3月の世界選手権への前哨戦として、大事な試合だった四大陸選手権、日本期待の男女シングルは共に優勝を飾って、まずは一安心といったところか。
 男子は高橋大輔選手が貫禄勝ち(244.00)で、2位以下に力の差を見せつけた感じ。先月行われたヨーロッパ選手権で優勝したフランスのアモディオが226.86点だけに、今のところは高橋を世界選手権の優勝候補筆頭に上げてもよいのだが、今回出場していないカナダのパトリック・チャンが、昨年末の状態で登場すれば、圧倒的にチャンの優勝になってしまう。なので、まだまだキビシい戦いは続くということ。

 今期の高橋は4回転がなかなか成功しておらず、細かい部分でもまだまだ仕上がっていないことは明白で、ご本人も「課題がたくさん」と語っている。が、なんだかんだ言っても、結局「魅せる」演技ができるのは高橋選手しかいない。是非とも、最高の仕上がりで3月の本番を迎えてほしいものだ。

 女子に関しても、安藤選手が実に安定した滑りで、すっかり「勝者のメンタリズム」を身につけたかの雰囲気。こういう彼女を見るのは、初めてかも。
 浅田選手については、ようやく「見れる」感じに戻ってきたというのが、率直なところ。昨年の今頃のシビレル感じは全くないのだが、これはしかたないのだろう。だが、それでもこれだけ美しい演技が出来るのだから、凄いのだが。やはり、マオちゃんは特別なのでね。
 
 しかしまぁ、本当にキム・ヨナ選手はぶっつけ本番で東京にやってくるのか?これで、優勝されちゃったら、それこそ空いた口が塞がらないってことに。とにかく、彼女の「スケーターとして達成したいことは全て達成した。だから、結果は気にしない。」という言葉にはいささか不愉快な気分になる。
 あー、また再び昨年のようなドロドロしたストーリーが巻き起こるのだろうか。正直、日本勢に圧倒的な強さを感じないので、どうしてもキム選手の様子が気になる。
 本来のエースであるマオちゃんがまだ6分目の出来程度だけに、今期は安藤選手の安定感に期待しつつ、私が一番応援するのは村上佳菜子選手。彼女のスピードとトリプル&トリプルのコンビネーションの完璧さはキム選手を越えると思っております(ただし、彼女のトゥループX2の基礎点はキムのルッツ+トゥループよりも低いので、現在フリップ+トゥループを練習中とのこと)。

 後は番外編として、アメリカのシズニー選手を秘かに応援。こういうエレガントな滑りが出来る人は貴重なのだ。フィンランドのラウラ・レピストがケガで今期いないだけに、美しさではマオとシズニーがダントツかな。
[PR]
by harukko45 | 2011-02-20 22:37 | スポーツ

MAKI/代々木ブーガルー

 日付けはすで6日前になってしまうが、2月10日はMAKIさんの誕生日。この日、代々木ブーガルーにて彼女のバースデイ・ライブが行われ、ほぼ半年ぶりに彼女のバックをつとめたのでした。

 久しぶりに会ったMAKIさん、いろんな部分で変化があったようで、それが明らかに良い効果を与えているらしく、とても充実した様子がリハの時点でうかがわれました。それと、今回は15曲がメニューにのぼり、バンドも私のピアノに加えて、ベースに河野充生くん、ドラムスに増田ガッツ修くんという3人での演奏になるので、否応無しにアッパーな気分になりました。

 当日、会場には、毎回来てくれるおなじみの皆さんだけでなく、関西でのライブやUSTREAMを通じて彼女のファンになってくれた人々も多くかけつけてくれて、まさに超満員。狭いブーガルーが人の熱気であふれていて、こちらのやる気も高まるって感じでした。

 オープニング・アクトにリナンさんが弾き語りで歌い、いつもながらのホンワカしつつ幻想的な世界を作ってくれた後に、我々の登場となりました。

 m1.Solitary 2.La Li La 3.愛をこめて花束を 4.花ビラ 5.真夜中のライダー 6.Red Eye 7.夢はあの場所に 8.太陽に近いこの場所で 9.From A Distance 10.想いのカケラ 11.心つないで 12.Unhappiness 13.光の地へ EC1.ココロxココロ 2.rebirth

 以上がセット・リスト。彼女の3枚のアルバムからの選曲に加えて、Superflyのm3とベッド・ミドラーのm9という、異色(?)のカヴァー曲もやりました。
 MAKIさんのキャラからSuperflyは、すぐにわかりますが、m9は意外でした。でも、グラミーも取った大ヒットで素晴らしい詞とメロディを持つ名曲ですから、文句ありません。それに、いい意味でセットの中で変化をつけるアクセントになっていたと感じました。

 オリジナル曲では、頭から2曲、久しぶりに飛ばす感じで、のっけからフル・スロットルな演奏になりましたが、特にm2では会場の熱もあって、すでに汗だくになってしまいました。
 m4と5は比較的抑えめの曲調ですが、リズム隊の二人がいいサポートをしてくれていたので、私はすっごく楽でした。

 m6から3曲は、私とMAKIさんのみで。このコーナーも、適度にリラックスして、やさしい曲調を十分生かせたと感じています。そして、後半戦。いきなり、例の"From A Distance"で、クラシカルなフレーズが随所にキモなので少し緊張しますが、うまくいったと思いますし、会場からの反応も上々だったのでは。
 
 個人的に好きな曲であるm10と11は、何度やっても思い入れ強くなります。特に"心つないで"は小品ながらも中味はとても詰まった内容なので、やりがいがあるのでした。

 終盤の2曲はいわゆる盛り上がり系となりますが、いつもならギターに加わってほしいのですが、今回は3人だけでも、かなりハイテンションでやり倒しました。ピアノを叩き倒したってとこかな、ほんと、そんな感じ。
 それと同時に、ここまで、ごくごく自然にライブを盛り上げて、会場との一体感を作っていった、MAKIさんの成長ぶりをつよく感じました。

 アンコールでは彼女のみの弾き語りでのm14をはさみ、再び全員でm15をやったのですが、会場の皆さんにも歌ってもらったりして、すごくいい雰囲気になりましたっけ。

 というわけですが、私は観客と照明と演奏の熱さで、すっかり汗ビッショリになってしまいました。でも久々にロックできて楽しかったですわい。
[PR]
by harukko45 | 2011-02-16 11:44 | 聴いて書く

 一昨日になりますが、2月13日に目黒ブルースアレイにて、「みみみ」のライブがあり、そのバックをつとめてきました。いやぁ、楽しいライブでしたよ、それも底抜けに!
 
 「みみみ」は、みみみ1号 みいち(豊広”Aida”純子さん)みみみ2号 みにー(平塚”Nakamura”文子さん)みみみ3号 みーさん(濱田”Peco”美和子さん)による女性3人のコーラス・ユニット(公式ブログはコチラへ)で、我々音楽業界に関わるもの達の間では名前のよく知られている方々。特にユーミンとの仕事が有名なのではないかな。ほぼ同じような時期に私もこの仕事をしてきた人間ですから、かねてより存じ上げておるわけですが、特に「みーさん」のペコさんとは20代最初からの知り合いであり、彼女のソロ・ライブにも何度か呼んでもらっていたのでした。
 そんなこんなの流れで、今回初めて「みみみ」3人組のライブにも参加させてもらった次第であります。

 何となく、女性コーラス3人組っていうと、いわゆる「ドリーム・ガールズ」のようなR&B系の音楽を想像しがちだけど、もちろん、そういった要素もしっかりあるものの、さすがは日本のポップス界を長年渡り歩いてきた3人が作り出す音楽は、もっと身近で親しみやすい。ある意味、これまでの「良かった時代」「楽しかった時代」の和製ポップスの真髄をしっかりとつかんでおると言って良いのではないでしょうかね。

 それと、歌以外の部分にとことんこだわる姿勢、例えば、オープニングでは「小芝居」があったり、合間のMCにおいても数々の「ネタ」が仕込んであり、その「オチ」きっかけでの曲始まりとか、またまた歌と同時に繰り出される「振り付け」も楽しく、会場の皆さんをも(バンド・メンバーをも)巻き込んで生まれる一体感がなかなかなものでした。
 
 私はリハの2日間、彼女達の真ん前(客席から見ている感じ)で演奏していたので、後から後からどんどん飛び出す「からだを張った」ネタと振り付けをすっかり堪能させてもらっておりましたので、本番では後ろから見ていても、思わず笑みがこぼれてしまうというわけでした。

 一応、セット・リストを掲載。
 1部 m1.人生そんなもの 2.Welcome to みみみ Meeting 3.みみみハートミラクル 4.寝耳にみみみ(included/ シンプル・ラブ) 5.みみみハピバス2月号 6.大切なもの
 2部 m1.Happy Sweet Day 2.だって I Need 3.ユーミン・メドレー(1) 4.にがい涙 5.Wow Wow Wow
 EC 1.思いこみだよ人生は 2.友達だから

 1曲1曲の細かいところは置いといても、曲名読むだけでもおもろいです。カヴァー曲として、大橋純子さんのシンプル・ラブとか、ユーミンのメドレーとかが入ってくるのが、彼女達らしいです。それと「にがい涙」はスリーディグリーズが日本語で歌ってヒットした名曲ね。

 たくさんのお客さん達も、すっかり「みみみ」のパファーマンスを熟知されている様子で、ほんとに一緒になって振りをしたり踊ってくれていて、大いにこちらものせられてました。やっぱり皆で盛り上がるのが一番でありますなぁ。

 共に演奏したメンバー、松田俊郎さん(Bass)、林仁さん(Guitar)、濱田尚哉さん(Drums)も皆うまいメンツで楽しかった。また是非ご一緒したいものです。
 おっと、1部のm6に、ゲストで入ってくれたヴァイオリンの会田莉凡さんは、「みーいち」こと豊広さんのお嬢さんで、将来有望のソリスト。近々、ルーマニアに行って、あちらのオケとモーツァルトとベートーベンのコンチェルトを録音してくるとのこと、素晴らしいですねぇ。今後に注目です。
[PR]
by harukko45 | 2011-02-15 11:52 | 音楽の仕事

第53回グラミー賞

 このところは、リハーサルとライブが続いて、ブログ更新する余裕がありませんでしたが、今日から暇になりましたので、ぼちぼちアップしていこうかと思っております。

 まずは今日午前中に放送された「第53回グラミー賞」の感想を簡単に。まぁ、正直、アメリカを中心としたポピュラー・ミュージックはすでにかつてのような強い影響力を持っているとは言い難いのですが、それでもやはりグラミーぐらいはチェックしておるのです。
 
 今年の受賞はかなりサプライズだったようですが、私自身はその手に興味がどんどん薄れてきているので、最優秀アルバムのアーケイド・ファイアも、最優秀レコードと最優秀楽曲など5部門受賞のレディ・アンテベラムも、あまりピンと来ませんでした、残念ながら。

 そんな中では最優秀新人を受賞したエスペランサ・スポルディング、これまた大きなサプライズだったようですが、こういう人にスポットをちゃんと当てるあたりは、さすがグラミーと感心しました。彼女の「Chamber Music Society」、なかなかのアルバムですし、すごい才能の持ち主ですが、ノラ・ジョーンズのような感覚を期待してはいけませんね。内容はかなり教養の高い音楽です。うー、これも1回聞けばいいかな。

 パフォーマンスではまずオープニングでやった、現在がんで療養中のアレサ・フランクリンへのトリビュートがなかなかの聞き物で、ぐぐっとテレビに引き込まれましたね。マルティナ・マクブライド、ヨランダ・アダムス、クリスティーナ・アギレラ、ジェニファー・ハドソン、フローレンス・ウェルチのボーカル、皆さん素晴らしかったし、選曲がよく、それをメドレーにしたアレンジも良かった。

 ボブ・ディランと競演したマムフォード&サンズ、アヴェット・ブラザーズともになかなか面白かったのだが、肝心のディランは、まぁ登場しただけでオッケーという感じ。ご本人はけっこう楽しそうだったけど。
 亡くなったソロモン・バーグへのトリビュートで登場したミック・ジャガーは、年齢を感じさせない動きで頑張っておりましたが、正直、それがかえって「痛い」感じも。

 バーブラ・ストライサンドは、声がすっかり衰えて、かつてのような圧倒的な歌唱ではなかったものの、心に強く響くパフォーマンスでした。今回一番感動した。「Ever Green」、曲も最高ですな。

 比較的若手の方では、ノラ・ジョーンズ、ジョン・メイヤー、キース・アーバンによる「ジョリーン」が良かった。これはドリー・パートンへのトリビュートでしたが、何と言ってもキース・アーバンのギターがうまい!
 それと、ミランダ・ランバートが良かったです。若手の中では一番共感できたかも。

 レディー・ガガは昨年の方が面白かった。ブルーノ・マーズ、ケイティ・ペリー、ジャスティン・ビーバー、あとは、リアーナに復活したエミネム...等々、すみません、興味沸きませんでした。

 さて、フィナーレで最優秀アルバムを受賞したアーケイド・ファイアは予定にない、自らの判断でのアンコール演奏には驚いた。バーブラ・ストライサイドとクリス・クリストファーソンという「スター誕生」コンビがエンディングの挨拶をしているのも無視しての演奏というのは、喜びの爆発とは言え、ちょっといただけなかった。

 で、全体的な印象としては、ポピュラー音楽の博物館化がかなり急激に進行しているように思ったこと。正直、若いアーティスト達に壁を打ち破り、時代を突き動かしていくようなエネルギーをあまり感じることができなかったし、方やリスペクトされているベテラン達も、かなり年齢が気になる状態が顕著だったからだ。
 こうなってくると、アメリカ音楽もエンターテインメントとしての楽しみよりも、「学問」的な内容に移り変わっていくように感じるのだった。
[PR]
by harukko45 | 2011-02-14 22:29 | 聴いて書く

 日本時間7日の早朝にあったNFL第45回スーパーボウルについて、遅ればせながら書いておきます。
 今期のポストシーズンでは、私の予想はことごとく外れて、グリーンベイ・パッカーズが第6シードからの優勝でした。私が肩入れするチーム(ニューイングランド、ニューオーリンズ)は早々に敗れ去り、唯一残ったピッツバーグも、最後まで食い下がる姿勢は見せてくれましたが、残念ながら敗れました。
 ともかく、パッカーズ・ファンの方々、おめでとうございます。伝統あるパッカーズの勝利でヴィンス・ロンバルディ・トロフィーが故郷に帰るというのは、なかなかぐっとくるストーリーではありました。

 ゲーム内容としては、まずはピッツバーグの自滅による前半での大量リードをグリーンベイに許したことが大きい。二つのターンオーバーがそのまま得点に結びつき、合わせて3TD21点取られてはいかんでしょう。
 しかし後半、別チームのように奮闘したスティーラーズは、3Qにおいて完全にパッカーズを封じ込め、4点差までに詰め寄ったことで、正直、私は逆転のシナリオは出来たと思いましたね。

 この時点でモメンタムは明らかにピッツバーグ側だったのだが、4Q開始直後に、それまでは素晴らしいランを見せて、頼りになる男だったRBメンデンホールが、なんとなんと痛恨のファンブル。これが、ロジャースのこの日3本目のTDパスにつながるのだから、いくら悔やんでも悔やみきれない。
 しかししかし、それでもあきらめないピッツバーグはさすがだ。直後の攻撃でQBロスリスバーガーが25ヤードTDパスを通し、さらに2点コンバージョンも決めたのだから、すごい、熱い、燃えた。

 だが、最後の最後で、微妙な戦いを決めたのは守備力だったと言えるだろう。どちらも強力なディフェンスが売りのチームであり、どう転んでもおかしくない状況だったはずだが、全体としてグリーンベイの守備が常に上回っていたと感じた。もちろん、3ターンオーバーが大きな成果として光っているのだが、と同時に、この日のピッツバーグはいまひとつチグハグであり、本来の力が出ていなかったようにも思う。それでも、かなり追いつめたのだから、凄いとは思うが。

 優勝インタビューを元ピッツバーグの英雄であるテリー・ブラッドショウがやっていたのが、何とも言えない感じだったなぁ。もちろん、彼はすでにプロのキャスターですから、ビシっとやりきっておりましたが、昔からのスティーラーズ・ファンとしては、ビミョーな気分になりました。

 というわけで、今シーズンのNFLは終了。とにかく、今期は波乱のシーズンであり、NFLは今後も大混戦の様相なのだろうな。それでも、来季はご贔屓チームの巻き返しを期待しますよ。
[PR]
by harukko45 | 2011-02-09 17:16 | スポーツ

 先週末の4日に名古屋、6日に東京広尾にて、水越けいこさんのバースデイをお祝いしてのイベントがありました。
 普段のライブ・ツアーとはちがって、よりアット・ホームでリラックスした感じの内容で、ファンの皆さんとも直接お話できる機会も持てたことは、とっても良かったなぁと思っております。私にとっては、このブログにコメントを寄せてくれている方々とお会い出来たのも楽しかったですし、「ブログ、チェックしてますよ」って声をかけてくれた方も何人かいらして、ほんとうれしかったです。

 ライブの方は、事前にリハしたものもありましたが、あまり煮詰めることをせず、セッションぽいムードで気楽な感じにしたいということで、多少フラフラしていたところもありましたが、その分身近で聞いてもらおうという意図は伝わったかな、と思っております。
 とは言え、けいこさんのレパートリーはどの曲も緊張感を呼び起こすものが多いので、結局は完全にリラックスした感覚にはならないわけですが。

 で、会場の皆さんからリクエストを募って、その中からけいこさんが「やりたい」曲を選ぶというコーナーでは、じょじょに「けいこさんの考えている曲を皆で当てる」という形に変容していったのが面白かったですね。まぁ、それにしても、ファンの皆さんの超「通」ぶりが凄い。いわゆるシングル曲や代表曲みたいなものではなく、アルバムのすみずみまで聴きこんだ中からの「渋め」のリクエストばかりだったから、ほんとに驚きましたよ。皆さんの思い入れの深さがよーく分かった感じでしたね。

 それから、ギターの田口くんによるけいこさんへのプレゼント曲、彼の郷土の先輩である吉幾三さんの「雪國」での熱唱も、なかなかのウケで、面白かったです。演歌なんだから、力技で演奏しちゃいけないんだけど、ついついガンガンいっちゃって。まぁ、その辺のムチャぶりが良かったかな、なんて。これもパーティっぽいひとこまでした。

 後半の"雪の子守唄""You Are My Life""ワインナイト""蒼い涙"はちょっとだけ、普段のライブっぽい感じで締めたのですが、私個人的にはかなり久しぶりにやった"You Are My Life"が感動しました。ある意味、レイ君への深い思いから生まれたこの曲が、けいこさんの音楽に新たな色をもたらしたとも言える気がして、それが"この夜に"や"蒼い涙"のような普遍的なテーマへの広がり見せる最近の楽曲につながっているように感じます。
 曲の良さをうまく引き出した徳武弘文さんのアレンジも光ります。そういえば、"二人"でのアコギも徳武さんなのですが、これも久々にCDを聞き返して、彼の名人芸に唸りました。さすがです。

 さて、楽しいパーティ・ライブも終了、お越し下さった皆さんには厚くお礼申し上げますし、今後もどうぞよろしくお願いします。
 次は4月のツアーとなりますね。楽しい再会を心待ちにしたいと思います。
[PR]
by harukko45 | 2011-02-08 14:22 | 音楽の仕事

祝日本代表

 先月の21日からウィーンに行って、31日に帰宅しました。その間に、アジア・カップ2011で日本が見事に優勝してくれました。本当にうれしく思いますし、今後のザック・ジャパンへの期待もふくらみますなぁ。
 準々決勝、準決勝は結果とダイジェストのみでしたが、決勝はEuroSportsが放送してくれたので、ホテルの部屋でしっかり見る事ができました。またPK戦かなと思いかけた延長後半での李の素晴らしいボレーに大興奮、思わず大声をあげてしまいました。

 帰宅後に、録りだめしておいたビデオでカタール戦、韓国戦、オーストラリア戦をあらためてチェック。再び感動と興奮を味わいました。それにしても、ほんと苦しい試合ばかりで、それでも勝ち切ったことは素晴らしい成長であると高く評価したいと思います。短い時間ながら、きっちりと結果を残したザッケローニ監督はやはりさすがであると言っていいでしょう。

 ただ、試合内容に関しては、いろいろと不満な点は多く、正直、韓国戦とオーストラリア戦での勝利は紙一重で、共にGK川島の神懸かり的な活躍が大きく、今回は日本に運があったとも言えるものだと思います。もちろん、ザック監督も十分に承知のはずでしょうし、選手達のコメントでも「まだまだ個の力が弱い」という言葉に大きくうなずくのであります。
 とは言え、それでも昨年のワールドカップ時点でのチームよりも、圧倒的に魅力的であることは否定しませんし、明らかに成長が見られる選手もいて、本当に今後への楽しみはつきないのです。

 攻撃面では長友と岡崎が特に光りました。それは、ヨーロッパでの評価につながり、岡崎はドイツへ、長友はなんとインテルへの移籍が証明しています。もちろん、これらの話はこの大会以前から持ち上がっていたことでしょうが。
 すでに、ヨーロッパで力を発揮していた香川はカタール戦での活躍が素晴らしかったですが、全体的にはもっとやれるはず。残念なのは韓国戦での骨折、これで今シーズンはほぼ絶望。ブンデス・リーガでの優勝が見えていただけに、ここでの離脱は今後のキャリアへ一抹の不安を感じさせてしまいます。それは、松井の肉離れもそう。それだけ、今回の戦いが熾烈であったことを物語っているのでしょう。
 ヨーロッパ組の選手達は、すぐにリーグ戦に戻らなければならないわけで、最後まで戦った本田、長谷部、内田らのコンディションも気になりますし、先述の岡崎、長友も同様です。

 守備陣では、いろいろあったけど何と言っても吉田が目立ったでしょう。とかく攻撃陣が注目されるけど、本当に強いチームになるにはワールドクラスのディフェンダーを育てなくては駄目なわけで、そういう点でも吉田は今回の経験を是非生かして、オランダでももっと自分を磨いてきてほしいです。

 ヨーロッパ組ばかりの話になってしまいましたが、Jリーグ組もシーズンオフにもかかわらず、よくコンディションを保って頑張ってくれたと思います。とにかく、試合途中で交代して入ってくる選手がことごとくいい結果を出してくれたのは素晴らしい事。正直、これまでの監督の元ではこういうことはあまりなかった。ザックの人材掌握力の高さと戦術眼の確かさに唸りましたが、それに応えた選手達も立派でした。
 決勝ゴールの李、もっともっといけます。韓国戦での細貝のゴールにも感動しました。あの気迫は凄かった。岩政、伊野波もよく健闘してくれた。柏木と藤本はもうひとつ、だが、彼らは才能ある選手。次のチャンスを生かすべく奮起してほしい。
 また、ようやく正当な評価を得て今回はレギュラーになった前田、君ももっともっとやれます。遠藤、さすがでした。日本のピルロとして、これからも必要な存在。今野は影の功労者とも言える大事な選手でありました。

 そして、特に私が評価したいのがキャプテンの長谷部。彼は今や日本の大黒柱。彼のプレーが全てのキーであるとも言えるし、監督が会見でも功績を讃えるほど、チームを一つにする彼の能力は今後も絶対に不可欠であると言いたい。もちろん、私は彼のプレーが大好き。意欲的な前へのアプローチだけでなく、ハードで的確な守備でも高く評価しています。

 と、なんだかんだ言っておりますが、優勝はやっぱ最高です。日本代表の頑張りを大いに讃えます。ザックさんもちゃんと休養してください、オシムさんみたいに倒れられては困ります。
[PR]
by harukko45 | 2011-02-02 16:25 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28