<   2005年 11月 ( 36 )   > この月の画像一覧

いよいよ師走のノリ

 28,29日は元ゴダイゴ、最近はテレビでもおなじみのタケカワユキヒデさんのリハーサルがあった。これは、12月11日におこなわれるクリスマス・コンサート用のもので、タケカワさんと二人のお嬢さん(もといちゃんとあいちゃん)によるユニット「T's Company」のステージだ。
 バックは私のキーボードと、これまたおなじみの土屋”会長””オッサン”潔さんのギター(あ、忘れてた、ベースも)である。
 
 いつものことだけど、タケカワさんは毎回けっこう凝った構成にするので、最初はなかなか大変。二人だけでの伴奏だから、いろいろ忙しい。でも、じょじょにまとまり始めると独特の暖かくてポップな世界があらわれて、ムッチャ楽しいのであります。

 「これでもか」風、徹底的なクリスマス・メドレーからゴダイゴ時代の名曲まで、盛りだくさんの内容で、初めてやる曲も多いので、かなり頑張らねば。あともう一日リハがあるので、それまでにこちらもしっかりまとめておかなくちゃいけない。

 重なる時は重なるもので、12月に入ると毎日日替わりで違うアーティストの仕事が続く。松崎しげるさんと大橋純子さんのジョイント・ショウ、函館2日間のジュンコさんコンサート、そしてJohn Lennon追悼イベントなどなど、いろいろ呼んでもらえて有り難いことだが、油断すると混乱しそう。つとめてクールに、だが演奏中のハートは熱く、をモットーに集中を切らさず、今年いっぱいを乗り切ろうと思います。
[PR]
by harukko45 | 2005-11-30 17:58 | 音楽の仕事

阿久悠氏40周年番組

 三日前になるが、27日にTBSの年末特番「ザ・ヒットメーカー/阿久悠40年記念特別番組」の収録があった。私はジュンコさんのバンドとして、2曲演奏した次第。放送は12月29日の夜とのことだ。

e0093608_4413248.jpg 当然、日本歌謡史に輝く大作詞家・阿久悠さんの功績を讃えて、おなじみのヒット曲をオリジナル歌手の方々歌い連ねるわけで、内容的には豪華なものになるだろう。
 我々のシーンでもカメラの数が多かったし、かなりこったアングルもあったりして、久々に「派手な」感じが楽しかった。

 演奏したのは、「たそがれマイラブ」をジュンコさんと我々で、そしてもう1曲「夏女ソニア」を、もんたよしのりさんとともに20数年ぶりの再演をおこなった。
 いやぁ、ジュンコさんともんたさんのデュエット、盛り上がったよ。曲も80年代の時代性がすごくある曲で、まさに「イケイケ」なのだ。で、あの二人がシャウトするわけでしょ、こっちもやっぱりノセられちゃいました。

 バンドのメンバーとも話していたんだけど、今じゃ絶対に出てこないようなシカケやコードの流れ、リズムのパターンがアレンジの中に登場してきて、それがその時代を象徴するんだけど、何かここにある、いい意味での「元気さ」「ゲセワさ」って、最近忘れてるように気がしてきたのだった。
 すべてが、今に必要なわけじゃないし、あの時代(80年代)への後悔はそこを経験してきた人なら誰しも持っているけど、こういう曲や歌の中に意外な面白みを最近はちょくちょく見かけるようになったのも事実。そうやって、小さなことでも発見することが出来るのも、こういう仕事をしている幸せの一つでもある。

 皆さんも、暮れにお時間があえば、29日のTBSをチェックしてみて。


関連
photographs/TBS阿久悠トリビュート年末特番編

[PR]
by harukko45 | 2005-11-30 04:44 | 音楽の仕事

今日のFREE(5)"Tons Of Sobs"

 シンガポールから帰ってから、フリーをきっかけにあっちふらふら、こっちふらふらで音楽評論家ぶっていたが、その肝心のフリーをそろそろまとめなくちゃ。

 で、その5回目はファーストの"Tons Of Sobs"を選んだが、これはある意味「60年代後期のブリティッシュ・ブルーズ・ロック」なしでは生きていけない人、その道の研究家が聴き込むべきものだろう。正直、今の耳でこれを完全にすべて楽しめというのはつらいところがあるのは否めない。
 が、そう簡単に片付けられないのがフリーの奥深さ。

 何たって、若い。なのに、渋い音楽だ。小僧がマジにブルーズしまくっている。だからポール・コゾフは夢中になって弾きまくっている。そのせいで、ポール・ロジャースの存在がいつもより薄く感じる。おもしろいのは昨日のザック・ワイルド20歳デビューにおける「弾きまくり」とこのコズフの19歳デビューの「弾きまくり」の比較。
 時代の違い、ロック・ビジネスの違いなど、簡単に比べてはいけないだろうが、とにかくこの二人の共通点は筋金入りの「バカ」だということだ。
 同じようにレスポールを爆音で弾く姿を頭の中で思い浮かべてみると、何だかニヤニヤしてしまう。

 ただ、コゾフの方がハートは繊細だ。だから、早死にしてしまう。かたやザックは根っからのサバス党だから、最初から悪魔にハートを売ってしまっていて、酒もドラッグも何のそので不死身かも?
 19だろうが20だろうが、こんなギターを弾くやつが近くにいたら、何をさしおいても聴きにいくにちがいないほどの大バカ野郎どもだと思う。

 だから、コズフを楽しもう。素晴らしくのめり込んで弾きまくっている。それでいいのだ。そのかわり、バンドとしてはまだイマイチだ。それは、その後を知っているからだけど。
[PR]
by harukko45 | 2005-11-26 01:25 | 聴いて書く

Ozzy Osbourne & Zakk Wylde

 22日の深夜、マイルスの後、続けて「オズ・フェスト」10周年記念スペシャルと称するTV番組があり、今年のオズ・フェストのダイジェストと出演ミュージシャンなどへのインタビューがたくさん紹介され、最後にはスペシャル・イベントとしてオリジナル・メンバーによるブラック・サバスのライブ・パフォーマンスも放送されたのだった。
 おいおい、ジャズの後はヘビメタかよ、と呆れないでくだされ。私、オジーのこと好きなんです、ハイ。最近はほとんどヘビメタ系は聴いてないのだが、80年代後半はけっこう聴いておもしろがっておりました。

 きっかけはこのアルバム。"No Rest For The Wicked"
ドラマーの松永俊弥君に「とにかく聴いてみてください」とすすめられ、「おお!これはすごい。」と一発でまいった88年の傑作アルバム。そしてこれは同時に、弱冠20歳でオジー・バンドに加入したギタリスト、ザック・ワイルドのデビュー盤でもあるわけ。
 この手の音楽の苦手な方(たぶん、食わず嫌い?、まあジャケットでちょっと「ひく」わな。)も、だまされたと思って聴いてみてほしい。とにかく余計な理屈、情念、知識の必要なしで、ただただロックすることのかっこ良さを感じられるし、それを聴いてスカっとできること間違いない。
 「あー、ロックってほんと楽しいですね。」

 このアルバムで大ファンになった私は翌89年の来日公演にも行ってしまった。場所は横浜文化体育館(だったかな?)で、2階席なのに音がかなり良かった。上半身裸でレスポールをブンブン弾きまくるザック・ワイルドは期待通りの大暴れだったが、それ以上に御大オジー・オズボーン師匠の超越的なキャラクターとユニーク極まるパフォーマンスに完全ノックアウトされてしまった。
 以後、彼の歴史を遡ってギターがランディ・ローズの頃のアルバムやブラック・サバスも聴いてみたし、またメタリカからモトリー・クルーまでその当時のメタルの右から左まで手当たり次第聴きまくったのだった。
 が、その後突然オジーが引退してしまい(その後、予想通り復活)、それを境に私も急速にロックから離れてしまった。

 だから、その後のメタル・シーンのますますのご発展(それもよりコアな方向で)の様子はほとんど知らない。例えば、ビッグなバンドに成長し現在も精力的なメタリカあたりは、大橋バンドのドラマーの植村君の方が今はくわしいね。

 それから、オジーはMTVでの番組「オズボーンズ」で見事、全米のお茶の間に進出し、大きな支持を得るという快挙を成し遂げた。でも、それもわからないでない。彼は最高に愛らしいキャラの持ち主であり、サービス精神に満ちあふれた素晴らしいパフォーマーなのだから。
 奥様で敏腕マネージャーのシャロンも表に裏に大活躍で、この辺がちょっとプロレスの面白みに似てるのかな。

e0093608_4112432.jpg さて、その当時私の心を見事に射止めた期待のギタリスト、ザック兄貴はその後いろいろありながらも、今も堂々たるロック道を進んでいるようで、頼もしい。で、最近の様子を知ろうと思い、多くのファンが推薦している"The Blessed Hellride"を聴いてみた。彼自身のボーカルはもう一つだけど、ギターはやっぱりイイ!好きだなぁ、ザック・ワイルド!

 あ、そうそう。こういうハード・ロックは爆音で聴け!と一般的には思われているが、実は小さい音で聴くのが絶対良い。特にメタルは非常にコンプレッサーのかかりがいいジャンルだから、小さな音でも細かい部分がよく聞き取れて楽しい。それに、爆音だと疲れるでしょ。いい演奏のメタルを小さい音で聴く、これがオシャレ?
[PR]
by harukko45 | 2005-11-25 02:16 | 聴いて書く

 22日WOWOWの放送で、70年ワイト島フェスでのマイルス・デイビスのライブを観た。やっぱりとんでもない演奏だった。もう後半はトランペットを吹くマイルスの顔がアップになるたびに、熱いものがこみ上げて、思わず涙してしまった。
 たぶん、これからも何回も観るだろう。きっと、何度観ても飽きないと思う。その度に、自分の脳ミソが新たに入れ替えられるような感覚になるだろう。

 何であんなにマイルスってカッコイイんだろう!

 このライブの後、彼は73年に2度目の来日をしたが、私はコンサートには行けなかった。しかし翌々年、75年の3度目の来日公演で初めてマイルスを観ることができたのだった。
 期待に震えながら、憧れのマイルスを「目撃」するためにたった一人で行ったのだが、正直この時は、そこで演奏されたものが全然理解できなかった。「何じゃ、こりゃ?」って感じ。それまで、レコードでは感動しまくっていたマイルスの音楽がこのライブでは全くダメだったのだ。(でもまあ、当たり前かも。この頃は60年代以前の4ビートものに夢中だったし。)

 特に最も「何じゃ?」と思ったギターのピート・コージーは、ルックスもギターの音もブっとびまくってた。マイルスが弾くヤマハのコンボ・オルガンによる不協和音は「ビシャー」「ンギャー」って感じだし、トランペットも電化されててワウまでついて、「クワッ、クワッ」っていってるから「何じゃ?」。エムトゥーメはずーっと、ドンドコドンドコ、コンガを死ぬまで叩き続けるかのようだったし。
 その後も「何じゃ?何じゃ?」とずっと思っているうちに、コンサートの後半ではドラムのアル・フォスターが突然演奏をやめて引っ込んでしまい、その後はピート・コージーがドラムを叩いたので、ますます「何じゃってぇーの?」と思ったら、それでオシマイになってしまった。あらーぁ、終わり?(アルは本当に怒って、楽屋に帰ったのだそうだ。)

 その時は、ひどく落ち込んだ。「マイルスに感動しないなんて、何故?」

 でも、もう一度考えてみると"In A Silent Way""Bitches Brew"を中学生で初めて聴いた時(よーく思いだしてみたところ、中学時代持っていたのは2枚組の日本編集によるベスト盤で、LP片面に1曲ずつ、「In A Silent Way/It's About That Time」「Bitches Brew」「Right Off」「Saturday Miles」が収録されているものだった!)も、「何だかわかんねぇ」と思ったもの。だけど、理解できないのがくやしいから、何回も聴いていくうちに、「げっ!これって凄いかも。」ってことになったのだった。

 そうしたら、しばらくして私が観た日の演奏が、FM東京でオンエアーされたのだ。そして、それを聴いてびっくりした。何と何と、ものすごくおもしろかった。ものすごくカッコ良かった。あまりにも感動して、その当時サックスをやっていた私は、ソニー・フォーチュンのソロをコピーしたのを覚えている。
 実際、譜面にしたらびっくりするようなことは何もなかったのだが、実際に聴こえたサウンドは最高だった。それは、フォーチュン氏がどうのこうのでなく、マイルス・バンド全てから湧き出る「何か」が凄かったのだ。

 その時の大阪公演がライブ・レコーディングされ、"Agharta"(右)"Pangaea"(左)としてリリースされている。
 ピート・コージーは今聴いてもブっとんでいる。マイルスのオルガン・サウンドは強力にイケている。エムトゥーメはやっぱり死ぬまで叩き続ける気だ。
 でも、やはり理解不能な「妖しい」ムードがあり、単純に楽しんで聴けるものではないことも確か。
 この演奏(75年1月)の後、9月にマイルスはバンドを解散し、病気療養に入るが、早期復帰の願いはかなわず、以後6年間も音楽活動の休止を余儀なくされてしまった。今考えると、そのことが暗示されているように思えてくるわけだ。

 まさに、燃え尽きる寸前の凄まじい記録。そして、マイルスが最も刺激的で、影響力のあった時代がこの時終わった。
[PR]
by harukko45 | 2005-11-24 01:27 | 聴いて書く

 今日11月22日は、本当ならば私は近くのHMVに乗り込み、手には1万5千円握りしめ、あの偉大なる偉大なる偉大なるマイルス・デイビスの"The Cellar Door Sessions"6枚組を買うつもりであった。
 これは、私にとって2005年最大のイベントであり、今年ここまで頑張ってきた自分への最高の「ご褒美」となるものであり、一ヶ月早いクリスマス・プレゼントになる予定だった。

 それがである!昨日HMVのウェブサイトをのぞいて、私が見たものは「12月27日に発売延期」の文字!(12月28日に正式決定)

 ングーッ!何たる事か。これでは、クリスマスは終わってしまうではないか。だいたい、最初は9月発売予定が10月27日に変更、その後再び11月22日に変更。さあ、いよいよとドキドキしていた矢先にこの知らせ。ショック、落胆ここに極まれり。で、ガックーッ!

 たかがCDごときに大げさなと思うなかれ、これがマイルス・デイビスを敬愛する方々なら、私の気持ちもおわかりになるでありましょう。68年頃から70年代のマイルスの音楽は、このジャズ史上最大最高の巨匠の歴史において、最も凄い音楽を作り出していた時代。私も中学、高校とその真っ只中にもろぶつかった一人。

e0093608_0104219.jpg その中でも、その内容のエグさ、濃さにおいて最右翼のライブ演奏と言える"LIVE-EVIL"はこの時期の傑作アルバムの一つ(マイルスの場合、ほとんどどれもこれも傑作と言えるが...)。しかし、このライブ・アルバムは実際にはプロデューサー、テオ・マセロ氏が大胆かつ芸術的にテープ編集して作り上げた「作品」だった。
 それが今回、その元となるワシントンDCの「The Cellar Door」での4日間にわたる演奏全てがCD化されることになったわけである。

 メンバーが凄い(いつだって凄いけど)!ゲイリーバーツ(A.Sax),キース・ジャレット(Epf&Org),マイケル・ヘンダーソン(Bass),ジャック・ディジョネット(Drums),アイアート・モレイラ(Perc)、そして後半にジョン・マクラフリン(G)が加わる。
 特にキース・ジャレット!!!!「LIVE-EVIL」を聴けば、この時のキースがいかにとんでもない演奏をしているかがわかるのだが、そのすべてが聴けるとなればものすごい幸せが私に訪れることは間違いないのだ。
 とにかく、あのマイルスをして「今まででいちばんすごい奴はキースだった。」と言わしめた若きキース・ジャレットの「キレキレ」の演奏が最大の注目だ。

 いやいや、もちろん最大はマイルスなのだ。だが、彼は常に素晴らしく「カッコイイ!」ので、それが当たり前のように感じるし、そもそも彼は自分のアドリブ・ソロだけでどうのこうのと評価されるような人間でなく、彼をとりまく全てがカッコイイ、彼のオーラが全てをカッコよくするのである。「マイルス・デイビス」の演奏を基準に他のジャズとかフュージョンとかを聴くと、なんとそれらのオソマツなことか。おっといかん、ちょっと興奮しすぎた。ファンゆえの先走った暴言をお許しくだされ。

 このライブはこれまでブートレッグでも聴けたのだが、私は今まで買っていない。故に、今回の正規版発売には狂喜乱舞したのだった。なのに、なのに.....。

 わかったよ!また1ヶ月待つよ、ソニーさん。だけど、今度こそ発売してくれよ。どうか、お願いいたします。それまで、頑張って仕事に精出すから。よろしくお願いしますね。


 おお、今日の深夜からWOWOWでマイルスの70年ワイト島ロック・フェスでのライブが放送されるんだった。これも凄いぞ!あ"ー!!
[PR]
by harukko45 | 2005-11-22 19:53 | 聴いて書く

クラシコ

 リーガ・エスパニョーラの看板試合、レアル・マドリード対F.C.バルセロナ(通称クラシコ)は、実力伯仲の好ゲームにはならず、バルセロナ3-0の圧勝だった。現在のチーム力(コンディション、戦術、個人の能力、監督の采配)は圧倒的にバルサが上で、たとえレアルの選手達一人一人のコンディションが完全であったとしても、今のバルサに勝つのは相当な運が味方しなければ無理だったろう。

 私はバルサの方が好きだから、非常に満足しています。エトーが15分に早々と先制点を決めた事で、レアルが攻めにかかり、かえってそれがロナウジーニョを自由にさせて、その後の超人的なプレイによる2得点をバルサにもたらしたのだった。

e0093608_254449.gif ロナウジーニョ、エトー、そしてここにアルゼンチンからメッシがやって来て、去年のジュリでも凄かった前線がますますハイテク軍団(いや、宇宙人トリオの方がいいかな)になった。中盤のシャビとデコも手際よくボールを左右に配給して、まったくスキがなかった。
 ディフェンス面でもプジョルを中心に鉄壁で、1対1でもとても強く、レアルのフォワードはファウルをさそってFKをとることさえ、ろくにできなかった。


e0093608_27142.gif レアルはコンディションの悪い選手が多かったのだろうが、それにしても終始スピードのないサッカーで、得意のパス回しもバルサの早いチェックによって、ほとんどやらせてもらえなかった。変化をつけられる、例えば縦にシンプルに突進していけるような人材もなく、ジダンもベッカムも宝の持ち腐れ状態。結局、司令塔はどちらか一人でいいって話で、そのかわりにもっとガツガツ働いてくれる選手が必要なのは明白。

 やはり金にモノを言わせてスターばかり集めて、チームバランスを考えなかった代償をここにきて払わされているわけだ。今のチームでは今年も優勝するのは無理じゃないだろうか。
 それに、こんなに見ててワクワクさせられるサッカーをバルサに見せられては、人気もとられてしまうんじゃないかって、余計な心配までしてしまうよ。

 とにかく、今世界最高のサッカーはバルセロナで見れることだけは確かだろう。
[PR]
by harukko45 | 2005-11-21 01:55 | スポーツ

Qちゃん最高!

 東京国際女子マラソン、見事に高橋尚子さんは2年前のリベンジを果たしてくれた。いろいろ不安材料はあったろうが、走っている姿をみるだけで、この人は「できが違う」と思わせる何かがある。本物のアスリートは一回の失敗で終わるようなことはない。35KM過ぎで彼女がスパートした時、こちらの体が震えてしまった。あの瞬間の彼女の強い意志と決断、それを実行し、完璧に勝利する能力の高さに感動しないわけがない。

 最上級レベルのスポーツ選手は、そのパフォーマンスで勝利だけでなく、最高の芸術性をも獲得する。高橋さんの復活を見て、それを今日再び確認できた。最高だ!
[PR]
by harukko45 | 2005-11-20 18:49 | スポーツ

アバウト・シュミット

 3日間連続で、少し前の映画をレンタルして観ているが、それはちょっとした病気になって寝込んでばかりだから。ま、いいや。それでいてブログだけは一生懸命更新するんだから、世話ないか。「ブログにハマる妻たち」を笑えない。

 で、「アバウト・シュミット」を観た。とっても良い映画だった。おもしろかった。最後まで全然飽きなかった。ジャック・ニコルソンは本当に素晴らしい演技だった。そして、この監督アレクサンダー・ペインはとっても良い演出をする人だと感心した。
 ストーリーは、どちらかと言えば、アメリカ人の好きなロードムービー、孤独な老年の男が自分探しをする旅の物語とでもいうものだが、ニコルソンとペインの才能の素晴らしさによって、よくありがちな「ありもしない設定」や「さあ、泣け!感動しろ!」映画にならず、人間描写がすごく繊細に丁寧にされていて、主人公の男の人生がリアリティを持って画面に映し出されていたと思う。
 そして、彼の寂しさ、悲しさを笑いでつつみ、またその笑いの陰に孤独をにおわせる。そういう重層的な感情表現をちゃんと映像で見せてくれた映画だった。でも、自分の将来も見え隠れして、身につまされる内容とも言えるけど。

e0093608_515993.jpg にしても、ジャック・ニコルソン!「イージーライダー」「チャイナ・タウン」「カッコーの巣の上で」の若い頃の強烈なインパクトある演技も鮮烈に記憶に残っているけど、最近の見事な「オヤジ」ぶりもいい。この前にみた「恋愛適齢期」も良かったが、「アバウト・シュミット」は彼の名演技の中でも最高に近いのではないか。
[PR]
by harukko45 | 2005-11-20 04:34 | 映画・TV

コールドマウンテン

 今夜は「コールドマウンテン」をこれまた今頃観た。一応、感動文芸大作との評判で、アカデミーにもずいぶんノミネートされてた。が、私はただホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトが出ているので観てみたかったのだった。

 内容は、まあ悪くはなかったけど、正直もうちょっとリアリティのある仕上げはできなかったものか(そうじゃないなら、もっとロマンティックに)と思う。どうも、設定に無理を感じて、深く共感できないまま進んでいく純愛ものだった。そして予想通りジュード・ロウが死んで、やっぱりね。

 それとリアリズムに徹せられないハリウッド映画は、余計なエピローグをつけて「希望」を演出する。これは本当にいただけない。でも、アメリカものだからしかたないか。と思ったら、失礼イギリス、イタリア、ルーマニア合作だって。監督は確かにイギリス人だ。で、撮影がルーマニアとは!これは驚き。ルーマニアに古きアメリカを再現するとはね。そのせいかどうかはともかく、映像は美しかった。撮影監督の仕事は素晴らしいと思った。

e0093608_181392.jpg とにかく、「21世紀の”風と共に去りぬ”」は言い過ぎではないか。ビビアン・リーとクラーク・ゲーブルの異様なほどの濃さに比べたら、ニコール・キッドマンとジュード・ロウでは物足りない。
 同じように「戦争で引き裂かれる愛」をテーマにしたものなら、イタリアの「ひまわり」の方が数倍感動する。ソフィア・ローレン、マルチェロ・マストロヤンニの方が、ずっとロマンティックであり、同時にリアリティがあった。音楽もヘンリー・マンシーニで素晴らしかったし。
 
 で、お目当てのジャック・ホワイトは後半にかなり情けない役で登場。ミュージシャン役で歌うのはいいとして、演技の方はいただけなかったね。これじゃ、レニー・ゼルウィガーに手玉にされてしまうよ。
 でも、その失恋の痛手が今年の新作"Get Behind Me Satan"に実を結んだんだから、音楽ファンには最高の演技だったと言えるかも。
[PR]
by harukko45 | 2005-11-19 03:50 | 映画・TV

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31