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小沢氏報道へ不信

 今年に入ってマスコミが流し続ける一連の小沢一郎氏をめぐる「金」の問題。毎日、これだけ流されていると、個人的には気持ちも萎えて、やる気が失せ、前向きな気分も無くなってきますな。

 日本のマスコミは本当に心の底から、危機や不安を煽るのがお好きと見える。とことん、日本が駄目になるのが楽しいようだ。権力に対して批判をする姿勢は正しい。が、批判する根拠となる「ネタ」の信憑性を正確に判断する知性がしっかり備わっていないと、それは国や国民にとって百害あって一利なし。
 今のような異常に過熱して暴走する「メディア・スクラム」状態に、太平洋戦争時における「大本営発表とはこういうことでは」的状況を感じ取って、逆の危機感を抱いている人も多いだろう。私もその一人。

 とにかく、かねてより問題視されている検察からのリークによる記事はどこまでが真実であるか、全く検証されていない。そういったものを垂れ流すだけで、全くその内容を精査せず、後の責任も取らない姿勢でよいのか。
 とは言え、どうやら検察とマスコミ大連合による言論操作キャンペーンは今のところ大成功で、民主党政権不支持が増大し、小沢氏に辞任を求める世論が大勢を占めはじめた。ただでさえ「お上」の言う事を信じ切ってしまう日本人の「純粋無垢さ」につけ込んだ見事な成果であり、まさに日本にもゲッペルスがいるのであろう。

 だが、まだ何が真実なのか、全くわかってはいない。それだけはしっかり認識して、冷静に注視していきたい。

 もう一つ、普天間基地移設問題でも、日本のマスコミは全て「日米危機」ばかり語り、鳩山政権への不安のみ追求する。果たして、本当にそんなに日米は深刻な状態か?
 はっきり言って我々は、鳩山政権に感謝すべきなのではないか。「日米同盟」について、我々国民が根本的に考えるきっかけを作ってくれたことに、だ。
 「ただただアメリカの言われるままやって行けばいいのか」的感情論ではなく、ちゃんと「今や本当に同盟は必要か」ということを国民レベルでしっかり考えたい。
 それをリードすべきマスコミが「アメリカの我慢も限界」だからを理由に、現状辺野古案での決着に誘導しているのが納得いかない。それこそ、これまでと変わらない「事なかれ」主義であり、何も主張しない日本だ。
 
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by harukko45 | 2010-01-25 17:42 | 日々のあれこれ

 久しぶりに政治について。

 政権交代後の民主党政権への評価はなかなか難しい部分が多い。その抱える大問題の多さと、予想以上の深刻さからくるわけ(そのほとんどはこれまでの政権のていたらくがもたらしたもの)だが、その中の一つである沖縄普天間基地の移設問題は、マスコミ報道によると、鳩山首相の決断の遅さ、ブレる発言等が事態を混迷に導き、それにより「日米同盟」の危機が迫っている、との論調が多い。
 要するに、ほとんどの主張は「自民党時代のまま、辺野古への基地移転が最上で、さっさと決めてしまえ」ということになるか。だが、その根底にある(かどうかも実は疑問なのだが)まさに「日米同盟」こそが金科玉条であるかのような主張には私は相容れない。
 日本が過激な軍備増長や核装備を決めたわけでもなく、近隣諸国と一触即発の状況を作り出している訳ではないのに、はっきり言ってアメリカ軍の都合だけで、「同盟よりも社民党の方が大事なのか」などと恫喝される筋合いはない。

 この問題は全面的に棚上げしても、全く問題ない。今年中に結論だして、辺野古に新基地建設を決定する必要など全くない。
 なぜなら、アメリカの議会で海兵隊のグアム移転の予算はすでに通過した。これについては、日本側のはっきりしない態度がある程度影響を与えたかもしれないが、日本側の意思表示がなくても予算が通ったことで、アメリカ国防省側の心配はほとんどなくなった。だから、とにかく個人的にはひどく不愉快ではあるが、グアムのインフラ整備への予算(何が思いやり予算だ!)を予定通り日本がつけてあげれば、海兵隊はさっさと出て行く。
 だいたい、もう数年前よりも装備も技術も向上し、わざわざ沖縄に展開しなくってもグアムからで十分らしいじゃないか。

 そしてもう一つ、普天間基地移設に関して、辺野古の海に棲む絶滅危惧種ジュゴンの行く末を案じる人々が、その保護を求めてサンフランシスコ連邦地裁に提訴し、勝利していたことである。

 これについては、いつも読ませていただいている永田町異聞にくわしいので、ぜひご覧いただきたい。

 簡単に言えば、アメリカ司法では「辺野古への基地建設はならぬ」との判決が下っているのだ。もちろん、控訴の可能性もあるが、いずれにしろ日本に対し強行に脅しをかけてきたわりには、実際に辺野古移転をするのはアメリカ側にとっては大きなハードルをクリアしなくてはならず、実は面倒なのだ。

 そもそも、アメリカが沖縄の負担軽減なんか考えている訳がない。普天間が老朽化しているから新しいものが欲しいだけだ。アメリカにとって一番心配だったのは移転のための予算が議会を通ることであり、一時7割カットになったものがほぼ満額で認められたことで、彼らには満足なはずで、今後いちいち司法との戦いの末に辺野古への建設を強行するだろうか?

 つまり、辺野古への新基地建設工事を強く求めているのは、日本側の利権集団なのだ。

 今の段階でアメリカ国防省にとっては、日本の態度が未だはっきりしないことで、議会対策への心配がまだ残るが、大きな問題はクリアしている。

 思うに、この件での鳩山首相ののらりくらりは、結果良い状況を生みつつある。ひょっとすると、これは彼が確信犯的にやっているかもしれないとも思える気がしてきた。小沢幹事長の中国韓国訪問ともリンクして、大きな外交方針の展開への道筋の一つやもしれない。

 私は基本的にこれほど多くのアメリカ軍がずっと日本に駐留し続けることには反対であり、できるだけ早く出て行ってほしい。このような国家は世界において日本だけで、成熟した独立国家としての体を日本が成していない証拠でもあり、これまでのようではアメリカの傀儡政権そのものだ。いつまでも、「脅しをかければ言うことをきき、金もふんだくれる」、そんな関係でいいのか。

 真に対等な日米関係への検討、模索にはある程度のリスクも必要だ。それが一時のギクシャクを生んでも、バタバタするのはおかしい。あまりにも日本人はネガティブ指向すぎる。

 さて、オバマ大統領はノーベル平和賞を受賞したが、あの演説が平和への指針となる内容か?自らの戦争への弁解と肯定ではないか。理想主義者としての「あこがれ」のオバマと現実主義者としての「何らブッシュと変わらない」オバマという二つの存在があることを、我々は自覚しなくてはならない。つまり、「オバマ=平和の使者」ではないことが、はっきりした。そういう意味ではブッシュ前大統領の方が正直だったかもしれない。
 平和賞をあげる方もどうかしてる。
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by harukko45 | 2009-12-14 16:05 | 日々のあれこれ

羽田空港ハブ化大賛成

 前原国交相が発言するたびに、マスコミが大騒ぎし「各所で不快感と波紋が広がっている」と報道するのがこのところの流れのようだが、政権交代して1ヶ月経ったというのに、いつまでたっても昔ながらの報道手法には呆れてしまう。
 一昨日昨日の前原大臣の「羽田空港ハブ化」方針の表明は、これまでも識者の間で何度も語られ、ここ最近の羽田の拡張工事はまさにその方向に現実として動いている証拠にもかかわらず、成田の反発を気にして、官僚や自民党がずっと黙ってきただけのことを、明快にすぱっと言ってのけたのだ。こういう変化が「政権交代」の一面として我々には新鮮ではないか。

 森田千葉県知事は「頭にきて眠れなかった。冗談じゃない。」と激高し、なかば恫喝のような会見だったが、まさに元俳優のダイコンぶりを露呈するかのカッコ悪さで、思わず笑ってしまった。だいたい、一連のダム問題でもそうだが、関係する地方のお決まりのコメントが「事前に相談してほしい」だが、事前に相談してたら何も決められずにずるずると先延ばしになるのはわかっている。そうやって、中を取り持って適当な妥協案で中途半端な解決を計ってきたのがこれまでの政治。だが、そのことで地元の体裁を保っても、そのかわりに大多数の国民・利用者は無視されてきた。

 施設拡張がままならず、夜間利用も出来ない成田だけでは、これ以上の国際便乗り入れの増大など出来る訳もなく、国内便や都心へのアクセスの良さを考えれば、誰だって羽田の強化の方針は最も合理的で正しいと思っているのではないか。
 今のような分業化ではなく、羽田・成田の併用化が現実的であることは、たぶん、森田知事だって実は理解しているはず。だが結局、地元利権を最優先する立場上、一応不快感を示さざるを得なかったと少しは同情しよう。
 そもそも、かつての政治家・官僚の愚かな政策によって、バカげた問題を抱えている地方自治体はたくさんある。だからこそこの際、せっかく前原大臣がクリアに国の方針を明らかにしたのだから、真の国益と地方の関わりについて、これまでのような「地元に利権を」的発想ではない考え方に変わってほしいのだ。もちろん、その代価としての明確で大胆な「地方分権」が必要ではあろう。

 まぁ、とにかく。日本の海外旅行者にも評判が高い韓国の仁川空港は行った事がないのでわからないが、同じように日本のライバルとしてあげられるシンガポールのチャンギ空港の居心地の良さを知る一人としては、今の成田が実に見劣りするのは明白。これが、海外からの観光客・ビジネスマンならより強く感じるだろう。
 もっと悲惨な関西にある関空、伊丹、神戸の三すくみ状態は、まさに行政の歴史的愚行と言っていい。それ以外にも、狭い国土に90以上もの空港があるということ、こんなバカな現実こそ世界の笑い者だ。
 
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by harukko45 | 2009-10-14 15:37 | 日々のあれこれ

八ッ場ダム報道の不思議

 民主党政権になって、鳩山首相はアメリカにて外交デビューを飾り、なかなか良いスタートぶりを見せたが、方や内政においては国交省の前原大臣の方が大忙しであり、個人的にはこちらの方がおおいに気になる。

 何と言っても「八ッ場ダム建設中止」問題における一連の動きはどれも要注意だ。とにかく、新聞・TVを始めとするマス・メディアの報道がほとんど中止反対キャンペーンなのはいったいどういうことか?
 非常にシンプルに疑問に思うのは、TVのニュースに登場するのは建設推進派の人々ばかりで、50年近くもダム反対運動を繰り広げて来た人々など建設反対を主張する人は全く出てこない。各局一斉に「建設反対」論を封じ込めて、現政権の政策をひっくり返そうという意図か?
 そこまでの大規模で陰謀的ではなくとも、民主党がメディア報道にひるんで「中止先送り」や「続行を検討」などと政策変更を打ち出すの狙っているのだろうか。もしも、そんなもくろみ通りに事が運び、民主党が早くも方針転換を打ち出したとしたら、逆に「公約違反」「マニフェスト反故」と批判を強めるつもりか?

 私は、八ッ場ダムは建設中止の方向性が正しいと考えている。だが、それが間違いであるなら、反対キャンペーンを掲げるマスコミはちゃんとした論拠を示してほしい。
 だいたい、今のニュースで何度となくとりあげられる「工事の7割はすんでいて、あと3割の予算を投入すればダムが出来る」という話だが、これは4600億円の予算をすでに7割使用したということに過ぎなくて、実際には本体工事は全く始まっていない。つまり、本体工事以前の問題ですでに7割もの予算を使ってしまった、というのが真実だ。
 このまま続行すれば、必ず4600億などという数字はあっという間に越えていくにちがいない。あと6年で完成などという話を信じてはいけない。これまでに、そうやって我々はだまされ続けて、膨大な税金が無駄に投入されてきたではないか。

 そして「地元の住民の苦しみ」を全面にワイド・ショー的アプローチで展開するやり口は、実にいただけない。確かに地元住民はこれまでの愚かな政治による被害者であることは確かであり、長年の国や県の圧力によりダム建設を承諾したものの、結局はダムが完成されなければ正当な補償が得られない状況と言ってもよく、「ダム推進」にならざるを得ないのだ。要するに人質に取られているのとかわらないのではないのか?

 正直申し上げて、これは地元住民の悲劇というロジックで解決する問題ではないはず。これまでもあり、これからもあるかもしれない国の大規模プロジェクトの意味、無意味をどう判断していくのか、もしも間違いに気づいた時にそのリスクを国民全体でどうやって支払っていくのか、ということだろう。

 さて、安易に少ない情報だけでくどくど語るのは危険なので、このぐらいにしたい。もっとくわしくて正確な情報を提示して国民に問題提起するのが、本当のマスコミの仕事であろう。いち早く、各マスコミは現在の偏向報道をやめ、客観的できちっとした内容に方向修正するべきだ。

 気になった方は是非とも「八ッ場ダム」でググってみてほしい。国交省や推進派と反対派両方のサイト、ブログである程度情報は得られるので、自らも考えてみてほしい。
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by harukko45 | 2009-09-25 00:05 | 日々のあれこれ

 今年9月は大きな事柄があった時として、記憶しておいていいでしょう。

 まずは先月30日の衆院選挙によって生まれた民主党を中心とする連立内閣が昨日発足。鳩山首相による新たな日本のスタートとなった。
 もちろん、大いに期待しているので、是非とも頑張ってほしいが、これまで50年以上も続いた自民党と官僚による政治がそう簡単に変化するとは思えない。早くも新閣僚からは威勢のいい発言が飛び出しており、その前向きさは歓迎するものの、現実的には今年いっぱいは混乱を最小限度にとどめる慎重な舵取りが必要だと思う。我々国民も、これまでの慣行から頭を切り替える見方が出来るように成長していく段階だろう。
 いみじくも、鳩山首相は昨日の会見でこれからの新政権を「未知との遭遇」と表したが、政治家、官僚のみならず、マスコミも我々一般庶民にとっても初めての経験、もちろん不安はつきものだが、そのリスクをとってでも「変化」を自ら求めたのだから、我々自身もしっかりと責任を持って国の政治のあり方に関わっていかなければならない。

 それにしても、第二次戦後60年、東西冷戦終結後20年たって、ようやく我が国で「国民主権」らしい出来事(選挙による政権交代)が初めて起こったことは素直に喜びたいし、これで真に成熟した民主主義国家の確立への第一歩を踏み出したことになったと思う。

 そして、14日(現地13日)は日本人最高のアスリートであるイチローが9年連続200本安打を達成し、またまたメジャー新記録を打ち立てた日。もうイチロー選手はあまりにも素晴らしいし、その取り組み、こだわり、言葉、そして出した結果全てが最高なので、何も言う事はないわけで、ただただ感動するのみ。

 昨日の深夜にNHK・BSがイチローの200本安打全打席を放送したが、改めてシーズン開始からの1本1本のヒットの積み重ねを確認するだけで感嘆するしかなかった。彼が日頃から口にする「一つ一つの積み重ねでしか、遠くには行けない」がまさにこれだった。4月5月の時点では200という数字はものすごく遠く感じる、が、打って走って守ってをコツコツとやり遂げることによって、9月についに目標を達成する瞬間に辿り着いた。
 約1時間の番組中、時々カットインされる盗塁やファインプレーのシーンもあるものの、ほとんど彼の打席を見続ける内容にもかかわらず、全く飽きる事なく、それどころかどんどん魅了されてテレビに釘付けになってしまった。「すべてのヒットが作品」であるとするイチローの打席は全てに意味があり、アートとして存在すると言ってもいい。

 
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by harukko45 | 2009-09-17 16:01 | 日々のあれこれ

夏の終わりに

 8月30日の衆議院選挙は、今後歴史的に大きな出来事として残っていくのではないでしょうか。

 自民党の大敗北、そして民主党への政権交代が確約された日。保守系のメディアや学者、評論家からは民主への政権交代が国民の幸せには結びつかない、と危惧する意見もあったが、そんなことで雪崩現象のような自民党惨敗が食い止められることはなかった。
 そうです、これがはっきりと示された民意であり、私も日本の政治が変わることをずーっと願って来た一人として、この日が来るのをどんなに待ちわびていたことか。

 とにかく、私は民主党が政権を取ったということよりも、我々が投票することによって、日本の政治を変えることが出来た、という事実がうれしいのです。これにより、ようやく日本も真の民主主義国家として、欧米諸国と同じように成熟した段階に入ったと思えるのです。つまり、政治を決めるのは最終的に国民であり、我々は積極的に参加することで、国のトップをすげ替える力があるのだ、政権交代はこれからは常に起こるのだ、ということを示したのです。

 民主主義の主権者は国民であるということを、日本人は今回の投票によって、ようやく体現できたのです。これは、大きなことでないわけがない。もちろん、小選挙区制という選挙制度の効果も大きい事は否定しないが、それでもこれほどダイナミックな変動を国民が起こすことが出来たというのは、日本の歴史上においても初めてのことだと言えるのではないか。

 ただし、これにより我々国民は政治と国家への責任も持つことになったと考えねばならない。自分達で政治家の首をすげ替えたのだから、これまでのように「お上にまかせておけば...」などという無責任な態度は許されない。今後の民主党政権をしっかりとチェックして、常に国や政治に関心を持ち続けなくてはいけないと自覚しなければ。
 そうやって、我々はじょじょに成熟した民主主義へのトレーニングをこなしていくのです。それにしても、28日に期日前投票をした時に、投票所での人を多さに驚いた。それだけで、今までに味わったことのないワクワク感を覚えたのでした。
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by harukko45 | 2009-08-31 18:00 | 日々のあれこれ

5月になって

 早5月になった2009年だが、ここにきて新型インフルエンザによるパンデミックの危機が、まさに現実になりつつあり、今後、経済の先行き不安と政治への不信との最悪の合併症が人類全体に大きな苦難を与えることになるやもしれない。

 とは言え、インフルエンザに関しては我々一般人は冷静に見守るしかないのだが、香港での感染確認とホテル封鎖というニュースなどを見ると、もはや日本での感染も時間の問題と覚悟すべきだろうし、そんなに早くは終息しないと見るべきと思う。
 そして、来週GW後半での大量の帰国者をむかえる成田空港での大混乱が今から目に浮かんでしまう。もちろん、そのようにならないことを願うのだが。

 さて、私はこのブログにおいて、政権交代への願望を何度か書いているのだが、その期待を担うべき人物である民主党・小沢代表へのマスコミのネガティブ・キャンペーンは未だにじわじわと続いている。これは小沢氏が代表を辞さない限り続けるつもりだろうか。私は何から何まで小沢氏を支持しているわけではないが、それにしてもマスコミ側の偏った報道ぶりには強い不信感を抱く。
 だが、このところ毎日のように訪ねている社会派ブログ「永田町異聞byクレイジーパパ」にて"なぜマスコミは小沢嫌いなのか"を読ませてもらい、まさに我が意を得たりの気持ちになった。
 そして、クレイジーパパさんからの問い、「有力政治家の顔を立てることに腐心し、その実、統治の主導権を握る官僚組織をこのまま、のさぼらせておくのがいいのか。それとも制度疲労をきたしたこの国の統治機構をいったん破壊するために、小沢流を使うのが得策なのか。」への私の選択は小沢流の豪腕である。
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by harukko45 | 2009-05-02 01:45 | 日々のあれこれ

最近の政治について

 このところ体調を崩してしまい、ブログのアップも滞りがち。それだけでなく、いろいろ予定していたこともずるずると後回しになってしまいました。いやはや、結局今月前半の徹夜仕事の連続がひびいたのでしょうが、そういった無理は利かない年齢だっていうことをまずは認識しておかないといかんです。
 さて、そんなボケーっとしていた間にも、世の中はぐるぐる回っているわけで、いろんな事に口をはさみたい気分もあるのだが、いざとなるとその気力が湧いてこないという状況でした。

 ただ、漠然と今一番不安、不満に思う事は、この国の政治。今年の始め頃には政権交代が現実化するのではという期待が高まっていたのに、最近では麻生内閣の支持率回復で、自民党が危機を脱し、民主党による政権奪取は厳しくなったかの雰囲気が漂う。
 西松建設の不正献金疑惑による一連の小沢代表スキャンダルが形勢逆転のきっかけだが、秘書逮捕・起訴の後、何ら大きな進展・展開のないまま、この事件はなし崩し的に終了なのだろうか。もしそうなれば、国策捜査との疑問も生まれて当然。自民党政治の安泰が検察側の意志であるかのような流れに、何とも強いわだかまりを感じる。
 方や、小沢氏の判断も釈然としない。彼が代表職を続けることにより、それが党のイメージ悪化につながったことは確かなのだ。
 
 が、はっきり言って、こんなことで政権交代という最大の目的を台無しにしていいのか、と強く感じる。私は見たいのだ!この国の政治が変わるのをだ。それも、細川政権の時のような弱々しいものでなく、国民の投票によってしっかりと示された意志のもとに政権交代が実現するのを、見たい。

 そして、もう一つ。政府・与党が打ち出した追加経済対策への疑問。事業費総額56兆円という過去最大規模で、そのための補正予算が15兆円。
 いろいろやるらしいが、メディア的に目立つところでは、「テレビとエアコンと冷蔵庫やら電化製品を買い換えろ、エコ対応なら量販店みたいにポイントあげるよ」「車もこの際エコ・カーにしろ」「子育て支援も出すぞ、でも一年間限定、せこいね。」「おっと、住宅買うなら、財産贈与の税率見直すよ」「もちろん、道路も新幹線もがんがん作るよ、この機に乗じて」
 とにかく、みんなジャンジャン金を使え。それらの費用は隠し持っていた埋蔵金を、仕方がないから今回は出すが、足りない分は借金もするよ。出すよ、赤字国債ね。でもって、いずれは国民から徴収するよ、当たり前でしょう。

 さて、この対策を評価する向きもあるし、国民レベルでも好評な部分もあるとのこと。民主党も対案として2年で20兆円規模の補正を提案しているが、この次期選挙に向けての大事なこの時に、そんな似たり寄ったりのバラマキ案ではなく、前東大総長の小宮山宏さんが提唱している「自立国債」案を丸呑みするぐらいの大胆さでのぞんだらどうか。すでに、小宮山氏は麻生首相に提案しているらしいが、このような発想は民主党の方こそが積極的に関わっていくべきではないか。

 自立国債に関することは永田町異聞byクレイジーパパ:近視眼的経済対策に希望が持てるのかをどうぞご覧ください。その他の政治・時事問題にもくわしい。
 また、毎日新聞のサイト(毎日jp.)での玉置和宏氏の1月19日のコラム酸いも辛いも:日本の愚民政治は、定額給付金等についてのものだが、今現在の状況においても興味深く、示唆にとんだ内容だ。

 小宮山氏の「自立国債」論文はこちらから。
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by harukko45 | 2009-04-22 18:30 | 日々のあれこれ

オバマ大統領就任

 オバマ大統領の就任式の模様を見ていて、式そのものの厳粛さに、ずいぶん心を動かされた。

 その前日からの有名人多数出演の祝賀イベントやそれにまつわるメディアや一般市民のフィーバーぶりには、少し首を傾げながら見ていた私だけに、肝心の就任式も極めてハリウッド的な演出の中、"Change""Hope""Yes We Can""We Are One"といったオバマ語録の連発による、予定調和的なクサい楽観主義に終始する映像を見せられるのではないか、と危惧していたのだが、全くそうはならなかった。
 それは、宣誓後の就任演説において、これまでキャンペーン中に連呼していた言葉はほとんどなく、今の厳しい現実をしっかりと見据えて、アメリカ国民に責任と自覚を訴えた重い内容だったからであり、その中身の濃さにすっかり参ったのである。

 この演説の内容、オバマ大統領の意図については、専門家がすでに分析を始めているし、これからどんどんと論評や論戦が繰り広げられるだろうが、私が特に印象に残ったものを上げたい。

 ・我々が直面している試練は現実のもので、数多く、そして深刻なものだ。短期間では解決できない(過剰な期待への警鐘)。だが、アメリカはいつか克服する。
 ・我々が問うのは、政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、機能しているかどうかだ(レーガンからクリントンを経て、ブッシュと続いた「小さな政府」絶対論の否定と、そのようなイデオロギー論議そのものの否定)。
 ・市場が正しいか悪いかが問題ではない。だが、今回の危機は豊かな者のみを優遇する国は長く繁栄することはできないことを気づかせた(ブッシュ政権の経済政策への批判)。
 ・責任を持ってイラクから撤退し、アフガンでの平和を取り戻す(彼はシンプルな平和主義者ではない。イラク戦争は終わらせても、アフガンでの戦いは続くに違いない)。核の脅威を減らす努力をし、温暖化とも戦う。
 ・テロリスト達に対し、告げる。我々の意思の方が強く、それを曲げることはできない。我々は打ち負かす(テロとの戦いは続く)。そして、イスラム世界とは共に歩む関係を探す。
 ・責任を果たすべき新たな時代だ。自分自身や国家や世界に義務を負っていることを認識し、喜んで受け入れることだ(先人達の精神を何度も語りながら、そこへの回帰こそがアメリカの復活復権への道だと説く)。

 歴史に残るような名文名文句があったわけではないし、聞いていた人々が熱狂的に拍手するようなシーンもあまりなかった。だが、そのような派手さや煽動的な要素を全く排して、きっちりとした現状把握とそれに立ち向かう覚悟、国民には甘い希望ではなく自覚と責任を強く訴える姿勢に感服した。これが、信頼できるリーダーのあるべき姿にちがいない。

 と同時に、これからのアメリカが進む方向性も少し見えてきた。経済の立て直しはとても大変であろう。そして、外交面においては、彼によって平和がすぐにやってくるのではなく、今しばらくは「テロとの戦い」は続く。
 アフガニスタンが彼の「ベトナム戦争」にならないことを強く願いたい。
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by harukko45 | 2009-01-21 23:14 | 日々のあれこれ

オバマ氏当選

 ついにアフリカ系初のアメリカ大統領が誕生することになった。直接的な当事者であるアメリカ国民と違って、私たち日本人は外野席からの観戦にはちがいないが、それにしても、「政治家」という職を担っている人間が我が国にもたくさんいるのにもかかわらず、オバマ氏のような感動的なスピーチを日本の政治家から聞くことはトンとないし、カリスマ性あふれる姿を身近に見ることもほとんどないことに、かなり愕然としてしまった。

 アメリカという国が引き起こす戦争も政治・経済の混乱にも強い憤りを感じているのにもかかわらず、あのように魅力的なリーダーが再び登場してくることに、大きな嫉妬さえ感じてしまう。

 オバマ氏が実際にはどの程度の実力の持ち主かは、何ともわからないものの、とにかく「変革」しようと国中が大きく動き出すそのダイナミズムにも圧倒されてしまう。

 方や、我が国の首相は「解散も出来ない」人物だったのか?問題山積だからこそ、国民に信を問うのが筋ではないのか。それを「みみっちい」緊急経済対策でごまかされてしまうのにも腹が立つ。変革する勇気も覚悟もない人物はもういらない。

 「アメリカでは、すべてが可能であることを疑い、民主主義の力に疑問を呈する人がまだいるなら、今夜がその答えだ。今度の選挙は違うと信じて、投票所に並んだ人々の列が答えだ。老いも若きも、共和党支持者も民主党支持者も、黒人も白人も、同性愛者もそうでない人も、健常者も障害者も、すべてが出した答えだ。我々はアメリカ合衆国(の一員)なのだ。オバマ氏演説"Yes,We Can"(毎日新聞より)
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by harukko45 | 2008-11-06 06:05 | 日々のあれこれ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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