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EURO2012/スペイン優勝

 約1ヶ月間にわたって繰り広げられたユーロ2012は、スペインの優勝で完結。それも、圧勝で。

 個人的には、ご贔屓のポルトガルが準決勝で敗退したことで、一気にモチベーションは落ちてしまったのだが、だからと言って、レベルの高い試合を見落とすわけにはいかず、今未明に行われたスペイン対イタリアの決勝は生で観戦したのでありました。

 スペインは、決勝において、ようやく、ようやく、彼ららしいサッカーを見せてくれた。デル・ボスケ監督の意地のような「0トップ」システムも、セスクを高い位置に置くことで見事に機能、まぁ、それなら1トップじゃん、とも言えますが。それに、シャビをはじめとするバルサ勢が本来の調子を取り戻したパフォーマンスをみせてくれた。
 一方のイタリアは、グループリーグ初戦での3バックではなく、4バック。これは、勝ち上がっていくことで自信を付けたチームの流れを変えずにのぞみたかったのだろう。まさに真っ向勝負で、王者に挑んだ感じ。確かに、初戦での彼らとはチームのレベルは明らかに上がってはいただろうが、本来の力を取り戻したスペイン相手では、少し冒険だった気もする。とは言え、その正々堂々とした「サッカーをする」姿勢を讃えたいし、大敗したものの、今大会のイタリアのプレイぶりに共感した人も多かったと思う。もちろん、私もだ。ブランデッリ率いるアズーリは、文句なく今大会最もセンセーショナルで印象的な好チームでありました。
 そして、この悔しさを胸に、このイタリアがどう進化していくのか、ワールドカップへに向けて要注目だろう。

 で、優勝はスペインということで、結果は順当に収まったのだが、内容を見ていけば、スペインの王座防衛もそれほど華麗なものではなく、我がポルトガルが代わりに決勝の舞台に立っていたかもしれないし、ドイツがもう少し慎重に準決勝の戦いを進めていれば、イタリア戦でのディフェンスの2つのミスは防げたかもしれず、明らかに総合力に秀でるドイツがスペインを撃ち破る可能性も高かったと思う。
 また、スペインがグループリーグで苦しんだのは、イタリアだけでなく、クロアチアのレベルが高かったせいでもあり、ヨーロッパ・サッカーがますます混戦状態、実力伯仲であることもよくわかった。
 もはや、過去の名前や顔だけで強豪国云々は語れないのだった。

 さて、1ヶ月間、すっかり堪能させてくれたユーロが終わってしまい、しばらくは寂しい気分だろうが、今月末にはオリンピックが始まるので、すぐに気分は盛り上がるかな。
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by harukko45 | 2012-07-02 12:32 | スポーツ

 ユーロ2012は、いよいよ決勝トーナメントに突入。で、クォーターファイナル3試合を終わった段階では、一応予想通りの結果となっております。
 まずは、チェコ対ポルトガル。スコアはクリスティアーノのゴールでの0-1ではあったが、内容的にはポルトガルの完勝。今のチェコでは、ポルトガルのスピードについていけなかった。多くのチャンスを作り出していたポルトガルの攻撃陣はますますノッてきている感じで、今後に大いに期待できるぞ、頑張れ、プートゥガル!

 ドイツ対ギリシャも、ドイツの圧勝。だが、ギリシャはよく戦った。彼らのあきらめない姿勢はやはり本物だった。それにしてもドイツの強さは凄い。どんなメンバーだろうと、どんな形だろうと、その力は変わらない。今のドイツに死角は見当たらない。決勝まで当然進むだろう。

 スペイン対フランスは、一番期待していた試合だったが、実際には全くの凡試合で、実につまらなかった。全く覇気のない腑抜けレ・ブルーには大いに失望した。ちっとも調子の上がらないスペイン相手に、果敢に挑む事なく、ただただ負けを待つのみのパフォーマンスは、実に見苦しかった。フランスの多くのサッカー・ファンが心を痛めたに違いない。
 スペインは本当にこのままだろうか。だったら、ポルトガルに大いにチャンスがある。スペインでは後半投入されたペドロが光った。というか、なぜ彼のようなスピードがあり、裏をつけるタレントをここまで使わなかったのか、理解に苦しむ。セスクは好きな選手ではあるが、今のシステムでは生かされないし、F・トーレスはいまだにパっとしない。
 バルサの中心選手である、シャビ、イニエスタ、ピケはあまりコンディションが良くない感じがする。とは言え、手堅く勝っているのだから、悪くても負けない現実的な戦いが出来ているわけだな。

 今未明に行われるイングランド対イタリアは、希望としてはイタリアに勝ち残ってほしい。今回のイングランドのサッカーには全く共感していないので。
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by harukko45 | 2012-06-25 00:43 | スポーツ

 ユーロ2012はグループリーグ戦がいよいよ3試合目を迎えて、勝ち抜けを巡っての激闘が続き、実に面白かったですなぁ。今回はどの組も混戦で、最終戦にもつれることとなり、観る方にとってはかなりタマラん状況となったわけで。

 で、まずはA組。こちらはロシアの敗退が驚き。チェコ戦での圧勝で、ほぼ確実に勝ち上がっていくだろうとの予想は覆された。いったい何がどうして、ここまでコンディションを落とす原因になったのかは、くわしくはわからないが、監督との不和説も聞こえ始めているし、試合後半には必ず足が止まるような状況だったし、チームとしての調整が明らかに失敗したということだろう。
 それにしても、最終戦でそのロシアを敗って、見事に勝ち上がったギリシャは、やっぱりタフなチームだ。メンタル面での強さは2004年優勝時と同じで、準々決勝でのドイツもそうとう苦しめるのではないだろうか。
 チェコは1位通過となったが、これはロシアの不調のおかげ。正直、ワクワクするような部分がほとんどなく、力としてはここまでと見る。

 死のグループB組は、何と言ってもオランダの3連敗が衝撃だけど、これは全て初戦の失敗が導いたもの。デンマーク戦でせめて引き分けに留めておければ、こんなにも苦しい展開にはならなかったろう。とは言え、オランダのパフォーマンスが前評判ほどすごかったわけでもない。試合開始15分ぐらいをすぎて、早くも攻撃が単調になり始めると、あっけなく失点。その後は守備と前線は大きく離れ始めて、勝手なサッカーへと変質。後半にはフォワードをたくさん入れてますます前のめりになって、さらにバランスを崩す悪循環。各選手のコンディションも悪そうだったし、チームとして指向するサッカーは極めて保守的だったことは確か。初戦の出来が流れを崩したものの、その原因は大会前からくすぶっていたのかも。

 彼らのライバルであったポルトガルは、初戦のドイツ戦に敗れたものの、パフォーマンス自体はけっして悪くなく、チームとしてのまとまりを感じさせた。それが、デンマークとの大接戦に競り勝つことに結びつき、最終戦でのオランダに最高の形で勝利することにつながった。絶対的エースであるクリスティアーノが目覚めてくれたことが大きい。
 ドイツは全てにおいて安定した3連勝で文句なし。今後も決勝への道を着実に進むだろうと思うが、次戦のギリシャに手こずる可能性はあるので、ここが最大の難関になるかも。

 C組もスペイン、イタリア、クロアチアの三つ巴で、実に面白かった。クロアチアはかなり強いチームであり、スペインにも勝利しそうな流れを作っていたが、神様はスペインに味方したって感じ。スペインは、予想以上に苦しんだし、全体としてあまりうまくいっていないまま、決勝トーナメントに進むことになった。特に攻撃面での手詰まり感は明白で、私は彼らの連覇はかなり厳しいのではないかと思っている。
 イタリアは、確かに新鮮に蘇ってきたけれど、だからといって、すごく強いというわけでもない。なので、こちらもこの先があるかは少々疑問に思い始めているが、最終戦でカッサーノ、バロテッリにゴールが生まれたことは、ちょっとだけ明るい材料かな。

 D組は、4チームともほぼ互角のレベルなのに、スウェーデンが思わぬ2連敗であっさり敗退してしまったのが残念。正直、イングランドの1位通過はスウェーデンの不調に助けられた。スウェーデンが最終戦でのパフォーマンスを最初からやっていたら、もっと面白いリーグ戦になっていただろう。
 それと、ウクライナの敗退もがっかり。初戦でのシェフチェンコ2ゴールで活気づいたものの、その後が続かず、最終戦では運にも見放された感じ。イングランドの1点は棚ぼたのようなもんだし、明らかなゴールを認められずではね。
 というわけで、ここでは一番つまらないサッカーをするイングランドと、良いんだか悪いんだかよく見えないフランスが勝ち抜けたものの、この程度の感じだと、次でさようならの可能性は高い。

 で、私のベスト4予想は、1.「チェコ対ポルトガル」はポルトガル、2.「ドイツ対ギリシャ」はドイツ、3.「スペイン対フランス」はスペイン、4.「イングランド対イタリア」はイタリア。

 グループBとCに比べて、AとDはレベルが低かったので、ベスト4はBとCの勝ち抜けチームが順当に残ると思うが、波乱が起きるとすると「ドイツ対ギリシャ」か。ポルトガル・サポーターの私としては、チェコには圧勝して、調子の上がらないままのスペインをうまくかわしての決勝進出を強く願っております、ハハ。
 うー、まだまだ楽しみは続くです。
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by harukko45 | 2012-06-20 15:20 | スポーツ

EURO2012/大会6日目まで

 EUROが始まって早1週間、ここまでで最高のゲームはグループCのスペインvsイタリアで、1-1のドローではあったが、内容の濃さでは一番。攻撃的に変身した新生イタリアが王者スペインを苦しめたことは明白。今後もイタリアの試合は要注目ですな。
 とにかく、イタリアの「伝統の守備+足技にすぐれたテクニシャンを配した攻撃的な戦術」は実に新鮮であり、そこに、予選でのフォーメーションからスペイン用に組んだと思える3-5-2のシステムを採用したのも驚きだったが、デ・ロッシやピルロがうまく生かされていて、二人の素晴らしさを再認識したのだった。
 かたや、今大会FWの人材を欠くスペインは豪華なファンタジスタを際揃いさせた「0トップ」で迎え撃つとは、これはこれで、なかなかシビレましたな。
 とは言え、期待に反してスペインの0トップは、前半ほとんど効果的な攻撃ができず、ペースはイタリアが握っていた感じ。で、60分のディ・ナターレによる先制ゴールはイタリアの勝利を予感させたが、そこはさすがスペイン、すぐにセスクが同点ゴールを決めて持ち直した。正直、セスクのゴールは「やっと」って気もしたけれど。
 その後は、スペインもフォワードを投入して勝ちを狙うが、入ったF・トーレスが極めて不調だったのは痛かった。ちょっと今後に不安を感じさせる。というわけで、結果としては引き分けでも、内容的にはイタリアは今後に明るい展望が開けたが、スペインは問題を残した感じ。
 やはり「0トップ」は冒険だったか?確かにトーレスはゴール出来なかったものの、チームとしては彼と、右サイドにヘスス・ナバスが入ってからの後半の方が、明らかにドン詰まり的な前半よりも良いサッカーをしていたと思う。

 あと、印象に残ったのはウクライナ。35歳の英雄シェフチェンコによる「魂のヘディング」2連発でしょう。これには、思わずウルっと来た。
 最悪なのはイングランド。はっきり言って、アジアの弱小国の代表ですか?と思えるような守備的戦術には呆れた。バラックが言うように「ゴール前にバスを3台とめておくようなプレー」では、ユーロの強豪国とは言えない。というか、元々イングランドは過大評価されすぎていたのかも。
 そんなイングランドと引き分けたフランスは、なかなか良い感じと見た。ベンゼマ、リベリー、ナスリの前線はかなり魅力的で、今後の熟成ぶりに注目したい。
 
 でもって、なんだかんだ言っても注目のグループBでは、ポルトガルがヒヤヒヤさせられながらも、なんとかデンマークに勝利。だが、クリスティアーノのメンタル面に少々不安を感じちゃう。昨日の試合でも、決定的なチャンスを決められず、チームを苦境に立たせることになった。最後にヴァレーラのゴールで救われて、まだまだ可能性は残っているのだから、ここで一致団結してほしい。

 そして、前半戦の大一番ドイツvsオランダは、ドイツが2-1での勝利。なんとも「らしくない」オランダの不調ぶりにはガッカリ。というか、オランダも過大評価だったか?トータルフットボールも何処へやら。前と後ろが完全に分断されたような戦いぶりでは、総合力ダントツのドイツにはかないません。ファン・ペルシーがやっと「らしい」ゴールを決めて1点差にしたけど、その後のドイツの試合巧者ぶりはさすがで、オランダの攻撃はじょじょに消されていった。
 とは言え、この組はまだどうなるかわからん展開で、最終戦でのポルトガルvsオランダが激闘必至。ここまで不発の両国のエース達が、大いに奮起して盛り上げてほしいものだ。でも、本音はクリスティアーノだけ頑張って、ポルトガルに勝利を!オランダさようなら。

 おっと、この中で一番地味なグループAは、ダントツと思われたロシアがサポーターのご乱行に水を差されたか、ポーランドと引き分ける結果に。せっかくのいいチームだが、UEFAからの厳罰(12万ユーロの罰金、EURO2016の予選で減点6/執行猶予付き)にモチベーションが保てるかな?


 
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by harukko45 | 2012-06-14 16:53 | スポーツ

EURO2012/グループA&B

 今月はサッカーが大変。4年に一度の大祭典であるヨーロッパ選手権は、一応全試合チェックをしていくつもりだし、日本代表もワールドカップへの最終予選がおこなわれて、観戦する方はうれしい悲鳴状態ですな。
 とりあえず、ザックJAPANに関しては、ほとんど文句のつけようのない内容での2連勝という素晴らしいスタートを切ってくれたので、まずは一安心。12日のオーストラリアとのアウェイ・ゲームは仕事で見れないが、きちっとした結果は出してくれるに違いないと確信している。

 ということで、今はユーロの方により注目。すでに2日終えたわけだけど、全体には各チームのパフォーマンスはまだ全開とは言えない感じ。
 まず、A組のポーランド対ギリシャの試合。開催国の一つであるポーランドは序盤勢いのある攻撃を見せて早々に得点し、おまけにギリシャが退場者を出したにもかかわらず、リードを守りきれずに痛いドロー。前半でのすばやい攻撃はなかなか魅力的だったけど、終わってみればギリシャの精神力の強さに圧倒された感じで、何ともナイーブな印象。
 ギリシャは2004年優勝時ほどではないと思うが、それでも気持ちの強さは変わっていない。ひょっとすると前回大会のトルコみたいな存在になるか?

 A組のもう一試合はロシアの圧勝。序盤はチェコの積極的な攻撃が機能して、予想とは全く逆の展開だったのだが、それも実はロシアのしたたかな試合運びであり、まんまと相手の隙を見つけ出し、効率的についた攻撃と決定力の高さを見せつけた。前後半2得点づつの快勝は、ヒディンクから引き継いだアドフォカート監督のチームが、前回大会同様の快進撃を見せそうな予感もする仕上がりであることを示した。
 一方のチェコは、ネドヴェドらがいた時代に比べると、かなり見劣りすることは致し方ないか。にしても4失点は痛い。

 今大会一番の注目であるB組は、まさに死のグループ。オランダは試合の全てをコントロールしていたにもかかわらず、デンマークに敗れた。ロッベンがシュートを外しまくるシーンは、先月のチャンピオンズ・リーグ決勝での彼のパフォーマンスを思い出させるし、チームもバイエルンと同じような形で負けることになった。
 オランダにとっては、全く持って「やってらんない」負けでしょうな。正直、デンマークが勝った理由なんかないでしょう。オランダがドジった、ってことだけ。
 ただし、優勝候補の一角であったオランダは次のドイツ戦に負けると早々の脱落となる危機状態となった。
 それにしても、スナイデルのみ素晴らしかった現状では、ドイツに勝てるか?かなりの非常事態だと思う。

 もう一試合、ドイツ対ポルトガルはかなりの接戦で、緊迫した好ゲームだった。が、ポルトガル・サポーターを自認する私には悲しい結果となり、1-0でのドイツの勝利となった。とにかく、ドイツはどう見たって優勝候補の筆頭であることは間違いない。レーヴ監督のチームはいよいよ完成期に入り、総合力ではダントツだ。だからこその勝利とも言える。チーム全体、個人個人のコンディションはまだまだ100%ではなかったことは明らかだが、それでも最後に勝つのはドイツ、という図式は変わらなかった。

 ポルトガルは大会前の印象では、どうしても小粒な感は否めなかったのが、本番では、なかなかバランスの良いチームに仕上がっているのを見せてくれた事はうれしい。実際、スタッツを見ればドイツとの差はほぼ互角であり、いいチャンスも多く作っていたし、守備も手堅かった。この後も、このレベルのパフォーマンスを続ければ、予想に反して勝ち進むことも大いに期待できると思った。
 秘かに願うのは、決勝でのドイツとの再戦なのだ。

 今夜はスペインとイタリアの登場。熱い夜は続きますなぁ。
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by harukko45 | 2012-06-10 15:29 | 音楽の仕事

4月のスポーツ

 MLBが開幕し、ヨーロッパ・サッカーが大詰めで、スポーツ好きにとってはテレビ中継を録画するのが忙しい。だが、その数もどんどん多くなってしまうので、観るのをさっさとやらなければ、すぐにハードディスクが満杯になってしまうのだった。

 さて、まずはMLB、応援するシアトル・マリナーズは、とりあえず持ちこたえての勝率5割。まぁ、よくやっている方ではないでしょうか。このところは打線も活発になってきて、勝利に貢献しているが、実際にはリーグ11位の打率なので、まだまだだ。投手陣も飛び抜けて良いわけではないので、やはり戦いにムラがあるなぁ。4連敗した後に、3連勝とかね。若い選手が多いせいもあるだろう。そんな中、チーム最年長のイチローの元気ぶりはうれしいし、さすがとしか言いようがない。
 それにしても、テキサス・レンジャーズ、強すぎでしょう。

 サッカーはリーガ・エスパニューラのみの観戦で、それもバルセロナとレアル・マドリードの試合を中心にチェックしてきたのだが、先週の直接対決・クラシコでの勝利により、レアルの優勝がほぼ確実になった。これまで、クラシコではなかなか輝けなかったクリスティアーノ・ロナウドの決勝ゴールが、バルサに引導を渡した。
 今年のバルサはケガ人続出で、ずっといまいちな状態が続いていた。何と言っても、フィニッシュの精度が低かった。一方のレアルは、バルサのような美しいパス回しと組み立てはないものの、リーグ得点記録を書き換えた決定力の高さが、どの試合でも光った。常にトップで居続けるのは、現在のスポーツ界ではとても難しい。

 さて、ヨーロッパ・サッカーではここ数年スペインが人気・実力で優位に立っているが、今年のチャンピオンズ・リーグの準決勝では、その代表であるバルサ、レアルの2強が共に敗れるという波乱。個人的には、決勝でのクラシコ対決を期待していたので残念なのだが、とりあえず、久々に勝ち上がったバイエルンを応援することにします。バルサに勝ったチェルシーは守備的作戦がうまく行ったようだが、バイエルンはレアルに対して互角の戦いを挑んでの勝利だった。

 これをもって、スペイン時代の終わりか、とはならない。もう一つのヨーロッパ・リーグでは準決勝にスペイン勢が3チーム残り、決勝に進んだのはビルバオとアトレティコなのだから、まだまだスペイン優位は続く。ゲームとしては、ビエルサ対シメオネというアルゼンチン人監督同士の対決となった、ヨーロッパ・リーグ決勝の方が面白そう。私は、ビエルサ監督率いるビルバオを応援。

 ヨーロッパ・サッカーは、チャンピオンズ・リーグ決勝でシーズン終了するが、今年はその後にユーロが控えている。「うーん、選手が壊れちゃうんじゃないか」って心配もするが、観る方にとっては、それ以上にタマリマセン的ワクワク状態が続くことは確か。ここでは、いつものようにポルトガル・サポーターとなります。だが、ドイツ、オランダとの同組となった今回はかなりキビシいだろうなぁ。

 その他では、女子ゴルフLPGAで宮里藍選手が今季初優勝、おめでとうございます。藍ちゃん、大好きです。ほんとに、かっこいい。試合後のインタビューでの「You know?」連発の流暢な英語にもしびれます。もちろん、プレイが最高。テクニックの素晴らしさとともに、何と言っても精神力の強さに惹かれる。常に毅然とした態度でプレイしている今シーズンは、メジャー初優勝と賞金ランク1位の奪還(現在2位、ただしトップのヤニ・チェンは強烈)を是非とも達成してほしいと願ってます。

 フィギュア・スケートの国別対抗の団体戦は日本の優勝。特に注目すべきは、男子で高橋がチャンに勝ったこと。「これぞ、日本のエース」といった高橋の充実ぶりには敬服した。もちろん、全体的には日本の優勢は大会前から明らかで、勝って当然とも言えるか。そもそも、ソチ五輪での正式種目となる団体戦がフィギュア・スケートに合っているかは疑問であり、世界選手権後の「気の抜けた営業」になりやしないか、と個人的にはやや懐疑的な印象を持っている。今後この大会が存続するために、いかにブラッシュ・アップしていくのかに注目したいとは思うが。
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by harukko45 | 2012-04-27 16:29

 2010/2011UEFAチャンピオンズ・リーグ決勝は2年前と同じ対戦、バルセロナとマンチェスターUによるファン納得のチャンピン対決だったが、結果は3-1、その内容もバルサの圧勝と言っていい。

 2年前にコテンパンな目にあったユナイテッドは、今回かなりバルサ対策を施してのぞんだ感じだったが、それも前半序盤にのみ機能したものの、その後はなす術がほとんどなく、後半はただ守るだけで、最終的にはバルサの引き立て役に再び成り下がってしまった。

 それにしても、すばらしいチーム、すばらしい選手、すばらしい戦術、まさにサッカーの中のサッカー、これぞ美しいサッカーの極致、それでいて勝負に勝つ凄さ。全く文句のつけようのない現在のバルセロナにはいくら賞賛の言葉を贈っても足らないだろう。これほどまでに、観るものを感嘆させ、感動させる「スペクタクル」で「ファンタジック」なサッカーを見せられて幸せな気分にならない者はいない。今のバルサは歴代のチームの中でも、最強で最美という最高のスポーツ・パフォーマンスを披露する超一級の芸術品だ。
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by harukko45 | 2011-05-29 17:58 | スポーツ

 昨日は、大橋純子さんの仕事でNHKへ。BSの「J-Pop 青春の'80」という番組の収録でした。バンドのメンバーとも新年会以来の再会だった人もいて、やはり楽屋での話は震災のことが多くなりました。

 本番では、お客さんを入れてのライブ演奏で3曲を収録しました。スタジオに来てくれたジュンコさんファンの方々、ありがとうございました。皆さんの元気な顔が見れて、よかったです。
 演奏の方は、テレビって何度やっても苦手で、いつものようにリラックスしてやるという感じにはどうしてもなりませんが、何とか踏ん張ったという感じでしょうか。しかし、その本番中2曲目に後藤さんのサックスがセットから転落し、壊れてしまうという大ハプニングがあり、最後の曲では、低い方の音が出ない状態でのプレイになってしまい、大変気の毒でした。この場合は、もう一度やり直したからといって、解決できる問題ではないので、そのテイクが採用されました。
 大橋バンドは、5月中旬から皆で集まってセッションすることになっていますが、それらは夏のクラブサーキットに向けての準備となるでしょう。それまで、またしばらくお別れです。BSの放送は6月の頭のようです。

 さて、帰宅してからは、スペイン・サッカーの録画を見ました。スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)の決勝、今回この試合が要注目なのは、バルサとレアルの対決になったからに他ありません。先週のリーグ戦でのクラシコでは白熱した内容ながら1-1の引き分けでしたから、ますます国王杯への期待もふくらんでいました。
 で、その試合、本当に凄かった。一瞬たりとも見逃すことのできない内容、高い緊張感の連続で、心から堪能させてもらいました。
 
 全体の流れとしては、レアルが先週のリーグ戦で試した戦術がかなり成功したこともあり、この試合では自信を持って、よりアグレッシヴに試合開始からのぞんでいたことが大きい。それによって、前半は圧倒的にレアルのものに。守備をしっかり固めてのカウンターにより、大きなチャンスは確実にレアルが多かった。
 が、たぶん前半飛ばしすぎたツケが後半でて、今度はバルサのサッカーが機能、レアルの中盤はかなり疲れてきて、バルサが得点するのは時間の問題では、と思うほど追いつめられてた。

 ところが、そこをレアルのGKカシージャスが救った。再三再四のスーパーセーブでゴールを許さず、オフサイドの判定にも助けられた。ひょっとしたら、後半3点4点はバルサのものになっていたかもしれない。

 とにかく、90分間踏ん張ったレアルは、延長で再び盛り返したのだから、素晴らしい。延長前のあたりから、左サイドのディ・マリアがキレまくった動きをみせていたし、クリスティアーノ・ロナウドがあんなに凄いランニングを立て続けに見せたのも、ちょっと過去に記憶にない。その必死さ、執念みたいなものが、画面からがんがんに伝わった。
 そして、延長前半、ディ・マリアのクロスにパーフェクトに頭であわせたロナウドがゴール。凄かった。綺麗だった。

 その後は、バルサの超攻撃モードを何とか守り切ったレアル、ここ数年の鬱憤を一気に晴らした勝利をつかんだのでありました。うー、レアルのスーパースター達がこれほど泥臭いやり方でも、必死に結果を求めて、一致団結したのは、やっぱりモウリーニョ監督の手腕なんだろうな。そして見事に宿敵バルサに勝って優勝を果たしたのだから、文句なし。
 勝利後の爆発さ加減も凄かったけど、モウリーニョの胴上げっていう光景も海外では珍しい。

 とは言え、今年のクラシコはまだ続く。来週はチャンピオンズ・リーグの準決勝が控える。今後どうなるのか、レアルとしてはもうネタは出し切った感があるし、かたやバルサにはケガ人が多い。意地と意地のぶつかり合いは当然で、精神的には五分。だからこそ、監督の手腕が再び注目される。まだまだ楽しみはこれから。

 ところで、レアルはマドリードに帰っての優勝パレードで、なんと優勝カップを落として、それをバスが押しつぶしてしまうハプニングのオマケ付き。ちょっと、はしゃぎ過ぎで、不吉?
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by harukko45 | 2011-04-22 15:21 | 日々のあれこれ

MLB、クラシコ

 日本のプロ野球はいろいろあったけど開幕。やっぱり始まればそれなりに盛り上がって、大いに結構なこと。斎藤佑投手にはほとんど興味がないんだけど、デビュー戦でそつなく初勝利してしまうのは、たいしたもんです。でも、なにせ始まったばかりだしね。
 楽天がなかなか良いスタートしたのは、やっぱり気合いが違うのかな。

 そして、MLBはすでに4月2日から開幕しておりましたが、我らがイチローのシアトルは、オークランド戦での戦いぶりで大いに期待させたにもかかわらず、その後テキサスとクリーブランドにこてんぱんにされて、すっかり意気消沈(?)。いつものマリナーズ・ペースに逆戻りしてしまった。よみがえる昨年の悪夢が。

 イチローはまずまずか。だが、打線のつながりはいまいちですなぁ。投手陣もけっこうガタガタ。昨年のサイ・ヤング賞投手であるヘルナンデスが良くない。エースがこれではねぇ。頼りは新人のピネダのみですか、ふー。

 気を取り直して、スペイン・サッカーは今月、クラシコが3週連続である。つまり、スペイン・リーグとスペイン国王杯決勝とチャンピオンズ・リーグ準決勝というわけですな。
 でもって、その第一ラウンドは16日のリーグ32戦。レアルのホーム、サンチャゴ・ベルナベウでの一戦でした。
 結果は共にPKによる1-1だったけど、やはり独特の緊張感と意地のぶつかり合い、よく練られた戦術の戦いは、かなり堪能させられました。
 チームとしてはバルサが圧倒的に魅力的なのだが、選手としてはポルトガル代表が3人レギュラーのレアルも応援してしまう。ただ、今回は自然とレアルに肩入れしている感じかな。

 内容的にはレアルの方が良かったと思いました。特にボランチにはいったペペの存在は凄かった。彼がこんなにアグレッシヴで効果的な動きを見せたのは、かなり久しぶりなのでは。それと、チーム全体でのディフェンスが素晴らしく、バルサの攻撃はかなり抑え込まれていた。この辺はさすがモウリーニョ監督と感じさせる部分ですかね。
 もちろん、固い守備にたいして、それでも果敢に攻撃の手を緩めないバルサはほんとに凄いんだけど。

 そんな緊迫感あふれる前半は0-0ではあっても、見所の多かっただけに、後半いきなりレアルがレッドカードで退場、PK献上は痛かったわけ。ちょっとこれで、ほぼレアルの勝ちは厳しくなった(それはリーグ優勝も厳しくなった)と思ったのだが、それでも最後まであきらめないレアルの気持ちの入ったプレーには惹き付けられた。それに、ベンチ・ワークの的確さもあって、一人少ないながらも、終盤バルサを押し込むシーンが何度もおとずれたのでした。
 それが、結果として後半37分のC・ロナウドのPKにつながった。正直、マルセロを倒したアウベスはちゃんとボールに行っていたと感じたが、レアル側の気迫のようなものが、審判をも動かしたのかも。とは言え、あのムードの中で、ゴール右上にバシっとキメるロナウドのハートも凄いよ、唸った。

 今週は21日に第二ラウンドのコパ・デル・レイ。こちらは決勝戦だから、もっと熱くなるかも。特にレアルは、今の状況ではリーグの優勝は厳しいので、こちらの優勝はゼッタイ、と強く意識しているに違いない。ワクワク。
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by harukko45 | 2011-04-18 16:39 | スポーツ

 先日おこなわれたスペイン・サッカーの大一番、クラシコは凄かったですなぁ。というか、バルサが凄かったのですが。正直、今年はレアルに少し分があるのでは、と考えていただけに、開始10分でのシャビの息をのんだ先制点、立て続けの18分のペドロの2点目で、完全にノックアウト。後半に入っての3点も全てがファイン・ゴール。文句の付けようのないバルサの圧勝でした。
 バルセロナというチームがこれほどまでに完成され、洗練され、深化していたこと、そして今シーズン絶好調だったレアルでさえ、こんなにもコテンパンされるだけの差があったなんて、ただただ驚嘆するしかなかったです。

 もちろん、この結果はうれしいことなのですが、こんなにも美しく楽しいサッカーを最大のライバルであるレアル相手にやってのけてしまう彼らに対して、あらためて敬服せざるを得ないし、ちょっとでもレアル有利を考えた自分が浅はかであったと恥じ入るのでした。

 個人的には複雑な部分もあるのです。選手個人としてはC・ロナウドやR・カウバーリョらのポルトガル勢やエジル、ケディラのドイツ勢が好きではあるのです。それに監督のモウリーニョという人物の魅力にも惹かれているのです。
 ですが、チームとしてはやっぱり圧倒的にバルサが好き。これは致し方ない。だって、やっているサッカーが素晴らしいすぎる。これこそが世界最高のサッカー、世界最高のスペクタクルとファンタジーを持ったパフォーマンスであると言い切れると思っております。

 さて、方や日本代表に関しては、ザッケローニ監督の元、まずは順調な滑り出しを見せてくれ、来年以降にかなり期待を持たせてくれている感じです。それに、本田だけでなく、ドイツでの香川の大活躍が、実にうれしいこと。ここに来て若い選手達がどんどん成長しているのが実に頼もしいですわい。

 がらっと変わって、野球関連はMLBのシアトル・サポである私としては、今年のポスト・シーズンに関してはかなりモチベーションが低かった。それでも、どちらかといえば応援していたサンフランシスコが優勝してちょっとうれしかった。
 日本では西武が早々に敗れたので、まずここでシュン。当然勝てる、勝つべき試合をあっさりと逆転負け食らう姿には大きく失望しました。ただ、日本シリーズではロッテが勝ったので、まぁ、これはパ・リーグ好きとしては良かったかと。

 再びアメリカへ。NFLはすでにシーズン後半。次節13週の戦い、特にAFCイースト(ジェッツ対ペイトリオッツ)AFCノース(レイブンス対スティーラーズ)の首位攻防戦が大いに見物。いやぁ、ワクワクする。私はニューイングランドとピッツバーグを応援していますが、今年はペイトリオッツがスルスルっとスーパーボウルに行くのでは、と予想(と期待)しております。

 NFCではイーストのフィラデルフィア・イーグルスが面白い。QBマイケル・ビックの大復活に地元のファンならずともやはり注目してしまうのでした。だが、強敵ニューヨーク・ジャイアンツが調子を上げてきてウルサイなぁ。サウスの好調アトランタ・ファルコンズに王者セインツが追いつけるか。年末の16週での直接対決までもつれるかも。でも最後はニューオーリンズが再び!

 最後にフィギュア・スケートについて。

 10ヶ月弱前だった今年の冬、あれほどまで心を熱くさせてくれた浅田真央さんが絶不調。確かにオリンピック後のシーズンで、全てのジャンプの見直し修正が重要な目的であるとのことだが、それにしても、ちょっと目を覆いたくなるような失敗の連続に、やはり心配したくなるのは仕方のないことでは。
 何もわからない素人としては、コーチの選択や精神的な問題に口を挟みたくなってしまうのだが、もう少し我慢しておこうと思う。
 だが、一つだけ。これまでの真央さんは常に「ネバー・ギヴアップ」を体現していたのに、今シーズンはそれが全く感じられない。ジャンプを飛ぶ瞬間にすでにあきらめているように感じてしまう。

 なので、女子に関しては村上佳菜子さんに期待したい。名門・山田満智子コーチ門下生として、偉大な先輩である伊藤みどり、浅田真央につづく3人目の世界チャンプも夢ではない。
 彼女は技術的には前の二人よりもまだ劣っている部分があるものの、何と言っても見ているものを惹き付けてやまない素晴らしい(踊りの)魅力を持っている。彼女の滑りを見ているとこちらも思わずニコニコしてしまうのだ。見ていてとにかく楽しいのだ。

 もちろん、グランプリ・シリーズ・ファイナルではものすごいプレッシャーと戦うことだろう。しかし、それでもやり遂げてしまうのでは、と思える。

 男子はもっと強力。ひょっとしたら、今回のグランプリ・シリーズ・ファイナルで表彰台独占も十分あり得る。絶好調の小塚選手、貫禄十分でオーラも別格の雰囲気が漂う高橋選手、そして、調子を取り戻しつつある織田選手。すごい実力者揃いで、団体戦なら日本の圧勝は間違いない。

 日本勢の最大のライバルはカナダのパトリック・チャンで、4回転の成功は必須の戦いになりそう。来週の試合がとんでもなく楽しみであります。予想は順当に各選手が好調であれば、小塚選手が優勝。もし、波乱含みでミスがいろいろ出るようなら、高橋選手がやはり強いのでは。


 
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by harukko45 | 2010-12-02 15:09 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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