カテゴリ:スポーツ( 409 )

 イチロー選手、おめでとうございます。苦しい道のりではあっても、こうやって見事に成し遂げてしまうのだから、どんな言葉も彼を讃えるのには足らないでしょう。

 昨夜、仕事から帰って、深夜生放送されたトロントでの試合を半分眠りながら見ていましたが、何とか200本目のヒットが出た瞬間を見届けました。そして、そのまま深く眠りました。

 彼の凄さ、素晴らしさについてはすでに語り尽くされているし、今もなお伝説を生み続けていると言えるので、私のようなものが何かを語ることはないのだが、ただ2年前に巻き起こったイチロー批判(「チームが低迷しているのに、個人の記録にこだわっている」/「チームの勝利よりも記録を優先する自分勝手な選手だ」云々」)が、彼には大きなトラウマになっていたことにはとても驚いた。ゆえに、先日日米通算3500安打を達成した時も、セレモニーをすることを自ら断っているほどだったとは。

 昨年はグリフィーJr.のような「一流」選手が彼を守り、トラウマから解放していたが、今年はすでにいない。だから、イチローは再び2年前の記憶に苛まれたに違いない。
 だが今回、テレビの映像では記録達成直後に、一斉に立ち上がって拍手し、イチローを讃えるチームメイト達の姿が見られ、今年のシアトルは100敗しそうなほどのダメチームではあるが、それでも選手達のハートはくさってなかったことを感じさせてくれたことがうれしい。

 「チームメートがみんな祝福してくれて、あっ、喜んでいいんだなと思った。」というイチローのコメントは相変わらず率直で印象的だ。

 私はイチロー選手を尊敬しているし大好きだけど、所属チームであるシアトル・マリナーズも好きなのだ。だから、こういったやり取りにはかなりグッと来てしまう。

 そんなイチローとマリナーズゆえに、もっとチームが強くなって、ポストシーズンに進出するシーンを見せてほしいのだ。来年こそはGMが間抜けな補強をしないようにお願いしたい。弱いチームの中で、毎年イチローのヒットだけが楽しみ、っていうのじゃ、もういやだ。
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by harukko45 | 2010-09-24 17:19 | スポーツ

ワールドカップ/決勝

e0093608_1148471.gife0093608_11485769.gif とことん「美しかった」スペインと、とことん「美しくなかった」オランダの戦いを120分間堪能させてもらいました。私はスペインを応援しておりました。ここまでのスペインについては、正直、全面的に支持していたわけではありませんが、クラブ・レベルにおいてはスペインのチーム(バルセロナ)が好きな私にとっては、より共鳴度が高まるのは当然でした。

 前半はどちらかと言えば、オランダの試合。スペインは序盤こそ攻撃陣が機能してチャンスを作ったが、その後はオランダが優位の潰し合いに。潰し合いに関しては、断然オランダ有利。それもこれまで以上に執拗にやっていたので、イエローカードが出るは出るは。
 こういうのをずっと続けられると、今のサッカーへの失望感みたいなものが頭をもたげ始める。オランダはかつての名誉をかなぐり捨てて、まるで格下のチームのように振る舞っていたのには、じょじょに憤りさえ感じた。

 スペインもオランダの守備に手を焼き、このままではカウンターかセットプレイでのあっけない失点の危険性を感じさせた。特に後半17分のロッベンとカシージャスとの1対1には戦慄が走った。だが、さすが「聖イケル」カシージャス、反対方向にふられても右足一本でゴールを守った。その後もロッベンは常に危険だったが、スペイン守備陣は2人3人がかりで抑え切った。ファンペルシーが全然役に立たず、ロッベンだけが頼りだっただけに、オランダにとっても苦しい戦いになった。

 もし、ロッベンが1度でもチャンスを決めていたら、90分1-0でのオランダの勝利だったろう。そして、再び「美しくない」サッカーが賛美されることとなり、暗黒の時代の到来(インテルのチャンピオンズ・リーグ優勝とともに)を予感させることになったかもしれない。

 だが、勝利の女神はもっと複雑なシナリオを書かれておられたわけで。

 後半42分から、セスクを投入したことで中盤が活性化したスペインは、延長に入ってからますます「美しく」なっていった。本来なら、セスクには最初からいて欲しかったのだが、戦術的には確かにこの状況で入ったことで大いに効果的だったと言えるか。またデル・ボスケ監督はビジャに代えて、不調だったF・トーレスを延長後半から投入。これは大きな決断だったなぁ。だが、これには納得できる。「攻めろ、勝ちきれ」の明解な意志であり、あえてトーレスを出す事でのリスクも取る覚悟を感じさせた。デル・ボスケ監督の采配、見事。見ている私にも「負けた時の」覚悟とともに、絶対に勝つために全力を尽くせ、という強い気持ちが伝わり、こちらも奮い立つような思いになった。これこそが、日本に、岡田監督に最も足りなかったものなのだ。

 そして、スペインの猛攻に耐えてきたオランダがついに破綻。延長残り10分でハイティンガのレッドで10人になったことで、状況は大きく動いた。
 延長後半11分、右のナパスからイニエスタ、そこから左に展開、トーレスが中央へクロス、ディフェンダーのクリアをセスクが拾って絶妙なスルーパスを右にポジションを移していたイニエスタへ。イニエスタはトラップからボレーでシュート。これが完璧に決まった。美しい事この上ない、文句のないゴールだった。

 ユーロ2008に続き、2010ワールドカップも制したスペインの「美しき」パスサッカーを大いに賛美したい。こういうチームこそが優勝に値する。オランダは勝利優先主義で、自らの良き伝統からの脱却を計ったが、結局、世界中に醜態をさらすこととなり、今後は国内でも大きな論議となるのではないか。少なくとも、こんなオランダなら私は見たくないし、絶対に応援しない。

e0093608_13125871.gife0093608_1313202.gif ところで、前日に行われたウルグアイとドイツによる3位決定戦はすごく面白い試合だったらしいが、日本ではスカパーしか放送しなかったなんてひどい話だ。だから、見ていないが、とりあえずドイツが勝ったことで、私としては良かった。彼らは本当に素晴らしいチームだったし、これからまだまだ伸びる可能性を持った若手がいて、4年後8年後にどのように進化するかがとても楽しみだ。
 今大会の私にとってのベスト・チームはドイツ、続いてチリとなる。

 また、大会MVPにはウルグアイのフォルラン。これには至極納得。ウルグアイの魂そのものをピッチ上で表現してくれた彼は、本当に素晴らしかった。

 そして我らが日本代表は、グループリーグ突破という大仕事をしてくれたことについては大いに讃えたいが、パラグアイ相手にリスクを恐れてトライせず、みすみす勝ち上がれるチャンスを逃したことが実に実に悔やまれるし、今回のチームの限界、そしてそれを越えられなかった監督の采配には不満が残った。
 私としては全てのスポーツ報道における「感動をありがとう」を一掃、追放したい。もっと、マジで深いスポーツ観戦こそが望ましい。何度も言うが野球の世界では存在する当然のことが、サッカーやオリンピックにおける部分でも成り立ってほしいのだ。そうでないと、もっと強くて美しい日本を見る事はできないと思う。
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by harukko45 | 2010-07-12 13:02 | スポーツ

ワールドカップ/準決勝

 ウルグアイとオランダの試合は録画で見ましたが、ドイツとスペインは見れませんでした。ただ、朝出かける前にNHKが録画放送をしていたので、前半だけ見ることができました。もちろん、結果も知ってましたが。
 
e0093608_1142735.gife0093608_1142229.gif で、事実上の決勝かと思われたドイツ・スペイン戦は、結果とともに失望しました。それは主にドイツ側の戦いぶりによるものと思います。いったい、ここまで勝ち上がってきた素晴らしいサッカーはどこへ行ってしまったのでしょう?ひとり、ミュラーが出場停止ということだけで、これほど変わってしまうものなのか。レーヴ監督の談話である「勇気の欠如」がすべてなのかも。もちろん、若いチームだけに「経験が足りなかった」こともあるでしょう。まぁ、それにしてももっとトライして攻撃的に行ってほしかった。
 裏返せば、それだけスペインのパス回しがすごかったということで、前半開始早々しばらくドイツはほとんどボールにさわれなかったし。
 ただし、スペインがそんなにすごいか、というとやっぱり、もういまひとつ物足りない。パスは華麗に回り、チャンスもたくさん造るものの、肝心のシュートが決まらない。結局、ゴールはセットプレイからのブジョールによるものだけなのだから、いかんせん効率性が悪すぎる。

 スペインの戦術はバルセロナのコピーなのだが、バルサにはメッシというとてつもない存在がいるが、スペイン代表ではないわけで。それと、かつてレアルの監督だったデル・ボスケが宿敵バルサの戦略・戦術・選手をそのまま借用しているのが、何ともね。

e0093608_11412296.gife0093608_11413788.gifオランダはそのスペインの戦術の元祖なのだが、今回のチームはそれを捨ててより現実的路線で勝ち上がってきた。個人的にはたいしていいとは思っていないが、結果が出ているのだから、ファン・マルバイク監督は正解だったということでしょう。でも、スナイデルのキレが最高だから、勝てていると思いますね。それに、ロッベンとの相性もこれほど良いとは思いませんでした。
 この二人は期待通りの活躍ですが、私が好きなファンペルシーはどうしたことか、ほとんど役に立っていない感じ。
 正直、スナイデルさえとことん抑えれば勝てる可能性は高いと思うんだけど、たぶんスペインはそんなことはしないだろうなぁ。そこがいいとこでもあるんだけど。

 最後にウルグアイ、4チーム中唯一「気持ち」で戦っていたのがよくわかりました。だから、ついつい引き込まれて応援してしまった。でも、やはり力足りず。不運な判定もあった。だが、今回の印象は強く残りました。私はフォルランの魂のこもった同点ゴールを忘れません。
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by harukko45 | 2010-07-09 14:00 | スポーツ

 このところは本番とリハが続き、ワールドカップ関連を更新できずにおりましたが、クォーターファイナルの戦いを遅ればせながら、簡単にまとめておきます。

 で、この4試合にはいろいろとドラマティックな展開がありましたなぁ。かなり、予想外の展開でした。その最も大きな事件はブラジルの敗退。

e0093608_1338162.gife0093608_13383120.gif 2日の2試合は録画で観戦。まずは強豪同士だが、今大会では昔からのイメージをくつがえすようなサッカーを展開している2カ国の戦い。
 ブラジルのドゥンガ監督は「初めてチームに規律をもたらした」との評価が高かったのですが、一番肝心なところで、こんなにも簡単にチームが崩壊して、選手各自が勝手なサッカーをやり始めるとは思いませんでした。
 今大会ではブラジルとしては極めて「守備的」なチームだっただけに、同じように「守備的」なオランダとはやりにくかったということなんでしょうかね。
 それにしても結局、ブラジルというチームは、極めて優秀な個人の集合体ですから、いくら規律があっても、チームとしての「戦略・戦術」というのはあってないようなものなのでは。
 南米のライバルであるアルゼンチンの戦術が「メッシ」という個人であることと同様に。

 それにしては、メッシほどの攻撃的タレントがブラジルには存在しなかった。カカーは今シーズンのケガからの復調はまだまだで、絶対的エースにはなりえなかった。それと、コートジボワール戦で負傷したエラーノの欠場も痛かったのでは。私は彼がいいバランス取りながら、カカーとの連携も良かったように感じていたからだ。代わりのアウベスはバルサでは素晴らしい右サイドバックではあるが、より高い位置での起用には違和感を感じた。
 ブラジルの多くの選手達が、同点にされて以後、やたらとイライラしていたのも印象的。このチームのメンタル面での弱さ・脆さが浮き彫りになった。その象徴がフェリペ・メロ。この日の彼は先制点のアシストで幸先のいいスタートだったものの、後半すぐにオランダの同点をオウンゴールで手助け、そしてとどめに後半28分にはロッベンを踏みつけて、自滅レッド退場。まさに天国から地獄へチームもろとも転落したのだった。

 オランダに関しては、勝負強かった、ということか。だが、このようにずっと「つまらん」オランダには興味はない。一応、準決勝でのウルグアイ戦は相手が満身創痍なので、たぶん勝ち上がるでしょう。

e0093608_14234286.gife0093608_14235987.gif ガーナ、残念だった。ガーナとしてはここまでで一番いいサッカーやっているように感じられたし、前半47分のムンタリのロングシュートは最高だった。
 だが後半10分に、さすがのエース、フォルランがフリーキックを決めての同点となるのだから、ウルグアイのタフさは凄い。
 で、ドラマは延長終了間近のPK。ガーナのシュートをスアレスが両手で止めて、ゴール防ぐとは!これにより一発退場となったが、勝利の女神というのは全く予期せぬことをなさるものだ。ガーナのギャンがPKを失敗するなんて!

 後は、ガーナにはつらいPK戦での敗戦が待っているのだった。アフリカにとっては何とも悲しい結末になった。

e0093608_1650573.gife0093608_16512335.gif 翌3日の2試合。前日のオランダvsブラジルよりも熾烈な戦いが予想されたアルゼンチンvsドイツだったが、何とドイツの一方的な圧勝だった。ものすごい強さドイツ!これは一気に優勝まで登り詰めるかも、と思ってしまうほど。
 アルゼンチンは前半のうちに同点に追いつくことが出来れば、まだ何とか格好のつく試合に出来たかもしれないが、それにしても、どこからどう見てもドイツのレベルの高さは明らかだった。

 アルゼンチンの戦術は「メッシ」。だが、メッシはそれなりに仕事をしたものの、この試合ではスーパーではなかった。ドイツはそれほど執拗に彼を潰しまくったようには見えなかったし、確かに堅い守備ではあったが、それ以上に攻撃の凄まじさで圧倒し、完全にアルゼンチンを叩きのめしてしまった。
 このドイツの強さに対して、世界中のサッカー・ファンはただ口を閉じるしかあるまい。20歳のミュラー、21歳のエジル、そして32歳のクローゼ、素晴らしい活躍ぶり、そして素晴らしいチーム。レーヴ監督のサッカーは2006(ドイツ大会・3位/作戦コーチとして)、2008(ユーロ・準優勝)に続き、今大会での快進撃で確実に結果を残してきた。後は優勝あるのみ。

e0093608_178375.gife0093608_178157.gif 正直、パラグアイの方が良かった。スペインは何とか勝った感じで、かなり幸運だった。パラグアイにPKで先制されていたら、どうだったか。たぶんスイス戦の二の舞になっていただろう。
 今大会のトーレスは扱いが難しい。きっと次のドイツ戦では使わないのでは。この試合でも彼が下がってからの方が「らしい」戦いになった。中盤のタレントをもっと駆使して、ビジャの1トップ。これで、負けるなら「しかたない」。それがスペインなのでは。

 準決勝はやはりドイツとスペインの試合が注目。事実上の決勝戦とも思える。チームとしての仕上がりと勢いは圧倒的にドイツ。だが、ミュラーの出場停止が若干心配か。
 スペインはまだ最高のパフォーマンスにはほど遠い。希望としては中盤に、シャビ、イニエスタ、セスク、シルバの「クアトロ・フゴーネス(4人の創造者)」を再び並べてほしい。

 もう一試合は、オランダの勝ちを予想。ウルグアイはやはりスアレスがいないのがきつい。
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by harukko45 | 2010-07-06 17:21 | スポーツ

 日本とポルトガルが敗れたことで、私のワールドカップはほとんど終わりました。残念です。トーナメントに入ってからの前半2日間の勝ち予想は全部当たったのですが、後半2日間は3チーム外しのボロボロでした。
 今大会一番のサッカーを見せてくれていたチリもブラジルには歯が立たずで、ご贔屓チームはドイツのみになりました。

e0093608_1292595.gife0093608_1285669.gif オランダが意外に手こずっていたというのか、やはりスロバキアが頑張っていたと言うべきか。とにかく、オランダは現実思考のファン・マルバイク監督の元、勝利を優先し、「美しいサッカー」を否定するので、こういう試合になって、こういう風に勝つわけで。
 とりあえず、次のブラジル戦も頑張ってください。ファン・ペルシーだけは大好きです。もちろん、アーセナルでやっている時は。

e0093608_134919.gife0093608_1342657.gif ブラジルって、ものすごく強いんですね。こりゃ、参ったもんです。ドゥンガ監督もディフェンスをとても重視して、手堅いサッカーを指向しているのですが、それでも、攻撃陣のポテンシャルの高さは凄まじい。

 チリは今回の全チームの中で、最も素晴らしく魅力的なサッカーを披露してくれました。だから、このチームはひょっとしたら、ブラジルを倒すことの出来る可能性がある、と信じていたのですが、甘かったです。
 ただ、ほとんど玉砕のように砕け散ったチリでしたが、最後の最後まで果敢に攻撃し続け、自分達のサッカーを貫いたその姿勢は、とても印象に残りました。私はビエルサ監督のやり方にとても共感しています。
 日韓大会のアルゼンチンを率いていた時にはよく分からず、グループリーグで敗退したために彼のことを批判していましたが、全く的外れの見方だったことを知り、深く反省する次第です。
 私はこういうサッカーが好きだし、こういう戦い方、こういう考え方が好きです。

e0093608_1431921.gife0093608_1433432.gif 日本は2006年の屈辱を克服しましたが、2002年の壁を完全に乗り越えることは出来なかった。90分内の負けだったトルシエ時代に比べ、120分間引き分けにまで前進したのみでした。正直に、試合としては今大会で最も評価の落ちる凡戦でした。

 共に得点できるような雰囲気でなく、迫力ある攻防が見られたわけではない。ただただ、消耗しつづけるのみの試合でした。それを死闘に耐え抜いたとして感動する向きもあるでしょう。しかし、私はそれに相容れません。なぜなら、あのデンマーク戦での素晴らしい日本はこんなチームではなかった。やはり、日韓大会の時と同じで、グループリーグ突破で燃え尽きてしまったとしか言いようがないのです。

 私は今回のチームはよくやってくれたと思います。でも、「もっとやれたのでは?」という思いが再びよぎったのです。と同時に、今の彼らの力ではここまでが限度、それが現実なのではないでしょうか。

 この試合で、いわゆる「本田シフト」による4-1-4-1の布陣による弊害が出ました。確かにグループリーグでは成功し、大きな結果を出しましたが、この急造システムはやはり、急だったということ。パラグアイ戦を見ていて思ったのは、この膠着した事態から抜け出すような、何らかの手はないのか?、と考えても、明解に思い浮かばない。

 たぶん、岡田監督も攻撃に軸を移す事になかなか踏み切れなかったのでは。だから、中村憲投入による4-2-3-1の布陣への変更がずいぶん遅かった(後半36分)。彼が入って中盤がにわかに活性化して、ようやく得点のニオイが感じ始めたが、それは後半最初からでも良かった。そのぐらいの覚悟を見せて、見ている我々にも燃えるものを与えて欲しかったのだ。
 比べてみると、韓国は90分で負けたが、サッカーをして戦い抜いたし、もっともっと野心的で、勝利への意欲があったと思う。

 日本のマスコミ、ワイドショーなどで、「にわか」サッカーファン、サポーターもどきが言う「感動をありがとう」にはもううんざり。選手達は相当悔しがっているし、すでにこれから先を見据えての発言も聞かれた。ならば、支えるファンも見る目をもっと養っていかなくては。現に野球のファンはもっとうるさいはず。WBCのサポーターは、イチロー達がトーナメント初戦で敗退したら、きっと許さないでしょう?

e0093608_2133921.gife0093608_2132915.gif ともに「美しいサッカー」を代表していた強豪同士の戦いでしたが、今のチーム状態ではスペインが圧倒的に有利。ポルトガルは堅い守りから、少ないチャンスにかけるしか道はない。

 ポルトガルはここ数年で、華麗で魅力的な中盤の組み立てや崩しがじょじょに影を潜め、より保守的なサッカーになってきました。それにより、確実に上位に食い込むものの、どこかつまらない内容の試合が多くなってしまいました。これが、残念です。
 たぐいまれなる才能を持つスター、C・ロナウドも十分に生かされることがありません。彼がもっと大人になり周りを生かすようなことを覚えるか、はたまた、ロナウドを孤立させないようなパートナーの登場が待たれます。
 
 スペインはもっと本当はいいはず。2008年のユーロの時の素晴らしさにはまだ届いていない。それを、この後見せてくれるのかどうか。2008年のアラゴネス監督と現在のデル・ボスケ監督の微妙なセンスの違いが気になる。シルバとセスクが控えで出れないなんて!

 さて、7月2日以降のラウンド8ではドイツとスペイン、ブラジルの勝ち抜けを予想(希望?)、ウルグアイとガーナは、力はウルグアイが上だと思うが、アフリカ代表としてのガーナの躍動を期待して応援したい。それとマラドーナの神通力もそろそろか、と。
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by harukko45 | 2010-07-01 02:36 | スポーツ

 決勝トーナメント1回戦、4試合が行われ、ここまでは前回のアップで書いた、私の予想通りで来ておりますな。

e0093608_5494029.gife0093608_5495531.gif 韓国は素晴らしいチームだったし、確かに東洋一だと思うが、やはりウルグアイの強力FWに粉砕されてしまった。スアレス一人に2得点は個人のレベルの高さをまざまざと見せつけられた。1点目はフォルランのクロスに韓国GKと守備陣は一瞬惑わされた感じで、その空白をスアレスにつかれた。
 2点目は全く持ってスーパーなスアレスのシュート。今大会のベスト5に入るであろうゴールだった。

e0093608_550145.gife0093608_550311.gif 120分間の大激闘、お互いに死力を尽くしたが、ガーナが延長でのギャンのゴールを守り切った。
 アメリカは確かに粘り強い。ここまでは「ナバーギヴアップ」の精神で何度も奇跡を起こし、見事に勝ち上がってきたが、どうしても好きになれなかった。何と言うか、もう一つ「技」がないのだ。結局、決定的な仕事が出来るのはベテランのドノヴァンだけだったように思う。

 今大会のガーナはエッシェンのようなスターがいないが、それでもギャンを中心によくまとまっている。これほど組織的なアフリカ・チームは今まで見たことがないし、彼らの守備は実に強かった。ただし、次のウルグアイに勝つのはかなりむずかしいと思う。唯一残ったアフリカ代表として頑張ってほしいとも思うが。

e0093608_5505833.gife0093608_551117.gif 誤審によるイングランドの幻の1点は気の毒ではあるが、それでも勝負は圧倒的にドイツのものだったろう。チームとしての出来が違いすぎる。若いドイツは、個人としても素晴らしいが、それがチームとしてとてもよく共鳴しあっている。特に後半のカウンター2発の完璧さには感動した。
 一方のイングランドは有名スターばかりだが、ちっともチームになってない。そもそも走りですでに負けていた。
 ドイツは、この大会でも優勝候補だと思うが、この若者達は未来も凄そうだ。私は初戦のオーストラリア戦を見て、完全に彼らに惚れ込んだ。次は強豪アルゼンチンで、かなり面白い試合になるのを期待したいものの、共に好調なだけに、逆に膠着した試合展開になるかもしれない。PK戦での決着もありうるか。ドイツ最大の試練は次戦だと思う。

e0093608_5515641.gife0093608_552792.gif 文字情報だけで、映像は見ていないが、メキシコにも誤審があり、彼らのモチベーションを下げる結果になってしまったようで、実に気の毒だった。いよいよFIFAも、せめてゴールに関してだけでも、ビデオ判定を導入すべきだろう。

 とは言え、やはりアルゼンチンの強力さは変わらない。決定力の凄さは今大会随一かもしれない。のちほど、録画でアルゼンチンの華麗な攻撃を楽しみたい。
 だが、次のドイツとはむずかしい戦いになるのではないか。かつてのイタリア大会でマラドーナが西ドイツにやられたように、メッシもかなり削られるか。
 とにかく、どちらのチームにとっても最も過酷な試合になることは間違いない。

 私はメッシが大好きだが、ここはチームとしてのドイツを応援したい。
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by harukko45 | 2010-06-28 06:31 | スポーツ

e0093608_11544473.gife0093608_11545560.gif グループHの試合は見ていない。で、朝起きてから結果を知ったが、スペインはとにかく勝って、トーナメント進出を決めたとのこと。だが、内容的には「美しくなかった」ようだ。初戦に負けてるからしかたないだろうな。

 チリは内容的にはすごく良かったようだが、今大会吹き荒れる「退場者」の嵐がチリにまでおよび、苦しい戦いをしいられた。だが、結果として1点返したのだから、やはり強いチームだ。

e0093608_12355.gife0093608_1231872.gif 裏のスイスとホンジュラスは共に決定力を欠いてスコアレスドロー。スイスはいくら守備が堅くても、点を取ったのはスペイン戦でのラッキーとも言える得点のみ。これじゃ、駄目でしょ。名将ヒッツフェルトを迎えても、結局前と変わらない戦いぶりでは、勝ち上がれないのだった。

 というわけで、すべてのトーナメント進出チームが出揃った。スペイン対ポルトガル、ブラジル対チリはちょっともったいない組み合わせだ。
 
 私の予想では27日はアルゼンチンとドイツの勝ち、28日はオランダとチリの勝ち、29日は日本とポルトガルの勝ち。28日はブラジルが圧倒的に有利だが、ポルトガル戦で王国にもスキがあると思えたし、ビエルサ監督の手腕に期待して(しすぎか?)、あえてブラジル敗戦という大波乱を予測。

 今日の試合に関しては、とても予想が難しい。それと、申し訳ないが少し地味目なチームが並んだので、興味はちょっと落ちる。(おまけに、仕事も立て込んでいるので見れないのでした。)

 ウルグアイと韓国は、内容的には韓国の方が面白いサッカーをするが、2トップが調子のいいウルグアイが力技で勝ち切りそうな感じ。
 アメリカとガーナは、たぶん膠着した状態で進んで、最後にアメリカが猛攻を仕掛けるの図。だが、ガーナの一発を期待したい。
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by harukko45 | 2010-06-26 12:46 | スポーツ

e0093608_2285856.gife0093608_229967.gif 「死のグループ」と呼ばれたGは結局、すっごく無難に勝ち抜け2チームが決まり、ドラマティックな波乱は皆無でした。で、その1位2位による対決はスターの顔見せで楽に流すか、メンバーをそれぞれ落としてテストマッチ的になるか、と思っていたのですが、半分はそんな感じではありながら、意外に随所で激しいプレイがあり、かなり濃厚ではありました。
 ひょっとすると、決勝戦で再び顔を合わせる可能性もあるわけですし。

 で、前半はブラジル、後半はポルトガルって展開でしたが、正直、このぐらいのメンバー構成だとブラジルでもなかなか思うようにはならないんだな、と感じました。
 逆にポルトガルは、前のフェリペ監督時代よりも、戦術の幅が広くなっているように思いました。チーム状態はどんどん良くなっているようだし、バックアップのメンバーでも使える人材は多いように思います。ちょっと期待しちゃいます。
 ただ、もしも日本が勝ち抜いて行くとポルトガルと対戦する可能性がある。どちらも応援しているので、複雑な心境になりそうですが、それでも見たいですなぁ。

e0093608_2413553.gife0093608_2414835.gif 裏の試合はほぼ消化試合。コートジボワールは一応、勝ち抜けの可能性はあるが、北朝鮮に9点以上ゴールしなければならない。いくらポルトガルに7点取られた北朝鮮とは言え、9点は無理でしょう。それに2試合連続でそんな試合したら、ちょっと問題。

 で、0-3でコートジボワールの勝ち。とりあえず順当な結果に。今大会のコートジボワールは力を出し切れず、期待を大きく裏切った。ちょっと思ったのは、アフリカのチームは勝負に対して、他の地域のチームに比べ、意外に淡白な感じがする。運動能力や体格ではものすごく優れているのに、精神面でのもう一歩が足りない気がした。各個人ではヨーロッパで活躍していて、きびしい勝負の世界で生きていても、母国へ帰るとそういった勝利への執着はうすれてしまうのだろうか。

 北朝鮮は、ブラジル戦では健闘したものの、ポルトガル戦での大失敗が全てを台無しにした。この時の戦術はかの「将軍様」が直接指示したものだとの噂があるが、それが事実なら失笑ものだ。
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by harukko45 | 2010-06-26 02:58 | スポーツ

e0093608_282071.gife0093608_283342.gif イタリア、ひどかった。弱かった。もう過去の栄光にしがみついている時代は終わったようです。急いで若手の育成による世代交代をしなければならないでしょう。

 それにしても、4年前の中心メンバー(ピルロ、ガトゥーゾ、カンナバーロ、カモラネージ、ブッフォンら)の衰えはかなり顕著であり、にもかかわらず、それにかわる人間がぜんぜん見つからなかったのですから、名将リッピも手の打ちようがなかった、ということなのか。「責任は全て自分にある」とリッピ監督は語っていますが、彼以外の人でも、今回のメンバーでは「ちょっとね?」となる。まぁ、そういう選考をしたのは彼なのだから、やはり責任はリッピさんになるか。

 スロバキアはあっぱれでした。首都のブラスチラヴァでは盛り上がっているでしょうなぁ。きれいな所なんですよ、ハイ。

 この試合を見ている時点では、「レ・ブルー」「アズーリ」と「青」チームが次々と敗れ去るので、「サムライ・ブルー」ももしや、と心配してしまいましたよ、やれやれ。

e0093608_2212984.gife0093608_2214168.gif 裏のパラグアイとニュージーランドの試合はイタリア戦をTVで見ながら、ネットの放送を横目で見る、といった感じでした。
 で、結局スコアレスドローだったので、まぁ、パラグアイが試合巧者だったということでしょうか。
 確かに、日本にとっては難敵ですが、それでいてアルゼンチンやブラジルのような圧倒的な強さはないので、勝てる要素も多いかとも思います。
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by harukko45 | 2010-06-26 02:27 | スポーツ

e0093608_5472780.gife0093608_547393.gif やってくれました、日本!素晴らしい前半、よく耐えてダメ押し点を取った後半、文句なしです。こういうのを見たかったのでした。日本代表、ありがとう!最高です。

 さて、ちょっと寝てから仕事に行きます。徹夜で応援していた皆さんもおつかれさま。



e0093608_1531727.gife0093608_1533588.gif 日本戦の裏ではカメルーンとオランダの試合がありましたが、こちらはすでに敗退と勝ち抜けが決定しているので、消化試合でありました。これも、日本にとってはありがたいことでした。もう一試合の動向を気にすることなく、デンマークとの試合に集中できたのですから。
 さて、カメルーンのルグエン監督はこのチームを退任し、オーストラリアの監督になるとの噂ですが、どうなるか。日本にとってはルグエン監督と選手達との確執とそれによる疑問の残る采配にも助けられました。

 オランダはついにロッベンが復帰。何だ、結構元気に動いているじゃん。彼が出遅れたのも、日本にはラッキーでした。彼がフルでプレイしてたら、やはりとてもやっかいでした。
 
 決勝トーナメントではオランダはまずはスロバキアなので、これは順当に考えれば、オランダがかなり有利ですな。
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by harukko45 | 2010-06-25 05:50 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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