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 ワールドカップ4日目、グループEの2試合。そして、我らが日本代表がカメルーンを撃破、見事な勝利で勝ち点3、ありがとう!!!

e0093608_1483159.gife0093608_148448.gif 昨夜のTV朝日「Get Sports」にて、日本サッカー協会技術委員長である小野剛氏が、カメルーンの弱点をかなり具体的に解説して、特に左のセンターバックの裏をつくことを指摘していたのだが、今日まさに本番において、日本がその通りにディフェンダーの裏を狙うクロスを徹底していたことにまずシビれた。(まぁ、当たり前と言えば当たり前なのだが)そしてその戦術が見事に的中、前半39分に先制したのだから、強烈にシビれて、久々に歓喜の雄叫びをあげてしまった。

 本田、実に落ち着いて決めてくれました、ありがとう! 松井、最高の切り返しから、左足でのクロス、パーフェクトでした、ありがとう! 大久保、今日一番のハードワーク、気持ちを全面に出してのキレたプレイぶり、素晴らしかった、ありがとう!
 正直、これまでの日本ではなかなかありえなかった、個人の力でなんとかできる3人が絶好調であったのが、ものすごく良かったし、久々にいいサッカーをする日本を見せてもらいました。

 長谷部、遠藤、阿部の中盤トライアングルは、それぞれの役割分担とその切り替え、入れ替わりが実にうまくいっていて、ちゃんとしたハーモニーを生み出したいたことも絶賛したい。まさに、ここが日本のダイナモなのですから。
 左サイドバックの長友の充実ぶりは、ここ最近特に際立っていたが、それがこの本番でようやくチームの勝利と結びついたことは大きい。エトーにほとんど仕事をさせなかったのは確かだ。(だが、後半4分に3人を抜き去ったエトーはやはり凄かった。あの突破がゴールに結びつかなかったのはラッキーだった。)

 それと、カメルーンのチーム内における内紛(?)と混乱にも助けられたと言える。アーセナル所属で、中盤の要であるソングが出ないなんて、やはり信じられない。元々ルグエン監督と仲が悪かったらしいが、ここに来て最悪の状態となったようだ。
 エトーも本来なら左か真ん中に配置したい選手だと思うが、このチームでは右に置かれて、時に中盤に下がってゲームメイカー的な役割をさせられている。これもある意味助かった。このチームにはゲームを作る人材がいないために、やむなくエトーがそれも兼ねているようで、おかげで彼の怖さの半分がすでに消えていたのだった。

 とは言え、4年前のオーストラリア戦での屈辱を乗り越えてくれた日本代表を今日は大いに讃えたい。あまりにも暗く重いものが、ようやく一つはずれた気分だ。
 だが、まだ戦いは続く。あと2戦を戦い抜いて、まずはグループリーグ突破という結果を出してこそ、初めて日本サッカーに再び光りが見えてくるというものだ。是非とも、チームは結束していて、大仕事を達成してほしい。ガンバレ、日本!!!

e0093608_2502189.gife0093608_2503141.gif さて、日本戦の前に行われたオランダとデンマークの一戦。前半はデンマークがさすがの堅守で、オランダは一日前のドイツのような派手な攻撃をすることは出来なかった。だが、後半早々のデンマークのオウンゴールで、そこまで踏ん張っていた堤防が一気に決壊してしまった。デンマークのエースであるベントナーは出場したものの、まだケガの回復は万全ではないのだろう、後半途中の交代で、デンマークが追いつく可能性はかなり低くなった。

 オランダにしてみれば、相手からのプレゼント・ゴールだけで勝利したら、国内のうるさ方や有名OB達が黙っていないし、ファンとマスコミからも批判されるに違いないので、とにかく自力で2点目をとらなければならないわけだが、それは後半40分になってようやく達成された。まぁ、これで何とか面目が立ちましたな。
 もちろん、素晴らしいプレイが随所にあり、強いのは確かです。でも、そんなにビビるほどじゃないような気もします。スナイデルを阿部と遠藤で徹底マークして潰しにかかり、ロッベンはたぶんまだ出てこないと私は踏んでいるので、ファン・デル・ファールトが今日のように左サイドなら、松井のドリブルとクロスや長谷部と本田を加えた右サイドのからみは、かなり使えるのではないかと思いますね。是非、どんどんトライしてほしいです。
 ただ、ファンペルシーは最も危険であることは間違いない。個人的には好きな選手なのですが、日本戦では空回りし、孤立してイライラする状態になるのを祈ることにします。
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by harukko45 | 2010-06-15 03:22 | スポーツ

 ワールドカップ3日目。グループDが登場。だが、この2試合目のドイツ対オーストラリアはCS放送のみ。興味深い対戦だっただけに見たかった。(おっと、ustreamで見れるね。ドイツ強し!)

 で、その前に行われたセルビアとガーナの試合。
e0093608_314858.gife0093608_3217.gif 両チームともにレベルが高いから、好ゲームを期待したのだが、この試合も守備優先の膠着した内容になってしまった。それでも、ガーナの方がまだ積極的だったかな。確かに、プロ・レベルの人が見れば、良いプレイが随所にあるのだろうが、クライフ氏流に言わせてもらえれば、「スペクタクルのない」つまらん試合。まぁ、これが初戦の戦い方といってしまえばそれまでなんだけど。しかし、そうなるとますます、韓国の攻める姿勢は立派だったなぁ。

 でもって、この前に行われたアルジェリアとスロベニアの一戦と同じように退場が試合の流れを大きく変えた。後半29分セルビアCB・ルコビッチのイエロー2枚の退場はちょっと厳しすぎのような気もしたが、それでもセルビアの力なら「試合を殺す」ことは出来たはず。ガーナも今一つゴール前でのアイデア不足であり、なかなか決定機を作れない状態だったからだ。
 ところがねぇ、やっぱモメンタムってやつでしょうか、ルコビッチ退場の10分後、何とペナルティ・エリアでクズマノビッチがハンドするとは、ちと軽卒ではないか。わざとじゃないだろうが、手は下げておくべきでしたなぁ。あまりにも派手に当たってましたから。これで、ガーナにPKを献上、ギャンが落ち着いて決めて、1-0でガーナの勝利。

 私としては、この試合前までアフリカ勢が勝ててないだけに、そろそろアフリカ人の高い身体能力を生かしたゴールでスカっと勝つのを見たかったのですが、ぜんぜんスカっとする内容ではなかったが、とりあえずアフリカ1勝という結果をガーナが出してくれたことは良かったです。

 でもなぁ、ここまでどうもフラストレーションのたまるゲームばかりです。こうなったら、明日の日本にカメルーンを爽快に撃破してもらうしかない。ガンバレ、日本!!

e0093608_4255799.gife0093608_426992.gif これは面白い試合。ドイツ凄いね。あっという間に2得点!ポドルスキ、クローゼお見事!やっと、盛り上がってきました。
 若手のエジル、ミュラー、ケディラがいいですなぁ。それに加えて前回大会組のクローゼ、ポドルスキ、ラームも好調。オーストラリア、ほとんど何も出来ずに、あっという間に前半終了。
 後半開始直後はオーストラリア、攻勢をかけるも後半11分にケーヒル一発レッド!あらら。もはや、瀕死のオーストラリアか。
 とどめを刺すドイツ、67分にミュラーが豪快にゴール!3点目。これは、この後何点入るかわからんぞ。ピム監督、真っ青。
 やっぱな、69分にクローゼに代わって入ったカカウがゴール、4点目。
 ドイツは余裕のメンバー交代で、主力温存。しかしまぁ、若きドイツ代表、いいですなぁ。この後いい気にならなきゃいいけど。まぁ、そんなことはないでしょう。

 4-0でドイツの圧勝。オーストラリアにはショッキングな大敗。エースのケーヒルが次戦出場停止だろうから、かなり苦しい。もはや、グループリーグ敗退決定かもしれない。
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by harukko45 | 2010-06-14 03:19 | スポーツ

 グループCは2日目と3日目に試合が分かれているので、とりあえず昨夜未明に放送されたイングランドとアメリカの一戦。

e0093608_17175113.gife0093608_1718498.gif スター軍団で優勝候補でもあるイングランドの初戦ですが、アルゼンチン同様に少々失望しております。確かに、ケガ人続出でベストな状態とは言えないのですが、それでももうちょっと良いかと思いました。
 
 ジェラードもランパードもいまいちやりにくそう。バリーが復帰しないと彼らも守備に追われる状態になり、かなり困るか。でもって、両雄並び立たず状況がこの試合でも多く見られた。
 CBファーディナンド離脱で、その代役となったキングが前半でこれまたケガ。だが、彼も前半不安定さを見せて、アメリカのカウンターにあたふたしていた感も。後半入ったキャラガーもやはり危なっかしい感じで不安。テリーの相棒は決まらない。
 左サイドのミルナーはアメリカの右サイド・チェルンドロにやられっぱなしだったし、交代して入ったライト=フィリップスはチェルンドロ封じにはなったけど、いまいち小粒な感じ。
 グレン・ジョンソンとアーロン・レノンはまずまず、ルーニーとヘスキーも悪くなかったと思う。が、とにかく全体に前線へのアシスト、クロスの精度が物足りないし、ルーニーへのフォローも少ない。(それはアメリカの守備がかなり良かったことにつながる。)やはりこれもバリーが出れないことで、各方面に影響が大きいのかもしれない。
 で、ずっと見ていて「何か一つピースが足らんのだ」と思っていたら、スーツ姿でベンチから見守るベッカムの姿が。彼がいたら、っていうわけじゃないんだけど、彼のような一発で決めることのできる選手がいたら、ルーニーももっと楽だろうに。
 でもって、GKのグリーン。彼の凡ミスで勝ち点を2失わせる結果を作ってしまったわけで、負けはしなかったけど、イングランドの抱える問題が全て見えたような試合でありました。

 とは言え、多くの不安を抱えながらもイングランドはグループリーグは勝ち上がると思う。だが、その先はどうか。

 アメリカはかなり手強い。韓国と同様、ひょっとするとひょっとするかも的チーム。運動量とそれを支えるスタミナも凄い。ただ、パワーとガッツで押しまくるやり口は、見てて面白いとは思わないけど。(その点、韓国の方が洗練されている)
 対戦相手はとにかくドノバンを止めないとね。1パターンだけど、アメリカの切れ味するどいカウンターに、他のチームはかなり手こずりそう。

e0093608_1575886.gife0093608_1581022.gif 3日目に行われたアルジェリアとスロベニアの一戦は、長い長いこう着状態が続き、少々退屈でありました。これを放送するTV朝日も苦しい実況でした。アナウンサーが「ジダンのルーツであるアルジェリア!」「オシムとヒディンクが絶賛するスロベニア!」のフレーズを何回も何回も繰り返してましたっけ。
 だいたい、いくらワールドカップとは言え、この組み合わせまでオンエアで見ているのは、日本に在住する両国の関係者以外では、それなりのサッカー通だけでしょう。ですから、ジダンの故郷だとか、オシムがほめてるとか、ヨーロッパ予選で敗れたロシアの監督だったヒディンクの話は、十分知ってますから、どうぞご心配なく。
 ですから、余計な盛り上げは必要ないですから、もっと普通に試合を実況しておくれ。ボールをさわる時に選手の名前を言ってくれるだけで、結構心地よい放送になるんですけどねぇ。

 おっと、肝心の試合ですが、今大会はどのチームも守備が堅くって慎重な戦いぶりですなぁ。だから点がなかなか入らない。入っても韓国以外は1点のみですからねぇ。
 で、この試合はどちらかと言えば、アルジェリアの方が良かったのだが、後半28分にFWのゲザルが「神の手」のコピーでイエローカード、それが2枚目で呆れた退場。だが、数的優位になってもスロベニアよりもアルジェリアの方がまだ攻め手があるように見えたんだけど、34分に昨夜のイングランドのGKを一瞬思い出すかのようなゴールが決まり、スロベニアに待望の1点。運が味方した。いやいや、とにかくシュート打たなきゃ始まらない、を実証しました。

 その後はアルジェリア必死の猛攻で、人数なんか関係ないってぐらい頑張って攻めてたけど、ゴールできず、スロベニアの初勝利ね。スタンドではジダンも見てたのにねぇ、アルジェリア残念でした。
 一応、これでスロベニアはグループの順位で優位に立ったわけだけど、もうちょっと上げて行かないと、次でアメリカにやられちゃうよ。それにしても、どうしてロシアが勝てなかったんでしょうか。やはり、このグループは最終的にイングランドとアメリカの勝ち抜けは変わらないのではないかな。

 
 
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by harukko45 | 2010-06-13 18:21 | スポーツ

 ワールドカップ2日目に入って、今大会最大のスターが登場。その名は、リオネル・メッシ!!

 だがその前に、韓国とギリシャの一戦。

e0093608_221455.gife0093608_2211725.gif 韓国国民の皆さん、おめでとうございます。そして、今回のチームは本当にこれまでで最強に違いありません。ひょっとすると、2002年以来の快進撃も夢ではないかもです。ほんと、うらやましいほど良いチームです。日本も韓国に追いつけ追い越せでやってきたのに、ここに来てまたまた大きく水をあけられた感が強いです。
 この試合、全くの韓国の完勝、快勝、圧勝でした。攻撃のスマートさ、守備の固さ、チーム内の意思統一、走力、忍耐力、等々においてギリシャとは比べ物にならない完成度でした。そして、個人としても有能な人材がそろっているし、何よりパク・チソンという絶対的なリーダーが見事な活躍をしている姿には圧倒されました。次のアルゼンチン戦をうまくしたたかに試合を運べれば、かなりの確率でグループリーグを突破するのではないでしょうか。
 
 ギリシャは、かなり出来が悪かった。お国の状態がそのままチームにも影響しているのでしょうか。国が苦しいときだけに、もっとガッツを見せてほしかった。とにかく、体が重そうで動きが悪すぎ、アイデアもないし、このままではとても厳しい。では、この状況を劇的に改善するような策があるかどうか。今のレーハーゲル監督に2004年ヨーロ優勝時のようなマジックがあるようには見えないのですが。

e0093608_2374066.gife0093608_23751100.gif さて、メッシの登場です。マラドーナの登場です。ワクワクします。
 ですが、きょうのゲームでは、毎度のことですが、グループリーグでは本気を出さない感じがミエミエでした。なので、早々に1点取ったら、後は何ともしまらない感じで90分しのぎ切りました。調子悪くても、結局は勝つところがさすがです。だから、1-0での勝利が決まった時のベンチと選手達の喜びようがすごいすごい。どんなだろうと、勝つことが全てよ、うー。
 内容的にはつまらないものでしたが、メッシがいるからってバルサのサッカーを期待しちゃいけないわけで、アルゼンチンの初戦は強敵ナイジェリアに勝ち切ったことが素晴らしかったとしておきましょう。

 とは言え、メッシ君自身は、けっして出来が悪かったわけではなく、かなりシビれるプレイを随所に見せてくれました。それよりも、メッシ以外がいまいちな状態で、「何はなくともメッシに頼めば何とかなる」的状態だったと言えるでしょう。それと、メッシとイグアインのシュートをことごとくセーブしまくったナイジェリアGKのエニェアマをほめなくちゃいけません。
 アルゼンチンは、この勝利でいいスタートを切ったわけですから、これからどんどん調子が上がって行くのを期待したいです。

 そしてナイジェリア。今の彼らは強いのかどうか、よくわかりません。今日のように、相手に合わせたような感じでサッカーしていくのなら、あまり怖くないのでは。今日見た印象では韓国の方が強いような気がします。でも、負けたことで、次はどうしても勝ちにいくでしょうから、そこで個人個人が爆発してほしいです。今日のようなパフォーマンスではせっかくのアフリカ開催なのに、フラストレーションがたまりますよ。
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by harukko45 | 2010-06-13 02:58 | スポーツ

 いよいよワールドカップが始まりました。なんだかんだ言っても、やっぱり見入っちゃいますねぇ。
 ですが、今回のTV放送はスカパーが全試合放送で、地上波の局では放送してくれないものが19試合もあるんですね。我が家はスカパーとはご縁がないので、泣く泣く結果のみ知るということになるのでした。ほんとに役に立ちませんな、地上波。
 
e0093608_1183524.gife0093608_1192622.gif さて、昨日の初日に登場したグループAの4カ国、この中で私はメキシコに期待しておりますが、南アフリカとの初戦はかなり苦しみましたなぁ。試合中は正直、南アフリカが感動的な勝利をとげるのではないかと思いましたが、何とか引き分けに持ち込んでくれました。同点ゴールを決めたマルケス、さすが大黒柱です。バルサではこのところ控えですが、それでもやはりメキシコの「皇帝」が、実に落ち着いて決めました。

 それにしても、序盤こそ緊張からかだいぶ硬くなっていた感じのホスト国・南アフリカでしたが、じょじょに力を発揮、彼らの徹底したカウンター攻撃はなかなか怖い。守備の組織もしっかりしていて、チームをかなりいい感じに仕上げて来たと思いました。さすが、ブラジルの名将・パレイラ監督です。この試合は勝てた試合を勝ちきれなかったという悔いが残ったでしょうが、それでも今後に期待できる部分が多かったと思いますし、応援したくなるチームであることは確かだと思いました。

e0093608_136348.gife0093608_1364698.gif もう一試合。共に優勝経験を持つ強豪国同士ですが、フランスのドメネク監督は前回大会でもヨーロ2008でもぜんぜん好感持てなかったし、何でまだやってんの、って感じ。でもって、ヨーロッパの有名リーグで活躍する有名選手がぞろぞろいるにもかかわらず、どうにもチームとしてはうまくいっていない様子。この試合でも一応はポゼッションでは上回っていたけど、ちっともいい形にならず、得点の予感がほとんど感じられなかった。どうなんだろう、このチーム。
 とにかく、フランスは98年のW杯優勝、2000年のユーロ優勝をピークにどんどんつまらんチームになってきている。前回のワールドカップではちっとも良くないのに、どういうわけか勝ち上がって決勝まで行ったけど、今回は無理ではないでしょうか。

 ウルグアイも強いんでしょうが、どうも私が観る限りではいつも肝心なところでやり切ってくれないチームの印象があるのです。ただし、今回は大会屈指の2トップとしてフォルラン、スアレスを擁しているので、結構面白いのではと思っているのですが、これまた決定機にきめられませんでしたなぁ。その後に退場者を出して、完全な引き分け狙いに変更したので、試合への興味はかなり薄れました。
 ただ、フォルランはかなり好調と見ましたから、今後に期待しましょう。

 一応、私の希望を込めた予想としては、フランスをのぞく3チームによる大混戦。次戦でメキシコがフランスを敗り、南アフリカとウルグアイはお互いに得点するが、勝ちきれずに引き分け。最終戦では、南アフリカがフランスに劇的な勝利をするものの、メキシコとウルグアイの結果待ちでドキドキ、といったシナリオ。
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by harukko45 | 2010-06-13 02:13 | スポーツ

 スポーツの秋とはよく言ったもので、このところはいろいろと観るべきもの、チェックすべきものが多く大変。私の場合、スポーツは「観るべきもの」で「やるべきもの」ではないので、本来の「スポーツの秋」の意味とは離れているだろうけど、まぁ、いいでしょう。

 で、MLBのポスト・シーズンが第2幕に移る間に昨夜から今日にかけて、サッカーW杯予選が全世界であり、本戦出場国がかなり決まった。特に注目だったのは、南米予選にて不調だったアルゼンチンが最終戦でウルグアイに1-0で勝ち、ギリギリ4位での勝ち抜けが決定したことだ。ワールドカップの常連国でもあり、現在世界最高のプレイヤーの一人であるメッシがいるこの国が、一時は予選敗退も心配されていただけに、とにもかくにも勝ち抜けてくれて、サッカーファンの一人としてホっとした次第。
 メッシがいないワールドカップなんてねぇ。ずいぶん価値が下がりますよ。

 選手としては別格の英雄であったマラドーナが、監督としては全く能力がなかったことも証明されてしまい、今回のアルゼンチンはかなりのドタバタぶりではあったが、何とか最後には最低限度のメンツを守ったってところ。

 そして、ヨーロッパにおいては、これまた不調でお騒がせだったポルトガルが、何とかプレーオフに進出決定。とりあえず、これで自力で本戦出場を決めるところにまで来た。一応、もう一人の世界最高選手であるクリスティアーノ・ロナウドは生き残ったが、その分スウェーデンのイブラヒモビッチを観る事は不可能になった。
 せっかく、グループ2位にまで追い上げたのに、デンマークに敗戦したことで、スウェーデンは一気に希望が消えてしまった。このおかげで、ポルトガルは最終戦でプレーオフ進出を決めることができたわけですから、まぁ、しかたがない。ズラタンはバルサで、思いっきり凄いところを見せてくださいませ。

 だが、プレーオフ進出とは言え、そこで負けたら何の意味もない。その顔ぶれはポルトガルの他に、ロシア、フランス、ギリシャ、ウクライナ、アイルランド、ボスニア、スロベニアと強豪がずらり。予選2位でもこのレベルなのだから、アジア予選とは比べ物にならない厳しさですなぁ。
 とにかく、10月19日に組み合わせ抽選、来月14、18日が最後の大決戦となるのでした。今からドキドキですわ。

 さて一応、日本代表についても。キリン・チャレンジ・カップでの2試合は共に、すでに予選敗退が決まっていて、モチベーションも戦力も落ちたメンバーによるスコットランドとトーゴとの対戦だった。
 なので、厳しく攻め込まれることもなく、練習でやってきたことを楽にこなせるような雰囲気だったように見えた。だから、今のチーム状態がいいのかどうかは、あまり判断できない。とは言え、岡崎が香港戦に続き、ハットトリックをやってのけたのは本当に素晴らしい。彼の成長は大いに評価したいと思う。
 また個人的な好みとして長谷部はますます良いと感じているし、今後ともチームに不可欠な存在。新戦力として期待したい本田、石川、徳永はかなり使えると思った。特に本田には今後も期待したいのだが、いかんせん中村俊との相性はどうも今一つ。

 確かに、現在の日本代表で最もうまいのは中村俊と遠藤なのだと思うが、正直、この二人を中心とした今の主力チームは見ていて面白くない。スリリングな感じが皆無で、ドキドキすることはない。何となく予定調和的な攻撃ばかりで、結局はセットプレイ以外は決まらないことが多い。
 トーゴ戦においても、後半、中村俊と本田が併用されたが、結局噛み合ず、本田のシュートが決まったのは、中村に代わって石川が入ってからだったのは何とも皮肉な感じだった。

 それと、一番の不安はセンターバック。中澤、トゥーリオがレギュラーとして堅いのはわかるが、それでも岡田監督が他のセンターバックをほとんど試さないのが、何ともよくわからん。今後、バックアップがいないのは非常に怖い。中澤はたぶん今も日本で最も頼りになるディフェンダーだが、少しプレイに陰りが見える気もして心配だ。もちろん、頑張ってほしいし、好きなプレイヤーなのだが、伸び盛りの若手を一方で育てていくこともやっていくべきでは。


 
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by harukko45 | 2009-10-15 23:47 | スポーツ

ポルトガル首の皮一枚

 昨夜の日本-オランダ戦は親善試合でしかなく、実はその後に真剣勝負のワールドカップ予選が各地で行われて、私はFIFAのサイトでじっと、いやダラダラと明け方までチェックしておりました。

 とは言え、気になっていたのは今や日本代表以上にシンパシーを抱くポルトガルの試合でありました。我愛するフィーゴ選手がドイツ大会終了後に代表を引退したものの、昨年のユーロでもC・ロナウドを中心にそれなりの成果と印象を残してくれたポルトガルでしたが、カルロス・ケイロスが率いる現在のチームは絶不調でまさに信じ難い状況。正直、今回の予選突破は奇跡が起こらないと難しいかもしれない。
 それでも、昨夜、同じグループ1の首位を行くデンマークとの直接対決に勝てば、再び希望が膨らむはずだったのが、何と前半のうちから失点して、終了間際にやっとこ同点にこぎ着けてドロー。これには、失望でグッタリきましたなぁ。

 カルロス・ケイロス氏はフィーゴ、ルイ・コスタを始めとするポルトガルの黄金世代を率いてワールドユースを連覇した監督ではあるが、その後はさしたる成果も上げられず(ベンゲルの後任で名古屋グランパスも率いたが、すぐに辞任。レアル・マドリードでも1年で解任、等々。)、目立った仕事としてはマンチェスター・ユナイテッドのアシスタント・コーチとしてファーガソン監督を支えたことか。
 それに、何と言っても不吉なのは1994年のワールドカップ予選で敗退して出場できなかった、という実績を残していることだ。
 現在グループ4位に低迷するポルトガルはまさに崖っぷちで、条件付きでの予選突破(残り3試合勝利とスウェーデンの自滅)しか道は残されていない。

 ほとんど、神頼みのような現実だが、何としても勝ち抜いてワールドカップに行ってほしいのだ、ポルトガルよ!

 おお、チェコもかなりやばい。フランスもあまり良くない。ヨーロッパ予選はまだまだ目が離せない。一方、南米はブラジルが出場を決めたが、アルゼンチンがおかしい。マラドーナ監督の責任論が浮上してきそうな様相で、これまた心配。来年のワールドカップにC・ロナウドとメッシがいなかったら、そりゃつまらんよ、まったくねぇ。

 ところで、昨夜の日本-オランダ戦後の両軍監督の会見があまりにも次元の違いを感じさせる内容なので、かなりショックを受けた。興味のある方は是非チェックしてほしい。
 日本の指揮官は「玉砕・神風」戦法しか頭にないらしい。かたや、オランダの指揮官は「悪い時でも勝つことを学べ」と指導している。
 また、スポーツナビでの宇都宮徹壱氏のコラムには100%賛同する私であります。
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by harukko45 | 2009-09-06 17:13 | スポーツ

W杯2006/総括

 ワールドカップが終わって1週間近くなるというのに、その後の最も大きな話題は「ジダンの頭突き」。まさに、今大会で一番印象的な出来事がこれだったということか。
 確かに、そう言ってもかまわないかもしれないほど、全体としては低調な内容だったと思っている。特に、トーナメントに入ってからは、いわゆる強豪国が出揃った割に、つまらない試合ばかりが続き、その最悪のものが決勝戦であり、おまけに試合と全く関係ない場面での暴力行為による退場劇というとんでもないものまで付いた。
 本来なら大きく扱う必要のないような反スポーツ行為(とそれを挑発する行為)がヨーロッパのサッカー界では愚かにも日常のようにおこなわれていて、それこそが伝統と常識であるということを世界中にテレビ中継してしまったのだから、ヨーロッパの権威も地に堕ちたものだ。

 要は、勝つためならどんなことでもするのがワールドカップであり、ヨーロッパサッカーであった。日韓大会からの4年間にサッカー界で発展したものは「絶対に勝つ」ために、相手にサッカーさせない戦術とありとあらゆる手段、そしてそれをおこなえる選手の強化だったわけだ。

 優勝したイタリアは当初これまでと違う攻撃的戦略を打ち出していたが、大会が進むうちにどんどん守備的になり、その作戦が最も効果的だったのが準決勝ドイツ戦。そしてそのまま決勝にも持ち込まれ、守って守って守りまくったあげくのPK戦勝利であり、何ともセコい優勝だった。

 一方、ジダンの愚挙を美談にしたがる人がフランス人以外でも多く、特に我が国のネット上などでも、「家族の名誉を守った」「サッカーより大事な事のために」「男の生き様を見せた」「人種差別への抵抗」などと、歯の浮くようなジダン擁護論が目に余る。確かに彼が素晴らしいアスリートであったことは間違いないものの、そういう意見を持つ人は、一体全体スポーツ選手にいわゆる「スポーツ表現」以外の何を期待しているというのか?

 私の意見は、ジダンもマテラッツィもただのアホだ、ということだけだ。それ以外に何があるのか? だいたい、1次リーグの韓国戦でジダンは韓国選手をいきなり突き飛ばしてイエロー貰ってたじゃないか、あれで出場停止。だから、彼は2度もチームに迷惑をかけている。マテラッツィもオーストラリア戦でレッドだったし、かねてからいろいろ「危ない」選手だった。もちろんジダンの過去の「キレた」エピソードも数多い。
 そして、いろいろ尾ひれがついて大問題化しつつあるこの「頭突き」に関して、ジダンの行いをかなりひいき目に見て、それが現在のサッカー界にはびこる人種差別意識や相手選手への侮辱的な言動への警鐘であったとしても、そんなことはサッカー界でちゃんと解決しておけ、と言いたい。何で、我々一般人の人生観や世界観と絡めてまで大きく扱う必要があるのか。
 まして、ジダン=善、マテラッツィ=悪という考え方には全く賛同出来ない。両方とも大バカ者であり、今回の顛末を大いに後悔しているに違いない。(後悔していないというジダンの発言はにわかに信じ難い。)

 私は、ただの観客として面白い試合が見たいし、凄い運動能力と技術と闘志を持ったプレイヤーがサッカーをするのを見たいのだ。それ以外のこと、つまり国家間の政治問題、民族問題、宗教問題はどっか他の場所でやってくれ、ということだ。今回の大会は組み合わせからして、何かと過去の因縁や政治的民族的な関係性の深いものが多かった。抽選なのだから、偶然ということになるのだろうが、事前に仕組まれているのでは、と疑いたくもなるような組み合わせばかりだったではないか。
 つまり、実際のゲーム自体の内容よりも、そのような外部要素の方が色濃くですぎて、それが勝敗へのあまりにも強いこだわりのみに集約されていき、結局、相手をとことん潰して削って罵倒して侮辱して、攻撃力を封じる守備的な戦術で勝利をかすめ取ったものが、勝ち上がって行ったのだった。

 フランスもそれほど面白いサッカーをしていたわけではない。かなり守備的だった。
 ブラジル! 何とつまらない、そして全世界のサッカーファンの期待を最も裏切ったチーム。
 イングランドの「史上最高」もお粗末だった。彼らの置き土産はポルトガルのC・ロナウドへの八つ当たりだけだった。
 そのポルトガルもオランダとの大乱戦はあまり褒められたものじゃない(直後は私も勝利に大喜びしたが)。その結果大会1のファウル王に輝いた。
 アルゼンチンはドイツ戦では一体どうしたことか。それまでの魅惑の攻撃力など一切否定してしまった結果の敗戦。

 そういった意味では洗練さはもう一つだったけど、ドイツが一番頑張ってサッカーしてたかもしれない。だいたいドイツが一番スペクタクルだったなんて、誰が予想しただろうか。それだけ、守備意識がかなり強い傾向にあったと言えるではないか。

 1次リーグですべてのチームが1試合を経験した段階では、「日本ーオーストラリア」が私のワーストゲームだったが、その後それを上回る凡戦が続いて、今では日本の3試合もそれなりに評価したい気持ちが出て来た。
 もちろん、我らが代表は今回明らかにコンディショニングに失敗し、もともと弱い精神面で体力技術力を補うこともままならず、あげくに、あまりにも純粋すぎる監督の不適合な戦術のために惨めな戦いばかりだったが、これほどまでに奈落に突き落とされたことにより、日本サッカー界とそれを見守るサポーター、メディアも少し冷静な目で現実を見るようになるのでは、と思っている(もちろん私自身も)。そして、日本人の美徳でもある謙虚さ、勤勉さにもう一度立ち戻ることが出来るのではないか。
 故にこの時期オシム氏を迎えられることで、逆にこれからの再生への道のりがとっても楽しみでしかたがない。その間、ヨーロッパでは人種差別だ、八百長だやってろ、て気分だ。(まぁ、こっちも韓国、中国、北朝鮮にオーストラリアまで関わってくるんだけど、まだマシな方じゃない?)

 ということで、今大会一番印象に残ったチームはコートジボワール。そして最高のプレイは全く個人的な思いから、代表最後の試合となったドイツ戦におけるポルトガル、(ヌーノ・ゴメスのゴールをアシストした)フィーゴ選手の右サイドからの美しいクロスだ。チームは敗戦濃厚だったが、この時だけは涙がこぼれた。
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by harukko45 | 2006-07-15 04:28 | スポーツ

 ついに決勝戦、この組み合わせとそれぞれのチーム状態も考えると、かなり面白い試合を期待したのだけれど、良かったのは前半20分ぐらいまでで、その後は過酷な消耗戦を続け、今大会を象徴するような退場劇があり、PK戦によるイタリアの勝利。
 ちょっと残念な結末ではあった。どうしても「負けたくない」モードが高まる試合だから仕方ないが、ほとんどスペクタクルのない、ファンタジーのない、「潰し合い」「凌ぎ合い」を120分見るのは、あまり健康的とは言えないね。

 そのうち、各プレイヤーやベンチ、サポーターのイライラが募り、思いもよらない事が起きてしまう。延長20分のジダン退場、いったいマテラッツィに何を言われたのかわからないが、報復に頭突きを食らわしての1発レッドは、ちょっとお粗末すぎる。それが彼の引退に直結してしまうわけで、「キレる」ってことの愚かさを再び我々は見ることになった。
 攻撃としては、フランスの方がかなりいい状況を作り出していたし(特に左サイドのアビダル、マルーダは今大会一番の活躍)、イタリアは後半から延長において守ってばかりで、ほとんど前線にボールを持って行けなかった(後半シュート1本、延長0)だけに、ボールに関係ない所でのレッドカードというのは、世界最高選手の名がすたるというものだ。

 ジダン、突然キレちゃう性格は最後の試合においても変えられず、それまでの時間、現役そのものの気迫あふれる素晴らしいプレイも帳消し、結局彼のラストダンスは美しくなかった。

 にしても、マテラッツィ! 実際には足は触れてなかったようにも見えたけど、結果はPK判定になった6分のファウル、それを取り返した19分のヘディング・シュート、そしてジダンを退場に追い込んだ「?」。すべての重要シーンに絡んだ超お騒がせ選手で、本日の主役でもあったわけだ。
 場内の大ブーイングの中もPK戦では2番手でしっかり決めたのだから、精神的にも強力でしたな。(ジダンに対して"アルジェリアのテロリスト"と呼んだという記事が本当なら、彼にも制裁を加えるべきだ。)

 そして、ブッフォンは試合中のセービングにおいては(PK戦での読みはすべてハズレ)、素晴らしい能力をしっかり見せてイタリアの危機を何度も救った。また、カンナバーロとガットゥーゾの凄さウマさ(今大会のガットゥーゾは実にクリーンでした! カンナバーロは完璧)にもあらためて唸らされたよ。
 ただし、イタリアの攻撃陣はすべて空振り。FWのトーニの先発は完全に失敗。始めからジラルディーノにしてほしかった。ピルロも後半以降ミスが目立ったし、トッティはほとんどの時間消えていた。交代したデ・ロッシ、イアクインタ、デルピエーロもチームを活性化することはできなかった。

 リッピの采配があまり冴えてなかったのに比べて、なんとこの日のドメネクはなかなかうまくやっていた。延長でアンリ、トレゼゲの2トップにしたあたりは、かなり面白かったのだが、直後にアンリがケガ(?)で交代では、その効果を生かしきることにならなかった。
 また、56分のビエラの負傷交代も痛かった。後半以降ずっと試合を支配してイタリアを追いつめていただけに、主力の相次ぐケガとジダンの退場はフランスにはボディブローとなって響いただろう。

 でも、ベテラン中心でバックアップに光る人材のなかったフランスとしてはもともとのチーム構成に問題があったわけで、頼りのベテラン達が力つきてはなす術無しだった。

 さて、イタリアにとっては過去の悪夢を払拭するPK戦全員成功は立派でした。チームとしてもここ近年では最高にいいパフォーマンスを見せてくれたし、この日はあまり思うようにはいかなかったが、大会中通じてのリッピ監督の采配にも楽しませてもらった。とりあえず、イタリア代表のMVPはカンナバーロかグロッソ(攻守ともにの貢献で印象度大。オーストラリア戦でのPK奪取、ドイツ戦の決勝点、決勝PK戦でのラストキッカーなど)かな。
 さぁ、今のイタリア国内は大変な騒ぎでしょう。仕事なんか出来ないんじゃない? 観光で訪れている日本人の方々、どうぞお気をつけて。

 というわけで、これでワールドカップもおしまい。寂しい気持ちもあるけど、また4年後の楽しみを胸に毎日頑張って行きましょう。オシム・ジャパンにも大いに期待します。
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by harukko45 | 2006-07-10 13:52 | スポーツ

 3位決定戦というのはエキシビジョン・マッチみたいなものだから、正直本当の意味での真剣勝負とは言えない。3,4日前に準決勝に敗れて失意に満ちた選手達に、何としても勝てというのも酷な話だ。
 ただし、前回に引き続き今大会では開催国が回ったので、ドイツはもう一踏ん張りして有終の美を飾りたいという気持ちだろう。よって、はなからドイツ有利に決まっていた。

 ラインナップも両チームとも主力やケガ人を外していたから、モチベーションのみならず実力的にも落ちるわけだ。とは言え、前半0-0ではあったものの、それぞれの良さが随所にあってなかなか見応えのある内容だった。強い緊張感が試合を支配していないので、いくぶん守りよりも攻撃することで、前の試合の悔しさを晴らしたい思いになるのかもしれない。

 だから、ポルトガルなどデコを中心にワンタッチ、ツータッチのパスがよく通って、かなりよい感じでサッカーしていて、ひさびさの美しいゴールの予感もあったが、かなわなかった。もし、デコやパウレタのゴールが決まっていたら、モヤモヤした思いも一気に吹っ切れたかもしれない。
 ドイツの方も負けずにゴール前でのチャンスを多く作り、シュートも放っていたが決まらない。ここまでは、カーン、リカルド両キーパーの活躍もあって得点はなかったが、見所も多いゲームだった。

 だが後半に入ると、やはりドイツの決定力が圧倒した。それも、シュバインシュタイガー1人の。彼はようやく疲れやプレッシャーから解放されたのか、今までで一番の働きぶりだった。決勝Tに入ってから、ほとんどチームに貢献できなかったのが嘘のような大活躍で、一気に3-0にしてしまった。ひょっとしてバラックがいない方がやりやすいのかな?

 さて、61分にペティートのオウンゴールで勝負はついた感じだったので、後はポルトガルがこのままノー・ゴールなのか小国が意地を見せるか、そして代表引退するフィーゴはいつ出てくるのか、が焦点となった。
 ポルトガル・サポの私としては、やはり彼らに勝利をつかんでほしかったが、この時点においては逆に気持ちも楽になって、どこかで素晴らしいプレイを見せてほしいということだけしか思わなくなった。大好きなフィーゴなら、きっとやってくれる!

 77分フィーゴがついに入ったが、その前からディフェンダーを外してFWのヌーノ・ゴメスを入れて2トップとなり、前掛りで攻撃するポルトガルには78分の3失点目はもう仕方のないことだ。相手シュバイニのナイス・シュートを褒めよう。逆に言えば、ドイツもシュバイニが前にこのぐらいやってくれれば決勝にとどいたかもしれない。ま、「たら・れば」だけど。

 さあ、もうこうなるとフィーゴしかない。そして終了間際の88分、右サイドにはっていたフィーゴにボールが渡ると、彼はゴール前GKとDFの間に絶妙のクロスをあげ、そこにヌーノ・ゴメスがドンピシャにヘッドで合わせたのだった。これは美しかった。これこそ、「らしい」ゴールと言えよう。さすがポルトガルの偉大なスター、フィーゴは最後までチームに貢献し、私の心を熱くしてくれた。
 点を入れたヌーノ・ゴメス、彼もフランス戦に投入されていれば、ひょっとして? との思いもよぎったが、これも「たら・れば」、もう仕方のない事だ。

 今大会のポルトガルは、けっして絶好調とはいかなかったが、特に攻撃陣の不振を粘り強い守備とこれまではなかった試合運びのしたたかさで勝ち上がり、ベスト4の大健闘だった。が、ベスト16でのオランダとの大乱戦以降、すっかりファウル王のヒール役になってしまった。
 イングランド戦でのルーニー退場が決定打になったが、本来ならアピールしたC・ロナウドよりカルバーリョを踏みつけたルーニーの方が当然非難されるべき行為のはず。が、どういうわけかロナウドの方が完全な悪役に仕立て上げられ、英仏独のサポーターから常にブーイングを浴びせられるのを見るのは、実に不愉快な気分だった。

 まさに「小国の悲哀」「サウダージの国の人々」に最後はどうしても帰結してしまった感じのポルトガル代表だったが、スコラーリ監督の「この代表はまだ磨かれていない宝石」という言葉が心に残る。次の2008ユーロでの彼らの成長を大いに期待したい。ルイ・コスタが去り、ついにフィーゴも去るが、やはり私はポルトガルを応援するだろう。
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by harukko45 | 2006-07-10 01:19 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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