11月のライブまとめ

 11月も後半、12月に控えるいろいろなイベントへのリハや準備がじょじょに立て込んできています。そんな中、今月参加したライブは、どれも印象に残る充実した内容であったことが、とてもうれしく感じられます。

 まずは、6日に行った横浜フライデイにての王様とのライブ。おなじみの常連さんだけでなく、新たなお客さん達が多く観に来てくれたこの日は、何だかすごく盛り上がりました。実は、王様は先月の超過密スケジュールでの全国ツアーを終えたばかりで、さすがにお疲れのご様子は隠せませんでした。が、それなのに、やはり久々のソロでのライブでの開放感からか、すごく集中した演奏となりました。
 バックをつとめる我々家臣も、それにつられて大いに燃えてしまったのでした。
 終演後にはCDアルバムを全部お買い上げになる方まで現れ、まさに王様の凱旋をお祝いするような夜でありましたなぁ。

 そして16日は江古田マーキーにて、水越けいこさんのライブ。これは、22日の名古屋と年明けの大阪をも含むツアーの初日であり、なおかつ2ステージを違うセットメニューでの内容でした。けいこさんの場合、昼・夜のセットを大きく変えるというのは割と多いのですが、今回は特に夜の部にアルバム1枚全曲演奏のコーナーがあったりして、すごく中味の濃いものでありました。
 この後、名古屋・大阪があるので、くわしいことを書くのは控えますが、個人的にも好きなアルバム・好きな楽曲が並んだので、ものすごくやりがいがありました。
 また、昼の部も普段あまり取り上げてこなかった曲に、あえて挑戦したので、これまたすごく新鮮で刺激的な瞬間がたくさんあって、演奏していて実に楽しかった。

 それでいて、自分もけいこさんも、集中しながらもリラックスしてやれていたのが、すごく良かったと思います。少しだけ危なっかしい部分もありましたが、全体的にはいいパフォーマンスだったと思いました。22日の名古屋も頑張りますので、乞うご期待です。

 で、翌日17日は早朝、大阪に向かい、石川梨華さんのライブ"It's a RIKA time vol.5"がフラミンゴ・ジ・アルーシャで行われました。前回の原宿から2週間ほどあいてしまいましたが、再会したメンバー達とともにバックをつとめた梨華さんライブは、すごく良かった。
 正直、何だかわかんないんだけど、良いんだよね、っていう感じ。梨華さんって、それほどチカラが入っているわけでもなく、かといって、完全に脱力しきっているわけでもないんだけど、何か良いんだよね、なんです。
 それは、見ていた大阪のスタッフの方からもお褒めの言葉とともに感想として言われていたことでした。

 セット・リストをのせておきます。

 m1.Opening〜なんてったってアイドル 2.オンナ、哀しい、オトナ〜3.ね〜え? 4.Teddy Bear〜5.恋しさとせつなさと心強さと 6.ラブレター 7.Sexy Boy そよ風に寄り添って〜8.色っぽいじれったい 9.王子様と雪の夜 En.まごころの道

 ファンの方、アイドル通(?)の方ならよくお分かりかとは思いますが、「アイドルのアイドルによるアイドルのための」セットリストの一つと言えるのでは。基本的に、潔く筋が通っていると思いますね、この選曲は。なので、ショウ全体に心地よいまとまりを感じながら、ぶれずに演奏することが出来ました。
 また、バンドのメンバー、ドラムスの麻生祥一郎くん、ギターの徳武孝音くん、ベースのなかむらしょーこちゃんという組み合わせが面白くって、一人オヤジの私としては、かなり満足を得られるサウンドに仕上がっていたと自負しているのでした。

 ハロプロ系のライブではいつも感じてしまうことは、せっかく良い感じでまとまってきた時に、もう終わってしまうことで、ちょっと切なさが残るのです。でも、どんな状況でもきちっとした内容でちゃんとしたパフォーマンスを心がけることが何より大事。この日も強く感じたのでした。
 帰りにたくさんのファンの皆さんに見送ってもらったことも感激しました。本当に感謝感謝です。それと、楽しんでくれたみたいだったのがうれしかったです。
 この日は、全員日帰りで、新幹線の中で軽く乾杯してお疲れさまをしただけですが、それでも、気分よく帰宅できました。私は水越さんと梨華さんの2日間を無事終える事が出来、その内容にもある程度満足できたので、心は穏やかでしたな、あー良かった。
[PR]
by harukko45 | 2013-11-19 23:21 | 音楽の仕事

 もう日付け変わって、昨日になってしまいましたが、石川梨華さんのカジュアル・ディナーショウ〜It's a RIKA time vol.5が、原宿ラドンナで行われました。昼・夜2回公演ともに満席で、集まってくれたファンの皆さんに感謝感謝です。ニコニコしながらショウを楽しんでくれている表情を多く見ることができて、こちらもすごくうれしくなりました。
 まぁ、初日なので、危ない部分もありましたが、全体としてはかなり充実したステージに仕上がって、梨華さんとバンドのメンバーの頑張りがちゃんと成果として出たものと思います。

 この後、ちょっと日を置いて17日に大阪公演がありますので、そこまで、今回の良い感じをキープして、大阪もバッチリやり遂げたいと思います。大阪公演もどうぞお楽しみに。

 そして、もう11月。この後は、水越けいこさんの「Winter Live 2013」が名古屋・東京で行われます。どうやら、アルバム全曲特集らしい?どのアルバムになるのかは、まだ不明です。
 また、先月はお休みだったけど、今月は横浜フライデイにて王様が再び降臨します。6日です。


 
[PR]
by harukko45 | 2013-11-03 00:56 | 音楽の仕事

 またブログの更新をずっとやってませんでしたなぁ。どうもノラナイ時ってあるわけですね、誰にも。
 とは言え、別にウツになっていたわけでなく、仕事の方は濱田"Peco"美和子さんがらみでレコーディングとライブがあったり、来年にデビュー・アルバムの制作を控えるシンガー、Tomokoさんのプリプロでのオケ作りしたり、そして、ここ数日は元モー娘。の石川梨華さんのライブに向けてのリハーサルで、忙しくはしていたのでした

 その間に、古くからの友人が重い病気と闘っていることを知ったり、業界の先輩や恩師の死が相次いだりして、正直、気分に波があったことも事実でした。でも、とにかく音楽に関わっているときは、それだけに集中していけるので、いろんな現実から解放されていられるのでした。

 さて、Pecoさんとのレコーディングは、昨年制作した「スポーツ祭東京2013」用のキャンペーン・ソング"ゆりーとダンス ニッコリ・ファイト"に続く、地方公共団体ソング(?)と言えるもので、今回は横浜市が主催する「新横浜パフォーマンス2013」のキャラクターである"かもねくん"のテーマソングを、Pecoさんが作詞・曲し、私が打ち込みによるオケを作った次第です。
 歌ってくれたのはエイベックスの新しいアイドル・グループ、Cheeky Parade(チィキィパレード)でした。17日に、私も彼女達の歌入れをのぞかせてもらったのですが、ディレクターさんがバンバンとノリ良く一人一人の歌を録っていくのに、大変感心させられましたよ。彼女達の気分をリラックスさせて、さらに盛り上げながら、いい所を引き出していく妙技、素晴らしかった。
 おかげで、すごく順調に歌入れは進んだので、後は安心してお任せする事に。まさにプロの現場でありましたなぁ。

 そして、22日はそのPecoさんのバースディを記念してのライブ、場所はいつもの目黒ブルースアレイ。この日は、ずっと彼女を応援しているファンの皆さんのみならず、かつてPecoさんが関わってきた仕事の関係者やミュージシャンも多く集まって、超満員。立ち見でご覧になっている方々も多かった。私個人も、20年ぶりぐらいに昔のバンド仲間と再会できて、すごく気持ちが高まったステージになりました。
 Pecoさんが率いるバンドは、土方隆行(G)、六川正彦(B)、玉木正昭(Perc)、濱田尚哉(Ds)という、おなじみの方々にプラス、もう一人ギターに古川昌義さんを迎えた豪華さ。土方さんももちろん素晴らしかったが、古川くんもさすがで、本当にすごいツイン・ギターが随所で光ってました。

 本編後半とアンコールでは、チューブのメンバーや夏川りみさんらゲストも加わって、ますます華やかなステージになった。でも、とにかく、常にポジティブな姿勢で、音楽を自ら発信していこうとするPecoさんのエネルギーの強さが全てでしょう。それがなければ、これだけの人達が集まってこないし、いいライブにはならんのでした。

 さて、今週に入ってからは、昨日まで石川梨華さんとのリハーサルでした。そのためのアレンジやら譜面起こしはその前からバタバタと準備しておりました。そして、来月2日に東京で本番、17日が大阪となります。私は、ハロプロ関連の初仕事が、2008年の梨華さんとのスイートベイジル(アヤカさんとのジョイント)だったので、それ以来の再会です。
 今回は、彼女のファンの方にはおなじみの曲はもちろん、梨華ちゃん的に「少し冒険」もメニューに組み込まれております。それぞれの会場にお越しの皆さん、どうぞお楽しみに。
[PR]
by harukko45 | 2013-10-31 17:24 | 音楽の仕事

 9月28、29日は、Berryz工房の熊井友理奈さんのカジュアル・ディナーショーがあり、大阪のフラミンゴ・ジ・アルーシャ、東京原宿のラドンナでバックをつとめました。
 リハが先週の火曜日から3日間、一日おいて2日間連続の本番という流れは、あっと言う間に過ぎ去った感じですが、良いチームにめぐまれて実に印象的な仕事になったと思ってます。
 まずは、若き素晴らしいバンドメンバー達、ベースのなかむらしょーこさん、ギターの黒沢和貴くん、ドラムスの中村優規くんに感謝感謝です。みんな私より20年、それ以上も若いミュージシャン達ですが、正直一番青臭い演奏だった私をうまくカバーしてくれ、実にイキのいいグルーヴで全力投球のパフォーマンスを繰り広げてくれました。彼らの頑張りがショー全体の盛り上がりを作っていたことは間違いないです。

 そして、メインの熊井ちゃんはこの数日間、特に本番を経ることで、どんどん良くなっていくのがヒシヒシと感じられて、ほんとに驚きました。それは、バラードもので顕著で、リハの最初の頃は緊張と不安げだった歌が、見違えるほど力強くなっていました。

 では、セットリストにそって振り返ります。

 m1.恋をしちゃいました

 タンポポの2001年のシングルで、モータウン風グルーヴを基本に、つんく氏お得意の「何でもあり」のポップ・チューン。CDではいろいろな要素が重なった派手な作りですが、ライブではバンドらしいサウンドを目指しました。何と言っても、優規くんのご機嫌なドラミングが光りました。おかげで、オープニングからグイグイ行く感じが出ていたのではないでしょうか。

 m2.グランドでも廊下でも目立つ君〜3.やる気! IT'S EASY

 「グランド」は、アイドル・チューンとしてだけでなく、J-Popとしても高水準の楽曲、隠れた傑作かも。ゲーム業界出身の平田祥一郎さんのアレンジは実に「らしい」感じがいい。80年代のテクノ・ポップ風の懐かしさ(YMOとか)を残しながら、現代のハウスっぽいこだわりをきっちり効かせているのが、なかなかカッコイイです。
 そこに、熊井ちゃんの歌いだしがすごくいい!これはかなりグっときます。なので、生バンドでやっても、このスピード感とマシーンっぽさは失いたくなかったですね。間奏の部分は少し変えて、ライブらしく、カズくんに派手なソロを弾きまくってもらいました。彼のテクニカルなアプローチが曲によく合ってたと思います。その他の部分では、バンドには「チャラい」感じも意識してもらいました。

 後藤真希さんの「やる気」は2002年のヒットですが、オリジナルを聴くと、後藤さんはやはり力のあるアイドルだったことを再認識しますね。アレンジ自体はディスコ風ですが、前曲と良い意味での「軽さ」が共通していると思います。意識的にゲセワに作ってあるのですが、この手は生の方がよりエグ味が出ます。個人的にこの2曲、かなり楽しめました。

 m4.恋愛模様〜5.秘密のウ・タ・ヒ・メ〜6.まっすぐな私

 ここでは、あえてアコースティック・ピアノ、アコースティック・ギターを使って、ムードを変えてみました。曲自体も切ない感じ、妖しげな感じ、じっくりと歌詞を聞かせたい3曲だったので、シンプルな音作りの方が効果的だと思いました。

 m4は、ちょっと「Toto」風のミディアム・バラードで、個人的にはもうちょっとスローにしたい気分ですが、熊井ちゃんには今回ぐらいがちょうど良かった。逆に私が意識しすぎて、少し速かった時もありましたが、それもライブの面白さか。熊井ちゃんは、太くて良く響く声を持っていて、しかも高音もちゃんと出るので、こういう曲はピッタリでした。それにしても、歌が本番でどんどんよくなっていった1曲。

 m5はまさに「不思議系」。歌詞も妖しげ。サビのハーモニーも妖しい。微妙な音程感が逆に効果的で、普通のアイドル曲よりも「危険度」が高い。聴き手の方がいろいろな妄想を働かせる要素がいっぱいあると思いますが、どうかな。それでいて、バックのアレンジはなかなかオシャレな感じで、そのギャップが楽しい。
 Bメロで、つんく氏によるハモがいかにも、オヤジっぽく「ぬるっと」入ってくるのが面白くって、その後に「ひ・み・つ・の」と続くのがドキっとさせるわけね。
 今回は当然オヤジ役を私がやって、ベース以外でも大活躍のしょーこちゃんが熊井ちゃんにピッタリとハモって、オリジナルの浮遊感を生かすようにトライしました。まずまずうまく行ったかな。

 m6は、オリジナルではシークエンスされたシンセのフレーズと808系のドラム・サウンドを使った打ち込みがベーシックになっているのだが、それら全てなしで、アコースティックを生かしたバラードとして、しっとりとやってみました。これはこれで、新鮮だったのでは。熊井ちゃんにとっては、いつもよりも大人なムードで歌うことになったので、少し挑戦だったかもしれないが、歌詞もよく聞こえてきて、随所にキュンとなるパフォーマンスになっていきました。これも成長の証の1曲。

 m7.華詩(はなうた)〜8.今のキミを忘れない〜9.恋 ING

 続いての3曲は全てカヴァー。後藤真希さんの強力なフォロワーである熊井ちゃんらしい選曲のm7は、かなりライブ向きで、スケールの大きなバラード。80年代風のニュアンスがあって、派手なサウンドでいくことにしました。後藤さん自身の作詞でもあるので、本人も思い入れのある曲だったとのことで、それを知る熊井ちゃんの方の入れ込みも相当だったはず。
 リハでは後藤さんへのリスペクトが強すぎていたように思ったが、大阪・東京と徐々に自分の歌になっていったことに、うれしくなった。
 それと、オリジナルでは間奏はストリングスのシンセでのフレーズなのだが、ここは再びカズくんに登場してもらい、バキっとキメてくれました。

 ナオト・インティライミさんのm8は、なるほど今のポップ感覚って曲。それと、男性の裏声による高音を生かした曲なので、女性がキーを上げて歌うのは難しい部分もある。冒頭の「いかにも」っぽいアカペラ部分も、そのままやるのは、ちと照れる。なので、リハでいろいろやりながら「熊井風」になっていった。熊井ちゃん自身も一番苦労していた曲で、まだまだ不安定なところもあったけど、歌のノリ自体は悪くない。だから、トータルとして気持ちよく聞こえてくるようになった。

 モーニング娘。の2003年のシングル・カップリング曲(!)だったm9。私も「コイ・イング」って読んでた一人。でも、これは「アイ・エヌ・ジー」だなって思った矢先、熊井ちゃんがリハの初日に「コイ・イング」って言ったから、「ヤッパリー!」みたいな。
 さて、とにかくいかにもモー娘。らしい、つんく氏らしい仕上がりで、やってるとやけに満足感のある曲なのが不思議。オリジナルでは高橋愛さんがさすがに惹き付けられるボーカルだが、熊井ちゃんもなかなか頑張ってました。
 それと、この曲はベースがかっこいい。譜面に起こしている段階でかなり面白く思い、結局全部コピーしちゃった。それを全て再現してもらおうとは思わなかったけど、サビのおいしい部分は譜面にして、しょーこちゃんに参考にしてもらった。

 m10.女のプライド〜11.いつかどこかで

 本編の終盤、ノリのある曲を2曲。ハネたビートで、少し南部風の仕上がりになっているm10は、演奏する方は実に楽しくなる曲。Berryz工房の曲としては、かなりシブめの部類で、この辺の選曲センスは熊井ちゃん、なかなかでは。全体的にはピアノが中心なのだが、オリジナルのままではどこもかしこもキーボードになってしまうので、今回は間奏をギターにした。その方がブルージーなムードが出たと思う。
 ガーディアンズ4としてリリースされたm11は、歌詞の可愛らしさと、クラシカル・サイケ風のオケがピッタリの佳曲。また、つなぎの部分や間奏では一気にスタジアム・ロックっぽいスケール感もあって、かなり盛り上がる。こちらは完全に90年代のハードロック系の気分になるのでした。ここでも、選曲と曲順のセンスが光ったと言えるでしょう。
 で、熊井ちゃんの声は、この手の曲が一番映える。本人も自信たっぷりに歌い切っていた。

 En.ライバル

 さて、アンコール。会場の皆さんは、ディナーショウを意識して、ずっと座りっぱなしでしたが、本当は立って盛り上がりたかったのでは。別にそれでも良かったと思うし、今後も大いに歓迎です。とにかく、ステージ側は後半戦はそういう気分になっていたってことです。たぶん曲の並びも良かったのだと思いますが、だんだん後半に向かって感動が高まる構成になって、このラストで爆発ってところです。
 オリジナルはピコピコ系とロックンロールの融合みたいになってましたが、今回はストレートにロックすることにしました。なので、ディナーショウにしてはかなりゴリっとしてたかもしれませんが、それで良かったと思ってます。で、熊井ちゃんは何だかこの曲が歌いやすいのか、大好きなのか、とにかくピタっと来ました。後ろがギンギンでも、声が負けないのがうれしい。なのに、終わるとサッサと引き上げちゃうのが、まぁ彼女らしいのかな?ほんとに、オモロいです。

 というわけで、熊井ちゃんとの5日間、大いに楽しませてもらいました。個人的には不安定なプレイがあって、後悔と反省も多いのですが、それでも、最初に書いたように他のメンバーの優秀さあり、いいステージになったのではと思っています。こっちのほうが元気をもらったとも言えるかな。

 そして、何と言っても、大阪・東京4回公演にお越し下さったファンの皆さんの熱い厚い応援のおかげでもあります。本当に本当にありがとうございました。
 それから、熊井ちゃん、今後、ますます綺麗になって、才能が開花しそうな予感も。そのきっかけになれば、オジサンとしても最高にうれしいです。まずは武道館、頑張ってください!



 
[PR]
by harukko45 | 2013-09-30 16:41 | 音楽の仕事

 現在、私はジョン・レノン・スーパーライヴのリハーサルの真っ最中で、ブログ更新もままならず、25日にあったキャプテンこと清水佐紀さんのライブについてアップできなかったのですが、リハ3日を過ぎて、ようやく少し余裕が出てきたので、遅ればせながら先日のライブについて書き留めておこうと思います。

 先月の夏焼雅さん同様、Berryz工房のメンバーである清水佐紀さんとは、私は初共演。だが、一緒にバックをつとめるメンバーは、雅ちゃんの時と同じだったので、そういう点では安心感のある現場であり、実際に楽しく、なおかつ、ステージがすごく充実した内容に仕上がって、個人的にはかなり満足出来たのでした。正直、25日のメロディーラインが終わってしまい、ちょっと切ない気分をしばらく引きずってしまうほどでした。

 では、その詳細。

 m1.白いTokyo

 ZYX在籍時のセカンド・シングルで、2003年リリースとは。キャプテンは11歳ぐらい?その内容は、いかにもクリスマスっぽいムードが満載で、なかなかノリのいい曲。つんく氏らしい、少々過剰なサービス精神が、ここでは成功している方では。いろんなところにいろんなフレーズや仕掛けが後から後から出てくるので、忙しいことこの上ないが、演奏しているとかなり燃えます。ちょっと、やり過ぎのような部分はカットしたけど、ほぼ印象的な部分は再現し、パーティっぽいにぎやかな雰囲気もあって、まさにオープニングにぴったりだった。

 m2.Real Love〜3.私がすることない程 全部してくれる彼〜4.dearest

 m2はキャプテンの曲ではないんだけど、今回やってみたら、相当ピタっとハマった感じ。同期ものは一切なしでやったのだが、そのノリや感触には打ち込みっぽいニュアンスを強く意識した。また、オリジナルでは入っていないアコースティック・ギターの使用は、予想以上にうまくいって、すごく効果的だったと思う。
 そして、かなりクサめの歌謡曲調メロディを歌うキャプテンのボーカルが良くって、個人的には今回のベストと思う。私は、彼女が本当はかなり歌える子なのだ、ということにここで気づかされたのでありました。
 途中のセリフの部分を、最初キャプテンはやっていなかったのだが、切にお願いしてやってもらうことにした。これがまた良くって、まさにリアルって感じ。

 続くm3は、ちょっとトロピカル・ムードが漂うものの、基本はつんく氏特有の「せつない系」による佳曲で、演奏自体はリラックスした気分で楽しめる。キャプテン自身も少しゆったり歌いたいニュアンスを自然に醸し出していたので、オリジナルよりも少しテンポを落とした。そのおかげで、ちょっとだけ大人っぽいムードも生まれたように思った。

 松浦亜弥さんのm4は、かなりの難曲。でも、キャプテンはアヤヤのことが大好きなのでしょう、ちゃんとリスぺクトの気持ちを込めて大事に歌っていた。この曲は、リハと本番を重ねるたびにどんどん良くなっていったので、こちらもやるたびに高揚していく気分が増していった。だから、1ハーフだったのが残念。いつかまたやる機会があったら、フルでやってみたい。

 m5.love you〜6.NAO〜7.シアワセ

 前のコーナーでのm4からここでの3曲は、キャプテンお気に入りのアーティスト達の作品をカヴァー。だが、ただのカラオケ歌いにならず、ひょっとしたら、オリジナルよりも心地よい部分も随所に感じられたのがうれしかった。hiroさんのm5は、アコースティックなサウンドでシンプルにやることで、曲自体の良さが浮き上がったと思う。HYのm6は、もともと素朴な感じをそのまま生かしたが、こういう曲でのキャプテンの何とも言えない「まったり感」が、すごく面白い。
 aikoさんのm7は、最初のうち彼女にはどうなのかなぁ、と思ったが、これも数を重ねるうちにどんどん成長。とにかく、キャプテンはどんな状況でも自分自身のタイム感を崩さずに、すーっと入ってくるのが良い。

 m8.さぼり〜9.バカにしないで

 後半戦はBerryz工房の楽曲から。m8は、結構むずかしい曲で、私は一番苦労しました。我々バンドは「たこやき」の曲と言っていたんだけど。でも、東京でのライブでは、ずいぶん熟れておりましたなぁ。日々成長です。m9は今回の中で唯一のアゲアゲ曲。なので、自然とパワフルになって、ボリュームも上がり気味。メロディーラインでは、あまり音量を出してはいけない、ということだったのですが、もはや、我々は抑えが効きませんでした。昼の部では、ホテル側からクレームがきてしまいましたが、お客さん達の明らかな熱気をステージ上で感じては、とてもとても、そんなことにかまってられません。なので、夜の部でもガーンと行ってしまいました。でも、終わってからの熱い拍手と歓声を聞いたら、何が大事なのかは一目瞭然でした。

 m10.帰る場所

 本編最後はKiroroの曲。これが、また彼女にピッタリでした。全くもってシンプルで、まっすぐな曲なんだけど、それをじっくり聞かせてくれたキャプテン、なかなかやります。

 En1.Diamonds

 プリンセス・プリンセスの大ヒット曲ですが、今回はもちろん「High-King」によるバージョンをベースに。なので、モータウン風のグルーヴ感ではなく、80年代のニューウェイブっぽい「タテノリ」を意識してやってみました。元のアレンジでも頻繁に登場するアダム・アント風のドンドコ・リズムは私のような世代には、実になつかしい。そこにブラスでのビッグ・バンドっぽいフレーズによるジャングル・サウンドは好きですねぇ。そして、トレモロがかかったエレキ・ギターが加われば完璧。この曲の間奏はそんな感じで楽しめました。会場の皆さんの手拍子にも感謝です。

 En2.安心感

 大ラスはBerrz工房の曲で、80年代風ロックっぽいサウンド。これまた、結構燃えてしまいました。CDよりもライブでウケる感じの曲かもしれません。観客席と一体となって盛り上がれるのは、本当に楽しい。正直、ホテル内のジャズ系ライブハウスとは思えないムードでした。

 さて、清水佐紀さんとの5日間もあっと言う間に終了。夏焼雅さんとのライブといい、今回といい、新鮮でウキウキした気分を味わえた、素晴らしい時間でした。これも、各会場にきてくれたファンの皆さんのおかげです。心より感謝したいと思います。
 そして、ミヤちゃん、キャプテンという、これからもどんどん成長していくこと間違いない素晴らしいタレントとの出会いは、本当に大きな刺激となったのでした。
[PR]
by harukko45 | 2012-11-29 00:40 | 音楽の仕事

 昨日、大阪でキャプテンこと清水佐紀さんのライブがあり、カジュアル・ディナーショウ形式ではおなじみのフラミンゴで演奏しました。今週の月曜日からリハーサルを重ねての初演となりましたが、その昼の部は、ギターとドラムスのところのモニターにトラブルがあったり、キャプテン自身もかなり緊張してガチガチだったとのことでした。
 でも、しっかりとまとめられたセットリストをきっちりこなして、最後までやり切ったことで、ご本人はとても吹っ切れた表情になってましたね。だから、2回目の夜の部では、だいぶ落ち着いていたし、歌も自信を持って堂々としてたと思いました。
 そんな彼女にも引っ張られて、バックの我々もかなり盛り上がって楽しませてもらいました。とは言え、昼の部の集中した雰囲気も個人的には悪くなかったと思ってます。
 とにかく、キャプテンの持ってる「飄々とした」ムードが、すっごくユニークで面白い。

 明日、東京メロディーラインでのライブが残っていますが、より完璧を目指して、バンド全員でキャプテンをバックアップしていきたいと思います。
 昨日、お越し下さったファンの皆さんには、厚くお礼を。そして、明日お越しの皆さんには、一緒に楽しんで盛り上がりましょう。どうぞ、よろしくです。
[PR]
by harukko45 | 2012-11-24 13:42 | 音楽の仕事

 昨日は、夏焼雅さんのライブがあり、20日の大阪からの4公演が終わりました。彼女にとっては初めてのソロ・イベントであり、20歳の記念ライブという意味合いもあり、やる気と緊張感で頭が一杯になっていたはずですが、いざステージに上がれば、自分のスタイルを貫いて、最後までしっかりと歌い切ってくれました。
 リハの当初では心配していた喉の調子も、実際にはかなり強いことを証明した感じ。たぶん、今までグループでやってきたから、一人でやることへの不安が大きかったのでしょうが、これをやり切ったことで、自分の力に自信が持てるきっかけになったのでは。持ち前の才能は十分あるので、どんどん積極的に活動を広げていってほしいな、とオジサンは強く願うのでありました。

 まぁ、とにかく、バンドで音楽するっていうのは、みんなで合わせた時に音でピタっとくるかどうかであり、その「ピタっ」とはまる感触がリハの初日からあったので、その時点で、私は今回のシリーズの成功をほぼ確信しました。また、選曲が彼女の声質によく合っていたということもあるでしょう。ミヤちゃんは、全体にアコースティックなサウンドとの相性がよく、それは特にオープニングからの3曲に顕著でした。つまり、この3曲を選んだ時点で「ツカミはOK」というわけ。

 m1.あいたいけど〜2.ちょっとさみしいな

 2曲ともに、Berryz工房のつんく氏による曲で、いかにも彼らしい「せつない系」の曲調だ。CDのアレンジはアコギやアコピが重用されていて、ゴージャスなバックグラウンドや、パキパキしたリズムじゃないのが、むしろ好ましい。
 m1は、フォーキーなビートルズ・サウンドを下敷きにしているのと、バグパイプ風のシンセが印象的。タカくんにアコギでベーシックを支えてもらい、私はウーリッツァーのピアノとアコーディオン風のシンセでカラーリングした。私以外の3人によるコーラスも効果的だったと思う。アサミちゃんは他の曲でも字ハモで活躍してくれて、本当にありがたい。
 m2は、リズム的にはR&Bなんだけど、裏側にディキシーランド・ジャズっぽいグルーヴが感じられるのが特徴。その辺のニュアンスをうまく出すのはなかなかむずかしい。今回は前曲との流れを大事にして、アコギをベースに大阪・東京ともに会場に常備されたアコピで主要なフレーズを弾き、昔っぽいムードを強調したかった。特にシャレた感じで気の利いた間奏は、弾いていてとっても楽しい。
 オリジナルではメンバーが交代で歌うのを、すべてミヤちゃん一人で歌うことで、より「せつない」感じが強まったのでは。それと、彼女の声がサウンドとして全体を落ち着けてくれる。これが癒し効果とも言えるのだ。

 m3.ロマンティック 浮かれモード

 同じつんく氏作で、藤本美貴さんのヒット曲を、ボサノヴァ風にしたいというアイデアがプロデューサーからあり、スタンダード風のヴァース部分のみ残して、本編をリ・アレンジした。で、ミヤちゃんがスタジオに到着して最初に合わせたのがこの曲で、何の曲だがわからずキョトンとしていたのだが、試しに歌い始めたら、マッチングの良さに一同感動。ミヤちゃん的には1ハーフで終えるつもりが、「もっと聞きたい」という我々の要望でフル・コーラスとなった。
 この曲以外でも、全体的にアコースティックなサウンドを求められたのは、ライブ会場、特に東京のメロディーラインが普段のライブ音量に適さない場所だったせいで、演奏する方も音量を抑えめにしなければならなかった。なので、小さな音でも曲を生かせるボサノヴァ風のアレンジはいいアイデアだった。

 この曲について、私はサビよりもAメロにヤラレル。また、藤本美貴さんのちょっとドスが効いた歌も魅力的だが、ミヤちゃんの歌はどことなく「ほっこり」するような気分があり、独特な世界観を見せてくれたと思う。というわけで、この曲の成功は、アレンジよりも彼女の歌によるものであったと思っている。

 m4.夏の星空〜5.ORION

 バラード2曲を続けて。Buono!でのm4は、なかなかの名曲で、年齢を重ねていっても歌い続けられる作品。たぶん、フルコーラスでやっても良かったと思うが、1ハーフにしたのは、次のm5とのパックで「星コーナー」とし、ある種のストーリー性を持たせたかったようだ。私はこの曲のアレンジが好きなので、歌のバックでうまく配置されたストリングスやシンセのフレーズを生かしたつもりだ。ちょっと、70年代ソウル風なところにニヤリなのだ。
 m5は中島美嘉さんのヒット曲で、確かに良い曲だと思うが、実を言うと、少々エグ味の強い中島美嘉さんよりも、ミヤちゃんのピュアさの方が個人的には共感しちゃう今日この頃。で、前曲が夏で、こちらは冬というわけで、音の方も「寒い」感じが必要。オリジナルにあるエレキ・ギターがすごくいい効果を出しているので、ここはタカくんに頑張ってもらい、イメージ通りの世界を作ってくれた。この辺の巧みなサウンド作りは父上譲りに違いない。

 m6.Story

 AIさんの大ヒット曲は、ミヤちゃんの挑戦とも言えたか。正直、アメリカ仕込みのR&Bフィーリングを真似ても、あまり面白くはないだろう。なので、もう少し内省的なシンガー&ソングライター風の世界をイメージした。ピアノのみの1コーラス後、オリジナルにはないベース・ソロの間奏をはさんだが、これはショーコちゃんが何気なく弾いていたのがすごく良かったので、すぐに取り入れさせてもらった。
 おっと、昨日の夜の部。イントロを弾く時に真っ暗で譜面が全く見えなかった。とりあえず、最初のコードを弾き始めれば明るくなるかと期待したが、その気配なく、どう弾くのかわからなくなってしまった。そのまま、即興で続けても良かったのだろうが、やはり一度止めて、少し明るくなってから弾き直した。流れを止めてしまい、とても申し訳なかったが、1曲のクォリティとしてはそれで正解のようにも思う。もちろん、暗譜しているに越したことはないので、反省はしなくてはいけません。

 m7.れでぃぱんさぁ〜8.Loving You Too Much

 今回のセットの中で、2曲だけの「上げ」もの。元々、ロカビリー調のm7はもちろんギターが大活躍。タカくんの父上、徳武弘文さんは日本における第一人者で、世界にも名が轟く名手。よって、その特殊技能とも言える部分は息子にも引き継がれておりました。
 一方で、大変だったのはドラムスのアサミちゃんで、リハ前から「あまり音量を上げないように」と制約を受けていたために、この手のものをやるにはものすごく不自由したはず。なので、彼女はリハで最初は普通に「ドッカーン」とロックしてから、じょじょに現場仕様の音量に調整していった。
 つづくm8は一転して16ビートのダンスもの。タイの国民的人気歌手トンチャイ・メーキンタイのカヴァーで、テンポアップして見事にハロプロ仕様になっていることに感心。鈴木Daichi秀行さんの職人技に敬意を表する。
 だが、今回はBerryz工房ではないので、Rap部分をメンバー紹介に変更、4人のソロ回しをして、その後の盆踊りパターンは残した。こういう「植木等系」アプローチは大好きだが、それ以上にサビに戻る時のインパクトが増すので、絶対にカットしたくなかった。

 m9.消失点

 Buono!はロックが売りなのだろうが、その中で異彩を放つ曲。だが、ミヤちゃんの個性はよく引き出せていると思う。作曲が崎谷健次郎さんで、つんく氏よりもベタなマイナー感が強く、より80年代っぽい。コード進行なんかはほとんど同じ繰り返しで、少々単調なのだが、それが逆にハマる要因にもなっているのだから軽視できない。歌詞も「せつない」じゃすまない「悔いと嘆き」に至るので、ピュアな声で歌われると聴き手はよりタマラン・モードに入るに違いない。
 ここでは、構成上やっかいな作りになっているのを整理しつつ、m5でもトライしてもらった「寒い」ギターをタカくんにお願いした。バンド全体でイメージしたのは、U2の"New Year's Day"ようなサウンドに、80年代ポップスの甘さを加えた感じが理想。あまりゴテゴテしたくなかったので、私はアコピに徹して、歌詞を中心にしたシンプルな仕上がりを目指した。

 En.タビダチの歌

 アンコールでのライブ最後の曲は、Buono!本道のロック・チューン。この曲には中期ビートルズの影響があり、特にメロトロン風のシンセやザクザクしたストリングスがそれ。ハードなギターも重要だが、アコギの方も欠かせないので、ちょっと悩んだ。今回はショー全体の方向性からアコギを選び、そのかわりに「ウォルラス」風のウーリッツァーとストリングスで、サイケっぽいニュアンスを補うことにした。もちろん冒頭のトロン・フルートの音も外せず、ところどころで使った。
 ハードなBunno!バージョンではないというだけでなく、ミヤちゃん一人で歌い切るというのも新鮮だったかも。
 詞も曲もラストを飾るのに相応しいもので、ファンには大事な1曲に違いない。ところで、Buono!の曲は、なかなか充実したものが揃っていることを今回知りました。

 というわけで、夏焼雅さんとのショーを簡単に振り返りましたが、たった4回でおしまいなのが寂しいです。ハロプロ関連の仕事の時は、いつもそう思いますが、まぁ、しかたがない。でも、ミヤちゃんという、今後が楽しみな才能と会えたことには感謝しなくちゃ。とっても良い刺激をもらえました。そして、会場に来てくれたファンの皆さんにも大感謝です。また、どこかでお会い出来ればと思います。
[PR]
by harukko45 | 2012-10-29 19:43 | 音楽の仕事

 去る10月20日、Berryz工房とBuono!のメンバーである夏焼雅さんの初めてのソロ・ライブがあり、大阪のフラミンゴ・ジ・アルーシャにてバックをつとめたのでありました。
 私以外のバンド・メンバーは、ハロプロ関連では今やおなじみ(?)の女性リズム・セクション、Asamiちゃん(drs)とShokoちゃん(bass)、そして、ギターには徳武孝音くんの4人でありました。リハは前々日まで3日間出来たので、かなり良い感じに仕上がったのではないかと思っております。

 で、大阪では昼・夜で2ステージ行いましたが、その録音をチェックすると、なかなかの上出来ぶりに一応、バンド最長老の身としては、実にうれしい気持ちでおります。とは言え、初演となった昼の部は、ミヤちゃんがとっても緊張していて、かなりアワアワしていたのが伝わったし、私も少し頑張りすぎての弾きすぎがあり、ちょっと反省。ただ、ミヤちゃん自身は元々の声を良さを失わず、ちゃんと歌い切っていたので、初めてのソロとしては及第点以上の出来。
 そして、夜の部は、全体に落ち着いた流れがあり、内容も充実したものとなり、昼を越える出来であったと思いました。

 28日に東京での公演が残っているので、ことの詳細については後々書くとして、大阪でのいいイメージを持って、しっかりと東京も成功させたいと思います。
 それにしても、夏焼雅、歌、かなり良い。この子は今後も楽しみだ。
[PR]
by harukko45 | 2012-10-24 21:58 | 音楽の仕事

 昨日は村田めぐみさんの「村為独演会」の2日目2ステージを大阪でやってきました。リハーサルから5日間ぶっ通しというスケジュールで、個人的にも全体としても疲労気味であり、欲を言えば一度時間をおいてから本番にのぞみたかったのですが、まぁこれはスケジュールの問題ですから、いたしかたない。
 ですので、パフォーマンス全般でいろいろと物足りない部分も多いです。それが残念にも思いますが、だからといって、村っちの持っている多様な才能をステージで表現できなかったということではなく、もっと彼女の特異性というか、個性的な魅力を生かすための「何か」をバンド・スタッフ全員で見つけ出す時間があったらなぁ、と感じたのでした。それが十分できなかったのがちょっと悔やまれることなのでした。

 ただ、内容的にも音楽的にも試みようとしたことは面白いものばかり、やっている一人としては大いに楽しめたことは間違いないです。

 一応セットリストを。
m1.Poison m2.木枯らしに抱かれて〜m3.未来予想図 村為Vol.1(堕天使メチョリーナのオールナイトニッポン) m4.ALICE〜m5.Butterfly 村為Vol.2(メチョリーナの懺悔堂)m6.青春アミーゴ(with 岡田唯)m7.DIAMONDS(岡田唯ソロ)m8.DAKARA〜m9.電話待ってます〜m10.青春・オン・ザ・ロード
(東京公演ではm6,7の代わりに"PROMISE to PROMISE")

 村田さんの場合は、自ら脚本を書いて、自ら演じ語る部分が重要な要素となるので、音楽だけでどうのこうのというわけにはいかないのですが、布袋寅泰のm1の妙なミスマッチ感に始まり、逆に「不思議系」でピッタリとはまったMy Little Lover(m4)や木村カエラ(m5)あたりは60年代のサイケ色を強調して実に楽しかったし、「マジ?」って思うような大黒摩季(m8)はこちらも「ニセモノ」色を意識したインチキ・ユーロ・ビート風になったのも面白かった。
 また、小泉今日子のm2はなかなかの佳曲でしたし、ドリカムのバラード(m3)でもボーカル部分でかなり健闘していたと思いました。

 それと、私は彼女の声はすごく良いと思いました。最初不安を感じながらの時は何とも頼りなかったのですが、じょじょに曲をつかんで自信を持ってくると、スパーンと抜けてくる歌声が実に魅力的なのでした。

 また、大阪ではゲストとして岡田唯さんが登場して"青春アミーゴ"と"DIAMONDS"の2曲に参加してくれましたが、歌以上に存在自体がなかなかスゴいですなぁ。この人も本当にただ者じゃないね、かなりの大物です。この先がますます楽しみなキャラです。

 終盤は前述のDAKARAに続いて、メロンのオリジナル曲である2曲。m9はおなじみのつんく氏の作で、彼らしいせつない系メロ満載の曲ですが、より注目はアレンジの船山基紀先生の存在。船山さんと言えば、70年代の歌謡ポップス界を代表する編曲家であり、ヒット曲を多数手がけてらっしゃる方。
 でもって、どういう流れでこの曲のアレンジを受け持たれたのかはわからないが、つんく氏達からすればリスペクトの対象であることは確かで、ある意味思いっきり狙って「70年代歌謡」の世界に挑戦したとも言えるか?

 とにかく、この曲の場合はアレンジがこれでもかってぐらい「仕掛け」だらけで、それもかなり「くさめ」なので、まさに「あの時代」の雰囲気なわけです。個人的にはかつての歌謡曲の世界はとても好きなので、けっこう頑張っちゃいました。でも、シンセなんかでそのまま再現するのはつまらなかったので、思いっきりピアノだけに徹して、全ての印象的な部分を出来るだけ弾き倒したって感じでした。CDでは大谷さんが歌っている追っかけ部分は私とタマちゃんでやったので、まるで「ピンキーとキラーズ」みたいでしたなぁ。会場の皆さんも一気にボルテージが上がって、一緒に歌ってくれましたっけ。

 ラストのm10はコレクターズとメロン記念日のコラボによる作品で、なかなかの佳曲です。これはそのまま普通にやるだけで気持ちのいいアレンジで、我々としても自然に演奏できました。ただし、加藤ひさし氏によると思われるハモ・パートはなかなか重要なので、これも私とタマちゃんで頑張ってみました。
 それにしても、CDでは柴田さんがリードなんですが、今回の村田さんもすごくマッチしていたと思いますし、スタッフの間でも好評でした。

 というわけで、盛りだくさんの中身による「毒演会」4ステージを無事に終えることができましたが、今後は「村為」コーナーと音楽の部分との融合化を是非計って行ってほしいな、と思います。そうやって、ライブ全体を「村為」ワールドとしてのテーマを持って演出・選曲・表現していったら、もっともっと面白いものに仕上がっていくのではないかな。
 そんなことが、彼女なら出来そうな気がします。普通のショウで仕切ってしまうには惜しいですね。今後に是非とも期待したいと思います。

 それと、六本木と大阪で会場に来てくれた皆さんに感謝感謝です。大阪では我々バンドも見送ってくれて本当にありがとうございました。また再会したいものです。
[PR]
by harukko45 | 2009-11-09 23:59 | 音楽の仕事

 今日は先週の斉藤瞳さん&大谷雅恵さんに引き続き、メロン記念日のメンバーの一人である村田めぐみさんのライブ2Daysの初日です。
 ちょうど1週間前の今日はギンギンのロック・スタイルでしたが、今回は「村為毒演会」ということで、いろいろと盛りだくさんの内容であります。ファンの皆さんは村田さんが何をしでかすのかは、じゅうじゅう承知の様子でしたが、私は「村田初体験」でありますので、今日の1回目の本番でようやくその正体をみることができたわけです。

 いやぁ、ファン参加型のみならず、ミュージシャンも参加型ライブって感じでしょうか。明日もありますので、とりあえず細かいことはシークレットということで、ひとまず何とか2ステージをやり遂げてホっと一息でありますし、細かいところではいろいろ反省も。

 とにかく、明日の大阪も頑張っていい仕上がりにしたいものであります。
本日、六本木スプラッシュに集まってくれた皆さんには感謝感謝です。そういえば、メロンの他のメンバーも夜の部では全員集結、まさに勢揃いでした。4人とも仲がいいですなぁ。

 それでは、大阪方面の皆さん、どうぞよろしくお願いします。一緒に楽しみましょう。
[PR]
by harukko45 | 2009-11-07 23:39 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31