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e0093608_14163018.gife0093608_14164218.gif 約1ヶ月に渡って繰り広げられた至福の祭典、ユーロ2008の最終章。今大会は攻撃的なチームが結果を残し、そのおかげでスリリングな見ていて楽しい試合が多かった。そして、その象徴とも言えるスペインが見事な勝利で優勝を飾った。スペイン、おめでとう!!

 終わってみれば、最初から最後まで常に良い状態をキープできていたのが、スペインだった。その戦いぶりに迷いがなく、華麗に流れるようなパス&ゴーの連続は、実に魅力的でワクワクウキウキさせられた。
 決勝においても、最初の10分ほどは慎重さや堅さが目立ったが、14分のイニエスタの突破からのクロスが、あわやドイツのオウンゴールになりそうだったのをきっかけに、本来のサッカーを取り戻して行った。やっぱり、リスクを怖れずにトライしていかなきゃ結果は出ないってこと。

 そして、33分。ドイツの裏を狙っていたフェルナンド・トーレスがシャビからのスルーパスに反応。ラームが先に追いつきそうだったのを、トーレスは強烈な能力で競り勝ってしまうのにはしびれた!GKのレーマンもスライディングしてきたが、その横を抜く見事なチップキックでシュートし、ボールは無人のゴールに吸い込まれた。
 このゴールは最高でしょう。

 その後は点にはならなかったが、ほとんどスペインのゲームで、ドイツは全くいいところがなかったと言っていい。特にバラックは体調不良とも言われていたし、何とか本番には間に合わせたものの、やはりそのパフォーマンスは精彩を欠いた。
 ここまで、好調だったシュバインシュタイガー、ポドルスキーの両サイドも完全に封じられ、ドイツのチャンスはセットプレーぐらいしか可能性がなかった。

 レーブ監督の采配には、最後まで疑問符がついてしまう。調子の悪いバラックを「精神的な柱」ということだけで引っ張り続けた結果、ドイツの攻撃は後半になっても一向に活性化できない状態になってしまった。ドイツの関係者は常に「最後まであきらめないゲルマン魂」「誰よりも強い勝利への気持ち」を強調するが、結局は体が動かなければ何も出来ない訳で。
 後半15分ぐらいでバラックをあきらめ、シュバインシュタイガーを中央にし、サイドに早い選手を投入するカケに出てもよかったように思う。

 スペインで期待していたセスクはそれなりに良い仕事をしたが、今回はシャビのゲーム作りがより光ったし、マルコス・セナが中盤の底からしっかりと支えた。スペインでは日替わりでヒーローが登場する感じで、そのことからもチーム状態の良さが見られたのだった。
 また、いつも言われるディフェンス面での不安は、プジョル、マルチェナを中心に最後まで踏ん張り続け、グループリーグでの3失点のみに防いだのは立派でありました。この辺は「美しいサッカー」を指向する代償としての脆さを見事に克服した最強チームであったということを証明したし、本国での辛辣な批判にも屈せずにこんなに「カッコイイ」チームを作り上げたアラゴネス監督は立派だったね。

 言ってみれば、当然のように良いサッカーをし、見るものを喜ばせたスペインがドイツを完全に圧倒しての優勝。私としては満足いく結果となりました。いろいろ、サッカー以外のドラマがあって、グチャグチャしながら、後々の遺恨を残すっていうのが面白い場合もあるけど、やはりスペインのような「巧い」チームが「華麗に」勝つことこそサッカーの本来の楽しさ。それを、見事に魅せてくれたスペインに感謝であります!

 あー、ただここに(ドイツの代わりに)ポルトガルがいたら、きっともっともっと狂喜乱舞していたでしょうが、まぁそれは次に期待して。
 とにかく、この1ヶ月、とことんサッカーの最高峰の戦いを満喫させてもらいました。今は終わってしまって、ちょっと寂しい。
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by harukko45 | 2008-06-30 14:22 | スポーツ

e0093608_2305951.gife0093608_2311557.gif この試合に関しては、あまりコメントするようなことはないでしょう。スペインは実に強かった。そして真に偉大なチームへの道を着実に進んでいる事を見事に示したということですね。

 ロシア、最後の最後でユーロ初戦と同じチームに逆戻りしてしまいました。オランダに勝ってベスト4となり、多くの賞賛を浴びたことで、満足感を得てしまったに違いない。どんな分野でも満足した時点で物事は終結です。
 だから、まだまだ王者でもなんでもないのに、スペイン相手に横綱相撲をするかのように受けてしまった。「10年早い」ってとこでしょう。昨日のトルコのように「失うものはない」といった闘志が全く感じられなかったのが、とても残念だ。
 ただ、このようにスペインにこてんぱんにやられたことで、若きロシアには今後の戦いに向けての意欲が生まれるに違いない。ヒディンク監督の元、今回の成功と教訓を胸に、もっと成長を遂げて欲しい。ロシアは、最初と最後が最悪だったが、それ以外では私の記憶に強く刻み込まれた素晴らしいチームでありました。

 そして、再びスペイン。これまでも多くのサッカーファンを魅了しながらも、期待を裏切り続けてきた彼らが、ついに大きな晴れ舞台に上がってきたのです。そして、相手はドイツ。これは楽しみで楽しみでしかたのない決勝になることでしょう。
 ロシア戦で大活躍だったセスク、凄い働きぶりでしたが、私としてはこれで当然であると思っています。彼こそがスペインの中心になるべき選手だったのです。

 ビジャのケガ、そしておそらく決勝での欠場は、彼が好調であったが故に残念ではあるが、それによってシャビ、イニエスタ、シルバ、セスクという「4人の芸術家」「黄金の中盤」が先発として揃う可能性が高まったわけで、これはこれで個人的にはとてもうれしいのだった。

 というわけで、決勝はスペインの優勝を大いに期待し、応援したいと思います。

 それにしても、ロシアのプレスを難なくかわし、スイスイと小気味良くつながるワンタッチ・パスの連続、パスを渡したものがどんどん前に向かって追い越していく動き、正確無比のラストパスに高い決定力。どれも魅力的で美しいサッカーではありませんか。日本もこれを目指したはずだったのでは?うーむ。

 ところで、W杯アジア最終予選の組み合わせ、日本はかなりラッキーだと言える。韓国、イラン、サウジ、北朝鮮とあたらないですむのだから。このグループで2位以内で勝ち抜けられないような事態になったら、卵ぶつけるぞ!
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by harukko45 | 2008-06-27 23:06 | スポーツ

e0093608_2355732.gife0093608_236105.gif 今回のユーロ、面白い試合が多い。そのことに大いに貢献してくれたチームの1つが、まぎれもなくトルコだった。3試合連続の逆転勝利、それも終了間際にゴールを決めて、見ているものをどれだけ驚かせた事か。
 正直、ここまでやるチームとは思わなかった。だが、実際には確かなテクニックと中盤での巧みなパス回し、そして最後まであきらめない強いメンタリティを持ち合わせ、本当に魅力的なサッカーを披露してくれた。

 一応、ドイツが勝つだろうと思っていたが、試合を見ているうちにトルコを俄然応援している自分がいた。内容的には断然トルコが素晴らしかったからだ。それも、彼らはケガと累積警告により9人もの選手を欠いていたにもかかわらず、試合開始から退いて守るようなことでなく、積極的な攻撃サッカーを繰り広げたのだった。

 その果敢な姿勢が功を奏して、22分に先制した時には、これはもの凄いことが起きるかもしれないとワクワクさせられた。だが、出来の大変悪いドイツは、それでもあっさりと点を取る。
 26分のポドルスキーのクロスにシュバインシュタイガーが合わせてのゴールは、まるでポルトガル戦のVTRのようだった。

 だが、基本的に試合を支配していたのトルコであり、後半に入ってもドイツはキレの悪さは相変わらずだった。にもかかわらず79分、ラームが苦し紛れに上げたようなクロスにクローゼが頭で合わせてのゴールには、「ちょっとやってられないな」と思ってしまった。確かにトルコGKのルシュトゥが飛び出しすぎてのミスだと思うが、それにしても、そんな簡単にゴールを決めるのはつまらん、ずるい、と思ってしまうではないか!何が、効率性だってぇの!

 ところがところが、ここからがまさに「奇跡」のトルコ、今大会の驚異の粘りは消えていなかった。サブリが右サイドでラームを振り切りクロス、それを、クロアチア戦で大殊勲の同点ゴールを決めたセミフが、またまたニアで合わせてゴール!まさに、信じられない!何て奴らだ!感動だ、感動だ!
 はっきり言って、この時点でトルコは勝ち越しゴールをも生み出しそうな気配だったし、こんなに面白い連中にこそ勝利はふさわしいとも思った。しかーし、神様はやはり気まぐれだ。トルコの同点弾のきっかけを与えたラームが、90分、ヒッツルスベルガーとワンツーで抜け出し、GKとの1対1でも、何と言うか、無慈悲なまでに冷静に、シュートを放ち、そのボールはゴール左上に突き刺さった。
 あー、これで万事休す。ドイツの勝利だ。

 が、ほめ讃えるべきは、最後まで魅力的な素晴らしいサッカーを見せたトルコであり、もしこのままドイツが優勝したとしても、私の記憶に今後も残り続けるのはトルコの方だ。

 このチームを指揮した、テリム監督のカリスマ性あふれる立ち振る舞いも、実に印象的だったし、その手腕には多くの人が賛辞を贈ることだろう。
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by harukko45 | 2008-06-26 23:07 | スポーツ

 昨日は早朝の飛行機で青森に飛び、2月のスウィング・シティ以来の二胡奏者ウェイウェイさんとの競演でありました。今回は私のピアノとの2人だけ、場所は青森市内のホテルだが、ディナーショウ形式ではなく、200人以上の観客を迎えての約70分のコンサートだった。

 青森のある団体の女性部会が主催ということで、お客さん達もほぼ女性中心、そのおかげか(?)音楽に対する反応も良く、おなじみの曲では手拍子も自然に起こったりして、リラックスしたマチネー・コンサートとなりました。
 
 それと、前回バンド・スタイルでやった時は、ジャズやポップスの要素とのミクスチャー的な響きが強かったのだが、今回のピアノのバックだけというシンプルな形は、二胡の持つ多彩な表現力をより生かすことになったと感じた。要は、ウェイウェイさんの卓越した演奏に余計な装飾はなくても、十二分に聴き手を感動させられるってことなのだった。

 というわけで、私としてはウェイウェイさんの素晴らしい演奏を後ろで支えつつ、時には五分に渡り合うという気持ちでのぞんだのだが、個人的にはいろいろと不十分なところがあり、だいぶ反省しなくてはならない。

 さて、例によって本番を振り返って。
m1.草原情歌
 中国民謡で、元々はモンゴル系の素朴な恋の曲と思うが、ウェイウェイさんはかなり自由なスタイルで、より情感を込めて弾く。お父上がつけたコードの流れが洗練されていて、とても美しい。
m2.上海メドレー/夜来香(イエライシャン)〜蘇州夜曲〜上海ブギウギ
 ウェイウェイさんの出身地、上海にちなんだ曲のメドレー。1930年代、上海は東洋におけるポップ・ミュージックの中心地として栄えていたのだが、その当時の有名曲と服部良一先生の代表曲を演奏した。
 頭2曲はメロディを中心に、最後は楽しくいろいろ展開するアレンジになっているが、特に上海(東京)ブギウギはノリよく進めたので、会場から手拍子が沸き上がって、ずいぶん盛り上げていただいた感じ。私としては、1人でのバッキングとソロにいろいろ工夫を凝らしたつもりだが、全てが思惑通りってわけにはいかなかったかな。でも、大きな拍手をいただいて、まずは一安心。

 ちなみに、こういった曲だと日本人としては李香蘭の名前と歌が浮かぶが、私はウェイウェイさんとの競演をきっかけに同時期の中国のスターで名歌手、周旋を思い出した。10年以上前だが、上海ポップスにはまった時がり、何枚かCDを買った中で一番良かったのが周旋のベスト盤だった。興味のある方は是非聞いてみて欲しいし、この当時の上海音楽シーンの活気と高い実力を感じて欲しい。

m3.Close To You/m4.Alfie
 一転して、バート・バカラックもの。それも誰もが聞き覚えのある超名曲。特にm4はメロディとコードだけで感動もの。実際、バカラック自身もぼそぼそと歌いながらピアノをポロポロ、それだけで何も必要ない。ただ、彼の曲を演奏する側は異様に緊張を感じるのだ、それは私だけかもしれないけど。
 
 この後はウェイウェイさんのオリジナルが続く。
m5.China Blue/m6.Lovers In Red
 ウェイウェイさんの曲の中でも、特に哀感の漂うメロディの2曲で、m5は私がアレンジさせてもらったもの。なので、比較的思い通りの演奏になったと思うし、ウェイウェイさんが間奏を完璧に弾きまくってくれたので、いたく感動した。
 そして、BlueからRedへと哀感も移り変わり、母上に捧げた曲(m6)を演奏した。前回、バンドでやった時は、二胡の繊細な表現が少し埋もれてしまう気がしていたのだが、今回のようにシンプルにやると俄然その素晴らしさが浮き上がったと強く感じたし、激しい思いと哀しい情感とが融和して、私はすっかり入り込んでしまった。
 ところが、あまりにも夢中になりすぎた私はエンディングに向かうタイミングを見失い、せっかくのウェイウェイさんの美しいソロに水をさしてしまったのだ。これは、とんでもない凡ミスであり、大変申し訳ないことだった。

m7.For You〜この愛を/m8.Changing Partners
 この2曲は前2曲の「毒」を消して癒すような感じ。特にm7はいつまでも耳に残るような良いメロディを持っていて、とても好きだ。前曲での失敗を埋め合わす意味でも、しっかりした演奏を心がけた。
 m8はウーロン茶のCMでおなじみの曲。パティ・ペイジの大ヒット曲を中国語でカヴァーしたのをTVで初めて聞いた時には、「こりゃ、やられた!」と驚いたっけ。ウェイウェイさんのボーカルが二胡とはガラっと変わって何とも素朴なのがいいんですね、これが。

m9.Voygers/m10.新天地
 本編最後はノリのいい2曲で、特にm10ではこれまた盛大な手拍子をいただきました。ほんと、なかなか積極的に参加してくれるお客さん達でしたね。

 そしてアンコール。
En1.SAKURA/2.賽馬
 ウェイウェイさんの新曲バラードと中国曲を続けて。賽馬(さいま)は1960年代に作られた曲だそうだが、時間は1分30秒ほどなのに、実に盛り上がる驚きの名曲。"SAKURA"では洗練されたニュアンスでやさしい表情だったウェイウェイさんが、この曲では火のような情熱で、ハイパー・テクニックを披露した。本当に馬が走っているのが見えるよ。
 そして、バァーと盛り上がってのエンディングでは、完璧に馬の鳴き声に聞こえる二胡のサウンドに会場は大喜び、ひときわ大きな拍手喝采を受けたのだった。

 あっという間の時間だったが、内容的にはかなりの濃さであったことは確か。ただ、個人的には全然まだまだの出来に、思うのは反省ばかり。だが、それでもこちらの気持ちを高めてくれるような気がするのは、やはりウェイウェイさんの音楽家としての大きさに触れられたからだと思う。
 
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by harukko45 | 2008-06-25 17:45 | 音楽の仕事

e0093608_180343.gife0093608_1804799.gif 強豪国同士の戦いっていうのは、こういう風になりがちですわな。決着がつかなかったのは、ひどく残念だった。少なくとも、点が入って引き分けというなら納得するけど。
 とにかく、両チームとも重かった。イタリアは守りきったとも言えるだろうが、スペインの不調にも助けられた。多くのチャンスでのシュートは決まらなかったし、フィニッシュに至る最後の仕上げのところで、スペインはうまくいかなかった。まぁ、そこがイタリアの守備の凄さなんだろうが。
 なかなか壁を乗り越えられなかった準々決勝のプレッシャーからか、スペインの攻撃にはいつもの柔らかさやスピードが消えていたのは確かだった。

 一方のイタリアも攻撃はことごとくだめだった。結局、相手を崩しきるような攻撃は61分のカモラネージのシュートぐらいで、後はセットプレーかハイボールでトーニに合わせるのが精一杯。やはり、ピルロを欠いた布陣では負けないまでも、まだまだ勝ちきれることはできないということか。

 個人的には延長後半で登場したデル・ピエーロにチームを救うゴールを期待したが、彼自身もあまりキレがなく、短い時間で大仕事をするのは難しかった。
 注目していたデ・ロッシは何とPKを失敗。この後、ディ・ナターレも失敗してイタリアは敗れたのだった。

 さて、今日のスペインはほとんど見るべきものはなかったと思うが、次はもっと良い内容のサッカーを見せてくれると期待したい。タレントはおそろしく揃っているのだから、この試合の重圧から抜け出したことにより、たぶん思いっきりやってくれるだろう。
 特にアーセナルで大活躍だったセスクは好きな選手だけに、ここまでいま一つ不完全燃焼なのが残念だし、そろそろ本来の力を見せて欲しいと強く思う。オランダのテクニシャン達が去った今、スペインのサッカーへの期待は高まる。

 そして、準決勝はロシアとの再戦。今やグループリーグ初戦の時とは別チームに進化したロシアとの対戦は、攻撃的チーム同士のスペクタクルでドラマティックな試合が見られること必至。たぶん、その後にある決勝戦以上の興奮を味わえるのではないかと思っている。
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by harukko45 | 2008-06-23 18:06 | スポーツ

 全く点の取れる気配もなく、あーこれで引き分けかと思ったら、何ともしょうもない形で90分にゴール。蹴った内田も微妙な表情だったなぁ。
 岡田監督は「どんな形でもいいから勝つ」ということだから、どうぞお喜びくださいって言っておきましょう。

 それにしても、日本の選手はきれいにプレーしますなぁ。きれいすぎて、これは監督の意図とは別に「引き分けでいいや」ってことなのかと思いましたよ。
 はっきり言ってこのゲームは消化試合なんだし、相手も主力を何人か連れてきてないんだから、なにをビビってバランスなんかとってんのか、と思う。
 また、その反対にバランスも何もあったもんじゃないのが両サイドで、左の安田は上がり過ぎ、でもって右の内田は前半ずっと抑え過ぎ。
 おまけに前線では工夫や強引な突破もなく、2列目からのワンパターンなスルーパスも何やら時代遅れな感じがして、まったく創造性を感じません。

 だいたい、3次予選での最多得点者が中澤とはね。今や、日本のゴールは中村・遠藤からのセットプレーで、中澤・トゥーリオのヘッドからしか生まれないのでは、とも思ってしまう。

 最終予選は9月からだが、今の状態では非常に厳しい現実が待ち構えていると思う。それに、たとえアジア予選で「どんな形でも良いから」勝ったとしても、それが世界に通用するようなサッカーになるとは到底思えない。
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by harukko45 | 2008-06-23 01:26 | スポーツ

e0093608_14381272.gife0093608_14382517.gif ロシア大金星!大波乱の様相を呈してきた今回のユーロで、ヒディンクのロシアが先週まで最強だったオランダを粉砕してしまった。

 スウェーデン戦での戦いぶりにすっかり惚れ込んで、これまでの態度を改め、ヒディンク賞賛派&ロシア・サポーターに転身した私だったが、ここまで凄いことをやってしまうとは思わなかった。
 ずっと見ているうちに、だんだんどちらがオランダでどちらがロシアなのか、と思いたくなるようなシーンがいくつもあった。それほどまでに、ロシアの方が積極的に攻め上がり、チャンスを多く作っていたし、オランダはグループリーグでの完璧なサッカーを忘れてしまったかのような鈍さだった。
 戦術的にオランダはロシアにうまく封じ込められていたとも言えるだろうが、それを上回るロシアの多彩な攻撃に四苦八苦するオランダの姿がやけに印象的だったし、どう見てもオランダ選手達の動きの悪さは目立った。

 決勝Tに入って顕著なこととして、各グループで2連勝して1位通過を決めたチームがここまで全て敗れている。どのチームも3戦目に主力を休ませて、この準決勝までに1週間ほどの余裕を持った。だが、これが裏目に出たとしか言いようのない結果が突きつけられている。
 それに、1ヶ月に及ぶ長丁場で、ずっと絶好調を維持することの難しさも見える。オランダは「死のグループ」C組での戦いでピークを迎えてしまったのだろう。それはポルトガルにも言えるかもしれない。

 それにしても、それにしてもだ。やっぱり、ロシアの選手達の素晴らしさを褒め讃えなくてはいけないだろう。
 アルシャフィンは常にチャンスを作り出すことの出来る存在であったし、2点目のアシストとなったクロス、そして3点目の巧みな抜け出しからのシュートは、まさに凄い仕事だったと思う。
 先制点を決めただけでなく、前線でのキープやチャンスメイク、シュートで再三オランダ守備陣を苦しめたパブリュチェンコも、もの凄い成長ぶりだ。彼らの働きによって、オランダ守備陣は消耗し、延長後半では完全に足が止まった。

 中盤のセマク、セムショフ、サイドのサエンコ、ジルコフの運動量とコンビネーションも凄い。また、センターのコロジンのミドル・シュートはブラジルのロベルト・カルロスを初めて見た時以来の迫力を感じた。

 とにかく、このチームは試合時間全てにおいて、攻撃の手を緩めなかった。オランダを怖れてズルズル退いてしまうことなく、常に果敢に向かっていく姿勢を貫いていたし、それを続ける事で、どんどん自信も深めていったように思う。なので、後半になればなるほど落ち着いたプレイぶりが見て取れたのだった。

 そして、監督のヒディンクに対しては、世界中のサッカーファン誰もが賞賛の言葉を贈るだろう。これまで、ヒディンクに敗れたことで、恨み言を吐いてきた人々(私も)はもはや口を閉じなくてはならない。

 さて、この大いなる可能性を感じさせるロシアの準決勝での相手は、スペインかイタリアか。どちらが来ても面白い試合が期待できそうではないか。
 私は、イタリアがやはりしたたかさを見せて上がってくるような気がしている。ここにも私注目の成長株、デ・ロッシ君がおり、主力であるピルロとガットゥーゾが出場停止という状況を逆に生かして、彼がイタリアの新しいリーダーになりえる試合なのではと考えている。
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by harukko45 | 2008-06-22 14:44 | スポーツ

e0093608_1456177.gife0093608_14562731.gif ポルトガルの敗退で沈んでいた気持ちも、こういうとんでもないドラマを見せられると、再びユーロへの熱が高まってしまうのだ!(調子良すぎ?!)

 延長後半14分での、モドリッチからのクロスをクラスニッチがヘディングでゴールした時点で、ほとんどの人がクロアチアの勝利を確信しただろう。だけど、再び、再び、(これで3回目の)奇跡は起こった。たぶん終了ホイッスル前の最後のプレイ、トルコGKルシュトゥがロング・フィード、両チームが競り合う中、こぼれたところをセミフがシュート。これを決めてしまうんだ、トルコというチームは!!

 クロアチアにとっては、時間稼ぎのメンバー・チェンジが認められなかったのも不運だったが、このあまりにも劇的なロスタイムでの同点ゴールはとんでもないショックであったろう。
 なので、続くPK戦での心理状態では、トルコが圧倒的に優位だったのは間違いない。

 そして、結果はクロアチアが3人外して、トルコの勝利。こんなことが起きてしまうとは。

 前回大会ギリシャに降りていた勝利の女神は、今回はトルコに微笑んでいるらしい。
それにしても、最後の最後まであきらめるな、って簡単に言うが、それを結果に結びつけるというのは、やはりとんでもないことだ。トルコの頑張り、粘り、凄い。
 個人的には、クロアチアがなかなかの好チームだっただけに、ドイツとの再戦を見たかった気もするが、気まぐれな神様はトルコを選んだのだから、しかたがない。

 さて、3たび起きた奇跡の勝利により、初の準決勝に進んだトルコだが、実際にはケガ人続出、出場停止も含め満身創痍の状態であり、相手ドイツがポルトガル戦のような別格のパフォーマンスを見せたら、さすがの「神懸かり」も勝利するのはむずかしいかもしれない。だが万が一、ドイツに格下相手への油断や慢心があった時、ゲルマンの「神々の黄昏」になる可能性もあるだろう。興味は尽きない。
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by harukko45 | 2008-06-21 15:11 | スポーツ

e0093608_11491530.gife0093608_11492648.gif ポルトガルのユーロが終わった。こんなに早く終わるとは、ガックリと気落ちしているし、とても悲しい。そして、フェリポンによる5年半も終わってしまった。

 22分のシュバインシュタイガーによる強烈な先制パンチが全てだったように思う。あれを守れていれば、その後はなかったろう。ドイツはこれまでにない集中力で試合開始から一気に圧力をかけてきたのに、ポルトガルは様子見のようにふんわりとした状態で受けてしまった。
 大事な試合にのぞむ危機感、緊張感において、すでにポルトガルは負けていたのだろう。

 その後はポルトガルの試合だったが、とにかく追いつきそうで追いつかず、結局セットプレーでの守備の甘さでやられてしまった。これも、集中を欠いていた結果としか言いようがない。

 ドイツの3点目はバラックのファウルにも見えるが、それももはやしかたない。その前にバラックに余裕を与えていたことが致命傷だった。

 私のユーロもほとんど終わった。これからは体のことも考えてビデオで見よう。ロシアの頑張りに期待したい。願わくば、決勝がドイツvsイタリアにならないことを祈る。
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by harukko45 | 2008-06-20 11:50 | スポーツ

e0093608_23382030.gife0093608_23382938.gif グループリーグD組の最終戦2試合。特に今大会、超ハイパーなプレイを見せつけているオランダと準々決勝で戦う相手が決まる重要な一戦、ロシアvsスウェーデンが大注目。

 さて、その結果は、ロシアが素晴らしい内容でスウェーデンを圧倒しての完勝だった。ロシア、ほんとに素晴らしい!!ヒディンク監督、恐れ入りました!
 スペインとの初戦で、弱々しい姿を見せて、すっかりプレッシャーに圧しつぶされたような若きロシアが、この短い間にこれほどまでに成長するとは、やはり驚きだろう。

 初戦惨敗後に、ヒディンクは「ロシアの選手はナイーブすぎる」と発言したが、この厳しいコメントも、今考えれば選手達の闘争心を蘇らせるための発言だったように思える。
 そして、ギリシャとの第2戦は、良い内容ではあったが結果は1-0の辛勝であったにもかかわらず、彼のコメントは一転して「今日は完璧だった。私はちょっと厳しすぎるのかもしれない」と選手達を絶賛。このあたりのマスコミを使っての選手誘導術もヒディンク・マジックの1つだったのだ。

 そして、今日の最終戦、地力では格上のスウェーデンは試合開始からすぐに「ほとんど何も出来ない」状態に引きずり込まれた。それほどまでに、ロシアの攻撃は素晴らしかった。攻撃が凄かった、猛攻だったというのではない、素晴らしかった、美しかったのだ。
 守りから攻撃への切り替えの早さ、何本もつながれるパスと流れるように後ろからどんどん選手が上がっていく連動性の高さは、まさに「美しいサッカー」「エレガントなサッカー」だったと言える。

 スウェーデンの選手達が、自分達の目の前を行き交うボールを、ただ見守るだけしか出来ずに立ち尽くす場面が何度あったことか。

 そして、今大会初登場のFWアルシャフィンは評判通りの働きを見せ、チームの勝利に大きく貢献した。彼とパヴリュチェンコの2トップとしてのコンビネーションは最高だった。
 それにプラス、両サイドの上がりも実に効果的で、ボランチからの展開との連動で、何度も決定的なシーンを演出していた。

 まさにこれが、「人もボールも動くサッカー」。日本が少し前に目指していた理念は、若いロシア・チームが実現しようとしている。
 思うに、ここ数年のヒディンクが関わった韓国、オーストラリアでは出来なかった理想のサッカーを、技術も時間も資金も豊富なロシアなら出来るとふんだのかもしれない。そして、それは実に魅力的なサッカーだった!

 これはヒディンク監督の母国オランダとの準々決勝がもの凄く楽しみになってきた。私は一夜にしてロシアのファンになってしまった!期待しましょう。

e0093608_23383969.gife0093608_23384912.gif もう1試合のギリシャvsスペインは消化試合であったので、やはり興味も薄れる。前回王者ギリシャは結局0勝3敗に終わり、レーハーゲル監督が「前回は30年に一度の奇跡だった」と発言したりして、何とも寂しい結末だった。
 一方のスペインはBチームとは言え、豪華なメンバー。だが、最後に一矢を報いたいとするギリシャにひどく手こずった。前半にセットプレーから決められてギリシャが先制すると、前回大会のことがよぎったね。
 だが、後半持ち直して61分に同点、88分に逆転したのだから良しなんでしょう。

 しかしながら、こちらの準々決勝の相手は、何と半世紀以上も公式戦で勝っていないイタリア。ギリシャと同じように守備に重きを置きながら、カウンターをしかける(それもギリシャよりもしたたかな)相手に、スペインは今日のようにかなり手こずる可能性があるね。調子が悪いとは言え、イタリアってチームは何だかんだ言っても厄介だろう。それと、この試合には、ある種のドラマが生まれるかも、それも「妖しい」やつを期待したい。(何だそりゃ?、うー、例えばレッドとかPKとか、疑惑の判定とか?)
 
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by harukko45 | 2008-06-19 23:40 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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