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 姫路市文化センターでの松崎しげるさん、大橋純子さんのジョイント・コンサートはとってもいいものになりました。やってる方がそう感じたのは、半年以上ぶりだったせいもあり新鮮だったのかな、でも、やはり強力に歌がうまい方達とご一緒できるというのは素晴らしい体験です。

 本番自体がずいぶん久しぶりで、本番前の会場リハーサルで再会したメンバーといろいろと確認する、という流れですから、バンド的にも個人的にも実際には少しミスがありましたが、それでも充実した音楽の楽しさの方が勝っていましたね。ある意味、全員が緊張してて、それが本番ではいい方向に出たのでしょう。

 とにかく、お二人のヒット曲に、ジョイントによるスクリーン・ミュージック(大)メドレー(これだけで20分以上ある)、スタンダードにもなっているデュエットによる名曲と、本当に内容満載なので、聞き手にはかなりのお得感があると思うな。

 ジュンコさんとも久々だったけど、この夜は絶好調の歌いっぷりで、エネルギーを感じました。"シンプル・ラブ"における抜けのいい高音がとっても気持ちよかったし、"シルエット・ロマンス"はいい抑制が効いていて、それが格調高い雰囲気になった。
 松崎さんは、相変わらずの軽妙なトークで会場中をすっかり和ませた後、これまた常に全力投球の歌に最後はガツンと感動してしまう。特に、バンドも含め"愛のメモリー"の出来がすごく良かった。私はこの曲ではあまり弾く所はないんだけど、全体の意識が曲へ集中していくのを強く感じることができたのでした。

 アンコールの"Endless Love"は何回やってもいい。これはジュンコさんがとっても素晴らしく、本当に彼女にピッタリの曲であり、ダイアナ・ロスのパートを見事に自分のものとして歌いこなすのがさすがであります。

 さて、終演後は今年最後のジョイントということもあり、地元の高級焼肉店でたらふくご馳走になりました。いやー、幸せ幸せ。
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by harukko45 | 2006-11-21 15:11 | 音楽の仕事

e0093608_0412922.jpg 今日は2月の九州ツアー以来のジョイント・ショウがお台場の高級ホテル、メリディアンであった(オー、そういえばこのホテルはレアル・マドリッドが来日した時、彼らが借り切ったのでありました。)。
 企業のイベントにおけるディナーショウなので、会場の雰囲気は通常のコンサートとは違うけど、ステージ上はいつも通り。ある意味、自分自身がプロ・ミュージシャンであることをあらためて確認するような気分にもなるね。

 それととにかく、歌がうまいってことは素晴らしい。やはり、こちらがその世界にずかずかと割り込んでいけるような隙を見せない凄さがあるなぁ、このお二人には。

 私もここまで25年以上、この仕事をやって来てるわけだけど、こういうベテランの歌手の皆さんが元気で精力的に活動されているからこそ、自分も続けられているのだなぁってつくづく思う。
 海外のロックにおいても、50才60才代のミュージシャン達がガンガンにやっている今の時代を、昔から想像していた人がいただろうか。たぶん、ほとんどの人が思ってなかったに違いない。
 私も来年はいよいよ50才。でも、今になって感じるのは、まだまだ修行が足りないってこと。もっともっと学んで、うまくなって、いい音楽やっていかなきゃ!
関連
photographs/お台場ジョイント・ディナーショウ編

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by harukko45 | 2006-04-25 23:57 | 音楽の仕事

 前回からの続き...

 コンサート後半は松崎さんの独壇場。MCにおいては常に笑いをふんだんに織り込んで、お客を飽きさせず、かたや歌になれば、熱い男の世界を全身で目一杯表現する。こちらにはネタも何もわかっているのだが、ついついいつも巻き込まれてしまう。

M-9:グリコ・アーモンド・チョコレートCMソング・メドレー
 かつて「CMソングの帝王」と呼ばれていた松崎さんの数百曲に及ぶCMソングの中でも、代表的なヒットとして残っていたグリコ・ソングを過去のCM映像とともにショート・メドレーとして演奏した。前曲の大作での緊張感から一転、かなりのリラックスしたムードが会場を包んでいたね。こちらは映像の生かすように無駄を省いたパフォーマンス、それでも松崎さんの大サービスのハシャギぶりにお客さんは大笑いだった。

M-10:Amazing Grace
 福岡と熊本の時、後輩であり昨年急逝した本田美奈子さんを偲んで、松崎さんとパインツリーのアカペラで歌われた。

M-11:愛の6日間~M-12:抜け殻
 前者はsatohさんの素晴らしいピアノとMioちゃんのバイオリンをフューチャーしたシャンソン風の佳曲。歌われる詞の世界に思わず引き込まれていく。ちょっとしたアブノーマルなムードもあって成熟した大人の音楽だ。一方続けられる後者は非常にストレートに失恋の痛手を歌った曲で、アレンジも劇的効果をねらった工夫がされている。この辺りの曲でのパインツリーの演奏は常に完璧なので、私のような外様は出来るだけ邪魔をしないように、おいしい部分を強調するように演奏していた。

M-13:愛のメモリー
 そして本編最後は松崎さんの自他ともに認める代表曲。文句のつけようのない傑作だが、演奏面ではイントロを新しいアルバム・バージョン(チェコ・フィルによるフルオケ・アレンジ)を再現していて、指揮者抜きで各自のノリを合わせるのを何度かチェックしていた。ツアー途中でバイオリンがMioちゃんからMihoちゃんに代わって、再びMioちゃんが戻るというスケジュールだった(Mio→Miho→Mio、まぎらわしいのだぁ!)ので、多少日によってニュアンスが変わった。
 とは言え、内容の充実度が下がることはありえない、さすが20年以上ともにしている仲間達はある種の「ツボ」を心得ているね。そのあたりの絶妙さには敬服するのだった。

En:エンドレス・ラブ
 アンコールに応えて、再び松崎さんジュンコさんのデュエットによって歌われた。元はライオネル・リッチーとダイアナ・ロスだけど、我らがお二人も全然引けを取らない仕上がりだと思うよ。単純に歌のうまい歌手が良いメロディーの曲を歌うということに、ただただ感動する。そういうことの大事さを再確認させられるのだった。
 特に熊本でのこの曲、何とも言えない「達成感」に満たされて大変幸福な気分で気持ちのいい4分間だった。

tokuさん&yukkoさんのホームページにPhotoが掲載されています。コチラへ

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by harukko45 | 2006-02-06 02:19 | 音楽の仕事

 前回からの続き

 M-8:スクリーン・ミュージック・メドレー
 まずはオッサンをフューチャーして①"007のテーマ"から松崎さんの②"ロシアより愛をこめて”。ジョン・バリーの傑作ですな。ジェームス・ボンドはショーン・コネリー、監督はテレンス・ヤングで最高でした。そして、007シリーズの変わり種「カジノ・ロワイヤル」からバート・バカラックの③"Look Of Love"をジュンコさんで。ある意味、今のオースティン・パワーズの原型と言える作品。音楽もシャレているのだ。ただし、演奏ではツアー前半、私のテンポが遅くってイマイチで、後半修正した。

 続けてバカラックもの、おなじみ④"雨にぬれても"(明日に向かって撃て)は松崎さんの明るいキャラにピッタリ。それに対してジュンコさんの⑤"ムーン・リバー"(ティファニーで朝食を)はとてもシットリと。オードリー・ヘップバーン主演でヘンリー・マンシーニ音楽の傑作を続けて⑥"シャレード"を松崎さんが熱唱。

 ここで一息⑦"パリの空の下(セーヌは流れる)"をインストで。satohさんが華麗なるピアノからマンドリンのサウンドでテーマを弾く。そして、松崎さんがおもむろにギターを抱え、再びマンシーニの⑧"ピンクパンサーのテーマ"。途中で似てるようで似ている?やっぱ似てない別曲、"ゲゲゲの鬼太郎"に変身。なんでやねん!
 曲が終わっても、松崎さんはギターをマイク・スタンドに擦り付けてジミ・ヘン遊びをしておりましたが、こちらは気にせずにフランシス・レイの⑨"白い恋人たち"をオッサンのアコギを中心にインストで。

 中盤戦はボサノバにアレンジしたマンシーニの⑩"酒とバラの日々"をジュンコさん、ジョニー・マンデルの⑪"いそしぎ"を松崎さんが軽やかに歌う。ここはそれぞれの担当バンマス(つまり最初私、あとsatohさん)のピアノもフューチャー。続けて、ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードがたまらない「スティング」で印象的に使われたスコット・ジョプリンの⑫"エンターテイナー"の最初の部分を私がソロで弾いた。いやいや盛大な拍手ありがとうございます!

 そして、このメドレーの中でも白眉的な仕上がりだったマーヴィン・ハムリッシュ曲でバーブラ・ストライサンドの⑬"追憶"。ここでのジュンコさんは最高でしょう。声質と曲調がピタっとはまったね。
 このあたりはロマンティックで雄大な曲が続き、松崎さんが⑭"慕情"を華麗に歌いきった瞬間!、慕情は慕情でも「柴又慕情」?⑮"男はつらいよ"のテーマをtokuさんがソプラノで泣かせるよ。再会したマツお兄ちゃんとジュンコさくらはどういうわけか⑯"男と女"をデュエットするのだが、途中からお兄ちゃんの支離滅裂なナレーションで「おフランス」な世界は崩壊するのだった。

 さて、いよいよ後半戦!まずはギリシャ映画の⑰"日曜はダメよ"をラテン風にインストで。ここらあたりから会場は手拍子で盛り上がるっと!そのままジョルジョ・モルダーによる⑱"フラッシュ・ダンス"、ロイ・オービソンの⑲"プリティ・ウーマン"で一気にクライマックスへーっっ!

 そして最後は「オズの魔法使い」のハロルド・アーレンによる大傑作⑳"オーバー・ザ・レインボウ”を全員で心を込めて。ここまでくると、演奏者側もかなりの感動状態で高ぶった気分になっていたね。そして、エンディングに再び"007のテーマ”をビシっときめて、内容ギッシリの20分間はここに完結した。どうだ、まいったか! ナンテ。
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by harukko45 | 2006-02-05 19:31 | 音楽の仕事

 前回の続き...
M-5:シンプル・ラブ
 ここからは大橋純子さんのコーナー。おなじみの代表曲でかためた構成で誰にも楽しめるものになっていると思う。いつものレギュラーバンドでやるよりも全体にふんわりする感じになるのがパインツリーの特徴かな。私は普段だとピアノ以外にシンセ類も一人でやっているところを他のメンバーにお願いできるので、ずいぶんと余裕がある。その分ベーシックなリズムとコードワークでジュンコさんの世界を演出しなくては。

M-6:たそがれマイラブ(モカ・ジャバ・バージョン)
 ボサノバ風のリ・アレンジ・バージョンだけど、オリジナルよりいいと思うな。詞の内容や今のジュンコさんのムードにこちらの方が合っている。こういうサウンドだとパインツリーの大人な雰囲気がよく出ててシットリするね。ここでも私は結構自由に遊べるので楽しい。(調子の乗り過ぎに注意!)普段だと再現できないフルートやストリングスのアンサンブル・パートもこの編成だとこなせるのだった。

M-7:シルエット・ロマンス〜M-8:サファリ・ナイト
 私とオッサンのアコギにyukkoさんに後半からストリングスを加えてもらっている。今回は私はちょっと原点に帰るつもりで、あまり「女性的」なサウンドにならないように心がけた。繊細になりすぎて崩れたロマンのような表現でなく、様式のしっかりした内容にしたかった。それでいてキチキチしたメトロノームのような演奏は元々する気はなく、その場で自由な表情が出ればシメタものである。このシリーズではなかなかうまく行ったと自負しております。

 続くサファリ・ナイトは一転してゴージャスなサウンドとノリの良さで一気に盛り上がった。ステージそででは松崎さんが影マイクでサビのコーラスに参加。これがなかなか効いておりました!
 ケンさんが書いたオーケストレーションもシンセを駆使して、ほぼ再現できる人数なのでたいへん派手な仕上がりとなった。土屋”オッサン”のギターソロはここでもシビレさせてくれました!

 さてここからはメインイベントとも言える、お二人の競演でお贈りする映画音楽メドレー。その演奏時間約20分におよぶ大作である。ディナーショウなどでは半分のショートバージョンをやっていたが、やはりこのコンサート用に皆で作り込んだフルバージョンこそ、やりゴタエも聴きゴタエもある一級品なのだった!
 続く...と
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by harukko45 | 2006-02-05 19:10 | 音楽の仕事

 ジョイント・コンサートをセットリストにそって振り返りたい。

 本番前に我々はほぼ3時間以上、サウンドチェックとリハーサルを毎回おこなった。これは前にも書いたように松崎さんのやり方なので、アーティストによってそれぞれ違う。ただ、この常にキッチリとリハすることがこのチームのルーティーンとなっていて、それが本番に向けて過度の緊張感を生み出さず、平常通り入っていける要因と言える。
 私は、いつもやっているウォーミングアップをその1時間前に始めるので、ずいぶん長く弾きっぱなしだが、逆にそのおかげで好調さを維持できたと思っている。

M-1:ラプソディ・イン・ブルー(オープニング・テーマ)
 この前に7分近い映像が流れるが、この出来については松崎さんは最後までクレームをつけていた。あくまで完璧を追求したい彼の姿勢が強く現れていた瞬間だった。
 さて、その映像の最後に流れるクラリネットの「あの」悩ましい旋律の後に、我々の"ラプソディ・イン・ブルー”がスタートする。あくまで最初の主題のみ生かしたオープニングテーマとして演奏されるパインツリー(松崎バンド)のみによるインストだ。
 私はデオダードやボブ・ジェームス風にエレピでチャラチャラやろうかとも思ったが、ここはキチっと譜面どおりユニゾンすることにした。やっぱりなかなかよくできているものですなぁ。
 ガーシュインの作曲力も素晴らしいけど、オーケストレーションの苦手な彼にかわってアレンジしたF.グローフェも素晴らしい。この関係は現代の音楽シーンにつながる作曲・編曲の分業制のハシリみたいなものかな?

 そういえば少し長くなるけど、ガーシュインがパリに行ってラヴェルに会った時に、彼の巧みな管弦楽法について熱心に質問したらしい。するとラヴェルは「もうすでにあなたは一流のジョージ・ガーシュインなのに、何で二流のラヴェルになろうとするのですか?」と答えたという。なかなかシビレる話ではないか。

 M-2:A Lot Of Living To Do~M-3:I Don't Mean A Thing(if it ain't got that swing)
 松崎さんが登場してジャズ・スタンダードの有名曲をビッグバンド風のアレンジで続ける。M-2はこの現場で初めて耳にした曲なんだけど、パインツリーのバージョンはアレンジがなかなかかっこいい。イントロのsatoさんのピアノ・リフがいいし、途中でブギウギ調になるのも盛り上がる。
 続くエリントンの名曲は典型的なビッグバンド・サウンドの再現でyukkoさんのシンセとkuroちゃんのジャングル・スタイルのドラムが大活躍。私はお邪魔にならないように、密かにライオネル・ハンプトンをイメージしてヴァイブの音で所々チャチャをいれておりました。
 ここらあたりの松崎さんの選曲のセンスが光るし、ご本人の歌もラスヴェガスのショウを思わせる華やかさがあって、ウキウキさせられる。お客さんも手拍子で応えてくれて、最初からノリがよろしい!
 熱気にみちたエンディングで会場が沸いた後にE・ピアノの印象的なイントロに導かれてジュンコさんの登場。

 M-4:愛のセレブレーション(Tonight, I Celebrate My Love)
 ロバータ・フラックとピーボ・ブライソンのデュエットでおなじみの曲ね。でも、ロバータよりもジュンコさんの方が可憐さがより出ていると思うな。この曲で両雄そろい踏みとなると、会場の雰囲気もぐっと華やかに盛り上がってくる感じがステージ上にも伝わってくる。でも、バックはあくまでシンプルにボーカルを引き立てることに徹する。

 さて、この4曲続き後、お二人の軽妙なトークが炸裂。特に松崎さんのノリは今回すごかったね。そうとう笑かしてもらいました。ジュンコさんも笑い過ぎで歌う準備が出来なくなりそうでしたから。
 でも、お客さんもここでかなりのリラックス・ムード。このメリハリさがいいんだろうね。
まだ前半なんだけどもうだいぶ長くなったので、次回に続く。
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by harukko45 | 2006-02-05 14:54 | 音楽の仕事

ツアー終了

 全7公演を回った、松崎しげるwith大橋純子コンサートのツアーが無事終了して、今日帰宅しました。いやいや久々の長旅、いろんな意味でいい経験になった。
 やはり10日間も一緒だといろんなことが起きるものだなぁ、と再確認したし、日々変化するステージでの音楽は生き生きとしていて、あらためて素晴らしいなと思った。

 中盤戦でメンバー・スタッフ内に風邪が蔓延して、一時は移動中も暗いムードが漂った時もあったのだが、そこは百戦錬磨の方々、そういった試練に耐えながら、じょじょに各自で立て直し、全体のモチベーションも大きく高まって最後の2連チャン、大分・熊本のコンサートは大変充実した出来だったと思う。

 実を言うと、去年から続いているこのコンサート・ツアーは、何処でもなかなかの好評だったので、その内容にはみんなが自信を持っていた。それを今回はメニューと演出を少し手直しして、より進化させたバージョンだったので、私自身も当初から気合いが入っていたし、何としてもいい仕上がりにして気持ちよく終えたかった。
 個人的には今回はバンマスという立場ではないので、全体というよりも個人としての役割に重点を置き、自分の中での課題をもうけて毎ステージにのぞんだのだが、それについては気負いすぎの初日以外は、ほぼ満点の充実した時間を持つ事が出来たと思っている。
 毎日同じようなルーティーンを続けられたことにより、リラックスと緊張感をほどよく共有でき、良いパフォーマンスを維持することが可能だったのだろう。
 それと幸い私は体調を大きく崩すことなく過ごせたことも大きかった。やはり、体が一番だわな。

 熊本終演後の打ち上げも、みんな達成感のある満足した気分で語り合い、おおいに飲み明かしたのでした。最後にラーメンもね。(昼・夜で2杯も食っちまった!帰ってからはダイエットです。)
 ではコンサートの詳細は次回に。
 
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by harukko45 | 2006-02-04 23:58 | 音楽の仕事

大分から

 松崎しげるwith大橋純子コンサートツアーも終盤戦となってきた。今は大分だ。呉を11時ごろバスで出発して、夕方5時に到着した。今日は移動だけなので、また下関の時のようにネットカフェから更新中だ。

 さて、ここ数日間はなかなか大変だった。とにかく、風邪にやられてメンバー、スタッフが相次いで調子を崩したからだ。私は幸いにも、小倉の本番後に少しゾクゾクしたぐらいで、翌日には回復したが、何人かの人はかなりつらそうだった。
 それでも、本番を休むわけにはいかないのがこの職業。楽しい音楽を奏でる2時間だけは皆気合で乗り切った感じだったね。
 各本番後、再びバスに乗り込んで次の場所へ移動だったので、正直疲労がとれず風邪の人もなかなか直らないままだったかもしれない。

 そうやって小倉、福岡、呉とこなしてきたのだが、どの会場もダフ屋が出るほどの盛況で、お客さんが盛り上がっていただけたのが救いだったかな。

 とはいえ、こうして一緒に行動していると不思議と同士的な気持ちが強くなってくるものだ。と同時に個人としてのプレイに、とっても集中しようともするのだった。よく考えがちなのは、チームが苦しい時は個人を捨てよ、だが、実際にはその逆で各個人が自分の役割をしっかりこなし、いつも以上に自分にこだわることが、結果チームの危機を支えることになると思っている。

 今回はバンマスでピアノの佐藤さんが元気で我々を盛り立ててくれているし、私はここのところユンケル飲みながらのステージで、そのおかげか「絶好調!」とまでは言わないが、なかなかキレの良さはキープしていると思っております。

 そして昨日の呉では、体調の悪かったメンバーもずいぶん復活してきて、気持ちも明るくなってきたのだった。今日のバス移動もしんどかったけど、何とか後2ヶ所(大分、熊本)をいい形で乗り切っていきたいもんだ。

 そうそう、肝心なことを。何といってもフロントのお二人、松崎さんとジュンコさんは好調です!やっぱりメインをはる人というのは、元々体の構造が違うのでしょうね。もちろん、日頃のケアをよくなさってる成果でしょうけど。
 でもそうでなくてはコンサートは成立しないわけで、お二人の責任感の強さにはほんと、頭が下がるよ。
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by harukko45 | 2006-02-01 19:08 | 音楽の仕事

下関から

 今は下関にいる。松崎しげるwith大橋純子コンサート・ツアーは今日で三日目、一昨日・松山、昨日・ここ下関でコンサートをおこなって、今日は終日OFFなのである。
 それで、泊まっているホテル周辺を散歩中、ネットカフェを発見したので、こちらから更新している次第。
 なのだが、私の後ろではコーヒーの入れ方について、店のマスターが女の子をどやしつけながら熱血指導中、たぶん私が注文したやつだと思うのだが、二度ほどやり直しさせられております。ま、今日は急がないから、おいしくできるのを待ちますか、やれやれ。

 さて、初日の松山はクラシック用に作られたのか、オペラ・ハウスにあるようなボックス席を持った大ホール。ステージもずいぶん広くて雰囲気も良かった。我々の一日の流れは、まず到着後、弁当で昼食後にサウンド・チェック、リハーサル。会場でのリハに関してはアーティストそれぞれのやり方があるのだが、松崎さんの場合、キッチリと毎回ほぼ全曲やるので、たいてい3時間ちかくなる。
 けっこうこれで疲れちゃうこともあるのだけれど、久しぶりのコンサートでのロングバージョンで、微妙なテンポやニュアンスを思い出すためには良かったかも。
 ただ、リハ終了が本番1時間前ぐらいになるので、すぐに夜の弁当でエネルギー補給して休憩する暇なくコンサートが始まる状況だ。

 ま、つまり飯食って、キーボード弾いて、また食って、また弾くっと。

 そんなこんなで初日というのは緊張感が全体に強く出てくるのだけど、それがかえって集中をまして良い出来になることが多い。また会場のお客さんのノリもよく、最後には何人かスタンディング・オベイションをしてくれていた。うれしいことであります。
 ただステージ・サイドでは初日を無事終えて、ホっとしたね、という気分が強いかな。個人的には最後のほうはちょっとスタミナ切れだったし、ニュアンスもちょっと硬かったかな。

 さて、終演後はバスで松山から瀬戸内海を越えて、下関まで移動。これはなかなかしんどかった。着いたのは朝の5時近かったのだ。バスの中ではウトウト寝ながらMP3に編集したザ・バンドのアルバムをずーっと聴いていたんだが、ファーストから南十字星の1曲目までいっちゃったよ。ホテルに到着して即、皆ベッドに倒れこんだらしい。もちろん私も。翌日、「ベッドに横になれるって、こんなにも有難いことだったなんて!」が皆の共通認識でありました。

 二日目の下関公演は途中、映像のトラブルなどがあったりしたが、気分的にはずいぶんリラックスして出来て個人的には満足。ただ、メンバーによってはイマイチだった人もいたようだ。とは言え、松崎さんが強力に盛り上がっちゃって、ジュンコさんも笑いすぎで、歌えなくなりそうになっちゃったりして、いやー、とにかくおもしろかった。

 同じ内容でも毎日違う表情になるのがライブの楽しさ。このあとの5公演でどのようになっていくのか、ワクワクしますな。

 さて、私の後ろではコーヒー講座に続いて、このマスター、PC初心者の女性に「ホームページ製作」研修をおっぱじめたぞ。とにかく、もろもろの費用を節約したい女性とのっけから強圧的に指導するマスターとの間はまったくかみ合わない。声もでかくて落ち着いてられないので、そろそろ退散するか。
 それでは、この後は明日からは小倉、福岡、呉と続きます。また、ネットカフェを見つけられたら、アップしたいと思います。

松崎バンドのキーボード、yukkoさんのブログは写真付!こちらもチェック"sometimes"

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by harukko45 | 2006-01-28 15:32 | 音楽の仕事

 13日、今年最初のジュンコさんのライブ、松崎しげるさんとのジョイント・ディナーショウがあって前の日から大阪に入っていた。今回はある企業のイベントの一環で、一般のお客さん向けのショウではない。だから正直、ライブ中のムードがいつもの感じとは弱冠変わってくるのだけれど、今年一発目でもあり、この後月末から2月にかけての10日間のツアーも控えているので、正月気分をここで引き締めていかないとね。
e0093608_22432829.jpg で、いろいろ催しがあるので、我々の会場でのサウンドチェックは朝の7時半から。これって、ほぼ半日ずれた生活をしているミュージシャンにはなかなかキビシイもの。頭はいまいちはっきりしないまま、リハーサルをこなしていたかもね。でも、最後には新年のお祝いの振る舞い酒で乾杯して、「今年もよろしく!」と気持ちを新たにしたのだった。いやぁー、にしても朝の日本酒はききますなぁ。

 さて、本番は夜7時半。夜になれば、こっちのもの。この時間帯は我々のマジック・タイム(!?)だからね。
 セットリストは、
1.Winter Games(Inst) 2.愛のセレブレーション 3.シンプル・ラブ 4.たそがれマイラブ 5.シルエット・ロマンス 6.スクリーン・ミュージック・メドレー 7.あなたしか見えない 8.愛の六日間 9.愛のメモリー EN.エンドレス・ラブ

 1ヶ月以上あいていたので、まだまだ全体的には満点ではなかったろうが、今後のツアーで回数をこなすうちにどのようになっていくかが、とっても楽しみだ。

 終演後は松崎さんのバンド「パインツリー」の皆さん、それにおなじみ土屋さん、もちろんジュンコさんケンさん、最後にはスタッフも合流してにぎやかな宴会となった。また、ちょっと飲み過ぎました。ツアーに入ったら、少しセーブしていかないとね。もう若くないですから、ハイ。

 当日の写真をキーボードのYukkoさんがアップしてくれました。コチラへ
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by harukko45 | 2006-01-15 01:40 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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