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 UEFAチャンピオンズ・リーグの準決勝1stレグ、やっぱりこのぐらいにくると熾烈な戦いになるねぇ。どちらかと言えばマンチェスターUを応援しておりますので(と言うか、ミラン嫌い、イタリアのチーム嫌い)、ルーニーの2ゴールには興奮しました。大好きなC・ロナウドも好調さを持続していたし、ギグスもスコールズもまだまだ現役、頑張っておりました。

 だけど、この日の前半の主役は敵のカカであったことは確かでしたな。はっきり言って、一人でも攻撃できてましたから、もう誰も彼を止められないってムードでしたよ。22分、37分の2得点はお見事、後半もユナイテッドにはヒヤヒヤものの状況を何度も作り出しておりました。C・ロナウドとの若きエース対決では、今回はカカの勝利であったのは間違いないね。

 でも、勝ったのはユナイテッド。それも91分のルーニーのシュートはユーロ2004の時を思い起こさせる素晴らしいシュートだった。あの時、イングランド代表のエリクソン監督は「無慈悲なまでに決めた」って彼について語っていたけど、まさにそんなゾクってくる感じだった。これを見る限りルーニーは完全復活してきたと言えるかも。にしても、ガットゥーゾの負傷退場がミランには痛かったろう。彼がいなくなってからの同点だったし、彼に代わったブロッキがギグスにボールを奪われ、それがユナイテッドの決勝点につながったのだった。やはりこの男がいないとイタリアのエグさがなくなるって感じね。マルディーニも前半で故障交代だから、ミランの守備陣が苦しかったことも確かだった。
 とは言え、あと少しで引き分けに持ち込み、有利に2ndレグを迎えられそうだったミランに、そうはさせなかったルーニーがさすがであり、ユナイテッドを救ったのでありました。
 さて、来週のミラノでの再戦、どうなりますか。マンチェスターUとしては何とか勝ったとも言える状況で、ミランの逆転の可能性も十分あり得る。とにかく、再び凄い戦いを期待したい。

 おっと今夜のチェルシーvsリヴァプール、イングランド同士の対決も見逃せませんね。
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by harukko45 | 2007-04-26 01:15 | スポーツ

クラシコ

 もうすでに結果は知ってたけど、やっとクラシコ(レアル対バルサ)の録画を観たのでした。バルサ・ファンの私としては悲しい結果ではありましたが、カペッロ監督を迎えたレアルがここ数年の「らしくない」内容からようやく「まともな」レベルになってきたことにより、やっと見応えのあるクラシコになったことを喜びたいとも思うのでした。

 まぁ、バルサが完敗だったので負け惜しみのようでもあるけど、それほどレアルは良かった。さすがイタリア人監督の戦術は現実的で効果的だったようだ。開始早々のラウールのゴールも昨年までなら、まず「ない」ようなセルヒオ・ラモスからのアーリー・クロスからの電光石火のごときヘディングでの合わせでありました。
 こういう点の取り方に、まず「おー、変わった。」と思わせた。その後は、イケイケに攻めてくるバルサに堅い守備からのカウンターのレアルって感じで、やっぱイタリア流レアルの方が試合巧者だったわけだね。

 それでも、常にファンタジーやスペクタクルを指向するバルサは果敢に攻め立てて、決定的なシーンが何回かあったが、グジョンセンとメッシのシュート・ミスは痛かった。うーん、エトーの穴は想像以上に大きいということ。
 後半早々、攻め上がるバルサからボールを奪ってグティからロビーニョヘ絶妙のパス、そして中央へのクロスにファン・ニステルローイがキーパーより早く触れて2点目。典型的なカウンターにまんまとやられちゃったバルサだった。

 その後のバルサは4トップって感じで、攻撃あるのみだったけど、カンナバーロとエルゲラ、ディアラとエメルソンのセンターは強かったね。
 最後にはフォワードを落として、レジェスとベッカムを入れて守備的(?)にやるカペッロには好き嫌いが分かれるところだろうが、とにかく勝ちにこだわる姿勢は、今のレアルには必要なんだろう。

 バルサは、エトーを失い、その代役に不安があり、ロナウジーニョにも未だ去年の「宇宙的」パフォーマンスが見えないし、元ユヴェントスのディフェンダー(ザンブロッタ、テュラム)もまだチームにとけ込んでいない感じだった。でも、リーガでは1位だから大したもんだけどね。

 とりあえず、レアルの組織力が復活の兆し、そして勝負も完勝。カンプノウでの再戦の時期には両チームのパフォーマンスはどうなっているか、私としては当然バルサがこのまま首位で突き進み、レアルを完膚なきまでに倒して欲しいのであります。
 それと、最近のラウールの復活は個人的にチームをこえて喜ばしい。
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by harukko45 | 2006-10-31 18:54 | スポーツ

 日本時間の18日早朝に放送された「UEFAチャンピオンズ・リーグ」決勝戦は、50回目にふさわしい名門強豪チームの激突で、非常に興味深かったのだが、実際の試合内容は「まあまあ」といったところだろうか。
 バルセロナのロナウジーニョ、アーセナルのアンリの両エースはともに「サプライズ」なプレイをなかなか披露することができず、大会史上初の決勝戦での退場者が出たことで、勝敗の行方は泥臭い削り合い、しのぎ合いに終始し、最後は70分間1人少ない状態で力つきたアーセナルが逆転負けしたのだった。

 もちろん、いくつか超一流のワザを各選手が見せてくれたが、やはりほとんどの時間、イライラ、キリキリする神経戦を味わったという印象が強い。
 アーセナルはGKレーマンの軽卒なプレイで1人少なくなってからも、よく頑張り、先制点も見事にセットプレイから奪取して、かなりのところまでバルサを追いつめたことは立派だったが、やはり前半18分でレッドカード退場によるキーパー交代と攻撃の要のピレスをベンチに下げざるをえなかったことで、我々サッカーファンがこの試合を見る喜びの大部分を失わせることになった。

 結局、残りの時間は「バルサがいつになったら、手負いのアーセナルの守備陣を崩して仕留めるのか?」だけが、試合の興味になった。最後にはヘトヘトになったアンリは絶好の追加点のチャンスも決められず、かたや焦りが目立って、めずらしく空回りしていたようなロナウジーニョもらしくないミスが多かった。

 後で、レーマンもインタビューで言っているように、たとえあの時点でエトーに決められて(もしくは、アドバンテージを見て、ジュリのゴールによる)1−0になっていても11人対11人で戦っていた方がアーセナルにとって良かったと思うし、立ち上がりのアーセナルの気迫あるプレイぶりを見る限り、何が起きるかわからない気配だっただけに、あの退場劇は返す返すも残念なことだった。

 結局、バルサの勝因はGKバルデスの再三の好守と後半から入ったラーションの2度の好アシストによるところが大きい。
 ということで、バルサの優勝はうれしいが、このレベルとしては凡戦だったかな。
 とりあえず、各国の代表になっている両チームの名選手達が大ケガしなかったことに安心したよ。さぁ、これでいよいよワールドカップじゃ!
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by harukko45 | 2006-05-19 00:11 | スポーツ

クラシコ

 リーガ・エスパニョーラの看板試合、レアル・マドリード対F.C.バルセロナ(通称クラシコ)は、実力伯仲の好ゲームにはならず、バルセロナ3-0の圧勝だった。現在のチーム力(コンディション、戦術、個人の能力、監督の采配)は圧倒的にバルサが上で、たとえレアルの選手達一人一人のコンディションが完全であったとしても、今のバルサに勝つのは相当な運が味方しなければ無理だったろう。

 私はバルサの方が好きだから、非常に満足しています。エトーが15分に早々と先制点を決めた事で、レアルが攻めにかかり、かえってそれがロナウジーニョを自由にさせて、その後の超人的なプレイによる2得点をバルサにもたらしたのだった。

e0093608_254449.gif ロナウジーニョ、エトー、そしてここにアルゼンチンからメッシがやって来て、去年のジュリでも凄かった前線がますますハイテク軍団(いや、宇宙人トリオの方がいいかな)になった。中盤のシャビとデコも手際よくボールを左右に配給して、まったくスキがなかった。
 ディフェンス面でもプジョルを中心に鉄壁で、1対1でもとても強く、レアルのフォワードはファウルをさそってFKをとることさえ、ろくにできなかった。


e0093608_27142.gif レアルはコンディションの悪い選手が多かったのだろうが、それにしても終始スピードのないサッカーで、得意のパス回しもバルサの早いチェックによって、ほとんどやらせてもらえなかった。変化をつけられる、例えば縦にシンプルに突進していけるような人材もなく、ジダンもベッカムも宝の持ち腐れ状態。結局、司令塔はどちらか一人でいいって話で、そのかわりにもっとガツガツ働いてくれる選手が必要なのは明白。

 やはり金にモノを言わせてスターばかり集めて、チームバランスを考えなかった代償をここにきて払わされているわけだ。今のチームでは今年も優勝するのは無理じゃないだろうか。
 それに、こんなに見ててワクワクさせられるサッカーをバルサに見せられては、人気もとられてしまうんじゃないかって、余計な心配までしてしまうよ。

 とにかく、今世界最高のサッカーはバルセロナで見れることだけは確かだろう。
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by harukko45 | 2005-11-21 01:55 | スポーツ

EURO2004/夢かなわず

 Euro2004決勝、私が応援し続けたポルトガルの優勝はかなわなかった。結果0-1で、ギリシャの古代神殿を思わせる堅いディフェンスを破ることはできなかった。初戦に比べて、ナーバスになって本来の力が出せなかったわけではなかったが、とにかく相手は緻密でしたたかだった。ギリシャは優勝候補のフランス、チェコを敗り、ポルトガルを2回も倒したのだ。奇跡でも何でもなく、実力で勝ち取った見事な優勝であった。その戦いぶりは賞賛するに値するものだろう。

 しかし、本心はくやしく、悲しく、落ち込んだ気分だ。私のアイドル、ルイス・フィーゴとマニュエル・ルイ・コスタの夢はまたしてもうち砕かれた。やはりポルトガル人は結局、「サウダージ」に帰着してしまうのだろうか。サッカーの神様は、ポルトガルに対して出来過ぎのようなシナリオを書いた。初戦敗退での絶望、その後の奮起。ドラマティックな試合展開からの勝利、快進撃による歓喜。そして、決勝進出を決めた試合終了後、健闘をたたえ合うゴールデン・エイジの二人、フィーゴとルイ・コスタの長い抱擁はあまりにも感動的だった。そして、ルイ・コスタは決勝を最後に代表から引退することを宣言した。

 艱難辛苦の末たどり着いた約束の地、リスボンのルス・スタジアムでの二人のパフォーマンスはやはり素晴らしかった。いや、私にはそう見えた。二人が狭いディフェンス陣の間にパスをとおし、ドリブルを仕掛け、ゴールに向かう姿にただただ心を突き動かされた。彼ら二人だけが持つ独特の空間は、はっきり言って勝負の世界とは別のものとして私には存在する。しかし、敗れた。彼らはあとちょっとのところで、アンリ・ドロネー杯に手が届かなかった。

 6月12日から23日間、私はポルトガル代表とともにあり、彼らに共感し、応援し続けた。それも、もう終わりだ。今後、二人のいないポルトガルはどうなるのだろう。今大会で若手への切り替えも成功し、たぶん真に強いサッカーをより身につけていくだろう。がしかし、ゴールデン・エイジ達のような優雅さは、勝つためにはじょじょに消えていくのかもしれない。これからのポルトガル代表に私が魅了されるのかはわからない。今はフィーゴ、ルイ・コスタの無念の気持ちに同情するだけだ。そして、彼らの今までの美しいパフォーマンスを思いだし、涙するのだった。やはり、「サウダージ」。
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by harukko45 | 2004-07-05 00:00 | スポーツ

 Euro2004準決勝第1試合「ポルトガル-オランダ」、我がポルトガルはこれまでで一番落ち着いた試合運びで、見事2-1で勝利した。ついについに、彼らは1ヶ月に渡る道のりの最終地にたどり着いたのだ。6月12日の初戦、プレッシャーの中、地に足の着かないままミスを連発して、もろくも敗れたチームが、今や見違えるようにたくましく、そしてしたたかさも身につけた勝負強い集団に変身していた。応援し続けた私としては、試合終了のホイッスルを聞き、何とも言えない感無量な思いになった。よくぞ、立ち直ってここまでたどり着いてくれた。本当に苦しかっただろうが、それに負けずに決勝進出を果たしたポルトガルを大いに讃えたい。

 先制のゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウドも、今大会の名ゴールに数えられるであろう素晴らしいシュートを放ったマニシェも良くやったが、今日は特にキャプテン(私の)フィーゴの、前へ前へと突き進んでいく姿勢、そしてキレにキレていたドリブルをはじめとする動きがチーム全体を勝利に導いたと確信している。1対1のシーンでは常に勝負を試み、そして勝ちきって何度もチャンスを作った。そうした「フォア・ザ・チーム」の精神とすさまじいばかり気迫は90分間ずっと他の選手達を勇気づけていた。まさに、今がんばらずに何時がんばるのか、という思いはテレビの画面からでも十分に伝わってきたのだ。実際、ゴールもアシストもなかったものの、この日の「マン・オブ・ザ・マッチ」にフィーゴが選ばれたのは当然と言える。そして、私のアイドルの大活躍を見られたのは至福の喜びであったわけだ

 スコラーリ監督の采配もまた見事だった。不運なオウンゴールで2-1とされ、その後もオランダの攻勢が続く後半、ぺティ、フェルナンド・コウトと守備的な選手交代が功を奏し、相手の猛攻をしのぎきった。前の試合ではイングランドにリードされた状態で、シマン、ポスティガ、ルイ・コスタと立て続けに攻撃的選手を投入して成功したのとはうって変わった今日の絶妙な采配ぶりが、夢見がちなアーティスト集団ポルトガルに「現実的な対応能力」をも身につけさせたと言える。

 ゲーム終盤はオランダの猛攻が続いたように見えたが、実際は完全な完封と言って良い。常にオランダの両ウイングに仕事をさせなかったミゲル、ヌーノ・バレンテ。FWのファン・ニステルローイをシュート・ゼロに追い込んだリカルド・カルバーリョ、ジョルジョ・アンドラーデのセンターバックは今や世界一と言ってもよい。彼らは初戦敗退後に大胆に起用されて、見事に結果を出してきているわけで、途中交代も含め、出てくる選手が次々に活躍するチーム状況は、運だけではないスコラーリ監督の選手マネージメント能力の高さを証明している。これによる恩恵は何より欲しかった勝利であり、決勝の地への切符なのだ

 今や、堂々たるポルトガルは自信に満ちあふれた偉大なチームになろうとしている。あと1勝。相手はチェコかギリシャ。どちらが勝ちあがってこようが、彼らはやってくれるはずだ。7月4日がポルトガルの偉大な日になることを強く願っている。
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by harukko45 | 2004-07-01 00:00 | スポーツ

 Euro2004準々決勝2試合目、「フランス-ギリシャ」は前日の「ポルトガル-イングランド」が歴史に残る名勝負だったのに比べ、全く期待はずれの凡戦だった。それも、王者フランスのていたらくぶりばかりが目立つゲームになってしまった。

 確かに、ギリシャは良いチームであり、レーハーゲル監督の采配も見事だ。だが、我々が見ていておもしろいサッカーをやっているわけではない。今回も初戦のポルトガル戦同様に、フランスの攻撃陣にぴったりマンマークして、彼らの動きを封じ込めた。そして、前がかりになっているところに鋭いカウンターをあびせて、してやったりのゴールを生んだのである。当然格下のチームが王者に立ち向かうのに、守備を固めて相手のスキをつくのは常套手段。これに関して、ギリシャを非難する道理はない。「失うものは何もない」の言葉通り、強敵に勇気と知力で立ち向かい、見事に勝利したことは賞賛されるべきだ。問題は、各国クラブ・リーグのスーパースターを揃えているフランスの方にある。

 結局、今大会のフランスは一度たりとも華麗なる「シャンパン・サッカー」を披露することはなかったが、よく考えれば2002日韓W杯の時もそうであり、実はこのチームはすでに98年W杯、Euro2000制覇でピークだったのである。その時のメンバーを引っ張り続けて、チームとして何も進化せずにここにきていたとしか言いようがない。

 確かに、各個人は素晴らしい。本当のスーパースター達だ。だが組織になったとき、それを束ね、一つの目標に向かっていくには、有能な指導者がいなくては勝負に勝てるわけがない。サンティニ監督は、どうやら戦略もビジョンも気概もなかったようだ。「どんなサッカーをするのか。誰を中心にするのか。どうやって勝つのか。新たな人材をどうスター達と共存させるのか。」・・。やらねばならないことはたくさんあったはず。まして、優勝ないしはそれに匹敵する成績を当然期待されるのだから。

 しかし、この監督は大会前に次の就職先を決めて発表していた。戦う前にそんなことする上司に誰がついていこうというのか! では選手達はどうか。ジダンはすでに十分すぎるほどの栄光を勝ち得て、その選手人生をレアル・マドリーで優雅に幕を閉じるつもりらしい。そんな彼は失礼ながらキャプテンという大役の資質はない。彼は根っからのアーティストであり、自由奔放にしていることが望ましい。キャプテンに指名する方もいかがなものか。アーセナル所属のアンリやピレス、ビエラは、今シーズン、プレミア・リーグで無敗優勝という快挙をなしとげたばかりだった。リザラス、デサイー、テュラムのディフェンダー陣も98年組で、功も財も各所属チームで成し遂げたベテラン達だ。もう、すっかり落ち着いて満足しきった彼らのパフォーマンスは、華麗なるシャンパンどころか、コレステロール過多の超グルメ体質だったのだ。

 こうしてみると、サッカーをはじめ団体スポーツにおけるチームとは、社会の縮図を見るようで実に興味深い。それに、勝ち負けという明解な結果がでるから、ますますわかりやすい。つまり、有能な人材を集めても、トップがアホなら意味がないとか、個人個人はまだまだ非力でも、リーダーが「ちゃんとした」ビジョンや方法論を持っていれば、組織は強くなり、個人は自信をつけて成長するとか。

 そういったことはいろいろな企業にも、我々のやっているバンドにも当てはまって行くわけだ。そう言えば、音楽業界においても「スーパー」何とかと名の付くものにろくなものはない。「スーパー・セッション」だ、「スーパー・バンド」だ、要するに何もアイデアが浮かばないから、有名人を集めときゃあ何とかなるだろうというわけだ。今までの歴史では、その失敗例がいくつもある。今回のフランスがまさにそういうことだった。

 この敗退で、フランスは「黄金時代」が完全に終焉し、新しい改革に迫られた。ジダンをはじめとする98年組の多くは代表を退くだろう。しかし、ここ数年おごれるフランスは彼らの後継者を育ててこなかった。前途多難である。とりあえず、「さよならフランス」。
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by harukko45 | 2004-06-26 00:00 | スポーツ

 Euro2004は決勝トーナメントに入った。これからが、すごいドラマの始まりだ。そして、そのすごいドラマは第1戦の「ポルトガル-イングランド」で起こった!

 あまりにも素晴らしく、とんでもなく、信じられないような、美しいこの試合は、見事に(私の)ポルトガルが勝利した!!!

 今もまだ興奮して手が震える感じ。目はランランとさえてきてしまった。こんなゲームを見とどけることができたなんて、自分の幸運に感謝したい。

 試合の内容や分析はスポーツ新聞でも見てくれ。私には勝利者であるポルトガル代表、監督・コーチ、スタッフ全員を讃えることしか今はできない。こんなにも強く、そしてとてつもなく美しいポルトガルには感動のしっぱなしだ。今夜の試合は歴史に残る超一級品、もう何も言うことはない。愚かな私など、この世の存在価値もない。あまりにも素晴らしいものを見ると、人は死んでも良いのだ。
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by harukko45 | 2004-06-25 00:00 | スポーツ

 Euro2004、A組の第3戦。いやいや、いろいろお騒がせではあったが、ポルトガル代表がスペインを下し、決勝トーナメントに進出した。引き分けねらいのスペインに比べ、絶対に勝たねば予選落ちのポルトガルは、パフォーマンスも気持ちも格段に高まっており、前半早々から積極的な攻撃を試み続けた。それが、後半から登場したヌノ・ゴメスの素晴らしいゴールを生んだのである。

 その後はスペインの少々遅きに失した攻勢を全員で守り、最後はイタリア顔負けの守備的な布陣でしのぎきったのである。初戦の惨めな敗戦ショックからよく立ち直って、残りの2戦を徹底的に勝負にこだわった采配をみせたスコラーリ監督、それに応えた選手達を褒め称えたい。あー、私としては最高にうれしいのだ。だって、これからまだ数日間彼らを見続けること、応援することができるのだから。

 今日のような出来を見ると、ポルトガルは初戦にあまりにもナーバスになっていただけで、決して調子が悪いわけではなかったようだ。そして、苦しんで勝ちあがったことで、ますますチームが一つになっていくことだろう。

 一方スペインは最後まで不調だった。チームを救う救世主はついに現れず、サエス監督の采配も疑問だった。とにかく、ギリシャに勝ちきれず、引き分けに持ち込まれた第2戦が悔やまれる。こちらにも好きな選手が何人もいただけに大変残念だが、これも勝負の世界に生きる彼らの宿命、これから2006年のW杯に向けてチームを立て直していってほしい。

 さあ、今夜のリスボンはものすごい熱狂につつまれているだろう。とにかく、ポルトガルおめでとう。でも、この勝利は彼らの最低限度のノルマをクリアしただけ、本当の目標はこれから先だ。
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by harukko45 | 2004-06-21 00:00 | スポーツ

 Euro2004、このとんでもないおもしろさ! 正直言って、何万人もの観客を前に、また世界中のテレビを見ているファンを前に、これほどまでに興奮、感動を人々に与えられるものが、他にあるだろうか。かつて、70年代初期はロックが世界を変えるかもしれないと若者達は本気で考えていた。が、それはただの幻想だった。21世紀の現在、音楽ではマスを動かすような巨大なエネルギーは作り出されなくなった。いや、音楽は本来の姿に戻りつつあるとも言えるが、それにしても音楽そのものはとっても小さな、ひどく個人的な存在になりつつある。私達はつねに孤独で、何かしら他の人々と共感、共鳴を求めてやまないのに、それに応えるようなものはどんどんなくなってきているのだ。

 現代では、スポーツこそがほとんど唯一の救いかもしれない。もちろん、興味のない人、嫌いな人も多い。が、スポーツ以上に数多くの人々の心に響くものが他にあるとも思えない。それは、人類にとって幸か不幸かわからないが、少なくともスポーツ以上のものはないとだけは言えるのではないだろうか。

 さて、そこでサッカーだ。それもヨーロッパに限られた大会だ。それを、極東の国からテレビで見てるだけだ。なのに、幸せを味わえる! なかにはあまりの素晴らしさに感動してしまう。ジネディーヌ・ジダン、デイビット・ベッカム、ルイス・フィーゴ、パヴェル・ネドベド・・・、彼らを芸術家と呼ぶことに不思議は全然感じない。むしろ、このスポーツ文化の時代を象徴する偉大なる存在として、積極的に讃えたい。

 Euroはまだ、グループリーグ戦の2戦目が終わったばかりだ。これまでの大会では、強豪国は2戦連勝して、早々と勝ち抜けすることが多かった。が、今回はポルトガルの悪夢からここまで予想外の展開が続き(フランスがクロアチアに引き分け、イタリアもスウェーデンに引き分け、ドイツもラトビアに引き分け)大混戦の様相で、わずかにチェコだけが決勝トーナメント進出を決めただけだ。そのチェコはオランダと早くも今大会のベストにもあげられそうな、素晴らしい、あまりにも素晴らしい試合をおこなった。結果は3-2でチェコの逆転勝ちだったが、両チームともスペクタクルでファンタジーにあふれるパフォーマンスをしつづけ、まさに歴史に残る名勝負が誕生したのだった。

 にしても、チェコ。何というスーパー・チームだろうか! 中心選手のネドベドは超人だ。彼を始め、その他の有能なタレント達もブリュックネル監督のもと「共通の法則」をもって戦っているのだそうだ。それは、堅苦しい戦術論ではない。観ている者全てを魅了する魔法のサッカーだ。かつて、そういうサッカーをおこなっていたのはオランダだったが、その意地が2点先制という形になってあらわれ、前半はチェコを圧倒する攻撃で、そのまま勝利を呼び込みそうだった。が、追加点の決定機でのシュート・ミスや後半に入ると疑問な選手交代、そしてレッド・カード退場で、流れはどんどんチェコに傾いていった。

 そういった幸運もあったとは言え、この日のチェコの選手達のプレイぶりの素晴らしさは大絶賛に値する。こんなにすごいサッカーを見せられることはなかなかないのだ。これほどまでに、人間は速く動き、瞬時に豊かに発想し、そしてまた動くのか。「共通の法則」により、11人はおそろしく有機的に連動し、共通意識のもとゴール目指していけるのか。それは、ロボットや操り人形ではない。個人はちゃんと主張し、その個性は最大限発揮される。その個性が発揮されればされるほど、「共通の法則」がそれを結びつけ、11人の個が強力な1つの組織として機能するのだ。

 その成果が3つのゴールなわけだが、その瞬間はからだが震える感覚があった。もう一度言う。あまりにもあまりにも素晴らしい体験。それが「オランダ-チェコ」だった。負けたオランダも最後まで「美しい試合」にこだわった戦いぶりも大いに讃えたい。まだ、彼らにも望みは残されている。
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by harukko45 | 2004-06-20 00:00 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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