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4月のスポーツ

 MLBが開幕し、ヨーロッパ・サッカーが大詰めで、スポーツ好きにとってはテレビ中継を録画するのが忙しい。だが、その数もどんどん多くなってしまうので、観るのをさっさとやらなければ、すぐにハードディスクが満杯になってしまうのだった。

 さて、まずはMLB、応援するシアトル・マリナーズは、とりあえず持ちこたえての勝率5割。まぁ、よくやっている方ではないでしょうか。このところは打線も活発になってきて、勝利に貢献しているが、実際にはリーグ11位の打率なので、まだまだだ。投手陣も飛び抜けて良いわけではないので、やはり戦いにムラがあるなぁ。4連敗した後に、3連勝とかね。若い選手が多いせいもあるだろう。そんな中、チーム最年長のイチローの元気ぶりはうれしいし、さすがとしか言いようがない。
 それにしても、テキサス・レンジャーズ、強すぎでしょう。

 サッカーはリーガ・エスパニューラのみの観戦で、それもバルセロナとレアル・マドリードの試合を中心にチェックしてきたのだが、先週の直接対決・クラシコでの勝利により、レアルの優勝がほぼ確実になった。これまで、クラシコではなかなか輝けなかったクリスティアーノ・ロナウドの決勝ゴールが、バルサに引導を渡した。
 今年のバルサはケガ人続出で、ずっといまいちな状態が続いていた。何と言っても、フィニッシュの精度が低かった。一方のレアルは、バルサのような美しいパス回しと組み立てはないものの、リーグ得点記録を書き換えた決定力の高さが、どの試合でも光った。常にトップで居続けるのは、現在のスポーツ界ではとても難しい。

 さて、ヨーロッパ・サッカーではここ数年スペインが人気・実力で優位に立っているが、今年のチャンピオンズ・リーグの準決勝では、その代表であるバルサ、レアルの2強が共に敗れるという波乱。個人的には、決勝でのクラシコ対決を期待していたので残念なのだが、とりあえず、久々に勝ち上がったバイエルンを応援することにします。バルサに勝ったチェルシーは守備的作戦がうまく行ったようだが、バイエルンはレアルに対して互角の戦いを挑んでの勝利だった。

 これをもって、スペイン時代の終わりか、とはならない。もう一つのヨーロッパ・リーグでは準決勝にスペイン勢が3チーム残り、決勝に進んだのはビルバオとアトレティコなのだから、まだまだスペイン優位は続く。ゲームとしては、ビエルサ対シメオネというアルゼンチン人監督同士の対決となった、ヨーロッパ・リーグ決勝の方が面白そう。私は、ビエルサ監督率いるビルバオを応援。

 ヨーロッパ・サッカーは、チャンピオンズ・リーグ決勝でシーズン終了するが、今年はその後にユーロが控えている。「うーん、選手が壊れちゃうんじゃないか」って心配もするが、観る方にとっては、それ以上にタマリマセン的ワクワク状態が続くことは確か。ここでは、いつものようにポルトガル・サポーターとなります。だが、ドイツ、オランダとの同組となった今回はかなりキビシいだろうなぁ。

 その他では、女子ゴルフLPGAで宮里藍選手が今季初優勝、おめでとうございます。藍ちゃん、大好きです。ほんとに、かっこいい。試合後のインタビューでの「You know?」連発の流暢な英語にもしびれます。もちろん、プレイが最高。テクニックの素晴らしさとともに、何と言っても精神力の強さに惹かれる。常に毅然とした態度でプレイしている今シーズンは、メジャー初優勝と賞金ランク1位の奪還(現在2位、ただしトップのヤニ・チェンは強烈)を是非とも達成してほしいと願ってます。

 フィギュア・スケートの国別対抗の団体戦は日本の優勝。特に注目すべきは、男子で高橋がチャンに勝ったこと。「これぞ、日本のエース」といった高橋の充実ぶりには敬服した。もちろん、全体的には日本の優勢は大会前から明らかで、勝って当然とも言えるか。そもそも、ソチ五輪での正式種目となる団体戦がフィギュア・スケートに合っているかは疑問であり、世界選手権後の「気の抜けた営業」になりやしないか、と個人的にはやや懐疑的な印象を持っている。今後この大会が存続するために、いかにブラッシュ・アップしていくのかに注目したいとは思うが。
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by harukko45 | 2012-04-27 16:29

スポーツ観戦三昧(4)

 世界フィギュアで日本は、ペアで高橋&トラン組が初の銅メダル、男子が高橋・銀、羽生・銅、女子が鈴木の銅で、全体的には安定した強さを今回も見せてくれたものの、女子については大きな不安も感じさせた。
 それは主に、浅田の長く続く不調への心配だ。正直、トリプル・アクセルなしでも他のエレメントを高めることで、確実に勝てる力をつける、というのがここ何年かの方向性であり、今シーズンはその成果が発揮されつつあったのに、最後の最後で3Aに拘って失敗、その影響で他でもミス連発となっての敗北は、ちょっと納得いかないし、本人がインタビューで語っている「何をしていたのかなという感じ」がすべてか。
 とにかく、昨日のフリーでは、勝負への集中力を感じなかったし、かと言って、スケートを楽しんでいる風でもなく、どれ一つを取っても観ているものに共感を呼び起こすものはなかった。

 バンクーバー五輪、そして世界フィギュア・トリノ大会までの輝き、美しさはいったい何処へ行ってしまったのか。もちろん、母上の死去という大きな悲しみを乗り越えなくてはならなかった状況も理解できる。だが、浅田選手が今後も女子フィギュアのトップを目指すのであるなら、何らかの変革が必要な気がする。それは、本人の意識なのか、コーチ陣やスタッフ、練習環境なのか。
 今さらではあるが、あのキム・ヨナとの激闘の後、浅田も一度長い休養をとるべきだったのでは、とも思う。

 荒川も安藤も、今回優勝したイタリアのコストナーも、長いスランプの時期を経験している。今の浅田もまさにその渦中。だから、彼女も我々ファンも我慢しかないのかもしれない。

 それと同時に、現在の女子フィギュア界全体が、停滞の時期から抜け出せないでいるように見える。伊藤みどりの大革命以来、女子フィギュアのレベルはそれほど進化しているとは思えないし、それでいて、かつてのミシェル・クワンのような「ミス・パーフェクト」も存在しない。キム・ヨナ、浅田真央以降のチャンピオン、メダリスト達は、誰もが消去法で残った上での栄冠のように見えるのだ。
 今となっては、キム・ヨナ選手の強い刺激が懐かしい。

 おっと、それから付け足し。フジテレビは相変わらず、今晩、要らぬ編集付きの録画で女子フィギュアを放送する。私は、いつも通りRadio-Canadaのストリーム観戦でライブを楽しんだ。マスコミの方もいっこうに進化していない実態は、ひょっとしたらスポーツ界よりも深刻だ。
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by harukko45 | 2012-04-01 18:56 | スポーツ

スポーツ観戦三昧(3)

 世界卓球ドルトムント準決勝、日本男子はドイツに完敗。過去の戦いでは、フル・ゲームまで持ち込む接戦での敗北だったので、同じような展開を期待しつつ、その雪辱を願っていたが、かなわず。銅メダルは獲得したものの、後味の悪い内容となった。

 何と言っても初戦、水谷のストレート負けは予想外で痛かった。そして、若き丹羽とドイツのエースであるボルとの差は明らか。あっけない2連敗で完全に流れを失った。やっと戻ってきてくれた岸川が一矢報いたものの、本来なら、彼が2番手で流れを引き戻す役割であったはずだ。ドイツの圧勝は地元の利もあったろうが、現時点での実力差はそれを差し引いても大きい。男女ともに4ヶ月後のロンドン五輪に不安を残す結果となった。これを危機ととらえて、何とか立て直すために頑張ってほしい。

 日本がドイツに敗れた頃、フランスのニースでは、フィギュア・スケートの世界選手権・男子シングル・フリーで、17歳の羽生がすんばらしい演技を披露、驚くべき得点を出していた。冒頭の4回転からトリプル・アクセル、トリプル・フリップと実に鮮やか、スピードもあり、それ以上に強いオーラを感じさせた。演技全体に気持ちがこもりまくっていたのだ。前は、それが力みとなり、体の方が追いついていない印象だったが、昨日は違った。一カ所、ステップでの転倒というミスがあったものの、それに動じずに勢いも衰えなかった。最後のストレートライン・ステップに入る前に、自らに気合いを入れ直すように雄叫びを上げたシーンには、こちらもゾクっとしたほど惹き付けられた。

 技術的にほぼ完璧であり、芸術的にも感動させられた羽生の点数が高くなることは確実だったが、最終組前での演技だけに、ある程度抑え込まれるかと思われた。ところが、173.99というそこまででダントツの高得点で、合計251.06はSP7位から一気に表彰台圏内に突入したのだから、チョー驚き。凄いことになってきた。

 この若武者の大躍進は、後続の上位選手達に大きな影響を与え、試合はワクワクドキドキの展開が最後まで続くことになり、全くもって目の離せない試合になった。アモディオ、ジュベールのフランス勢は4回転をきめ、レベルの高い演技を披露したが、羽生には届かず。一方、ブレジナ、フェルナンデスは失速。
 そんな中、我らが高橋はさすがだった。今年一番とも言えるフリーで、4回転をはじめとする難しいエレメントをこなしながらも、ニクいほどに力みのないステップ、身のこなしが本当に素晴らしい。こういう表現に、いやらしさや恥ずかしさを感じさせない日本人はなかなかいない。それと、選曲にブルーズを用い、また、変な編集でのドラマティックな展開を作らず、一定のムードを保ったセンスもいい。これは、振り付けしたデビッド・ウィルソンの功績でもある。

 とは言え、点数は羽生にわずかに届かない173.94、合計で暫定トップに。いかに羽生のフリーが凄かったか。
 
 そして、王者パトリック・チャン。バンクーバー五輪での保守的な彼を、全く好きになれなかった私だが、昨シーズン、それまでのイメージを一新するハイテク・スケーティングを突如として見せつけ、圧倒的な差で王者となり、男子フィギュアの世界を超難度レベルに引き上げたことにより、私は彼にノックアウトされてしまった。
 女子における革命家は現在でもなお、伊藤みどりさん以外には登場していないが、チャンは男子フィギュアの革命家として生まれ変わった。

 昨シーズンのチャンなら、すべてにおいて完璧だったので、日本勢が素晴らしい内容であってもかなわなかった。が、今シーズンの彼は、何ともわけのわからない凡ミスが出る傾向にある。昨日も、前半は全く持って完璧で優勝確実との印象を持ったのに、後半は一転、バランスを崩すは、トリプル・サルコウが2回転になるは、果てには、アクセルで飛ぶ前に滑っての転倒。このドタバタぶりには、目を覆った。
 とりあえず、SPの貯金とフリー前半の4回転、4-3のコンビネーションの成功で、一応点数的には整っていたという勝利だった。
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by harukko45 | 2012-04-01 16:06 | スポーツ

 3月の世界選手権への前哨戦として、大事な試合だった四大陸選手権、日本期待の男女シングルは共に優勝を飾って、まずは一安心といったところか。
 男子は高橋大輔選手が貫禄勝ち(244.00)で、2位以下に力の差を見せつけた感じ。先月行われたヨーロッパ選手権で優勝したフランスのアモディオが226.86点だけに、今のところは高橋を世界選手権の優勝候補筆頭に上げてもよいのだが、今回出場していないカナダのパトリック・チャンが、昨年末の状態で登場すれば、圧倒的にチャンの優勝になってしまう。なので、まだまだキビシい戦いは続くということ。

 今期の高橋は4回転がなかなか成功しておらず、細かい部分でもまだまだ仕上がっていないことは明白で、ご本人も「課題がたくさん」と語っている。が、なんだかんだ言っても、結局「魅せる」演技ができるのは高橋選手しかいない。是非とも、最高の仕上がりで3月の本番を迎えてほしいものだ。

 女子に関しても、安藤選手が実に安定した滑りで、すっかり「勝者のメンタリズム」を身につけたかの雰囲気。こういう彼女を見るのは、初めてかも。
 浅田選手については、ようやく「見れる」感じに戻ってきたというのが、率直なところ。昨年の今頃のシビレル感じは全くないのだが、これはしかたないのだろう。だが、それでもこれだけ美しい演技が出来るのだから、凄いのだが。やはり、マオちゃんは特別なのでね。
 
 しかしまぁ、本当にキム・ヨナ選手はぶっつけ本番で東京にやってくるのか?これで、優勝されちゃったら、それこそ空いた口が塞がらないってことに。とにかく、彼女の「スケーターとして達成したいことは全て達成した。だから、結果は気にしない。」という言葉にはいささか不愉快な気分になる。
 あー、また再び昨年のようなドロドロしたストーリーが巻き起こるのだろうか。正直、日本勢に圧倒的な強さを感じないので、どうしてもキム選手の様子が気になる。
 本来のエースであるマオちゃんがまだ6分目の出来程度だけに、今期は安藤選手の安定感に期待しつつ、私が一番応援するのは村上佳菜子選手。彼女のスピードとトリプル&トリプルのコンビネーションの完璧さはキム選手を越えると思っております(ただし、彼女のトゥループX2の基礎点はキムのルッツ+トゥループよりも低いので、現在フリップ+トゥループを練習中とのこと)。

 後は番外編として、アメリカのシズニー選手を秘かに応援。こういうエレガントな滑りが出来る人は貴重なのだ。フィンランドのラウラ・レピストがケガで今期いないだけに、美しさではマオとシズニーがダントツかな。
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by harukko45 | 2011-02-20 22:37 | スポーツ

 先日おこなわれたスペイン・サッカーの大一番、クラシコは凄かったですなぁ。というか、バルサが凄かったのですが。正直、今年はレアルに少し分があるのでは、と考えていただけに、開始10分でのシャビの息をのんだ先制点、立て続けの18分のペドロの2点目で、完全にノックアウト。後半に入っての3点も全てがファイン・ゴール。文句の付けようのないバルサの圧勝でした。
 バルセロナというチームがこれほどまでに完成され、洗練され、深化していたこと、そして今シーズン絶好調だったレアルでさえ、こんなにもコテンパンされるだけの差があったなんて、ただただ驚嘆するしかなかったです。

 もちろん、この結果はうれしいことなのですが、こんなにも美しく楽しいサッカーを最大のライバルであるレアル相手にやってのけてしまう彼らに対して、あらためて敬服せざるを得ないし、ちょっとでもレアル有利を考えた自分が浅はかであったと恥じ入るのでした。

 個人的には複雑な部分もあるのです。選手個人としてはC・ロナウドやR・カウバーリョらのポルトガル勢やエジル、ケディラのドイツ勢が好きではあるのです。それに監督のモウリーニョという人物の魅力にも惹かれているのです。
 ですが、チームとしてはやっぱり圧倒的にバルサが好き。これは致し方ない。だって、やっているサッカーが素晴らしいすぎる。これこそが世界最高のサッカー、世界最高のスペクタクルとファンタジーを持ったパフォーマンスであると言い切れると思っております。

 さて、方や日本代表に関しては、ザッケローニ監督の元、まずは順調な滑り出しを見せてくれ、来年以降にかなり期待を持たせてくれている感じです。それに、本田だけでなく、ドイツでの香川の大活躍が、実にうれしいこと。ここに来て若い選手達がどんどん成長しているのが実に頼もしいですわい。

 がらっと変わって、野球関連はMLBのシアトル・サポである私としては、今年のポスト・シーズンに関してはかなりモチベーションが低かった。それでも、どちらかといえば応援していたサンフランシスコが優勝してちょっとうれしかった。
 日本では西武が早々に敗れたので、まずここでシュン。当然勝てる、勝つべき試合をあっさりと逆転負け食らう姿には大きく失望しました。ただ、日本シリーズではロッテが勝ったので、まぁ、これはパ・リーグ好きとしては良かったかと。

 再びアメリカへ。NFLはすでにシーズン後半。次節13週の戦い、特にAFCイースト(ジェッツ対ペイトリオッツ)AFCノース(レイブンス対スティーラーズ)の首位攻防戦が大いに見物。いやぁ、ワクワクする。私はニューイングランドとピッツバーグを応援していますが、今年はペイトリオッツがスルスルっとスーパーボウルに行くのでは、と予想(と期待)しております。

 NFCではイーストのフィラデルフィア・イーグルスが面白い。QBマイケル・ビックの大復活に地元のファンならずともやはり注目してしまうのでした。だが、強敵ニューヨーク・ジャイアンツが調子を上げてきてウルサイなぁ。サウスの好調アトランタ・ファルコンズに王者セインツが追いつけるか。年末の16週での直接対決までもつれるかも。でも最後はニューオーリンズが再び!

 最後にフィギュア・スケートについて。

 10ヶ月弱前だった今年の冬、あれほどまで心を熱くさせてくれた浅田真央さんが絶不調。確かにオリンピック後のシーズンで、全てのジャンプの見直し修正が重要な目的であるとのことだが、それにしても、ちょっと目を覆いたくなるような失敗の連続に、やはり心配したくなるのは仕方のないことでは。
 何もわからない素人としては、コーチの選択や精神的な問題に口を挟みたくなってしまうのだが、もう少し我慢しておこうと思う。
 だが、一つだけ。これまでの真央さんは常に「ネバー・ギヴアップ」を体現していたのに、今シーズンはそれが全く感じられない。ジャンプを飛ぶ瞬間にすでにあきらめているように感じてしまう。

 なので、女子に関しては村上佳菜子さんに期待したい。名門・山田満智子コーチ門下生として、偉大な先輩である伊藤みどり、浅田真央につづく3人目の世界チャンプも夢ではない。
 彼女は技術的には前の二人よりもまだ劣っている部分があるものの、何と言っても見ているものを惹き付けてやまない素晴らしい(踊りの)魅力を持っている。彼女の滑りを見ているとこちらも思わずニコニコしてしまうのだ。見ていてとにかく楽しいのだ。

 もちろん、グランプリ・シリーズ・ファイナルではものすごいプレッシャーと戦うことだろう。しかし、それでもやり遂げてしまうのでは、と思える。

 男子はもっと強力。ひょっとしたら、今回のグランプリ・シリーズ・ファイナルで表彰台独占も十分あり得る。絶好調の小塚選手、貫禄十分でオーラも別格の雰囲気が漂う高橋選手、そして、調子を取り戻しつつある織田選手。すごい実力者揃いで、団体戦なら日本の圧勝は間違いない。

 日本勢の最大のライバルはカナダのパトリック・チャンで、4回転の成功は必須の戦いになりそう。来週の試合がとんでもなく楽しみであります。予想は順当に各選手が好調であれば、小塚選手が優勝。もし、波乱含みでミスがいろいろ出るようなら、高橋選手がやはり強いのでは。


 
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by harukko45 | 2010-12-02 15:09 | スポーツ

 今や、テレビなんかで情報とるより、YouTubeのような動画サイトで見て行く方が早いし、twitterでもたくさんの人々がいろんな情報や意見を交換していて、マスメディアが伝えない隠れた部分が見えたりする時がある。

 日本のマスコミは、小沢幹事長追求では異常なほどの執念で取り組んでいるにもかかわらず、たかだかスポーツごときでは、自国の選手が不当な仕打ちを受けてきたことがらがあっても、それについての取材・報道をすることもなく、一切の疑念する感じないらしい。

 方やYouTubeなどでは、先週の世界フィギュアでの映像が次々とアップされ、それを世界中の人々が閲覧することによって、そこには海外からの多数のコメントが書き込まれている。特に、審判の異様な採点への批難がとても多い。
 また、これらの画像を観ると、他の国のテレビ放送では、アナウンサーや解説者達が一様に道理の行かないジャッジに対して異議を申し立てている。

 何と、ちょっとおかしな気分だが、日本のメディアでは唯一、あの東京スポーツのみが、現在ふつふつと沸き上がっているフィギュア・スケート界への批判を取り上げているとは驚いた。
「キム・ヨナは転んでも高得点」世界中から猛批判がそれだ。

 そして、YouTubeの書き込み情報で、浅田真央が戦ってきたものというサイトを知ることが出来た。ここの管理人氏が書き上げたのは、現在のフィギュア界がしてきた「浅田つぶし」のかなり具体的で詳細なレポートであった。

 正直、これらを読んで全てその通りだと言える訳ではない。だが、それでもやはり大きな疑念や不信があり、私もこの4年間のジャッジには納得いかないと思っている。それを、日本の浅田ファンだけが思っているのではなく、世界の多くの人々も何かしら感じていることも事実なのだ。
 だから、今あるフィギュア界の疑惑と、ここまでの浅田真央さんの戦いについて、たくさんの日本人が知ってほしいと思う。是非一度、上記のサイトをのぞいてみてください。なかなか長文ではあるが、わかりやすいし、決して扇動的な内容ではない。
 
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by harukko45 | 2010-03-31 23:54 | スポーツ

浅田真央の「鐘」

 ちょっとしつこいのだが、世界フィギュアが終わっても「鐘」が頭の中で鳴り続けているし、他の事をやる気がわいてこないので、再びブログに書いてしまう。

 正直、私は今でもバンクーバーの時の「鐘」が好きだし、キム選手の得点に会場が騒然となっている直後からの浅田選手の姿、そしてその演技を生涯忘れないだろうと思う。
 冒頭の恐ろしい表情(さすがの浅田もこの時にしかできなかった)から2回の3アクセル、美しくスピードのあるシットスピン、誰にもできないゴージャスなスパイラル(この時の厳しい浅田の表情も凄い)の素晴らしさは、見ているこちらが呼吸をするのがはばかれるほどであり、心底彼女の動き一つ一つに魅了された。そして、特筆すべきは音楽との完全なる一体感だ。ラフマニノフが美しい、ものすごく悪魔的で荘厳だった。キムのガーシュインとは次元が違ったと思う。

 だが、3フリップからの3連続ジャンプでのミス、続けてエッジが氷に引っ掛かってしまい3ジャンプが飛べなかったミスで、一瞬現実に引き戻されたが、その後の立て直しが彼女を超一流の天才アスリート足らしめる凄さだ。2アクセルからツイグル、ステップ・シークエンスと彼女には全く休む暇はない。で、この時のステップには涙した。その気迫と技術の高さに感動したし、今思い出してもゾクっとする。
 そして、音楽との一体感を取り戻した浅田は完璧なビールマン・スピンの後、ピタリとエンディングを決めた。その時の彼女はパーフェクトでなかったことで、自らを責めていたのかもしれない。だが、その悲しげな表情さえも曲が持つ深淵さを見つめるように感じられる。

 もちろん、これらの感想は私がその後もバンクーバーでのパフォーマンスを見返しているうちに、じょじょに思いが大きく膨らんでいることはある。だから、あのミス2回の部分でさえ、スポーツ的には否定されても、アートとしては「悲劇」「試練」の表現として成立しているし、そこからの復活のドラマがより感動的なのだった。

 そして1ヶ月後。世界フィギュアにて、彼女はノーミスで滑りきり、自らを乗り越えた。アスリートとしての浅田が「鐘」の完成形を提出して決着をつけた。すごい精神力だと思うし、優勝はうれしい。だが、スケート的にはトリノは完璧(DGがなんだ、ミスはしてない)だったが、アートとしてはバンクーバーの方がほんの少し上回る。これは、音楽の分野でもよくあることだ。技術的に未完成であっても、聴く人の感動が大きいことは存在するのだ。

 このプログラムを組んだタラソワという人も凄い。特に強く感じた事は、この曲とプログラムは「これまでのフィギュア」じゃない、ってこと。フランスの放送では「この曲の重さがマオの体を潰してしまうのです」とコメントしていた。だが、それこそがタラソワとマオの挑戦だったに違いない。
 
 さて、福山知佐子さんという画家の方のブログに、素晴らしい浅田「鐘」論がアップされているので、リンクしておきます。
浅田真央「鐘」身体芸術 アスリート(世界フィギュア後の3月26、28、29日編)と、
浅田真央 身体芸術 アスリート(オリンピックでの2月28日編)があります。

 これでも見て少しスッキリしましょう。ニコニコ動画へのリンクです。EuroSportsでイギリス人解説者が大絶賛、そして実に全うな意見を連発。


 信じ難い事に日本のテレビ、解説者達が絶対にやらない(言えない?)放送です。本当に情けない。(他のコメントが気になる場合は、右下のコメントoffをクリックしてください)
 
 もう一つはアメリカの放送で、長野の金メダリスト、タラ・リピンスキーが解説しています。こちらも納得のクリーン解説。世界のメディアは当然のことを発信しているのに、自国ではそれがないなんて。くだらない。


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by harukko45 | 2010-03-29 20:50 | スポーツ

 まずは、ネットで生中継を見せてくれたRadio-Canadaに感謝です。教えてくれたtwitterの皆さんにも感謝です。楽しく観戦できました。これぞ、新しい時代の情報交換の場でしょう。

 もう、民放テレビ局、いりません。これを今晩、録画放送するフジテレビの間抜けさといい、昨日のSPの録画放送と視聴率を争うと宣伝していたTBSの亀田敗戦中継(K-1とのミックスなんてすっごく変だし、おまけにメイン・イベントで敗戦とはね)のバカさ加減といい、メジャーのテレビ局が、いかに時代から遅れていて、視聴者が何を求めているのかを全然わかっていないことが明らかになってしまいました。

 そして、マスコミがでっち上げた「真央vsヨナ」のくだらない対決図式にも辟易していたので、そういう余計なフィルターのかからない、そのままのライブ映像が語る真実のみのドラマがいかに凄いかをしっかりと確認することができました。素晴らしい時代になったと思います。

 さて、浅田真央選手。本当に本当に素晴らしい人です。外野から見ていても、あからさまな「真央つぶし」はオリンピックの前からずっと続いていたのは間違いないでしょう。しかし、それに真っ向から挑んで、正々堂々と戦い抜き、ついにそれを乗り越えました。オリンピックぐらいしか興味のない人には、世界フィギュアでの優勝はそれほどでもないでしょうが、フィギュア・スケートが好きでずっと観てきた人たちにとっては、今大会での彼女の優勝は一生の思い出としてずっと記憶されると思います。
 
 全くノーミスで冷静に滑り切った「鐘」は、オリンピックでの鬼気迫る凄みこそ少し欠けてはいたものの、全てをやり切ったという思いは十分伝わったし、よくぞこんな高度なプログラムを見事に完成にまで仕上げたと、ただただ頭が下がるのみです。
 ここまでの真央さんの努力には、いくら敬意を表しても足りないでしょう。

 正直、再び採点への疑問、疑惑、不満、不条理さは強く強く残ります。そして、それはこれからも不当にも続くのかもしれない。だが、最後に勝利をおさめたのは浅田真央だったという今回の事実がそれらを圧倒しますし、今後への希望につながると思います。
 心よりおめでとうと言いたいし、あなたを本当に誇らしく思います。

 それから、安藤美姫選手も素晴らしいフリーでした。今シーズンでベストの演技だったと感じましたし、当然表彰台に上るべき内容だったと思っています。鈴木明子選手も、悪夢のSPから見事に立ち直って立派でしたし、何度見ても「ウエストサイド」は名プログラムでした。

 結果としては男女共に日本が金メダルとは素晴らしいものの、それでも晴れ晴れしく思えない部分が多く残った2009/2010シーズン・ラストでした。この結果をただ喜ぶだけでなく、各選手達の奮闘ぶりがちゃんと報われるように、日本スケート連盟のお偉方もISUへの取り組みをしっかりしていってもらいたいと強く願う次第です。
 
 おまけ:日本人の気風でもある真面目さは、世界に誇る美徳ではありますが、ISUのテクニカル・ジャッジであらせらる天野氏は今回も浅田の3Aをダウングレードしまくってくれました。彼は異様な細かさにこだわる、まさに日本人の鏡のような方ですな。
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by harukko45 | 2010-03-28 03:48 | スポーツ

 フジテレビは男子を生で放送したのに、女子はやらないので、ネットでのストリーミングでSPを観戦。ただ、気がついたのが遅かったので、浅田、安藤の演技は見逃した。

 が、その後の最終組のとんでもない状況はライブで観て、ちょっと戦慄というか、何とも言えない怖さを体験してしまった。その時点で、浅田選手は68.08で首位だったが、あまり点数が伸びなかったのは3アクセルがダウングレードになったのか?(その後YouTubeで観れたが、どこが悪かったのか素人にはわからん。確かにオリンピックの時ほど高揚感は得られなかったが、それでもほぼ完璧だったと思ったが。)(もう一度観て、追伸:浅田の3アクセルのダウングレードは明らかにおかしい。演技後のスタンディング・オベーションとジャッジへのブーイングが物語っている。さすがイタリアのお客さんは違う。)

 で、最終組の一番手、アメリカの長洲選手が、ノーミスの演技で浅田を抜き70.40で1位となり、ご本人も「Wow!」と感激の表情。こっちも「ワォ!」。
 だが、この直後から悲劇が。注目のキム選手が信じられないほど全く精彩を欠く内容で、60.30。3フリップが回転不足で着氷ミス、スピンとスパイラルでは考えられないようなミスがあり、最後のステップも危なっかしく、スピードも欠いた。
 この内容はちょっとひどすぎる。オリンピック後の後遺症、燃え尽き症候群?それにしても、この状態で何で出場したのか、理解できない。

 だが、悲劇はこの後も続く。鈴木選手は、すべてのジャンプをミスしてしまい、48.36で20位と沈んだ。その後も、登場する選手達が次々とミスを連発。会場の空気も異様なムードが支配されている感じだった。そんな中、かなり頑張っていたと思えたアメリカのフラット選手でさえ、あまり高い評価が出ず、60.88の6位に抑えられた。

 結局、キムは7位という大波乱。安藤は最初のコンビネーションで転倒し11位と出遅れた。(YouTubeで安藤の演技を観ると、最初のコンビでの転倒はしかたないが、他はかなり良い出来であり、点数が低すぎて納得いかない。)

 男子に比べて、女子にはオリンピック後の世界選手権は体力的にきびしいのか?特にライブで観た最終組は悲惨だった(長洲とフラットをのぞく)。フリーでは各選手がもう一度モチベーションを上げて、シーズン最後にふさわしいパフォーマンスを見せて欲しい。

 明日もライブ中継してくれないようなので、ネットで観戦となるか。

 それにしても、有名選手の中で唯一レベルをキープした浅田には女王奪還のチャンスが、思わぬ形で巡ってきたということか。うー、だが何か怖い。トリノには魔物がいるか。
 とは言え、とにかく浅田、安藤、鈴木の日本人選手達はどうか頑張って滑り切ってほしい。応援してます。
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by harukko45 | 2010-03-27 02:33 | スポーツ

 昨夜はずっと起きてて、朝5時からのライブ中継を見届けました。素晴らしかった、高橋選手!見事でありました。序盤にある4回転フリップは残念ながら回転不足となりましたが、きっちりとプログラムに入れてきてくれたことがうれしい。果敢にトライする姿勢なくして、真の勝負に勝つ事はありえないし、観ているものに大きな感動を与えることはできないのですから。
 
 私の大好きな作曲家であるニーノ・ロータの傑作の一つであり、最も好きな映画監督の一人であるフェリーニのこれまた傑作「道」からの音楽「ジェルソミーナのテーマ」を使い、主演のジュリエッタ・マッシーナとアンソニー・クインの忘れられない名演技を氷上に蘇らせた高橋選手の表現力の高さには、バンクーバーの時点でも心底感動させてもらったし、今回その集大成の演技での優勝には、いくら賛辞の言葉を贈っても足りないと思う。

 私はバンクーバー五輪でも本当は高橋が総合2位で銀メダルであり、フリーでは圧倒的に1位だったと思っているので、本大会での優勝は当然とも言える。が、SP2位のパトリック・チャン選手がリスク回避による4回転抜きのノーミスで、「ライサチェック的」高得点を獲得する危険が十分あったので、やはり高橋が最後まで滑り切るまではドキドキのしっぱなしではあった。

 だが、さすがの審判団もあれだけの完成度を高橋に見せつけられては、10点以上の大差をつけざるを得なかったということだろう。

 そして、3位に入ったフランスの「ミスター4回転」ジュベール選手は屈辱のバンクーバーから見事に立ち直り、フリーでは2回の4回転を決めた。これはやはりしびれたよ。だが、その後思わぬ転倒などで、後半失速した感があった。ただ、個人的にはチャンよりもジュベールを高く評価したいし、彼の凄さを再確認できたことはうれしい。

 小塚選手は残念な10位だった。オリンピックでの滑りから大いに期待していたのだが、表彰台が近くに見えた段階で、何かが崩れたとしか言いようがない。ただ、これを乗り越えてこそ勝者の道があるはず。4年前のトリノ五輪での高橋がそうだったように。

 とにかく、大けがによる苦難を経て、バンクーバーで銅、トリノで金を獲得し、観ているものに納得のパフォーマンスを見せてくれた高橋選手を大絶賛したい。優勝、本当におめでとうございます!
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by harukko45 | 2010-03-26 16:12 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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