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 いくらテロ警戒で厳戒態勢だとはいえ、そりゃアメリカ大使館が閉鎖しているとはいえ、そのイエメンで我らがサッカー日本代表が試合をしているというのに、日本のTV局は一切放送しなかった。
 全くもって信じ難い。現地で取材しているフリー・ジャーナリストからの情報で、テロへの心配やら治安の不安をニュースでさんざん煽ったあげくに、肝心の試合を放送しないとはどういう了見か? なるほど、放映権をふっかけられたのかもしれない。が、そんなことはどうでもいい。
 こういう状況は、イラク戦争の時の日本のマスコミの対応を思い出す。戦争が始まる危険が迫るや、各マスコミの正社員であるジャーナリスト諸氏はさっさと日本に引き上げ、あとはフリーの記者達からの情報で、ニュースを組み立てていたっけ。

 日本のマスコミのへっぴり腰ぶりは変わっていなかった。

 試合は無事に行われ、我らが若き代表が苦しみながらも2点差を見事に逆転して勝利。アジア・カップの予選を突破した。
 平山君が久々の大活躍でハットトリック。その他にも柏木や山田ら、注目したい若手だけのチームの奮闘はネットでの文字情報だけでもワクワクさせられたのに、映像なしとは情けない話。

 サッカー人気の凋落か、TV局の経費節減か。まぁ、どっちにしろ悲しいこと。これじゃ、W杯への盛り上がりもそこそこであろうと悲観的にみるしかあるまい。南アフリカだって、治安はかなり悪そうですよ。なので、フリーの人間を派遣して、自分たちは取材に行かないのでしょうね。官僚や検察からのリークで記事をまとめるだけで、自ら取材せず、記事に責任を持たない政治記者達と同じだ。

 サッカー代表はよくやってくれたし、若手だけでの勝利を大いにほめたい。が、日本のマスコミ、特に大きな会社への信頼はますますなくなっていく。
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by harukko45 | 2010-01-07 04:29 | スポーツ

 スポーツの秋とはよく言ったもので、このところはいろいろと観るべきもの、チェックすべきものが多く大変。私の場合、スポーツは「観るべきもの」で「やるべきもの」ではないので、本来の「スポーツの秋」の意味とは離れているだろうけど、まぁ、いいでしょう。

 で、MLBのポスト・シーズンが第2幕に移る間に昨夜から今日にかけて、サッカーW杯予選が全世界であり、本戦出場国がかなり決まった。特に注目だったのは、南米予選にて不調だったアルゼンチンが最終戦でウルグアイに1-0で勝ち、ギリギリ4位での勝ち抜けが決定したことだ。ワールドカップの常連国でもあり、現在世界最高のプレイヤーの一人であるメッシがいるこの国が、一時は予選敗退も心配されていただけに、とにもかくにも勝ち抜けてくれて、サッカーファンの一人としてホっとした次第。
 メッシがいないワールドカップなんてねぇ。ずいぶん価値が下がりますよ。

 選手としては別格の英雄であったマラドーナが、監督としては全く能力がなかったことも証明されてしまい、今回のアルゼンチンはかなりのドタバタぶりではあったが、何とか最後には最低限度のメンツを守ったってところ。

 そして、ヨーロッパにおいては、これまた不調でお騒がせだったポルトガルが、何とかプレーオフに進出決定。とりあえず、これで自力で本戦出場を決めるところにまで来た。一応、もう一人の世界最高選手であるクリスティアーノ・ロナウドは生き残ったが、その分スウェーデンのイブラヒモビッチを観る事は不可能になった。
 せっかく、グループ2位にまで追い上げたのに、デンマークに敗戦したことで、スウェーデンは一気に希望が消えてしまった。このおかげで、ポルトガルは最終戦でプレーオフ進出を決めることができたわけですから、まぁ、しかたがない。ズラタンはバルサで、思いっきり凄いところを見せてくださいませ。

 だが、プレーオフ進出とは言え、そこで負けたら何の意味もない。その顔ぶれはポルトガルの他に、ロシア、フランス、ギリシャ、ウクライナ、アイルランド、ボスニア、スロベニアと強豪がずらり。予選2位でもこのレベルなのだから、アジア予選とは比べ物にならない厳しさですなぁ。
 とにかく、10月19日に組み合わせ抽選、来月14、18日が最後の大決戦となるのでした。今からドキドキですわ。

 さて一応、日本代表についても。キリン・チャレンジ・カップでの2試合は共に、すでに予選敗退が決まっていて、モチベーションも戦力も落ちたメンバーによるスコットランドとトーゴとの対戦だった。
 なので、厳しく攻め込まれることもなく、練習でやってきたことを楽にこなせるような雰囲気だったように見えた。だから、今のチーム状態がいいのかどうかは、あまり判断できない。とは言え、岡崎が香港戦に続き、ハットトリックをやってのけたのは本当に素晴らしい。彼の成長は大いに評価したいと思う。
 また個人的な好みとして長谷部はますます良いと感じているし、今後ともチームに不可欠な存在。新戦力として期待したい本田、石川、徳永はかなり使えると思った。特に本田には今後も期待したいのだが、いかんせん中村俊との相性はどうも今一つ。

 確かに、現在の日本代表で最もうまいのは中村俊と遠藤なのだと思うが、正直、この二人を中心とした今の主力チームは見ていて面白くない。スリリングな感じが皆無で、ドキドキすることはない。何となく予定調和的な攻撃ばかりで、結局はセットプレイ以外は決まらないことが多い。
 トーゴ戦においても、後半、中村俊と本田が併用されたが、結局噛み合ず、本田のシュートが決まったのは、中村に代わって石川が入ってからだったのは何とも皮肉な感じだった。

 それと、一番の不安はセンターバック。中澤、トゥーリオがレギュラーとして堅いのはわかるが、それでも岡田監督が他のセンターバックをほとんど試さないのが、何ともよくわからん。今後、バックアップがいないのは非常に怖い。中澤はたぶん今も日本で最も頼りになるディフェンダーだが、少しプレイに陰りが見える気もして心配だ。もちろん、頑張ってほしいし、好きなプレイヤーなのだが、伸び盛りの若手を一方で育てていくこともやっていくべきでは。


 
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by harukko45 | 2009-10-15 23:47 | スポーツ

 この時期に突然アジア・カップの予選だから、ちょっと面食らうんだけど、これもスケジュールですからしかたない。そんでもって、日本はバーレーンに負けていたのを思い出して、グループAを1勝1敗での2位だったのでした。それじゃ、今日は絶対勝たなきゃならん。

 とりあえず、香港相手にもしも負けたり引き分けたりしたら、大問題となって逆に大きな話題になるだろうが、一応順当に大差で勝利してくれたので、日本代表に関しては、ひとまず平穏な状態がしばらく続きそうですな。

 岡崎が地元日本平でハットトリックで文句なくの大活躍だったけど、その他に個人的には長谷部がとてもいい感じに見えました。ひょっとすると、このチームのゲーム・コントロールは今後じょじょに、彼が中心になっていく気がした。
 もちろん、相手が弱かったせいもあり、ずいぶんと余裕があったことは確かだが、それでも何か雰囲気が漂う感じだったし、ずいぶん落ち着きも出て来たなぁ、と今日はとっても感心しておりました。やはり昨年ドイツでのリーグ優勝の経験は彼を飛躍的に成長させていたのだろう。
 で、その成果というものはじわじわと現れるのでなく、突然良くなるわけです。というか、本人はコツコツと努力してきたはずだし、少しずつ自信をつけていたとは思うが、外から見ているシロウトには急に目を引くようになるものです。

 「あれ、この子って、こんなに可愛かったっけ?」って感じね。

 それと、久々に右サイドに徳永を投入したのは、新鮮で良かったです。この試合程度では、本当に代表に残れるかどうかはわからんですが、これまでのチビッコばかりのメンバーにようやく高さと強さを持った選手が登場したので、是非ともアピールしてもらいたい。

 とにかく、今日の試合は格下の相手とはいえ、公式戦を大勝したのは素直に喜びます。
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by harukko45 | 2009-10-09 04:23 | スポーツ

ポルトガル首の皮一枚

 昨夜の日本-オランダ戦は親善試合でしかなく、実はその後に真剣勝負のワールドカップ予選が各地で行われて、私はFIFAのサイトでじっと、いやダラダラと明け方までチェックしておりました。

 とは言え、気になっていたのは今や日本代表以上にシンパシーを抱くポルトガルの試合でありました。我愛するフィーゴ選手がドイツ大会終了後に代表を引退したものの、昨年のユーロでもC・ロナウドを中心にそれなりの成果と印象を残してくれたポルトガルでしたが、カルロス・ケイロスが率いる現在のチームは絶不調でまさに信じ難い状況。正直、今回の予選突破は奇跡が起こらないと難しいかもしれない。
 それでも、昨夜、同じグループ1の首位を行くデンマークとの直接対決に勝てば、再び希望が膨らむはずだったのが、何と前半のうちから失点して、終了間際にやっとこ同点にこぎ着けてドロー。これには、失望でグッタリきましたなぁ。

 カルロス・ケイロス氏はフィーゴ、ルイ・コスタを始めとするポルトガルの黄金世代を率いてワールドユースを連覇した監督ではあるが、その後はさしたる成果も上げられず(ベンゲルの後任で名古屋グランパスも率いたが、すぐに辞任。レアル・マドリードでも1年で解任、等々。)、目立った仕事としてはマンチェスター・ユナイテッドのアシスタント・コーチとしてファーガソン監督を支えたことか。
 それに、何と言っても不吉なのは1994年のワールドカップ予選で敗退して出場できなかった、という実績を残していることだ。
 現在グループ4位に低迷するポルトガルはまさに崖っぷちで、条件付きでの予選突破(残り3試合勝利とスウェーデンの自滅)しか道は残されていない。

 ほとんど、神頼みのような現実だが、何としても勝ち抜いてワールドカップに行ってほしいのだ、ポルトガルよ!

 おお、チェコもかなりやばい。フランスもあまり良くない。ヨーロッパ予選はまだまだ目が離せない。一方、南米はブラジルが出場を決めたが、アルゼンチンがおかしい。マラドーナ監督の責任論が浮上してきそうな様相で、これまた心配。来年のワールドカップにC・ロナウドとメッシがいなかったら、そりゃつまらんよ、まったくねぇ。

 ところで、昨夜の日本-オランダ戦後の両軍監督の会見があまりにも次元の違いを感じさせる内容なので、かなりショックを受けた。興味のある方は是非チェックしてほしい。
 日本の指揮官は「玉砕・神風」戦法しか頭にないらしい。かたや、オランダの指揮官は「悪い時でも勝つことを学べ」と指導している。
 また、スポーツナビでの宇都宮徹壱氏のコラムには100%賛同する私であります。
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by harukko45 | 2009-09-06 17:13 | スポーツ

 まぁ、実力通りの結果でしょう。これが、12年前とか8年前ぐらいだったら、「何やってんだ!」とマジに怒りながらも、もうちょっとのところもある、と前向きな考えもまだ持っていたのだろう。あー、そんな「青臭い」ファンの頃が懐かしい。
 だが正直、ここ数年で日本とサッカー強豪国との差はかなり開いてしまったのを知っているから、最初から大いなる期待を今では持てなくなっている。だから、今日の試合でも前半に何とか1点でも日本が決めていれば、もうちょっと形になる内容になっただろうが、それがかなわなければ、後半に少しだけやる気を見せたオランダにチンチンにされてしまうのは、十分に想像できることだった。
 
 4-0、5-0も予想できた対戦だったから、まだ良い方と言えるか?でも、後半の内容はあまりにも見るに耐えないものだっただけに、結果3-0でも、実質的には大惨敗に等しい。
 とは言え、選手個々は、なかなか良い部分が多かったと思った、特に前半。確かにオランダがかなり「手抜き」というか「様子見」か、本来の調子にはほど遠い出来ではあったものの、それでも、日本の守備は良かったし、そこから攻撃につなげるパスワークもなかなか見せるものがあったし、個々のテクニックでもけっして負けてなかった。だが結局、最前線の選手の技術不足が歴然であり、どうやったって点は取れそうになかった。なので、最大にして唯一のチャンスは後半18分の中村のフリーキックだけだったということに。

 日本は後半二人メンバーを代えたが、そのたびに流れが悪くなり(期待の本田、このチームでは活かされないか)、ついには中盤は全く機能しなくなっていったし、選手達の疲労ぶりには目を覆いたくなった。ドイツ大会でのオーストラリア戦やブラジル戦が思い出された。
 今日の試合は親善試合であり、交代も6人まで出来るはずなのに、明らかにバラバラで疲れ切っている中盤の手当ての出来ない指揮官では、もう先が見えているとしか言いようがない。
 それに比べて、オランダは余裕の選手交代とも言える采配であり、それでいて、その交代選手達がどんどんチームを活性化していき、終わってみれば「うまい戦い方」での楽勝だった。

 それにしても日本ベンチには、戦略・戦術というものがなさすぎる。岡田監督は「今ある力を出して、世界の一流レベルに真っ正面から立ち向かう」と語っていたそうだが、それはもうすでに無理だ(まともに行っても勝てない)ということは、ずいぶん前から結論が出ている。
 だから、頭脳が必要なのだろうに。にもかかわらず、ベンチワークはこんな状態で良いのだろうか。少なくとも、まだ未完成ではあっても、何らかの策をひねり出してトライしたというような部分を見せてくれないと、「あー、ドイツ大会と同じになる」と悲観的になるしかない。

 つまり、選手が再び玉砕して無惨な結果をサポーターが見るしかない、ということだ。岡田監督のコメント、「これまでやってきたを続けていく」という言葉には、全く希望が見えてこないし、これでは、応援しようという気力がわいてこない。
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by harukko45 | 2009-09-05 23:54 | スポーツ

このところのスポーツ

 このところ大好きなスポーツ観戦はままならず、重要なゲームは録画してチェックはするが、じっくり見るというより、早回しでダイジェストとして内容を知る程度になってしまった。あれほど、楽しみにしていたUEFAチャンピオンズ・リーグの決勝、バルサ対ユナイテッドもライブで見る事はかなわなかった。
 やはり、ライブで見るのと録画で見るのとでは、こちらの思い入れのようなものが格段に違いますなぁ。

 とは言え、バルセロナの3冠達成おめでとう!今年のバルサの素晴らしさは全くもって文句なしでしょう。現監督のグアルディオラは選手時代から好きだっただけに、シーズン前は期待と心配がいりまじっておりましたが、開幕直後の数試合でなかなか結果が出なかったものの、じょじょにまとまりはじめてからの別次元の強さぶりには圧倒されましたし、それでいてバルサの伝統にきっちり根ざした戦いぶりには、超一級の芸術品の仕上がりであったと言ってもいいでしょう。
 正直、プレミア・リーグで見る限り「史上最強」の呼び名で盤石の強さを見せていたマンチェスター・ユナイテッドが、バルサと相対した時に「え、こんなサッカーだったっけ?」と思ってしまうほど、両王者のレベルは意外なほど差があったのでした。

 あまりにも美しく洗練されたバルサに比べると、ユナイテッドのサッカーは最新鋭の戦術・戦略やC・ロナウドのような選手を持ってしても、まだまだ無骨に見えてしまったのでした。だから、そのあたりをしっかり見据えていたチェルシーのヒディンク監督は準決勝でのバルサとの戦いで、とことんフィジカル勝負に持ち込んで彼らを苦しめたというのは、実は正しい戦い方だったのだというのを改めて気づかされたとも言えます。
 それでも、最後にはイニエスタの一発でバルサは勝ちきったのですから、やはり凄かった。だから、少々全体として調子を落とし気味で決勝にのぞんだユナイテッドとの戦いの方が、やりやすかったように感じました。

 来シーズンはその王者バルサに挑戦すべく、ライバルのレアルが再び「銀河系軍団」の構築に乗り出したわけですから、ますます面白くなってきました。C・ロナウド、カカのレアル入りは本当にレアルを強くするのか、はたまたスターばかりの顔見せ興行チームになるのか、興味は尽きませんな。

 サッカー関連では、もう一つ。我らが日本代表がW杯出場を決めてくれたことでしょう。これに関してはサポーターの一人として感謝の言葉を送りたいと思いますが、この後のことを考えると、申し訳ないが現在のチーム・監督の技量ではベスト4などという目標は無理としか言いようがないことは、誰がみても明らか。
 ウズベキ戦、カタール戦、そして先日のオーストラリア戦での逆転完敗を見せつけられて、かなりの人が日本の力の現状にショックを受けたに違いない。私は、かねてより監督交代を求めていましたが、もはや時間的にも手遅れ感が否めず、それ故にますます悲観的な気持ちが募るばかり。
 それでも「何も変える事はない。1試合ぐらいで悲観する事はない」と語る岡田氏には、ほとんど絶望のような思いを抱くのでした。来年の夏への期待は今の段階では全くありませんが、その分楽な気持ちでワールドカップを楽しめるのかもしれない。

 さて、MLB。イチローは怪我人続出の日本人選手達の中で、唯一大活躍ですが、これは彼がやはり「モノが違う」ことなのでしょう。なのに、チームであるシアトルは4月の絶好調をキープできずに、現在3位。ア・リーグはボストン、ニューヨークを擁する東地区が強力に強いので、シアトルがポストシーズンに進むには何としても西地区で優勝するしかない。ここ数年の中では一番いい戦いぶりを見せてくれているが、なかなか勝ちきれず上位に行けない状態で、これもまたちょっと難しいかも、と悲観的。だが、ひょっとしての期待はまだある。4月の時のような勢いが夏以降よみがえることを祈りたいって感じ。
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by harukko45 | 2009-06-19 13:20 | スポーツ

 ワールドカップ予選も後半戦。前回のオーストラリア戦での戦いぶりはある意味「岡田ジャパン」の限界を見せつけられてしまったために、私としてはこの代表に関して、少々熱が下がってしまっている。つまり、たとえ予選を勝ち抜いたとは言え、その後にある本大会での戦いぶりが一瞬見えてしまったのだった。「あー、またこんなサッカーをやっても、簡単にゴール前からはじき返されるだけか」
 それほどまでに、オーストラリア戦では全くゴールが生まれる気配が感じられなかった。

 代表のサッカーへの失望感は今日の試合で勝利しても消えることはなかった。1-0で勝利したことで、グループ2位以上での勝ち抜けにかなり前進したことは事実だが、しかし、それだけでは満足できそうもない。はなっから、本大会で1勝も出来そうも無い、それどころか、1点も取れそうも無いチームがワールドカップにただ出るだけでは、もはや納得できない。

 今日の試合で神々しく輝いていたのは唯一、中村俊だった。激しい潰し合いが続くタフな試合であっても、しっかりと起点となりうる落ち着いたボールさばきと見事なパス・ワークは実に光った。だが、それ以外の選手にはそれほどの存在感も魅力も感じられなかった。もちろん、無失点で勝ったのだからディフェンスの安定感は勝利の要因であろうが、バーレーンがことのほか良くなかったのも事実だと思う。

 正直、あまり語ることのないつまらない試合だった。だが、勝った。それで良しとしよう。この後、ウズベキスタンとカタールに大ドジを踏まずに、最終のオーストラリア戦は共に消化試合になるようにシナリオを進めれば、南アフリカには行けそうだ。だが、この予選後に本当にワールドカップで世界を驚かすためには、岡田ジャパンではダメだ。
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by harukko45 | 2009-03-28 22:12 | スポーツ

 圧勝、快勝でしたな。今日は文句つけません。皆よくやってました。このぐらいの内容で残りも行ってほしいもんです。

 特に前線のチビッコ軍団、田中・玉田・大久保、よく走っていい形を何度も作っておりましたし、そこに内田くんからの相手DFの裏を狙ったパスが見事にはまっての田中の先制点でした。前半はその後得点できなかったけど、何度もチャンスを生み出していたし、相手の攻撃がそれほどでもないのが見えたので、ほぼ安心してみておりました。

 とは言え、何が起きるかわからないのがサッカー、なので、後半開始早々の玉田の2点目はシュート自体も見事だったし、勝負の行方を大きく左右する得点だった。ちょうど、あの時間帯での前線への人数の掛け方、ボールのまわし方や、左右のサイドでの展開等が、プレミア・リーグっぽい雰囲気があって、「おっ!」と思わず体が前に出たぐらい良い流れだった。
 これまでだと、そんなせっかくの良い流れであっても、ゴール前でのちょっとしたためらいから、一つ余計な動きや余計なトラップでチャンスの逃すのが日本だったけど、今日は違った。後半開始から大久保とチェンジして玉田が得意の左サイドにポジションを変えていたのを、これも今日非常にいい動きを見せていた長谷部がしっかりと把握しており、実にクールなパス。これを、玉田くんがドカーンとお得意の形から決めてくれたのだった。

 その後、一応カタールもより積極的になったのだが、いかんせん出来が悪いというか、たいしたことなかったというか、もはや日本の敵ではなかった。

 でもって、今日は作りに徹し、また守備のうまさで何回かうならせてくれた中村俊が、右のショート・コーナーからの流れで絶妙のクロス、これをトゥーリオのヘディングでの3点目で、完全に勝負あり。早々に帰宅の途につくカタール・サポーターでありました。
 試合開始当初は不安いっぱいだった左サイドバックの長友やセンターの寺田もよく頑張っていたと思うし、GKの川口もやはりいざという時にさすがの落ち着きぶりでありました。で、結果として失点続きだった日本がこの最終予選初めてシャットアウトしたのだから、高く評価していい。

 正直、岡田ジャパンになって、これほど出来の良かった試合は初めてではないか。この前のキリンカップ・シリア戦での前半の良さ(前線に玉田・田中・大久保・岡崎の4FW(1+3)を置き、中盤の底からの展開とサイドからの速い攻撃)をうまく発展させた仕上がりに私としては満足しましたし、采配にも文句ありません。
 これまでどうも好きになれなかった岡田ジャパンではあったけど、やっぱりW杯予選で日本が負けるのは見たくない。だから、今日のような戦略・戦術を徹底して、チームを熟成させていってほしい。W杯への道が少し見えてきた。
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by harukko45 | 2008-11-20 04:24 | スポーツ

 ホームで引き分けが、今後にどう響くかは何とも言えないですが、それにしても盛り上がるのに時間のかかるチームですなぁ、岡田ジャパンは。
 すでに2敗していて後のないウズベキスタンが、立ち上がりからプレッシャーをかけてくるって予想してなかったのだったら、これはずいぶん相手を甘くみていたのではないか。

 なんとなく「様子見」で試合に入って行くのが日本の悪い癖で、誰が監督やってもこの点はあまり改善されていない。最終予選ホーム初戦なんだから、ホイッスルと同時に、日本の方がゴールに向かう圧力を強力に加えて先制攻撃してほしかった。
 そのぐらいの勢いをみせてくれないと、このチームはいつまでたっても「元気がない」「覇気がない」って言われ続けるんじゃないかな。

 実際、試合全体を通しても、そういうエネルギーを感じられないのは、今の岡田ジャパンの特徴だけど。

 今回、左サイドの長友はケガで欠場だけど、正直、彼とか左上がり目で先発した香川とかは果たして代表の器なのだろうか?とにかく、全体がこじんまりした感じでちっとも迫力がない。結局、ゴール前へのボールの供給は中村俊頼みで、何の為に「4-2-3-1」なんていう布陣をひいているのか、わかりません。
 今のはやりだから、この形にしているだけで、右サイド・ハーフの中村はやっぱり中央でプレイしたいわけだし、日本のリケルメとでも言う感じの中村俊の存在は、今の時点では彼以外に攻撃の起点になれるものがいないので、しょうがないとしても、あまりにも時代遅れな「司令塔」サッカーであることに変わりはない。
 オーストラリアあたりは中村をこてんぱんにつぶしに来るか、彼の裏のスペースを徹底的に狙うと思うな。そうすれば、ぜんぜんボールはゴール前に供給されない。

 それでも、まだ右サイドは内田が果敢に上がってきて、クロスやドリブルをしかけるので、中村や大久保、玉田らとの連係も見れて、それなりに期待できるが、かつては日本の攻撃の要だった左サイドはほとんど効果的な動きや形は見えなかった。
 阿部の左サイドバックも香川の上がり目も効果なし。人選が間違っているとしか言いようがない。

 FWも本当にこのメンバーでいいのか?交代で入ってきた二人(岡崎、興梠)にこの大舞台でいきなり点を取れる気配がしない。そこら中で、相手に倒されまくっている小さな日本人FWばかりじゃないか。いつになったら、高原は戻ってくるのか?それとも、岡田ジャパンではNGなのか?

 とにかく、「4-2-3-1」の形でやるならば、中盤の高めに位置する「3」の両サイドにはスピードのあるFW感覚を持った選手を入れてほしい。松井は最大の候補だろうが、他にも玉田、大久保、田中達のような早い選手を。で、中村にはきっちりトップ下にいてもらいたい。彼のところでタメを作って欲しいし、下がり目からのミドル・シュートも武器になる。
 そして、トップを張る「1」には高原が最も切望されるが、背の高い巻もあるだろうし、とにかく強さを持った迫力と闘志を全面に表せる選手にしたい。

 中盤の底の「2」は遠藤を使って中村や両サイドへのボールの供給を任せるなら、長谷部はいらない。もっと守備のセンスのいい選手がいそうだと思うが、稲本も最後の15分じゃもったいない。だいたい、トゥーリオを前線に上げて、そのカヴァーを稲本にやらせるなんてアホじゃないの。
 トゥーリオはセットプレイでのヘッドしか役に立たない。ディフェンス・ラインのバランスを崩してまで攻撃に選手をあてるのなら、稲本(あるいは中村憲)が前に行って、ボランチ1人とセンターバック2人はそのままにすべきでしょう。そうなると、阿部がボランチにいてバランサーの役目を担ってほしいし、彼ならセンターバックにも入れる。また、オシム時代の鈴木は全く復調していないのか。

 そんな流れからいくと、左サイドは必然的に駒野か中田浩二ではないか。それ以外にもJ・リーグにサイド・バックのいい選手はまだいるのではないかぁ。
 右サイドには加地に帰ってきて欲しいが、それは無理のようだし、内田君はこのメンバーの中では唯一光っているので、私としては彼の守備には目をつぶっても、とにかく成長してほしいと思う。

 次のカタールも手こずりそうだ。オーストラリアに4-0でこてんぱんにやられた後だけに、ホームでガンガンくると思う。日本はきっちり準備していくのは当然として、もうちょっと「マシ」なサッカーを見せてくれないと勝てないよ、これじゃ。
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by harukko45 | 2008-10-16 01:21 | スポーツ

 6日(日本時間7日早朝)に行われたアジア最終予選の初戦、バーレーンとの戦いは勝つには勝ったものの、終了間際に2失点で、あわや同点にもされかねないバタバタぶりを朝っぱらから見せられては気分が大変悪かった。

 あんな時間(終了5分前)に、それも1人少ない相手に立て続けに失点したことについて、「サッカーの怖さ」だとか「中村憲の3点目で選手もベンチもホッとしてしまった」などということで、解決してほしくない。
 正直にインタビューに答えるのも結構だが、それならば「監督としての采配がぬるいから、試合をうまく終わらせられなかった」と言うべきだ。

 長谷部に代えて今野を投入して「守備固め」を意識したのかと思いきや、その彼の目の前をクロスが通り過ぎ(足出してくれよ!)、それが相手FWに渡り、彼がゴールに向かう姿勢をとるや、あっさり早く足を出してつぶれてしまう内田のカルーイ守備で、何ともあっけなく1点失った。
 そのみっともない守りに動揺したのか、続いてトゥーリオと楢崎の連係ミスともいえるバックパスがそのままオウンゴールで2失点。何やってんの、としか言いようないでしょう。
 中村俊も指摘していたが、その前にも阿部と楢崎の間でも危なっかしいやりとりがあったわけで、その辺の守備陣の連係のまずさは「恥ずかしい」の一言だ。

 阿部を左サイド・バックにおくのは悪くないと思う。が、あの時点で守備をより意識するならば、阿部を本来の下がり目センター・ハーフにチェンジして、今野は左サイドに置くべきだったのでは。内田は元々守備がアヤシいのだから、その辺の目利きができる阿部とセンター・バック2人で固めるのが得策ではなかったか。

 攻撃においては一応今はやりの4-2-3-1の布陣ではあるのだが、いかんせん中村俊のポジションはそんなに高いわけではないし、右は右でも中央よりによってくる傾向が強いので、結局は玉田と田中達だけが前線で頑張る2トップにトップ下中村俊という古風なシステムとさして変わらない。
 特に前半は左の松井も下がり気味で、それほど強烈な存在感をみせてくれることはなかったので、ますますそうなった。中盤に人は多くても、後ろ目にいっぱいいるだけであまり怖くない。
 私が思うに、このシステムの場合は1トップの玉田に対して、両サイドのハーフ(中村、松井)はもっと高いポジションをとって3トップ気味でいかなくては、全然効果がない。
 ユーロ2008や近年の一流リーグでも顕著なのは、両サイドのハーフはいまやFW的能力の高い選手が受け持っていることが多い。これまでの司令塔のような選手は逆にボランチあたりにいる。そして、つねにチャンスはサイドから始まっていくのだ。

 だが、日本代表はよくパスは通って回しているものの、肝心の決定的なシーンを作り出すためのトライがぬるい。単純にサイドを深くえぐることも少ない。大きなサイドチェンジが出来るのは中村俊だけだ。
 U-23世代では果敢に攻撃参加してゴール前まで来る右サイドの内田も、A代表になるとどうにも控えめだ。特に、彼の前は中村俊なのだから彼がガンガン上がってくれなくてはバリエーションが増えない。
 結局、苦し紛れに中央突破をはかったり、安易なクロスを上げたところで、簡単にはね返されてしまうだけだ。

 それでも、この試合では前線の玉田と田中のチビッコ・コンビの奮闘により、かなりのチャンスを作り出していたし、相手のファウルも引出していた。前線からのプレスは今や常識的な戦術であり必須項目であるのに、未だに「フォワードは守備をさぼってでもシュートを」なんて言っているOBのコメントには呆れるが(他のサッカー番組でのこと)。

 とは言え、結局のところ最初の2点を決めたのは、ほとんど中村俊個人の力のおかげであり、それ以外のオプションが全くといっていいほど見えないのが現状ではないか。まぁ、しいて上げればセット・プレイから中澤がヘッドで決めるぐらい。
 ただし、今年のユーロではセット・プレイで得点することは少なかった(全体の2割程度)。つまり、世界レベルにおいてセット・プレイへの守備は各チームとも強固になっており、得点の多くをセット・プレイに頼り、強烈で明解な攻撃パターンを未だに作れていない日本にとっては極めて深刻な状況なのだ。

 後半投入された中村憲は先発しなかったのがもったいない感じの動きを見せたし、3点目のミドルも見事だった。何しろ、これがなかったら引き分けだったのだから、おそろしい。中村俊との関係も中村憲は良いと思うし、中盤下がり目から上がって行って決定的な仕事が出来るのは魅力的だ。
 とは言え、松井の代わりに投入されたので、左サイドでの役割としてはどうだったか?俊輔は失点シーンで、憲剛が中に中に入ってきすぎるから、遠藤が外に引っ張られた、と指摘している。本来はボランチだから、その癖が早々には切り替えられなかったということか。
 そういう点ではせっかく招集したのに稲本をベンチにも入れなかったのは何でだ?怪我か?わからん。先発の長谷部はそんなに良かったのか、私にはわかりません。オシム時代の鈴木の方が徹した仕事ぶりで私にはわかりやすかったけど。

 さて、この手の話はつきないし、見当外れもあるだろうから、この辺で。ただし、バーレーンはこのグループでは一番弱い相手だ。この後はもっと危険なチームばかり。勝ったからとは言え、全く安心していられないし、不安はますます募るばかりだ。
 
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by harukko45 | 2008-09-09 16:57 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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