきたいです。
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by harukko45 | 2008-11-20 12:36 | 音楽の仕事

MAKI/吉祥寺プラネットK

 もう一昨日になりますか、3日にMAKIさんのライブで久しぶりに吉祥寺に行ってきました。プラネットKというライブハウスはオールスタンディングの小さなハコですが、私はなかなかやりやすくて好きです。それと、吉祥寺って町が結構居心地のいい感じなので、訪れるのは楽しいです。

 で、MAKIさんのバンドは今回、急遽ベースのテツさんに加わってもらい、ギターのダイスケ、パーカッションのガッツに私という編成でしたが、何しろ当日まで全く合わせていなかったので、現場に入る2時間前にスタジオでリハを軽く行いました。その後にそのままライブハウスに直行、サウンドチェックという流れでした。そして、本番は夜8時半から。

 それまで約4時間ほど町をブラブラ。ところで、私は最近、10年以上映っていたブラウン管テレビがついに永眠したために、ようやく液晶TV、シャープのアクオスなんぞを買ってしまったのですが、もろもろの機器を接続するためのD端子やらS端子やらの買い物をしたりしておりました。(DとSを使うことで、まぁまぁ満足いく画質になりましたわい。アナログ画面からデジタルに変わると、かえって画質の差がやけに気になるようになりません?)
 まぁ、そんなことはどうでもいいのですが、個人的には良い気分転換もできて、気持ちよく演奏が出来たと思いました。ただ、メインのMAKIさんは体調を崩していて、声の調子が良くなかったのでした。なので、今ひとつ集中できずに終わってしまったようですが、それでもちゃんとしたレベルは保っていたことが大事なことだと思います。

 さて、今月は19日にも荻窪ヴェルヴェットサンでライブがありますので、是非とも調子を整えて、全員が満足いくパフォーマンスを実現したいものです。
 何があっても音楽はやり続けなくちゃ。
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by harukko45 | 2008-11-05 00:39 | 音楽の仕事

 話が前後してしまいましたが、一昨日の18日に、MAKIさんとのライブが荻窪ヴェルヴェットサンでありました。8月のレコ発ライブ以来なので、約2ヶ月ぶりでしょうか。

 ちなみに今、私がツアー中の安倍なつみさんのレパートリーである"月色の光"という曲の作詞とレコーディングでバックグラウンド・ボーカルをやっているのがMAKIさんです。
 ですが、今回はその"月色の光"はやらずに、彼女の新しめのオリジナルを中心に、カヴァーも2曲。私のピアノだけでなく、この日一緒に出た京都在住のシンガー、山田兎(うさぎ)さんとのデュオあり、ギターの黒澤大介君を加えての変則ハード・コーナーありという感じでした。

 ところで、我々の前に登場した前述の山田兎さん、そしてボーカルとピアノの2人ユニット「天国」ともになかなかの実力派で、久しぶりに他の人のパフォーマンスに感心してしまいました。
 山田兎さんはさすがに関西のシンガーだけあって、レベルの高いしっかりした曲と歌、ギターの演奏を聞かせてくれました。声も良いし、曲が実に「正しいアメリカン・フォーク&ブルーズ」のルーツにつながるような部分もあり、私にはボブ・ディランの若い頃のような気配も感じられて、とっても好ましいスタイルでした。近々CDを作るらしいので、ちょっと楽しみですな。

 次の天国は、これはこれは強力なピアノ演奏には圧倒されましたね。正規のクラシックを学び、バークリーでジャズも習得した彼のテクニックと感性は凄いものでした。私などは「ホーっ」て感じですっかり聞き入ってました。ボーカルの彼も独特の「あぶない」雰囲気でアカデミックなピアノに対峙しながら、印象としては「和風」あるいは彼らの出身である「沖縄」的なパフォーマンスを見せてくれて面白かったですね。
 ただし、彼らのような音楽はいち早く海外、特にヨーロッパなりに飛び込んでいくべきだとも思いましたし、彼らにもそう話しました。全体としてアヴァンギャルドな世界とワールド・ミュージック的感覚との狭間に位置する内容であり、その進化を促すのは今の日本の音楽シーンではむずかしいかもしれないとも感じました。ともあれ、素晴らしかったです。今後に期待しましょう。

 そして、我々ですが。正直、私はその前に「濃い目」の演奏を2組聞いたのと、それにより長く待っていたので、ちょっとくたびれました。すみません。だから、演奏としては、やるべきところは最低限やったという感じで終わってしまい、少し残念でしたが、まぁ、こんな時もあるでしょう。
 それより、MAKIさんがまた歌への情熱を復活させてくれた事の方が大事でした。2ヶ月とは言え、他の仕事に専念して歌わなかったのは彼女にとってずいぶんなストレスになっていたのかもしれません。でも今回、歌う事の喜びと新鮮さを取り戻したことで、一段上のレベルに登っていくきっかけになることでしょう。
 来月も2本ライブがあるので、じょじょに彼女の新しい側面が見えてくるように思います。
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by harukko45 | 2008-10-20 05:09 | 音楽の仕事

 しばらく更新が滞っておりましたが、8月2日に熊本でのタケカワユキヒデさんのライブを終えて、ようやく少しゆっくりできる状況になり、とりあえず怒濤のライブ週間となった7月終盤からの流れを書いておきたいと思います。

 7月23、24日の大橋純子スイートベイジル公演が終わってからは、3つのリハーサルと4つの本番があり、それがすべて別のアーティストでしたが、いい意味での緊張感が持続し、それぞれの音楽にしっかり入り込むことが出来た感じで、個人的には大変満足いく日々となりました。私自身もよく頑張ったとは思いますが、その時々に競演したアーティストの皆さんの前向きなエネルギーが私を奮い立たせてくれたとも言えるでしょう。

 時間軸にそって振り返ります。

 7月25日はMAKIさんのリハとタケカワユキヒデさんのリハのダブルヘッダー。共に久々に会うミュージシャン、それも私よりも若い人ばかり。7月中はずっと私の先輩方とともにやってきましたので、そういう点でも新鮮(?)。特にタケさんのバンドのベース、財津君はまだ20代ですから、私とは「親子関係」ぐらいの年齢差になるわけです。

 さて、翌26日は国立にある地球屋にてJabBeeのライブ。7月はすでに6日にこのライブハウスに出演しており、お店やお客さんの雰囲気はすでにわかっていたので、この日は前回以上に落ち着いたパフォーマンスが出来たのでありました。それに、ドラムのガッツ増田くんが復帰したので、本来の形である4リズムでの演奏となり、とっても楽しかったよ。
 シゲルさん、ガッツ、ナガタくん、私の4人はそれぞれえらく「イレこんで」演奏にのぞんでいるわけじゃないんだけど、何とも息が合う感覚があるんですね。なので私としてはこの4人でやる時間というのは、たいへん楽な気分で過ごせているし、変な力みもなくやれているのでした。
 また、適度に空間の多いサウンドで、それぞれの絡みもよく理解できる音が、演奏家としてはうれしいんです。

 それにこの日は、ボーカルのシゲルさんが自らのベーシックとして持っているR&B感覚が素直に出た感じで、それが他の3人にも波及して、曲ごとのメリハリやカラーリングがすごくうまくいったのでした。で、後半に向かって「行くとこは行く」って展開となり、個人的にも夢中になれる状況に自然になった。
 この日のメインアクトであったモアリズム目当てで来ていた多くのお客さん達からも、暖かく熱い拍手をいただいて感謝でありました。

 続いて27日は、MAKIさんのライブ。場所はおなじみの荻窪ヴェルヴェット・サンにて。
MAKIバンドは前述のガッツ増田君がドラムス、佐々木トム君のベース、黒澤ダイスケ君のギターに私です。場所がヴェルサンなので、鍵盤は生ピアノのみでした。で、5人によるバンド編成あり、アコースティックのみのセットあり、生ピだけのデュエットあり、ゲストにベンベナッツのギター、ヤッチャンこと須田靖彦君を迎えたりと、なかなかバラエティに富んだ内容でありました。
 そしてこの日は、6月にレコーディングし始めていたMAKIさんの2ndアルバムが完成し、その発売を記念してのライブでもあり、昨年のツアーでの曲とニューアルバムからの曲、カヴァー曲も交えての演奏だったのでした。

 相変わらずの「頑張り屋さん」ぶりで多才な能力を発揮するMAKIさんでしたが、この日までの忙しさにもめげず、本番ではかなり集中したパフォーマンスを見せてくれました。やはり、コツコツと重ねていくことの大事さをつくづく感じます。「頑張る人は、それなりの成果を得る」ということに尽きるのです。
 それに加え、「割り切り」とも「余裕」とも言うべき強さが備わってきましたね。なので、バックしている人間にもそれが伝わって、いい意味での「粘り」が出てきたのでした。これは良いことです。

 それと、ニューアルバムの方でも印象的だった、アコースティック・セットによる演奏は彼女の音楽性や歌に合っていて実に良いし、今後も積極的にトライすべきものではと思いました。これに、彼女が得意とする三線や、最近練習中のアコギをどんどん絡めていくのもありでしょう。多少、自分のサウンドの方向性を迷っていた部分に、明らかな道が見えつつあると強く感じました。
 この日は10数曲、ピアノを弾きっ放しという感じでしたが、疲れの中にもやりきった感がすごくあって気持ちよかった。

 さて、長くなったのとりあえずこの辺で。
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by harukko45 | 2008-08-04 14:23 | 音楽の仕事

最近の仕事ぶりも

 このところサッカーだらけになりそうなので、自分の仕事についても振り返っておかなくちゃ。

 偉そうに言うつもりはないのだけれど、実際にライブ本番が終わると、その後自分の頭の中で、その時のステージを振り返ること、もう一度自分一人でステージをやり直す、というのが習慣になってしまっている。ステージ上で起こったことの記憶というのは、かなりよく憶えているもので、一音一拍まで蘇ってくるものだ。
 一応自分なりに、どんな内容でも「理想」があって本番にのぞむので、やはり、いまいち納得できなかったり、うまくいかなかった部分は常に存在する。たぶん、一生満足することはないのだろうと、多少自虐的な気分にもなるが、だからと言って、終わった後に「よかった、よかった」だけで片付けるのは、かえってウシロメタイ気持ちになって、いつまでも前に進めなくなるものだ。

 そんなわけで、私がこのブログで書くステージのレポは、極めてジコチューな、まさに「理想とそこに到達できないボヤキ」であるのでした。

 さて、6月3日は大橋純子さんと久々のディナーショウでの演奏。これはある企業のイベントで、持ち時間も30分と短め。バックも土屋さんのアコギと私のみで、"たそがれマイラブ""シルエット・ロマンス""愛は時を越えて"のヒット曲オンパレードでありました。
 ジュンコさんとは3月のコンサート以来だったので、少し不安もあったが、本番では逆にスッキリした音の中、力みなくやれたと思った。来月のクラブサーキットに向けて、今月からじょじょに大橋バンドは活動再開なので、まずはいい滑り出しだったと言えるかな。
 
 "愛・時"は今回再びアコースティック・バージョンでやったのだが、これはこれで「アリ」だな、と思えた。要はメリハリ、TPOをわきまえた演奏が大事であり、曲と歌の良さをよりダイレクトに伝える方法としては、実に有効だと感じた。

 続く4日、朝から車で那須高原に向かい、これまた土屋さんとともにタケカワユキヒデ&T's Companyとのディナーショウで演奏した。こちらもある企業のイベントで、持ち時間は30分ほどだったが、タケさんが曲を多く組んだので、結局本番は30分をとっくに越えていましたね。
 "ガンダーラ""モンキーマジック"を快調にやった後、ダイジェスト的なビートルズ・メドレーは、すべて1コーラス程度のショート・バージョンなんだけど、会場の年齢層の影響か、意外にちゃんと成立してしまうのでした。

 その後はアイちゃん、モトイちゃんが自作曲をそれぞれ披露したが、両方ともちょっと慌ただしい流れになってしまった感じだった。そのまま、"ビューティフルネーム"に突入したので、1コーラスぐらいまで、しっくりしていないままだったのが残念だった。でも、ラストの"999"は文句なく、イケイケで盛り上がったのでした。

 終わってから、バンドとスタッフは車で帰宅したのだが、山の上の会場から高速入り口までがすごい霧におおわれて、前がほとんど見えない状況。久しぶりに緊張しながら車を走らせましたが、全員無事に生還しました。本番以上に集中したよ。

 そして、7日はMAKIさんとのイベント出演。これは、MAKIさんのお父上が主催されたコンサートで「久米川チャンプルー祭り」と題されたもの。MAKIさんご家族は沖縄出身であり、お父さんは三線の先生であり、もちろん三線の演奏と歌、それに踊りも披露(これがさすがホンモノ!)、お母さんはアコギと歌を、お兄さんはギターと歌にPA、司会と大奮闘。
 準備、裏方、本番も、まさに手作り感覚でしたが、150人収容のホールは立ち見も出る満員の大盛況だったのは驚きましたし、素晴らしいことですね。

 ステージの内容も、まさに「沖縄タイム」の「沖縄グルーヴ」に満ちたもので、なかなか面白かった。とにかく何があろうとも、あの旋律、あのノリ、あの三線と太鼓が始まって、皆が歌い踊り出すと、全体に幸せな雰囲気が自然に出来てしまうのが、凄いよ。
 私は、会場の人々とおなじみの曲を歌うコーナーあたりで、かなりジーンときてしまったもの。

 そんな中、我等がMAKI嬢は、果敢にもオリジナルだけで挑んだのですが、いつもよりもしっとりとしたパフォーマンスだったのも新鮮で、彼女の声の良さがすごく際立ったと思いましたね。

 m1.Red Eye 2.Colors 3.ココロ×ココロ 4.童神(沖縄民謡) 5.太陽の近いこの場所で 6.夢はあの場所に 7.花ビラ 8.光の地へ

 個人的にはキーボードだけでやった、m2とm3の出来は良かったと感じたし、ガッツ君のカホーンを加えて3人でのm5以降は、どれもリラックスしたサウンドになって、イベント全体の方向性ともマッチしていたと思ったし、いつものライブハウスでは味わえないコンサート会場で演奏する楽しさがあって、実に気持ち良かった。
 お客さん達からもずいぶん好評だったみたいで、これも気分が良かったですなぁ。

 とにかく、このイベントを通じて感じられた、MAKIさんのご家族皆さんの音楽への情熱と、そのしっかりしたパフォーマンス、それを心から楽しむ姿勢には、こちらとしても学ぶことが多いのでした。
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by harukko45 | 2008-06-09 17:05 | 音楽の仕事

先週から

 このところは、久々にレコーディングに関わっておりました。その時点で、ブログ更新がピタっとストップするってわかりやすい?んなことはどうでもいいか!

 先週後半は王様のオリジナル・ベスト・アルバム「くりそつ伝説」に収録予定の新曲"万の土になった"のアレンジと打ち込みを自宅でゴソゴソと。
 曲のタイトルからして、何の曲を意識しているかはおわかりでしょうな。王様としてはきっちりアンサーソングとして仕上げきるおつもりのようでありました。
 私のアレンジはピアノとストリングスを中心にしておりますが、やはり後半には王様のギターにも登場していただくことにしました。15日にそのレコーディングでありますが、私も大いに期待しておりますです。

 そして、一昨日(12日)はMAKIさんのミニ・アルバム用のレコーディング。こちらは一転、ライブハウスにてピアノを生演奏でありました。全5曲収録で、今年になってからの新曲も3曲含まれています。今回はこのところのライブ・ステージを反映したアコースティックでしっとりした内容になりそうです。録音した場所もスタジオではなく、ライブのホームグラウンドであるヴェルヴェット・サンでやったので、シンプルで適度にリラックスした感じになっているのではないかな。
 私のピアノの後、彼女はボーカルをすぐに仕上げたとのこと、本人も納得のいいテイクになったようで、これまた楽しみです。
 ヴェルヴェット・サンには本当にいいシンガーソング・ライター達が集まっているので、こういう流れで将来レーベルができたり、何らかの形でもっと世の中に発信できていけばいいなぁってつくづく思います。

 さて、今週末は名古屋・大阪に水越けいこさんのライブ・ツアー後半戦です。こちらも、しっかり頑張ってきます。
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by harukko45 | 2008-05-14 15:02 | 音楽の仕事

MAKI/吉祥寺プラネットK

 昨夜はMAKIさんのライブ、久々の吉祥寺プラネットKでありました。私のピアノに、黒澤ダイスケくんのアコギ、増田ガッツ修くんのパーカッションという編成。途中、ピアノと歌のみが2曲あったので、全体には「抑えめ」な感じ。

 ただ、こういう形でのライブは昨年もトライしたことがありましたが、昨日のものとは比較にならないほど、内容に差がありました。簡単に言えば、昨年は「とりあえずやってみた」的でしたが、今回はちゃんと意図を持っていた、というわけです。
 今年に入って、ピアノと歌だけで2回ライブをやっていますので、じょじょにMAKIさんとしては新しい試みを煮詰めてきたと言えるのでした。それに、この前にリハを簡単に録音したのをチェックしたのですが、その音のムードがすごく良くて、かなりの手応えを感じながら本番にのぞめました。

 個人的にはクールに、情熱的な部分は内に秘めておく、ってな意識での演奏を心がけましたが、それをバンドとしてもずっとキープできたので、演奏した7曲に一貫したムードがあったと思いましたし、これまでのMAKIさんとは違った部分も表現できたのではないでしょうか。
 聴いてくれた人達からも好評だったとのことでしたし、私もMAKIさんの新たなスタイルが見えた感じでした。
 また、この日初披露となった彼女作の新曲の出来が特に良かったので、来週やるニュー・アルバムのレコーディングにもいい形でつなげることが出来ると思います。これまた楽しみです。
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by harukko45 | 2008-05-06 23:15 | 音楽の仕事

 昨夜は、MAKIさんとのライブでありました。今回も1月同様に私のピアノのみの二人バージョン。前回の内容を反省しつつ、全体に肩の力を抜いたムードを心がけてのぞんだのでありました。
 ただまぁ、リラックス状態を意識せよ、って言うのがそもそも難しいわけで、それを意識したら、かえって硬くなっちゃったなんてこともあるわけでね。

 もちろん、こちらのパフォーマンスの影響ではあるのですが、全体にお客さん達が「神妙に」聞き込む感じになっていたので、微妙な緊張感は消えなかったですね。
 ただ、個人的には変に力むことなくやれたので、ある程度は満足していますが、少しばっか予定調和だったかもしれず、その場の即興性やら刺激が足りない部分はありました。この辺りは、もちろんやり過ぎては音楽を台無しにしてしまう部分ですが、何らかのスリルがもう少しあっても良かったかもしれません。

 特に頭2曲続けた彼女のオリジナルに、そういう悔いが残ったかな。ちょっとフワっと入りすぎてしまい、そのままアイマイな色合いで終わってしまった気分。これはオープニングとしての曲の捉えが甘かったかもしれない。
 一転、3曲目の"Oh,Honey"はポップなロックンロール・チューンなので、自分としてもやりやすいし、会場の空気も和んだ感じ。ここで、やっと「つかみ」があったってところでしょうか。

 なので、その後のカヴァー2曲のしっとりした世界には入りやすかった。特に槇原敬之さんの"素直"はさすがの佳曲だし、コード使いもジャズ・バラードを意識したような感じで新鮮。
 曲自体がよく出来ているので、これはじょじょに彼のCDバージョンから、より自由にアプローチしても壊れてしまうことはないと思った。今回は、まだ完全には出来なかったが、今後もいろいろ工夫してみたい。

 で、この曲の後、すぐに次の曲を弾き出さなくてはいけなかったのだが、少し余韻に浸ってしまい、気がついてから、急いで弾く感じになった。そのせいか、"Red Eye"のテンポが早かったのでした。これは、ちょっと反省です。

 終盤は、MAKIさんのここ最近の曲を2曲やったが、どちらもなかなかの良い曲で、今後の発展に期待したい作品だし、レコーディングするべきです。
 そして、本編最後は彼女のテーマ曲でもある"光の地へ"。これは問答無用で駆け抜けました。で、思いがけぬアンコールの拍手に、もう一曲やりましたが、お客さんはずっと静かに聞いていたので、本当に予想外のことでした。でも、やはりうれしいもんです。
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by harukko45 | 2008-03-23 16:33 | 音楽の仕事

MAKI/Birthday Live@Velvet Sun

 昨夜のMAKIさんによる「Birthday Live」はとってもいいイベントでしたね。開演が18時半で、終わったのは23時。正味4時間以上の内容に、集まったお客さん達もかなり楽しんでいったのではないでしょうか。
 出演したヴェルヴェット・サンがらみの仲間とも言えるアーティスト、バンドの皆さんがそれぞれ、いいライバル意識を持ちながら、充実したプレイを展開していたのも良かったです。一応、MAKIさんの誕生日を元ネタにしていますが、一度にこれだけのメンバーが小さなライブハウスでパフォーマンスしあうというのは、なかなかないし、こういう企画はそれぞれに刺激を受けて、相乗効果として全てが盛り上がるっていうのが理想なわけで、昨夜はまさにそれがあったと思うのでした。

 だから、自ら自分の誕生日を祝ってくれ、と企画してしまうMAKIさんの図太さをまずほめなきゃいけないし、その構成をすべて一人でやり、ちゃんとそれぞれを関連づけてまとめあげた事に感心したし、最終的な印象として「誕生日パーティ」よりも、面白いアーティストがいろいろいるヴェルヴェット・サンという「音楽現場」を体験するという内容になっていたことが、とても良かったと思いました。
 そういった着地点を彼女が最初から狙っていたのかどうかはともかく、結果としてただの寄せ集めにとどまらず、一歩踏み込んだイベントとして、それらをやり遂げてしまったのは、単なるボーカリストだけじゃない、プロデューサーとしての才能とタフさを強く感じさせてくれて、素晴らしい能力と魅力を持っている人だなぁと改めて思った次第です。

 さて、実際のパフォーマンスは昨年の秋以来のMAKIバンドによる演奏を皮切りに、
 そのギタリストであり、ヴェルヴェット・サンの店長でもあるクロサワ・ダイスケ(彼がこんなにも良いコンポーザーだということに気付かされた)、
 かつての良きアメリカン・フォークのムードを思いがけず感じさせてくれたhiroko(彼女はそういったことを知らない世代なのが、また驚き。今やっていることに自信をつかんだ時に、彼女は大バケする)、
 私が大好きなJabBee(彼ほど暖かくて、人間的なヤツはいない。サイコーのオジイちゃん)、
 昨夜素晴らしく充実したパフォーマンスを披露してくれたBenvenuts(前見た時よりも良くなってたし、もっと良くなる。RC的な部分とともに、イギリスのパブ・バンド風の楽しさがある。全員汚い化粧してもよくない?怒られちゃうかな)、
 自作の詩を朗読しながら、特異なパフォーマンスにヤラレル、千夜子(見惚れてしまうし、その声もいい。存在のみで自分の空間を作ってしまうのだった。緊張感ある詩が、かえってこちらをリラックスさせてくれた)、
 MAKIさんの父上、母上、兄上によるファミリー・ユニット、カーミーズ(これぞ沖縄人の素晴らしさだろう。その音楽のエネルギーとともに、歌って踊って楽しむことの素晴らしさを感じさせてくれた。東京生まれとして嫉妬してしまうような音楽的背景を持っていらっしゃる。盛り上がったなぁ)、
 ジミー・クリフ、アル・グリーン、サム・クック、数々のソウル・レジェンドらへの敬意と影響をしっかり自分の中で昇華されている素晴らしいボーカリスト町田謙介(カーミーズの盛り上がりをドンと受け止めて、自分の揺るぎない世界を見せてくれた)、
 同じ沖縄人なのに、全く別の一面を感じさせるソングライター、リナン(真に隠れた美しい才能。正直、たくさんの人に知られないでいてほしい気持ちもある。最近の一人でのパフォーマーとしての進化には目を見張る)

 これだけの個性派揃いの人々に、MAKIさんはステージで1曲づつ競演することで、それぞれのパフォーマンスをより良く聞かせていたことも、大いに褒めたい。たぶん、それぞれのアーティスト達も新たな要素が加わることで、自分達の曲の違った可能性を感じられたのではないだろうか。

 そして、最後のコーナーはMAKIさんによるもの。主に私のピアノ中心のバックで、いわゆる「最後はバンドでガンガンやって終わり」ってことにしないあたりが、彼女のスマートさを感じる。去年とは違う次の自分の姿を、ちゃんとお客に提示したかったのだと思う。
 とは言うものの、やはり誕生日なのだから、お店のスタッフ側もシークレットでケーキやプレゼントを用意して、アンコールは"Happy,Birthday"サプライズとなりました。大食いの(失礼!)MAKIちゃんにぴったりの巨大牛肉ブロックのプレゼントは最高でしたね。

 というわけで、その後は出演者の皆さん、スタッフの皆さんで打ち上げ盛り上がったことでしょう。私は田舎に住んでいるのと、年寄りなので、先に失礼しましたが、あらためて「ヴェルヴェット・サン」の音楽に可能性を感じさせる意義あるイベントに参加できて、とってもうれしい気分で帰宅できました。そして、MAKIさんに感謝です。

 おお、そうだ!帰りの電車の中で、何と先日レコーディングに参加させてもらったrica tomorlとスタッフの皆さんに遭遇してしまった。ricaさんも沖縄人じゃん、すごい巡り合わせ。これもいいご縁だなって、楽しくなっちゃいました。
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by harukko45 | 2008-02-11 19:24 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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