先週のワイルドカードに引き続き、ディビジョナル・プレイオフでも波乱が起きた。これで、私の予想は大はずれ、いやはや。
 AFC、NFC両カンファレンスのナンバー1シードが共に敗れるなんてね。特にNEペイトリオッツはシーズンではダントツで飛び抜けているチームだっただけに、いったいどうしたことか。どうも、プレイオフでの負け癖でもついているのではないか、などと皮肉を言いたくなる。

 NFCのアトランタもひどい結果だった。グリーンベイにとことんやられまくって、まさにチンチンにされてしまった。こんな負け方だと、それまでの素晴らしかったシーズンのことなど、すっかり消えてなくなってしまいそうだ。

 ということで、今の時点で大幅に予想を変更して、NFCのシカゴ対グリーンベイはかなりの好ゲームを期待出来そう。あまりにも良くて、ちょっと出来過ぎじゃないかと思うほどのアローン・ロジャースは2週連続絶好調でいけるか? うーん、私はシカゴの方がチーム力は上を見る。でも、むずかしいなぁ。

 AFCは本命が消えたので、これまたどちらにもチャンスがあるが、いざと言う時に必ず勝ち上がるピッツバーグがやはり有利では。さすがのNYジェッツの快進撃も昨年に続き、ここまででは。なので、スーパーボウルはスティーラーズ対ベアーズ。いつもならピッツバーグ贔屓なんだけど、今回は何となくシカゴ・ベアーズが勝ちそうな気がします。シカゴはかなり完成度高いです。それに比べて、今回のスティーラーズは万全な状態ではないと思うのでした。
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by harukko45 | 2011-01-18 23:44 | スポーツ

 アジアカップでの日本代表がサウジに快勝で、B組1位通過。まずは第一段階突破ということで、うれしいです。だが、あまりにもサウジがへっぽこすぎて、お話にならなかったので、この大勝で日本の実力を過大評価しないようにしたい。

 とは言え、チームとしてかなり良い状態が生まれている事も確かだと思うし、この後のトーナメントでもより高めていってほしいのでありました。
 それにしても、今回のB組の相手はどこもサッカーしない連中で、最も洗練されていたはずのサウジがこのていたらくぶりでは、日本のトップ通過は当たり前の結果だった。

 日本の選手では、香川がまだ絶好調とは言えない感じだが、これはかなり「フォア・ザ・チーム」的な役割をまずは優先させているからだと思う。松井のケガによる離脱は残念だが、岡崎がすごく好調なので問題なさそうだし、かえって良いかも。本田もまあまあだが、彼のバックアップとしての柏木も悪くなかった(彼などはもっと早くから代表に呼んで欲しかった人材)し、大きいのは前田がゴールしてくれたこと。サウジ戦をきっかけにして、本当の意味でのレギュラーの地位をしっかりとつかみ取ってほしい。

 守備陣も全体的に良かったが、今後はかなりキビシくなることは必至。こころしてのぞんで欲しいものだ。まずは地元カタールとの完全アウェイ戦で、相手をビシっと抑え込んでほしい。
 
 ただ私個人は、これからの試合を生では見れないのが残念ではあるけど、今の代表はかなり好きなので、大いに期待して応援し続けます。頑張れ、日本!
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by harukko45 | 2011-01-18 11:32 | スポーツ

NFL/ポストシーズン

 今は私が気になって仕方のないスポーツ・イベントが二つ行われている。一つはサッカーのアジア・カップであるが、我が日本代表・ザックJAPANは、ヨルダン、シリア相手の2戦で、少々危なっかしい姿を見せてヒヤヒヤさせてくれるが、まぁ何とかグループリーグは突破するでありましょう。
 このあたりではあまり心配はしておりません。じょじょにではあるが、ワクワクするようなサッカーが見られそうな気がしているので、見る楽しみは昨年のW杯チームよりも格段に増えているのでした。

 そして、もう一つのイベントはNFLのポストシーズン、すでにワイルドカード・プレイオフが終了し、今日からディビジョナル・プレイオフ4試合が行われる。

 こちらは波乱含みの展開で、やはりNFLは簡単にはいかない。とにかく、私にとっては昨年のスーパーボウル覇者のニューオーリンズ・セインツが早くも敗れ去ったことがショック。それも、史上初めてシーズン負け越しながらも地区優勝したシアトルに負けたのだから驚き。どうも、油断したとしか思えません。それにしても、シアトルのQBハッセルベックは出来過ぎだよ。

 NFCのもう一つのカードでも、今シーズン大いに盛り上げてくれたマイケル・ビックのフィラデルフィア・イーグルスがグリーンベイに負けたのも残念。ただ、試合としてはフィラデルフィアが自滅した感があり、当然の結果だった。

 AFCでは何と言ってもマニングのインディアナポリス・コルツが敗れたこと、ただし、勝ったニューヨーク・ジェッツは結構好きなので、これはちょっとうれしい。昨年のチャンピオンシップでの借りを返した感じね。
 ボルチモア・レイブンスはカンサスシティに圧勝で、一方的な試合であまり内容はなかった。

 というわけで、ほぼ全試合でアップセットがあったと言っていいワイルドカードだったけど、明日からのディビジョナル・プレイオフは一転して、順当に上位シードが勝つのでは予想しております。
 つまり、勝ち残るのはAFCはニューイングランドとピッツバーグ、NFCはアトランタとシカゴ。で、スーパーボウルに進むのはニューイングランドとシカゴと思っております。

 おっと、そんでもって優勝は久々のNEペイトリオッツで決まり。
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by harukko45 | 2011-01-16 02:52 | スポーツ

 前回からの続きで、水越けいこさんのツアー「秋冬コレクション」についてです。

m10.Scaborough Fair〜m11.Yesterday〜m12.スマイル・フォー・ミー(京都、大阪、東京2部)
 オリジナル曲を一気に9曲やった後に、ちょっと箸休め的(?)にカバー曲をということで、懐かしめの曲が選ばれました。m10では、サイモン&ガーファンクルをもとにして、バッキング・ボーカルをベースの内田くんが頑張ってくれました。どういうわけか、彼がしっかりコピーしてきてくれたので、そのままお願いしてしまったわけで、実際にはなかなか大変そうでしたが、よくこなしてくれました。
 m11はビートルズのおなじみの雰囲気で、アコギとストリングスという形でやりました。
 
 m12はザ・タイガースの隠れた名曲で、曲を作ったのはビージーズ。1969年のリリースでGSブームがそろそろ下火になってきた頃のヒットであったようです。実は私もタイガースの大ファンではあったのですが、小学生の頃であり、正直、私がちゃんと把握して聴いていたのは68年の"シー・シー・シー"ぐらいまでだったので、この曲のことは全く知りませんでした。
 しかし、さすがは野球とGSともにタイガース・ファンであるけいこさん、ちゃんと現役で聴いているし、裏エピソードにもくわしかったのでした。例えば、ロンドンで録音され、イギリスでもリリースされた事や、終盤で半音転調するサビがジュリーには高すぎて無理だったので、その時たまたま遊びにきていた中尾ミエさんが代わりに歌った、なんて事を教えてもらいました。

 でもって、あらためてちゃんと聴いてみると、なるほど60年代後半のビージーズ・サウンド満載で、実に面白い仕上がりでした。やはり、タイガースの作品群は名曲揃いであります。

 さて、東京の1部のみ、このコーナーは全て変更になりました。

m10.ブルーライト・ヨコハマ〜m11.街の灯り〜m12.夏の日の思い出
 こちらは何と昭和歌謡のオンパレード、それもずいぶん通っぽい選曲ですなぁ。まぁ、m10は近い世代ならば、ほとんどの人が知っている大ヒットだけど、堺正章さんのm11と、日野てる子さんのm12はかなりの上級者コースでしたね。

 私はGS時代のスパイダースも、タイガース同様大好きでしたけど、マチャアキがソロになってからのヒット曲"街の灯り"については、あまり記憶がありませんでした。でも、これは73年のTVドラマ「時間ですよ」の挿入歌だったんですね。だったら、たぶん番組観ながら絶対聴いていたはずです。あの当時「時間ですよ」は子供にとっては「マスト」で観る番組でしたから。
 それにしても、この頃のマチャアキ、歌うまいです。私は、GS時代にジャズ喫茶と呼ばれていた新宿(池袋か銀座だったかも?)ACB(アシベ)に、解散直前のスパイダースを見に行って感激した経験があり、彼らはまさに私のアイドルでした。

 "夏の日の思い出"にいたっては全く知りませんでした。日野てる子さんの記憶は、いつも黒髪にハイビスカスをさしているハワイアンを歌う美人というものでしたが、この曲は65年にリリースされてミリオン・セラーになった曲だったのですね。それに、日野さんは2008年に癌で他界されていたのでした。
 で、初めて聴かせていただいたこの曲、すっごく参りました。日野てる子さんってこんなにも色っぽい歌声だったのかと思いましたし、曲自体のインパクトにもすごくやられてしまいました。返す返す失礼の極みでありました。
 うー、昭和歌謡恐るべし。何と幅の広く、奥行きの深い世界だったのかと、あらためて知るのでした。

 そして、けいこさんはこういう曲がまたうまくはまりますなぁ。このあたりの曲をビシっとカヴァーする企画も面白いのでは?なんて、思ったりもします。

m13.最後は愛して〜m14.カーニバルの終わりに〜m15.Love Song For You〜m16.ブルースカイロンリー

 ライブ終盤は再びオリジナルに戻り、ノリのある曲を続けたわけですが、m13と14は16ビートでラテンの色合いも濃いので、ここでも打ち込みを使う事にしました。一応、ビシっと2曲つなげて盛り上げようとの腹積もりでしたが、何と1部の方では私が"カーニバル..."のクリックを聞き逃し、すっかり見失ってしまいました。これでは、グチャグチャになるので(その時点でグチャっとなってますが)、恥ずかしながらもう一度やり直しになりました。全くの大ドジをお詫びします。

 ただし、復活してからは気合い3倍で集中しました。もちろん、2部では大成功でした。

 81年の「Jiggle」収録の"Love Songs For You"は佐藤準さんの大掛かりなアレンジが凝っている曲であり、本来ならばリズム・セクションやハードなギターを加えて派手にやりたいわけですが、今回はそうも行かず、それでも11月の時は比較的オリジナルに近いイメージで強引にやっていました。
 が、年が明けて、気分が変わったとでも言いますか、もっと素直に曲自体のみで聞いてもらおうと思い直したのでした。元々、ステージで歌っているけいこさん自身そのものを表している曲だけに、骨格だけで勝負しても十分に伝わるし、小さい編成なりにメリハリをつければバラード的な解釈でもいけるのではないかと思いました。

 とは言え、サトジュンさんのアレンジはすでに曲と一体化しているほど印象的で、よく作られているので、フレーズ自体をカットせずに、プレイする意識を変えることで、うまくまとめたかったのでした。前半では"生きがい"、後半では"Love Songs For You"をメイン曲として聞かせたかったからです。
 結果、けいこさんのリードで会場の皆さんもサビを歌ってくれたりするシーンが自然と生まれて、これはなかなかうれしいハプニングであり、ステージから見ていても感動させてもらいました。本当にありがたかったです。

 そして、だめ押しでm16は、文句なく全員盛り上がってくれました。私は個人的には手が痛くなる曲です。もちろん、演奏中は気がつかないんですが、これはそうとう鼻息が荒くなっている証拠です。

 11月の関西では"カーニバルの終わりに"ではなく、これまた「I'm Fine」から"愛するミュージック"がm14として入っていました。この曲も、少し強引にハードなギターをフィーチャアしてやってみましたが、正直、中途半端だったかもしれません。なので、最終的に東京の形になったことで、セットメニューがすっきりとまとまったと感じました。

m17.Love Letter
 一応、"Love Songs For You"をメインにと目論んでいたのですが、今回のライブ、特に東京2回のステージでの一番の発見は、この曲でした。
 83年の「KAREN-NA-Kiss」に収録されて、前から良い曲だとは思ってましたが、実際にやっていて、これほど気持ちの良かった経験は初めてでした。ようやく、我々がこの曲をうまくやれるようになったということなのでしょう。別段、何かを意識したり、やり方を変えたわけではないですが、単純に皆の気持ちが一つになった感じでした。後は、曲そのものが我々を引っ張って行ってくれたのでした。

En1.ほほにキスして(東京2部のみ)〜2.Too Far Away〜3.蒼い涙 Double En.この夜に

 どの会場でも暖かい拍手をいただき、ありがとうございました。アンコールでやった曲はそれぞれの会場でいろいろと楽しんでいただけたと思うし、我々もその場その場でワクワクさせられました。

 さて、これで2010年のライブハウス・ツアーは無事に終了です。しかし、2011年、早くも来月頭にはけいこさんのバースデイ・イベントが名古屋・東京であり、4月には新たなスプリング・ツアーが決定しました。それに、どうやら長く待たれたレコーディングが始まることになりそうです。これはこれは、今年の水越けいこさんはさらに勢力的な動きになりそうです。ファンの皆さんも大いに期待してくださいませ。私も大いに期待していますよ。

 何はともかく、いつも応援してくださり、本当にありがとうございます。そして、どうぞ今年もよろしくお願いします。
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by harukko45 | 2011-01-13 03:07 | 音楽の仕事

 今年初仕事は、水越けいこさんのライブハウス・ツアー「秋冬コレクション」の最終日、渋谷エッグマンでの2回公演でした。正月明けで、何かとシャキッとしない時期での仕事であり、このメニューでの本番は昨年の11月頭以来だったので、ちょっとタフな内容でしたが、それでもいつも暖かいファンの皆さんがたくさん集まってくれたおかげで、何とかやり遂げられたのでは、と思っております。お越し下さった皆さんには厚くお礼申し上げます。

 諸々の部分ではいろいろと反省しなくてはいけないものもあり、今後への課題を残しましたが、それでも堅実に1年を通してライブをやり続けた事は、ここ数年の活動の中ではとても画期的ことだったし、けいこさんにとって大変素晴らしいことであったと言えるでしょう。

 それと、何度も同じ土地を巡りながらも、常に新鮮さを失わなかったのは、けいこさんがメニューをかなり大胆に入れ替えて、リスクを恐れずにいろいろな曲にトライをしてきたことで、ミュージシャン側も緊張感を維持してのぞめたからだと思います。

 さて、今回のセットメニューを振り返ります。基本的には昨年11月のメニューがベースですが、東京ではオリジナル曲を2曲入れ替え、1部のみオープニング曲と、中盤のカバー・コーナーの3曲を入れ替えました。

m1.Moonlight and Sweet Night
 TOTOがバックをつとめた82年の「I'm Fine」は、大村雅朗さんのアレンジも良いのですが、やはりこの当時絶好調の勢いだったTOTOのメンバーの好演奏が興味深いわけで、バンドとしてのサウンドというより、L.A.の一流スタジオ・ミュージシャンとしての確かな仕事ぶりがとても光るのでありました。
 特にジェフ・ポーカロとデビッド・ハンゲイトのリズム・セクションはさすがの印象。今聴いても随所にしびれます。
 デビット・ペイチ、スティーブ・ポーカロのキーボード陣も実に「らしい」感じで良いですが、70年代後半から80年代前半にさんざん聴いたサウンドで、いかにも「AOR」なのが少しだけ抵抗感も。それは、ルカサーのギターにも言えるのですが。とは言え、演奏としては文句ない出来。やはり、一時代を築いたミュージシャン達には敬意を払いたいと思います。
 
 ただ、それまでのけいこさんの音楽からすると、少し明るすぎる部分もあるようにも思います。初期のアルバムにある独特な「くらっ」とする影の部分がTOTOによって抑えられたとも言えるかもしれません。

 そんな中で、アルバムの1曲目を飾ったこの曲は、曲の持つ哀感が勝っており、アレンジもオールディズっぽい3連バラードであるので、TOTOもさりげないバッキングでけいこさんのボーカルにピタっとハマっている好トラックではないでしょうか。ここでも、ポーカロの愛のあるドラミングが素敵。ペイチのアコピとエレピもまさに彼のタッチが感じ取れて、実に良いです。

 で、エンディングがトニックに解決せずに、そのまま次の曲につながるようになっているのが良かったので、今回のステージで生かさせてもらいました。

m2.If Without You
 91年の「Humane」の1曲目であるこの曲の最初のコードがm1の最後のコードと一緒なので、前曲の余韻の中で、イントロのアルペジオをギターで弾いてもらう事にしました。この流れは良かったと思います。CDでは後半の男性コーラスが印象的にボーカルにからむので、我々も頑張ってみました。

 東京での1部のみ、m1は"むらさきのシーン"になりましたが、個人的にはすごく好きな曲だし、詞もアレンジも前向きな幸せ感に満ちているのが良いです。収録されている「Jiggle」が81年で、「I'm Fine」の前作にあたるのですが、今聴くと、「Jiggle」での大村さんのアレンジはすでに次作を予感させるようなムードがありますなぁ。

m3.My Guy~4.移る季節(とき)に~5.秋想
 この3曲は秋のムードを意識して、一つの流れとして演奏しました。特にm4とm5は詞の中にも「秋」という言葉が出てくるのでした。

 m3はCDでは、かなりまったりとしたイメージで、全体に抑え込んだような演奏でした。でも、我々はちょっとハネ気味の演奏になってしまいました。私のピアノがそうなってしまったからですけど。演奏している方はこういうのはなかなか楽しいのですが、あまりうれしくなりすぎると曲の印象が変わってしまうので、危険です。本番ではそういう傾向が少しありました。

 でも、続く2曲は詞・曲・アレンジそれぞれに独特な強さがあるので、どっぷりその世界に入り込めるのでした。いわゆる「く~たまらん」ってやつです。それゆえに、演奏側にはこだわりたい部分が増えて、緊張感を呼び起こす内容です。そこが喜びでもあるのですが。東京での"秋想"はちょっと固くなっちまったなぁ、名曲だけに悔やまれます。

m6.TOUCH ME in the memory~7.星の子守唄~8.モナムール~9.生きがい
 けいこさんの代表作とたぶん多くの人がうなずくであろうと、勝手に思っているのですが、やっぱり「Aquarius」は名作でしょう。m6はその中でも人気曲なので、ライブでも定番・鉄板曲です。 

 で、続くm7もやはりライブではよくやっていたのですが、主にけいこさんのギターによる弾き語りでの形が多く、バンドでオリジナルの形をやるのはほとんどなかったと思います。なので、ちょっとテンポ感とか、全体の把握がもう一つであったと感じています。ただ、オリジナル・バージョンの持っているイメージは確かに「冬」って気分で、星と雪とがからんでくるムードです。おお、そういえば伊藤薫さんは"雪の子守唄"も作ってましたっけ。

 m8に関しては、先日のクリスマス・コンサートの時に書きましたが、今、結構好きな曲です。87年の「PROPORTION」はこの当時の打ち込みやシンセを強調したサウンドが、ちょっと気になる部分で、今だともっと骨太なリズム面を強調したくなります。今回、ドラムなしの3人編成のバンドでも、ライブで力強くやるのは正解だったように感じます。

 m9の"生きがい"は再び「I'm Fine」からで、このアルバムでのベスト・トラックだと思います。昨年の11月のライブでは諸事情あって、生でかなり強引にやってましたが、東京では打ち込みを使って、全体のグルーヴ感をまとめることにしました。スタジオ版では何と言ってもジェフ・ポーカロの16ビートがかっこ良く、特にタム一発でどっしりしたノリを作ってしまうところなど、しびれます。
 で、今回の打ち込みを作る際には、このタムの部分だけジャストよりも重めに打ったりしてみました。グルーヴ面での土台を打ち込んだ事で、実際の演奏では無駄な力が抜けて、とてもスムースに行ったと思いましたし、曲の良さを殺さずに出来たと思います。私は何度も出てくるイントロのフレーズからサビに入るところがすごく気持ちよくって、思わずニヤニヤしてしまうのでした。

 ちなみに、11月のライブでは"星の子守唄"ではなく、m7に"モナムール"でm8には"グッバイ・ダイアリー"をやりましたが、前半のピークを"生きがい"に持って行きたかったので、流れとしては東京の方が良かったと感じました。

 だいぶ長くなったので、後半戦は(2)へ続く。
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by harukko45 | 2011-01-12 14:40 | 音楽の仕事

Brian Wilson Reimagines Gershwin

 この前のアップではいかに昨年、ポップス系のCDを聴いてなかったかが、バレバレでした。そう、ほんと自分でも呆れるぐらい、いわゆる洋楽ってやつに興味がなくなっていたのでした。
 ところが、12月になってエルビスのリ・ミックスにやられるわ、ジョン・レノンの「Stripped Down」に刺激をうけるわで、「お、何てこった!油断しまっくてた」ということに気づきました。とは言え、お若いアーティストの作品には、やっぱりピンとこないままですが。

 で、このところちょっと熱が冷めていたブライアン・ウィルソンのことが急に気になって、昨年の秋に出ていたアルバムを最近聴いてみたら、とんでもなくガツンとやられてしまいました。
 「バカバカバカバカ!」前はとてつもなくのめり込んでいたブライアン先生、2004年に「Smile」を出し、その後コンサートも観て、もうすっかり自分の中では一つけじめがついてしまったようで、その後のアルバムに興味が沸かなかったのでした。それを今や大いに恥じ入る次第なのでした。

e0093608_56079.jpg 「Brian Wilson Reimagines Gershwin」、要はブライアンが最も好きな作曲家であるジョージ・カーシュウィンの名曲をカヴァーするって内容なんですが、これがただのカヴァーじゃない。もう、一体化、いや、ガーシュウィンのブライアン/ビーチボーイズ化をものの見事にやっちゃまった。だからといって、原曲へのリスペクトを忘れているわけじゃない。
 でも、とにかく、ビーチボーイズが戻ってきた。って心から感動してしまった。そんでもって、これはガーシュウィンの曲なんだ、すごい曲ばっかなんだけど、リスペクトしすぎて無難に(ジャズ・ビッグ・バンドやらオーケストラで)こなすなんてことは一切なし、さすがブライアン・ウィルソン。

 ということで、心が全く持って穏やかじゃなくなってしまった私は、まだ未聴だった2008年の「That Lucky Old Sun」も急いで聴いてみたのでした。
e0093608_519631.jpg かー!これもすでに素晴らしいじゃないの、何で聴かなかったんだろう。実を言うと、「Smile」大騒ぎの後、やったら「ブライアン神」みたいな人が突然あちらこちらから現れて、そこらじゅうで「傑作!傑作!」って言うは、しまいには「アルバムを出してくれるだけで、幸せ」みたいな評価が飛び交っていたので、個人的には何だか引いてしまう感じだったのでした。
 海賊版の「Smile」や「Sweet Insanity」見つけてきて、一人イジイジ聴いていた時代が懐かしい、なんて。

 とは言え、とにかく遅ればせながらここ最近の2枚を聴いて、ブライアンの才気はまだまだ健在、その才能は全く枯渇してはいなかった。比べてみると、「Gershwin」の方が好きです。「Lucky Old Sun」の方が「ビーチボーイズが帰ってきた」感は強いけど、ちょっと「どこかにあったなぁ」っぽいニュアンスも。「Gershwin」にはそれがもう一歩突き抜けていると思います。でも、もっと聴きこまないとね。

e0093608_5411888.jpg それと、「Smile」とともに幻の傑作で、ブライアンの不運を象徴していた「Sweet Insanity」の新しい版がいくつか出ていたことにも驚き。こちらも早速、仕入れて久々に聴いて涙しております。

e0093608_5415960.jpge0093608_5414822.jpge0093608_5413164.jpg



 
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by harukko45 | 2011-01-04 05:45 | 聴いて書く

Viva Elvis !

e0093608_16594798.jpg 去年はエルビスの生誕75周年でしたが、こんなカッコいいリ・ミックスが12月に出ていたのです。実をいうと私の昨年のベスト・ミュージック・アイテムはポップスでは「Viva エルビス」、クラシックでは「バーンスタイン/マーラー」DVD集でした。
 しばらく、これ聴いていれば楽しいです。「Viva Elvis」、ほんまにGreat Jobです。


ベスト・トラック"Bossa Nova Baby"、すごいです。エルビスかっこよすぎ!



こっちのビデオもいい。"King Creole"たまりません。



オープニングも痺れる。



続けて、"Blue Suede Shoes"


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by harukko45 | 2011-01-02 17:03 | 聴いて書く

謹賀新年

 2011年明けましておめでとうございます。皆様にとって良い年でありますように。今年もどうぞよろしくお願いします。

 今年こそ、明るい年にしましょう。もっと楽しくしましょう。
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by harukko45 | 2011-01-01 01:07 | 日々のあれこれ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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