暫定税率復活

 ガソリン160円台になりますってよ、5月から。そんでもって、後期高齢者医療制度も見直さないんですよね。それから、年金問題だって全然解決できないんでしたよね。他にも、いろいろ問題抱えてましたねぇ。そりゃ、大変でしょう、そこら中にしがらみだらけだし、官僚は言う事聞かないみたいだし、自民党内には頼りになるような頭の切れる人材もいないようだし、たとえいても、いろいろ目の上のたん瘤がいっぱいで上がっていかれないんでしょうかね。
 だったら、別の党でも作ったらいいのに。でも、無理ですよね、二世議員ばっかりで、親から引き継いだ地盤を勝手にぶち壊すような勇気はないですよ、お坊ちゃん達には。

 公明党も頼りにならんです。そもそも、与党の数合わせと選挙対策に創価学会の組織票が使われているだけなのに、彼らもよっぽど人が良いとしか言いようがないんじゃないでしょうか? 公明党が何らかの影響力を政治に及ぼしたのってあるんですか。ちょっとはあったんだろうけど、それがお国の役に立っていたかどうかは、私には全然見えませんね。
 それに、公明党の議員の方々って、これほどまでに官僚的な答弁がうまいなんて思いませんでした。時に自民党の人よりも上手に官僚側の主張を代弁してましたっけ。
 
 いろいろ問題が山積なのはこんな世の中だからしかたないし、我々国民だってけっこう勝手気ままですからね。でも、とにかくね、1回「がらがらがっしゃん」の「がらがらぽん」になったらどうでしょうか、この国は。

 このまま自民党にのらりくらり政権を与えておくのは、「うんざり」なんですよ、全く。

 でもって、税制から教育から福祉、地方自治から経済政策に農業政策、安全保障まで全部見直しましょうよ。それには、これまでの政官業の癒着やらしがらみを数年かかってでも破壊しなくてはならんのですよ。
 ですから、今は頼りにならない民主党でも、日本政治の「まとも化」のためには、一度政権をついてもらいましょう。それも早い時期に。
 そして、我々国民は多少の混乱を覚悟しても、その後数回の政権交代を実現させなくてはならんのです。
 そうすれば、政治家達もそれを志した時の信念信条を取り戻していただけるかもしれない。それによって、ちゃんと主義主張と行動の整合性ある「まとも」な党に再編成されていくかもしれません。

 ですから、小沢代表には、このところの政局闘争戦略の連続に、私としては少々辟易気味ではありますが、何とか早期の解散総選挙に持ち込んで、念願の政権交代を実現していただきたいと、あらためて強く願う次第であります。
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by harukko45 | 2008-04-30 19:26 | 日々のあれこれ

聖火リレー

 4月はウィーンから帰国後、ずっと仕事に追われるような感じで、何とも落ち着かない日々が続いた。特に、ここ1,2週間は正直バタバタだった。
 なので、今月は大好きなスポーツ観戦もなかなかままならず、せっかく開幕したMLBも、シーズン終盤のヨーロッパ・サッカーもあまりチェックすることができなかった。

 が、とりあえずそのようなことよりも、結局、今月最も話題をさらったスポーツ・イベントは何と言っても「北京オリンピック聖火リレー」だった!

 ロンドン(6日)、パリ(7日)に始まった聖火リレーにおける混乱は、何よりも中国政府の対応の酷さ(ダライ・ラマへの強い批難、外国メディアの規制、特殊部隊によるあからさまなリレーの警備と主導、そして各国在留中国人の動員による大キャンペーン)、その奥にある中国共産党の高慢さが見えて、やはり、このような独裁政権による国家が「1つの世界、1つの夢」というテーマを掲げて、「自由、平等、博愛、そして平和」の象徴のようなオリンピックを開催していく矛盾を、完全に世界にさらけ出してしまったのだった。

 だいたい、世界中を回る聖火リレーは前回のアテネが近代オリンピック開催100周年の記念大会だったから意味があったものの、今回はそれが全く別の意味合い、それどころか、「何のため、誰のため」のリレーなのか、と強く違和感と疑念を抱く結果となってしまった。
 私にはチベットを支援する人々の抗議行動よりも、明らかに当局から動員されたような留学生を始めとする中国人達が、五星紅旗を振りながら「中国、ガンバレ」とシュプレヒコールする姿の方に、異様さを強く感じたし、はっきり言って不愉快であった。
 それは、長野の後行われた韓国においての、日本以上の大混乱の中、たぶん脱北者支援者だと思うが、その人が中国人に向かって、「国に帰りなさい、ここは韓国よ!」と叫んだことに通じることだ。

 中国側の「聖火を守れ」的なキャンペーンは、明らかに世界中に同様の不快感をまき散らしたし、まして各国に留学し仕事をし、西側メディアの報道にも十分に触れているであろう中国人が、突然としてナショナリズムを声高に主張(それも他国で)するのが、実に理解に苦しむのだ。彼らはかつてあった自分達の同胞の悲劇、天安門事件の情報を知らないはずはあるまい。
 それに、そもそもこの「聖火リレー」とはナチス・ドイツが始めたことであり、それがヒットラーによるナショナリズム昂揚のためのイベントであったことを理解するべきだ。だからこそ、フランスにおいて特に強く反発を持たれるわけだし、まして今の中国の「一党独裁による市場経済」という政治体制は、まさにナチスの「国家社会主義」と同じではないか、と疑問に思うべきだ。

 韓国での大混乱のあと、独裁国家・北朝鮮では整然と問題なくリレーが終わったとは、何とも皮肉な結果ではないか。

 とにかく、今の中国政府には問題が多すぎる。今回のチベットだけでなく、同じ少数民族であるウイグル族との問題の方が実は深刻であると言う人もいる。また、スーダンのダルフール紛争への対応をめぐり、かねてよりヨーロッパ諸国から批難とオリンピック・ボイコットへの示唆が出ているし、アメリカでも有名文化人達の中国批判は続いていた。
 日本においても、北朝鮮を援護し続ける態度、毒ギョーザを始めとする食品安全の問題、また東シナ海におけるガス田問題、そしてアメリカ軍との太平洋分割統治提案など、1つでも間違えば紛争に発展しかねないものばかりだ。

 私は中国人個々に対して、批難をする気持ちは毛頭ない。逆に、長い歴史の中で、深い文化・教養・知恵を生み出した彼らには大いに敬意を持っているし、その影響と恩恵は計り知れないと思っている。
 しかしながら、政府、国家権力に対してはあくまでそれをチェックし、批判していくことを忘れたくない。それは、日本政府に対しても同様だ。そうでなければ、自分達の自由や人権はいつの間にかなくなってしまうかもしれない。
 国、民族、故郷を愛すれば故、国家権力への監視を国民は怠ってはならないと思う。

 であるから、中国本土における「反フランス」的なカルフール不買運動など、全く見当違いで時代錯誤の行動であると言いたい。そのようなナショナリズムの表明は、逆に世界からの反発を招くだけに他ならない。そういった意味で、中国人民には真の民主化を目指し、ちゃんとめざめて欲しい。

 とは言え、それが早急に起こるとも思えず、私は2004年のサッカー・アジア・カップ中国大会における「反日」キャンペーンを思い起こしてしまうし、それが本番の北京オリンピックにおいて「反フランス」「反ヨーロッパ」に拡大しかねないと危惧する。最悪の場合、まともな競技大会になるのか、どうか。
 例えば、マラソンなんかで起きたらどうする?

 また、整然と無事に競技が行われても、それは裏での強力な警備と弾圧・締め付けがあってのことだろう、と予想できるわけだ。

 何とも、実に政治色の強い、平和の祭典になりそうだ。そして、これ以後、常に政治紛争を絡めたオリンピックという図式が定着してしまう気がする。もはや、政治とスポーツの分離は不可能であることを、しっかり自覚しなければならない。そして、国家による国際スポーツの終焉の始まりかもしれない。

 参考までに朝日新聞HPに掲載された記事をリンクしておきたい。「聖火リレー燃え広がる愛国心、冷める世界」
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by harukko45 | 2008-04-29 18:31 | 日々のあれこれ

水越けいこ/表参道FAB

 27日、水越けいこさんの春のツアー初日、表参道FABでのライブを終えてきました。満員のお客さん達に集まっていただき、何より感謝感謝ですし、そのステージでの内容も濃く、まずは大成功であったと思います。
 私は昨年の1月以来の再会ではありましたが、リハの初日からすぐに「けいこワールド」にすんなりカムバック出来た感じでしたし、ギターの田口慎二くん、ベースの高橋竜くんとによる3人で、1曲1曲コツコツ作り上げて行くのも楽しかったです。

 で、まだ来月、名古屋・大阪でのライブがありますので、ここでは曲目や内容の詳細は書きませんが、初日を終えて思ったのは、私が関わった水越さんのコンサートの中で、一番良いものになるのではないか、という予感です。
 それはまず、けいこさん自身の選曲と構成が良かったこと。1つのテーマがあり、それに沿って曲が選ばれていますが、その年代も音楽の傾向も様々だったので、一見バラバラになりそうな危険もありました。が、そのオリジナルにあまりこだわり過ぎずに、メンバーとともに一から作って行きたいという、けいこさんの意図があり、逆に我々ミュージシャン側の「センス」も試される、ということもあったわけでした。

 とは言え、私の場合はオリジナルの持つ良さに関しては、出来るだけ残しておきたいと考える方なので、その辺はお互いのバランスですね。でも、おかげでリラックスした音作りになりましたし、全体に今回のバンド・サウンドが生きて、いろいろな曲をうまく結びつけることにもなったように思いました。
 もちろん、編成的に再現できないアレンジもあるわけで、どこを残してどこを捨てるか、ってことになるので、ある意味、バンドの方に曲を合わせることで、統一感が自然にできたと言えるのでしょう。

 それにしても、けいこさんのレパートリーには面白い曲がまだまだありますねぇ。今回も「うーむ」と唸ってしまう曲に出会えましたが、前に一度やった時にはそれほどでもなかったのに、今回は見事にツボにはまりました。そういう曲にはやっぱり思い入れが強くなって演奏してしまいます。

 反省としては、やはり初日特有の緊張感があり、特に前半が少しカタかった気がしますし、多少ギクシャクした部分もありました。それに、私自身が少し頑張りすぎの力任せな演奏になる悪い傾向が出てしまったようでした。この辺は、きっちり自覚して、細かい点に気を配っていかなくては。
 が、後半は、バラードやしっとりしたものが多かったのに、ことの外スムースに流れましたし、しっかりとやれた満足感がありました。それに、全21曲、曲だけの時間で90分以上、けいこさんのMCも短めでしたので、ステージも客席も十分にけいこさんの音楽を堪能できたと言えるのではないでしょうか。

 というわけで、来月の名古屋・大阪がずいぶんと楽しみになってきましたが、このいい感覚を忘れずに、演奏により磨きをかけていきたいと思います。
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by harukko45 | 2008-04-28 01:10 | 音楽の仕事

 25日は「社会福祉法人かがやき神戸」主催によるチャリティコンサートに、タケカワユキヒデ&T's Companyとともに演奏してまいりました。チャリティ・イベントらしい、まさに手作りの感じのコンサートでしたが、メンバー・スタッフともに頑張って盛り上がったステージになり、何とも気持ちのいい満足感がありましたし、会場のお客さん達も楽しんでくれたのでは、と思っております。

 メニューは、いつものゴダイゴ・ヒット曲を始め、モトイちゃんアイちゃんのソロ、ビートルズのカヴァーといった内容に、今回はアイちゃんの新曲"Remember"が加えられました。その"Remember"と"Me And You"の2曲がアイちゃんコーナーだったのですが、会場でのリハでは、いまいちシックリ来なくて、アイちゃん自身ちょっと不安になっていました。しかし、本番では我々「オヤジ」ミュージシャン二人とも集中力が倍増して、なかなかいい感じになりましたし、アイちゃんの歌もすごく吹っ切れた感じで良かったですねぇ。特に"Remember"は今までにはない「泣き」の曲調が新鮮でした。
 その出来の良さに、タケさんがステージにいるのを忘れ「思わず父親になってしまいました」とMCしておりましたっけ。

 台湾での活動が忙しいモトイちゃんは、当日台湾から神戸直行というハードスケジュールにもかかわらず、疲れを見せずにいつもながら明るい表情で頑張っておりました。それにこのところ、二人のボーカリストとしての成長が著しく、タケさんとのハーモニーがずいぶん充実してきたのも、素晴らしいことですし、彼らのプロ意識の変化と自覚がオジサンにはまぶしいですなぁ、ハイ。

 終盤での恒例"ビューティフル・ネーム"での会場大合唱大会も、他の出演者の皆さんや主催側の関係者の方々がステージに加わって、賑やかなムードになりましたし、アンコールでやった"A Big Rock'n Roll Star"は個人的にも結構好きな曲なので、激燃えしてしまいました。

 てなわけで、全体的に気分は上々でコンサートを終え、私と土屋さんとスタッフで久々にくり出して、中華料理と紹興酒を味わい、神戸の夜を満喫いたしました。
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by harukko45 | 2008-04-27 05:02 | 音楽の仕事

 先週はサカイレイコさんのリハとライブ、その合間にお久しぶりの水越けいこさんのライブ用のリハが続きました。そして今週前半は、これまたお久しぶり、「王様」に新作ミニ・アルバムのレコーディングに呼ばれたので、喜んで馳せ参じましたが、体力的にはちょっとキツうございました。
 とは言え、それぞれ個性豊かな方々と音楽をやっていけるのは素晴らしい体験には変わりません。

 で、今回の王様のお題は「鋼鉄伝説」ってことで、「鋼鉄」から中味の方は、だいたい見当はつく感じね。それで選ばれた曲は古くはブラック・サバスに始まって、キッス、ボストン、チープ・トリック、ヴァン・ヘイレン、ジャーニー、そんでもって王様お得意のディープ・パープル。ただし、パープルの曲に関しては、オリジナルのアレンジでなく、今回のテーマに合わせて「なんちゃってメタリカ」バージョンってことに。
 レコーディング・メンバーはここ最近の王様プロジェクトおなじみの六川正彦さん(Bass)、三浦晃嗣さん(Drums)に王様のギター。そこに4曲私のキーボードが加わりました。それにしても、このメンバーの年齢を考えると、この手のロックはいかがなものか、と思いそうですが(私だって心配します)、何とまぁ、皆元気で驚きでしたなぁ。それと、やっぱ「ツボ」みたいなものを心得たメンバーとプレイ出来るのは楽しいものであります、ハイ。

 王様もギターで、特にヴァン・ヘイレンものなど、かなり頑張っておりましたし、なかなかの出来だったです。ボストンの曲はギターのダビング大変でしょうが、この調子でやり遂げてほしいものです。
 リズム隊のお二人は、ことの外キッスの曲が新鮮だったようですな。六川さんはジーン・シモンズのプレイに賛辞を贈っておりました。
 三浦さんは全編に大活躍で、相変わらずのこだわりぶりを見せてくれたし、何しろ今回の音が良かったね。さすがでした。

 私が絡んだ曲の中では、チープ・トリックのが面白かったですね。実は私は、この辺のロックが一番聴いていないわけで、その頃の興味はジャズやソウル、フュージョンってあたりでしたから。でも、あらためてプレイしてみると、なかなかでした。ただ、我々は「ザ・フーもどき」的な解釈でのぞみました。その方が、ピタっときたんですね。
 ジャーニーは、いかにも80年代でしたが、本当に久しぶりにこういう曲をやったって感じでした。かつてはこういうのばっかりやってたこともあったのに、今では「チョーめずらしい」音楽って言えるかも。でも、ものすごく売れたんだよね、当時。
 DPの曲の「なんちゃってメタリカ」バージョンは、この後王様がどう料理するか、私も楽しみであります。
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by harukko45 | 2008-04-24 00:57 | 音楽の仕事

サカイレイコ/青い部屋

 先週の19日は、2月6日以来のサカイレイコさんのライブ。今回は彼女のホームグラウンドの1つと言える渋谷の「青い部屋」でのワンマンだった。「青い部屋」はシャンソン歌手であり、作家、文化人として有名な戸川昌子さんのお店であります。で、レイコ嬢は戸川さんのお気に入りの1人なのでありました。うーん、何かわかる気もするね、毒気とか、強さとか、それでいて繊細さとか、微妙さとかから来る共通点がね。
 ある意味、ピアフを中心にとらえる日本のシャンソンという「独自」なジャンルは、戸川さんの強烈な存在が支えている部分って今もなお大きいのではないでしょうか。終演後に初めてお会いして、お話もさせてもらえて光栄でありました。いやはや、とにかくお元気ですし、若々しいし、はっきり言ってスケールがでかいです、人間としてね。そういうものが、普通にしていても感じられるわけです。だいたい、普段着で来たとか言ってて、着てらっしゃるのは真っ赤なロングドレス。なのに、花粉症(?、カゼ?)のせいでずっとマスクをしているルックスだけで、ぶっ飛びました。

 さて、我々自身のパファーマンスですが、前日までカゼで高熱を出していたレイコさん、本番前のリハでは、大変ナーバスになっていましたが、実際に始まってしまうと、持ち前の根性と舞台人としての意地がそうさせるのか、場所と満員のお客さんのエネルギーをもらったか、全く病気上がりを感じさせない歌声でした。それに、後半に行けば行くほど、力強さを増していった感じで、バックのこちらにもビンビン伝わってきました。

 私個人的には、前回のマンダラの時よりもリラックスしていましたが、その分「守り」の部分もあって、ちょっと反省です。が結局、最後には大汗かいて燃えてしまいましたから、これはやはりピアフの曲の凄さと、レイコさんの歌がハートに火をつけるのでしょう。

 曲に関しては、前回以上にクラシック・シャンソンが多かった感じで、"セ・シ・ボン(Cest Si Bon)"とか"パリ野郎(Paris Canaille)"なんて曲をやる自分を、去年までは想像もできませんでしたが、今では実に新鮮な刺激になっています。
 この頃のシャンソンって、ディキシーランド&ニューオーリンズ・ジャズのフォックストロット、スウィングっぽいグルーヴとニュアンス、それにヨーロッパのジプシー音楽、ワルツ、ボルカなどが面白いバランスでミックスしてあるわけで、なかなか演奏家としては興味の尽きない世界。それが、フランス語・文化、ピアフという強烈なフィルターを通すことで、より「アヤシく」なっているのでした。
 もちろん、「宝塚」的に豪華に、わかりやすくやっていくのもエンターテイメントとして正しいけど、その奥の、ちょっと「文学的」とも言える世界に深く入り込んでいくのが、やはり楽しく感じられるのでした。ここら辺の興味はしばらく続きそうです。

 前回のライブでもやった"群衆"や"ジョニー、お前は天使じゃない"には相変わらずゾッコンですが、今回初めてやった"ふさいだ心のマルゴ(Margot Coeur Gros)"、これがまたスゲー曲で、2分程度なんだけど、転調が6回もあって、頭クラクラ。全体的にサーカス音楽っぽく、ストリート・オルガン(手回しオルガン)が奏でるような世界。また、フェリーニ映画でのニーノ・ロータ風でもあり、かなり好きです。ただし、うまく弾きこなすにはなかなか難しかった。これは今後も要練習で、体にぶち込みたいと思っております。
 
 それから、ピアフの代表作の1つ"ミロール(Milord)"、これはいわゆる典型的な「ピアフ調」とも言えるミクスチャー・サウンドですが、シンプルなメロディと構成にもかかわらず、文学的かつ演劇的な音楽になっているのでした。でもって、実際ライブでやると、何だか盛り上がっちゃうんだな、これが。楽しいし、悲しいし、踊りたくもなるけど、泣きたくもなるってところ。

 それから、もう1つピアフの有名作"水に流して(Non,Je Neregrette Rein)"はスローなシャッフルが、ちょっと「水戸黄門のテーマ」風にもなりそうなんだけど、まさに「水の流れ」のように表現しなきゃいけないんだった。これもむずかしかったなぁ。でも、これもシンプルなのに、何とも深みのある曲だった。

 今回もサカイレイコさんには、いろいろ刺激とエネルギーをもらい、感謝です。まだまだ勉強して挑戦していくものは多いなぁ。音楽の魅力って、ほんとに尽きないなとまたまた実感いたしました。
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by harukko45 | 2008-04-23 16:47 | 音楽の仕事

 21世紀になって、私の好きなロック・バンドはホワイト・ストライプスだけだったのだが、その唯一絶対の位置を脅かしかねない存在が登場した。

e0093608_238219.jpg "The Raconteurs/Consolers Of The Lonely"、これ、まじに凄くないっすか?聴いた人いたら、ご賛同願えるかしら? 私にとっては、かなりのヤバさでヘビー・ローテーション化しているアルバムであります。

 で、ホワイト・ストライプスの強力なライバルとなったこのラカンターズのボーカリスト、ギタリスト、キーボーディスト、ソングライター、ミキサー、プロデューサーは、なんとあのジャック・ホワイトなのだった!!!

 ああ、結局、ジャックのライバルはジャックだったのか!

 昨年、ストライプスの"Icky Thump"がリリースされた時のブログでは、「いくらジャック・ホワイトが天才であっても、何から何まで素晴らしいわけじゃない。私はRaconteursにおけるジャックは、ただの余暇だと思っている。」と書いたが、今回のセカンド・アルバムを聞き、それが全くの間違いであり、全面的に訂正しなくてはならなくなった。ラカンターズのデビュー時に、ジャック自身はインタビューで、「このバンドは、ただのサイドワークじゃない!」と強く語っていたことを思うと、私はジャックに深く謝罪しなくてはいけません。

 ジャック君、ごめんなさい。君のことは本当に「天才」だと思っておりましたが、これほどまで凄いとは予想だにしませんでした。私の浅はかさを深く反省いたしますです。

 とは言え、やはりラカンターズのファーストは、それほどでもなかったよ。それが、セカンドで途方もなく高い世界に行ってしまうなんて、驚き以外の何もないよ。でも、もちろんうれしい驚きであることは間違いない。

 たぶん、今年のロック部門は早くもこのアルバムで私は終了です。ですから、2年連続でベスト・ロック・アルバムはジャック・ホワイトで決定です。
 正直、これを聴いていると、もう60年代末から70年代初期のロック黄金期のアルバムを聴く必要がないように感じます。ツェッペリンもストーンズも当分、確実にいらんですね、私の場合。
 こういうロックを現代でも創造できるんだ、スンバらしい!! ジャック愛は永遠。
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by harukko45 | 2008-04-19 02:41 | 聴いて書く

 よっしゃ!まずはオークランドとの初戦、エースであるヘルナンデスの完投で手堅い勝利。ネットでのスコア情報のみでしかわからんが、全体的にはしまった好試合をうまく勝ちに結びつけた様子。何と言っても先発ヘルナンデスの好投が光った感じね。イチローは初回の先制点となるヒットのみだったが、城島は2安打とどうやら上り調子は本物でしょう!
 これで5割復帰、この勢いで頑張れ!
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by harukko45 | 2008-04-17 13:29 | スポーツ

 イチローのツーベースに始まって、シアトル久々に打線爆発。城島も復活の気配濃厚の3安打で日米通算1500安打達成おめでとう!でもって、大量11点での大勝。昨日の完投負けの鬱憤を晴らしたってところでしょうか。
 しかしながら、投手陣は相変わらずのフニャフニャで、ピリっとしない感じの6失点。これじゃ、明日からの同地区ライバル、オークランド・アスレチックスとロサンゼルス・エンゼンルスとの5連戦に不安を残すなぁ、もう。
 先発で今年期待のビダードが早くも離脱で、クローザーのプッツもまだ戻ってこないんですからねぇ。そんな中、久しぶりにアーサー・ローズが9回に登場したのはちょっとうれしかったす。5年ぶりですか、38歳、頑張って欲しい。何しろ、かつてはセットアッパーとして毎試合登場して、チームを救っていた人ですから。

 頑張って欲しいと言えば、カンザス・シティの野茂。3年ぶりのメジャー復活での登板、前回のヤンキース戦では2ホームランされたものの、松井を三振に仕留めたらしいが、今日はイチローとの対戦が実現し、にわかに熱い気持ちになりましたよ。
 結果は、フォークをイチローが「らしくない」スイングでの三振。これは、イチローの方に何かしら精神面での迷いがあったな、と思った。そしたら、試合後のインタビューでも、「やりづらかった」「桑田さんが浮かんだ」と語っていた。うーむ、昨年の桑田との対戦でも、三振でしたしねぇ。やっぱり、超一流のアスリートではあっても「情」が「技術」を狂わすことがあるんですな。

 ここだけ見れば、日本人メジャーのヒーロー、野茂英雄が見事意地を見せた、ってことになるんだけど、残念ながら、それ以外でのピッチングは全く良くなく、被安打3、与四球2、失点4で、そこまで互角だった試合をぶち壊してしまった。防御率も13.50では、投手陣が好調のロイヤルズにあっては、今後登板できるかどうか、あるいはマイナー降格の危機も出てきてしまった。うーむ、これはこれで、辛い気持ちになるなぁ。
 けっして諦める事なくやり続けてきた野茂が、今年つかんだ復活のチャンスだけに、何とかメジャーの舞台に留まって欲しいという思いは強くあるわけで、どうか、もう一踏ん張り頑張って欲しい。

 また、カンザス・シティに関しては、ロッテから移籍した薮田も登場、正直「マズマズ」と言った投球だったか、まぁ、試合の流れがほぼ決着した状況だったから、調整登板とも言える。彼には今後の活躍を期待するし、ヒルマン監督の「日本的野球」が100敗チーム・ロイヤルズに本当の強さをもたらしているのか、これから注目です。

 とは言え、他のチームよりもマリナーズ、明日から5連戦、たのんます!
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by harukko45 | 2008-04-16 17:28 | スポーツ

 先週は、久々の風邪っぴきでしたが、それにもめげず、タケカワユキヒデさんとのリハと本番にのぞみました。面白かったのは、12日の本番会場が相撲でおなじみの両国国技館だったこと。これは、ある企業のイベントだったのですが、かなり大規模な内容で、会場でのリハは前日の早朝に行うというスケジュール。朝弱いミュージシャンには辛いものがありましたが、それでも「相撲の殿堂」国技館に初めて入れて、ちょっとワクワクでもありました。

 何しろ、我々の楽屋が行司さんの控え室、その近くには東の支度部屋やら報道関係の部屋やらあって、それだけでも興味深かかったし、ステージは向う正面に設置、土俵は地下に下げられており、その屋根は天井に上げられ、座席も自動制御で移動、いわゆる桟敷席の畳を取り除いて椅子が並べられていたのでした。これで、3000〜4000人規模のコンサートホールに変身。一回り小さい「武道館」仕様になっておりました。
 もちろん、取り組みを表示する電光掲示板や、優勝力士の大きな写真はそのまま残されており、これがなかなかいいムードなわけで。何となく自然に、こちらにも力水をいただいた気分になっちゃう。それにステージで感じる音の響きも結構良く、すごくやりやすかったのでした。

 そして本番当日は、逆にゆっくりと夕方入り。我々の前には松浦亜弥さんがバンドを率いて出演、アイドル好きのオジサンとしては、早速客席側から見学、初あややを堪能させてもらいました。いやぁー、明るくって良いですなぁ。あややは生の歌もしっかりしてますね。

 さて、我々タケさんチームは、1月のディナーショウでの編成、つまり4ピース・ロック・バンド+T's Companyという布陣であります。
 そもそも、何でタケさんがトリを務めるかというと、この企業の社歌をタケさんが作曲しているからなのですが、それもすでに10年前とのことで、本番前には、タケさん自身「もう社員の皆さんは忘れているんじゃないの?」って心配していました。しかし、何とその曲をオープニングでいきなり披露したら、皆ステージ近くに集まって、拳振り上げるは、一緒に歌うは大盛り上がり。思わず、タケさんが「憶えていてくれているとは、感激です!」とMCするほど。

 というわけですから、気分が悪いはずもなく、その後も終始熱気のあるステージになりました。それと、やはり大きな会場での気持ち良さがあって、バンド全体にスケールアップしたサウンドになっていました。そんな相乗効果のおかげもあって、全員の好パフォーマンスにつながったと思います。
 ですから、当初の予定ではアンコールなしの段取りだったので、"999"後に引っ込んだものの、大きな拍手に応えて、"ガンダーラ"と頭にもやった社歌"Make A Wish"をもう一度演奏したのでした。

 それにしても、企業イベントとは思えないような熱さで、こちらも大いに楽しませてもらいましたし、やっぱ国技館、人々を沸かせる何かがあるのかもね。
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by harukko45 | 2008-04-16 16:16 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる