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 インターネットの懸賞当たらないから……と、めげずにコツコツと出してみるものである。な、なんと、レアル・マドリードの来日親善試合のチケットが当たった。それも前の日に。つまり試合は8月5日、その前日に連絡があり当選だと言う。しかし、ここで問題が起きる。普通、この手のチケットは「ペアでご招待!」─これが基本でしょう。なのにである、今回は当選者各自一枚ずつしか割り当てられないとのこと。ま、「レアル」を見たいヤツはたくさんいて、プラチナ・チケットなのだからやむを得ないか。

 そこで、我が夫婦間での「誰が国立(競技場)に行くのか?」という激論、腹のさぐり合い、押してもダメなら引いてみな‥を夜を徹しておこなった結論として、申込者は妻ではあっても、サッカーに関しては一日の長がある私が、順当に(!)チケットを譲り受けることになった。だが、この問題ではその後、家を出発する直前までこぜりあいを繰り返したが、結局私がほぼ持ち逃げするかのように、レアル観戦権を「GETS」したのであった。

 しかし、これは結果として正解だった。なぜならこの夜東京は大雨になり、私はカッパを着ていたものの、あまりの雨にほとんど役に立たず、下着までずぶぬれになってしまったし、おまけに当選チケットは自由席で、もうすでに朝からならんでいた人達によって完全にうまっており、よってずっと立って観ていたわけで、この状況での一人観戦は私で良かったのである。ウム。

 そんな中、入った10番ゲート(前半レアルのゴールやや右裏)のあたりの手すり付近に陣取った(実際はそこから動きようがないほど満杯だった)のだが、これが意外や意外、なかなか見通しが良く、ゲーム全体や各選手の動きもしっかり見ることができたのは、大いにラッキーだった。

 さて、試合の方は前半30分ごろまでは、何も起こらなかった。レアルはいつもスロースターターだし、今回はいわゆるアジア巡業ツアーの一環だから、「ま、こんなもんかな〜。」って感じ。ジダンは欠場なので、スターがいすぎていつも問題になるフォーメーションは、フィーゴが中央上がり目、ベッカムが右サイド、ソラリが左、ラウールとポルティージョの2トップという攻撃陣。これが、まったく機能しない。

 大好きなフィーゴもラウールもツアー10日目の疲労がたまってるのか身体が重そうで、シーズン中ならまずあり得ないような凡ミスが何回かあって、お互いの連携もいまいち、攻撃の形がぜんぜん作れない。ベッカムはマンチェスター時代なら指定席だった右サイドに張り付いていたが、なんともしっくりきてない雰囲気で、いつもの正確なゴール前へのピンポイント・クロスが上がるわけでなく、逆に緩慢な守備で何回かFC東京にチャンスを与えてしまっていた。

 この時、私はレアルのゴール側にいるわけで、歳はとっても「顔」で守れるイエロがいなくなって去年より益々軽くなった気のする、レアル・ディフェンダー陣の危ないシーンを見せられ続けて、少々不安になっていた。(これは何か対処しないと、シーズンに入っても危ないかもしれないぞ。)もし、東京の方に決定力のあるフォワードがいたら、先制点を取られてもおかしくない展開だった。

 ところが30分過ぎ、監督の指示なのか、プレイヤー達自身の判断なのか、それまで中央からボールをうまくさばけずにいたフィーゴが右サイドに動き出し、それによってそのカバーにベッカムが中央、それもボランチのマケレレと並ぶようなポジションをとるようになって、俄然ゲームが「らしく」なってきた。フィーゴはさっきまでの重さが嘘のように右に左に動き出し、相手ディフェンダーを揺さぶり始め、前へのドリブルを試みるようになり、ベッカムはそのテクニックを生かした正確なパスを供給するようになったのだ。それによって、攻撃陣に活発な動きがうまれ、パス・スピードも一気に加速した。さあ、そうやって華麗なるレアル・ショウはやっと始まったのだった。

 ワンタッチ、ツータッチによる早いパス回し─それも狭い空間をいとも容易く、大きく開いた逆サイドへの速くて正確なロング・パス、それを受ける側も高度な技術に裏打ちされた素晴らしいトラップから、ゴールに向かってのドリブル‥等々、まったく目の離せない展開になり、ベッカム→フィーゴ→ポルティージョとダイレクトにつながったボールは、シュートが惜しくもキーパー正面。ベッカム(あれフィーゴだったかも)からの左へのスルー・パスにソラリがディフェンダーを見事にかわしてペナルティ・エリア近くに突進、たまらず東京ディフェンダーは後からチャージして当然ファウル。フリーキックがレアルに与えられ、「ベッカム・オン・ステージ」。

 ベッカムのマンチェスター時代やイングランド代表の試合を見ている人なら誰でも、彼のフリーキックがいかに素晴らしいかをよく知っているのだが、やはり生で決められるとえらく興奮するものだ。ゴール右隅でキーパーがまったく届かない場所に見事に決めるあたり、さすがにスーパースター! ベッカムがキックする瞬間の観客席からのフラッシュも凄かったな〜。スタジアム全体が一瞬光って、すごい演出効果だったよ。

 前半終了間際の2点目はもっと凄かった。ボールはフィーゴ→ラウール→フィーゴ→ポルティージョという流れなのだが、この時はレアル全体が連動して攻撃にかかっていて、その前にいく迫力が凄いのである。ウワォーッ!って感じがピッチから伝わってくるのよ! でも実際にはクールにきめてるに違いないんだが……。だから、せっかく素晴らしいお膳立てをもらったポルティージョのシュートがまたまた(!)キーパーにはじかれても、ちゃんと左からソラリがつめていてゴーーーーーーーール! う〜ん、まだまだ若いね、ポルティージョ君。

 この場所がなかなかの特等席であることを確信した私は、ハーフタイムの間もずぶ濡れになりながらも、他の人に取られないように、そこを動かず後半開始を待った。するとどうだ! 近くでロナウド、ロベルト・カルロスらがアップしてるじゃないの。それに気づいた他の観客達もにわかにざわつき始めた。後半は出てくるよね、こいつら。

 その期待通り、後半開始早々、ポルティージョ、ラウール・ブラボOUT、ロナウド、ロベ・カルIN。これで、ジダンをのぞいてほぼベスト・メンバーとなった「エル・ブランコ」のレベルはかなりの高さに引き上げられた。特にロナウド! 凄すぎる! オーラが違う。彼にボールが来ると会場中が一瞬息を呑むように静寂になる。そして華麗なステップで、ディフェンダーをかわし始めると、何かが起こるようなマジックを感じるのだ。それが、結果ゴールにならなくても、その数秒間我々は至福の時を過ごせるのだ。

 音楽の世界でも一流プレイヤーであればあるほど、「スローハンド」(そのプレイがゆったりと見える)であると言われるが、サッカーにおいても同じこと。ロナウド時間は他のプレイヤーのより遅い。ほんとうはものすごく速い動きなのに、ゆったり、そして優雅に見えるわけで、ほんの一瞬が永遠につながっていくのだ。これが真の芸術性である。天才のみが表現できることなのだ。でも、これでも彼にとっては今の体調はまだまだ調整不足の状態だ。絶好調の彼を見たらどうなってしまうのか。

 ハイ・レベルのサッカーを展開するレアルは私をおおいに魅了したが、残念ながらその後の追加得点がなかった。この日不調のラウールは決定的なチャンスを何回か逃した。「スペインの至宝」そして若きキャプテン、ラウールの本来のプレイはこんなもんじゃない。ただ、よく見ていくと彼が自身不調でありながらも、まわりの選手をよく気遣い、チーム全体をもり立てていることがわかるのだ。彼の献身的な態度は実に素晴らしいと思った。また、これも後半入ったカンビアッソとうまくバランスを取り始めたベッカム様も、守備面でもよく健闘していたし、ゲーム・メイカー、コントローラーとして実に魅力的なプレイを続けていたことも高く評価したい。このポジションは彼の今後に良い結果ももたらすに違いないと思った。

 とはいえ、得点を欲しがる多少ジリジリした時間が過ぎ、攻め疲れた「私の」フィーゴ様が75分にセラデスと交代するとその後、全体として「これでおしまい。」ムードが漂い、雨に打たれ続けた身体もすっかり冷え切ってしまっていた。まあ、このくらいでも満足しなきゃねって思い始めた、まさに80分。この日最高の瞬間、大クライマックスが訪れた! そう、ロナウドだ。ペナルティ・エリア近くの左サイドでボールを受けたロナウドはヒールで難なく─この動きはクーたまらん! もっとやって! ずーっとやってて!─ディフェンスをかわし(その時、彼のまわりには3人のディフェンダーがフニャフニャっと吸い寄せられていった。)強烈なシュート、ボールはキーパーのとどかぬ右隅のネットを揺らしゴーーーーーーーール!!!!!

 この時、ボールは私の正面から飛んでくるように見えた。ゴールが決まった時、私もその廻りの人達も歓喜の雄叫びをあげ、同時に両手を突き上げた! これで、「ザ・レアル・ショウ」は完璧になった。

 当然、満足感に満たされた私は、帰宅してもしばらくは興奮状態であったことは言うまでもない。
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by harukko45 | 2003-08-06 00:00 | スポーツ

 あ〜、終わってしまったね、ワールドカップ。明日からどうやって生きていきましょうか?何とも寂しい今の気分ではあるが、1ヶ月も楽しんだんだから、感謝しなくっちゃ。

 それにしても、いろいろあったな〜、今回は。まともな予想がたたない波乱だらけの展開に、私的には大満足の大会とはいかなかったけど、一生のうちで二度とないであろう、母国でのワールドカップを身近に感じ、益々サッカーが好きになったのも事実。これからも、日本代表はもちろん、Jリーグ、それにヨーロッパ各国の一流リーグを見続けていきますよ!

 さて、私が選ぶナイス・ゲームは、「ドイツvsアイルランド」「韓国vsイタリア」そして、「トルコvsセネガル」の3試合。「ドイツvsアイルランド」は戦術・技術を越えた魂のぶつかり合いに興奮。アイルランドは今回、どの試合も見る人を感動させた素晴らしいチームだった。「韓国vsイタリア」は、韓国選手の精神力の強さに敬服したけど、それ以上に両軍の監督の好対照な采配が、とてもおもしろかった。これで、私のイタリア嫌いは確定した。(サッカーだけね。他の部分ではイタリアはとっても魅力的な国。)「トルコvsセネガル」は、昼間「スペインvs韓国」の不当な誤審試合を観て、気分が悪くなったのを、すっきりさせてくれた、とってもサッカーな好試合。トルコの素晴らしい技術やセネガルの驚異的な身体能力のすごさに、プロ・スポーツを観る楽しさ、喜びを再確認させてくれた。

 残念だったことは、ジダン、フィーゴ、ルイ・コスタ、ベロン、ベッカム、ラウルといったスーパー・スターがことごとくケガや体調不良をかかえて万全でなく、真のスーパー・プレイがあまり見られなかったこと。これらの選手達は、ヨーロッパの各リーグで大活躍した代償を払わされるかのように、早々に敗れ去り、クラブ・チームではまあまあの活躍だった、ブラジルのロナウドとリバウドは、逆にワールドカップで絶好調、見事優勝を勝ち取ったというわけだった。

 準優勝のドイツにはバラックをはじめ、何人か好きな選手がいたが、今回のチームはとても優勝に値する力にはまだ至っていなかったのが実際のところ。けが人も多く、ベスト・メンバーではなかったものの、GKカーンの活躍や対戦相手との運にも恵まれて勝ちあがった。でも、これが限界だったでしょう。(よりによって、決勝でバラック抜きじゃ、決め手がない。)ただ、4年後の下準備としてはとても良い経験になったはず。次回のドイツは怖そうだ。

 というわけで、ブラジルの優勝は順当な結果。それに、堅い守りを破るのは、最後は「個人」の力だ、ということを再認識させてくれたのがうれしいかな。ロナウド、リバウドといった天才が輝くのは、やっぱり楽しい。

 そして、日本と韓国。私は、今回の韓国代表の躍進と、それを爆発的に喜んだ韓国国民にとてつもなく嫉妬した。悔しくて悔しくて、たまらない日が続いた。やっぱり、勝たなきゃだめなのよ。負けたら、こんなにつらいのだ。それと、両国の違いもより明解になったように思う。韓国では、他の国の試合にあまり興味がない人が多く、席がガラガラの試合があったのに、日本ではすべて完売。おまけに例えば、イングランドの日はイングランドのユニフォーム、ブラジルの日はブラジルのユニフォームを身にまとって、それらの国を応援する人が大変多い。こういうことは、韓国ではなかなか理解しがたいことらしい。

 かく言う私も「サッカーファン」と称して、ポルトガル大好き、スペイン大好き、ドイツ大好きで、それらの国のチームについて、「語りたがり」であるわけで、これが日本人なのかな。そう言えば、音楽だって日本人は世界中の音楽について、いろいろ聴いてるし、くわしい人が多い。演奏するジャンルもいろいろだ。これって、自分がないって批判もできるけど、逆に何でも受け入れてしまう素晴らしさでもあるのでは。韓国人の「一途さ」と日本人の「寛容さ」っていうコラムを読んだことがあるけど、今回はそれを確認できたということか。

 それと、「テーハンミングッ」と「ニッポン」の違い。もし、両国代表の結果が逆だったら、日本では今回の韓国のように自然にナショナリズムが爆発して、「日本人として誇りだ。」とか「日本国に生まれて良かった。」なんていうコメントが一般の人から聞かれるのだろうか。はてさて、自分はそのようなことを言うだろうか、と疑問に思った。多分、韓国のような盛り上がりになる前に、「自主規制」が働いてしまうのではないかと思う。それは、ナショナリズムへのアレルギーを戦後、各自が植え付けられたからなのか。スポーツ・ナビのコラムで、宇都宮徹壱氏はこの件について、日本人の「業」だ、と書かれていた。私はそれに深く共感してしまう。だからこそ、韓国の「テーハンミングッ」の連呼に、何とも言えぬ違和感・嫌悪感を抱きながらも、一方でその自然なナショナリズムの発露をうらやましくも感じてしまうのだった。

 でも、ひょっとすると、この違いが勝負の世界では、ベスト4とベスト16という大差になって現れたのかもしれない。

 さて、7月からは、また新鮮な気分で、みんなお互いにがんばっていこうではありませんか。日本代表があんなに私達を楽しませてくれたのだから。
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by harukko45 | 2002-06-30 00:00 | スポーツ

 韓国がベスト4である。驚きである。

 この状況に至って今、正直に告白しよう。私にとって韓国の勝利は、ちっとも喜べず、そればかりか日本代表が敗れ去ったくやしさを、何処にどうぶつけていいのか、ここ数日困惑していたのである。ところが、その傷心の身にさらなる追い打ちをかけるように、我が国のマスコミは連日、「日本が負けたので、これからは共催の韓国をアジア代表として応援しましょう。」などとキャンペーンをはり、その戦いぶりを絶賛している。おまけに、「こうなったら、韓国に(決勝の地)横浜に来て欲しい。」などと発言するキャスター達をみるにつけ、ついに私の困惑は怒りに変わった。

 ふざけるんじゃない!日本のメディアの輩は、サッカーファンを愚弄している。私達は好きなチームを応援するのであって、マスコミから、とやかく言われてこのワールドカップを見るのではない!だいたい、サッカーにおいて日本と韓国は長年の宿敵であり、最も近いライバルなのだ。どこの世界にライバル・チームの応援をするサポーターがいるのか!韓国をりっぱなライバルとして認めるならば、このような「敵に塩を送る」ような行動こそ、彼らを侮辱し、また自らの誇りをも否定しているのだと考える。

 この裏には「応援するから、過去のイザコザはチャラにしてね。」「これで、憎しみの歴史から脱却して、共生の時代へと歩もう。」というような安易なメッセージが見え隠れしているようにさえ感じてしまう。今おこなわれているイベントは、ただのサッカーであって、政治じゃない。もし本当に、今度の共催が日韓の親善に役立っているなどと考えている連中が、このキャンペーンをはっているのなら、なんとこの国のメディアは子供っぽいのだろうか。

 もうすでに、韓国では「共催」の意味など消し飛んでいる。日本が敗れた瞬間、街頭の韓国サポーターからは喜びの拍手と歓声がわき起こったのだ。そして、相次ぐ劇的勝利に今、彼らの思いは「共催から生まれる日本との友好」などではなく、まさに「世界に誇るウリナラ(祖国)」ではないか。いや、それはそれでかまわない。むしろ、その方が自然なのだ。日本の中にある何とも言えぬ「軽さ」の方が、私には許し難い。そして、それを煽るようなマスコミ・メディアの思考停止な論調に対して、はっきりと「No!」を突きつけるのである!

 我々、サッカーファンはこれまで、ヨーロッパ・南米のサッカー一流国どうしの試合、そこにいるスター達を見て、「日本代表」のいないワールドカップを楽しみ、感動してきたのだ。だから、私はブラジルやポルトガルやスペインのサッカーが大好きだし、イングランドとアルゼンチン、ドイツの試合に興奮するのだ。これぞ「サッカー愛・サッカー文化」なのだ。もちろん、韓国に思い入れのある人、韓国サッカーを愛する人は、どうぞ韓国を応援して欲しい。しかし、他のサッカーファンは、自分の好きなチームを応援しよう。そうでなければ、「サッカー文化」はねじ曲げられてしまう。であるから、日本のマスコミは、ちゃんと「サッカー文化」を一から勉強して、もっと大人な主張を示して欲しい。

 さて、その韓国の試合について。

 確かに「最後まであきらめない精神力」「無尽蔵とも思えるようなフィジカルの強さ」、それに加えヒディンク監督の絶妙な采配には感服している。その最大の成果はイタリア戦だった。見事な采配、勝利だった。だが、スペイン戦は2-0でスペインの勝ちだった。まったくもってひどい誤審によって、得点は取り消され、スペインは敗れた。韓国にとっては、完全な負け試合を幸運にも勝利したのだ。

 今や、監督のヒディンクは、すっかり神のように崇め立てられている。「彼の言うとおりにしていれば、勝てる。」というコメントを聞くと、もはや「信仰」のように見えるのは、私だけだろうか?そして、その勢いで「横浜に行こう。」を合言葉に、今日のドイツも撃破し、決勝へ駒を進めるつもりらしい。しかし、私はもうテレビで「テーハンミングック」の絶叫を聞きたくない。今日で終わりにしよう。私の地元、横浜を真っ赤にして、ライバルの晴れ姿を祝うなどということは許し難い屈辱だからだ。よって、当然ドイツを応援する。私の好きなバラック、シュナイダー、カーンの大活躍で、ドイツが勝利し、韓国の夢は今日終わるのだ。
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by harukko45 | 2002-06-25 00:00 | スポーツ

【ベンチがアホやと野球(サッカー)がでけへん!】イタリア編

 6月18日の韓国対イタリアは、今大会屈指の試合として歴史に残るのだろうか?確かに、ヒディンク監督の勇気ある采配に、見事に応えた韓国選手達の素晴らしさは絶賛に値する。がしかし、イタリアのどうしようもない試合運びが、自ら敗戦を招いたことも事実なのではないか。イタリアのトラパットーニは名将の誉れ高い監督だが、この試合では時代おくれの「カテナチオ」(ゴールにカギをかける)采配で、墓穴を掘ったのだった。もはや、守ってばかりで試合をコントロールすることなど不可能な時代なのだ。

 かねてから、イタリアは守りの堅さを売りにしていたが、3大会連続のPK戦敗退(90年大会・準決勝、94年・決勝、98年・準々決勝)で、「守りがいくら強くても、結局点を取らなければ勝てない。」という反省がおこなわれた。また近年、クラブ・チームのレベルにおいても、スペイン、イングランドなどのチームの後塵を拝するようになり、「攻撃的指向」に切り替えねばという気運がわき起こってきていた。

 そんなおり、代表監督に抜擢されたトラパットーニは、今まで誰もやらなかった、トッティ、デルピエーロの二人を組ませる攻撃的布陣でヨーロッパ予選を圧勝し、楽々本戦出場を決めた。「攻撃的なイタリアの誕生」に世界のサッカーファンは驚き、今大会での活躍を期待させたのだった。ところが、いざ本戦になった途端、監督はそれまでの3-4-1-2のシステムから、イタリア伝統の4-4-1-1という守備的布陣に逆戻りしてしまった。おかげで、「ファンタジスタ」デルピエーロはベンチに引っ込まされてしまったのだ。何たることか!これが、イタリア流なのか?またしても1点取るまで、ガツガツやって、いざ1点取れたら、守りまくって試合自体を殺してしまう戦法の復活。この裏切りはマフィアのお国柄か?この時点で、私はイタリアを応援することをやめた。

 イタリア本国でも、たくさんの批判がまきおこったらしいが、初戦に圧勝したために楽観ムードがただよった。ところが、2戦目のクロアチアに「カテナチオ」は無惨にも破られ、3戦目もメキシコにリードされ、絶対絶命な状態に追いつめられた。さて、この段階にいたって、さすがの私もフランス、アルゼンチンに続いてイタリアまでいなくなっては、ワールドカップではなくなってしまうじゃないか、という危機感を感じ、誰かイタリアを救ってくれ!と願う始末。その願いは通じ、それまでほされていたデルピエーロが後半登場、試合終了直前に同点ゴールを決めたのだ!さあ、トラパットーニさんよ、やっぱデルピエーロとトッティにビエリの3人の前線で戦う方が、見てる方も楽しいし、強いと思うよ。だから、お願い。決勝Tに入ったら、せこせこした「カテナチオ」はやめて、堂々と横綱相撲してね。

 そして、18日韓国戦。スタートは私の期待どうり、デルピエーロとビエリの2トップ、その下にトッティという布陣。前半すぐにビエリの得点、その後の雰囲気から2点目も十分期待できた。が、何たることか!!後半15分で、デルピエーロとガットゥーゾ交代。嘘でしょう!またしても「カテナチオ」。1点守るつもりか。これがイタリア、これがイタリア。

 しかし、サッカーの神様は愚かなイタリアに微笑むはずもなし。試合終了間近に同点にされ、延長戦ではトッティ退場によりPK戦狙いで益々守りまくり。だが、気迫にまさる韓国の攻めにずっと耐え続けられる精神力は彼らには残ってなかった。イタリアから言うと「テジョンの悲劇」は自ら招いた当然の結果だった。デルピエーロをかえずに、2点目を狙っていけば、イタリアの勝ちだったろうと思う。少なくとも、あんな惨めな敗戦を見ることはなかった。たとえ交代するにしろインザーギなどのFWを投入すべきだった。この日、名将トラパットーニは自らの栄光の系譜に大きな汚点を残した。

【ベンチがアホやと野球(サッカー)がでけへん!】日本編

 同じ18日、日本はトルコとの戦いに勝てるはずだった。当然勝利し、次のセネガルにも勝てれば、準決勝でブラジルかイングランドと戦うはずだった。私はそう思っていた。だって、こんなチャンスは二度とないのである。この組合せの幸運、ホームの利をいかさずに、いつ栄光に近づくというのか。

 確かに、今の日本代表は素晴らしいチームに成長した。戦前の心配など見事に吹き飛ばし、私達におおいなる幸福、熱狂、感動をもたらしてくれた。それについては、トルシエ監督に感謝している。彼の指導のもと、若くて才能ある選手たちが、ぞくぞくと登場し、世界に堂々たる戦いぶりをみせてくれた。小野、稲本、中田浩二、高原、小笠原らは3年前のユース選手権で準優勝。この世代に中田英や中村、森岡ら加えたシドニー・オリンピック・チームはベスト8。さらに名波、森島、西澤らとの融合により、アジア・カップ優勝。そして、さらに鈴木を加えて、昨年のプレ・ワールドカップであるコンフェデレーションズ・カップ準優勝と、日本代表を応援することによってもたらされる喜びは多かった。

 しかし、時折見せるトルシエの迷采配が、不安の種であったことも言わねばなるまい。一例をあげると、シドニーでの準々決勝の対アメリカ。高原の逆転ゴールで2-1として、勝ちは目前だった。後がないアメリカは死にものぐるいの猛攻をしかけてきた。この時、フレッシュな選手交代をすることで、守り抜くこと、あるいは前がかりになった敵の裏をとってカウンターでとどめの3点目を取ることが可能に見えた。が、トルシエは全く動かず、日本はアメリカの圧力についに屈し、同点にされてしまった。その後、PK戦までもつれたあげく、敗退した。勝てる試合だった。試合後、インタビューで彼は「チームが勝っているときに、動く必要はない。だから、メンバーの交代は考えなかった。」と発言していた。

 では、今回のトルコ戦。それまでの3戦では完璧な采配で、私はトルシエに感動していた。選手だけでなく、監督もこの大舞台で進化しているのか!と興奮していたのだ。だから、さして調子がいいとは思えないトルコに対しても、自分達のサッカーでのぞんでいけば、十分勝てると思っていたのだ。ところが、突然の「殿のご乱心」である。彼はいつ心変わりしたのか?「チームが勝っているときに、動く必要はない」のではなかったか。聞くところによると、トルコの3バックの右側(日本の左側)が弱いから、そこを突くために小野の前にアレックスを配したという。しかし、アレックスのFW起用は今まで一度も試されたことがなく、またもう一人の西澤は、約1ヶ月試合から遠ざかっていた選手である。柳沢がケガでもしていたというならともかく、何故それまで調子のよかった鈴木、柳沢でいかなかったのか、「信じられない」が率直な気持ちであった。

 それに、試合が始まってみたら、なんとトルコは4バックでのぞんできていて、アレックスの前にはスペースなどなかったのだ。おまけに、今まで柳・鈴木の献身的な前線からのプレスによって、日本はリズムをつくってきたのに、西澤ひとりにすることで、プレスがかからなくなって、トルコのディフェンダーは楽に構えることが出来た。そして、トルコはほとんど攻撃してこなかった。なのに、おかしな布陣でのぞんだ日本は小野も稲本もアレックスとかぶってしまい、自分のポジションを見失ってしまった。おかげで、今までと違う日本チームがそこにはいたのだった。

 ビハインドで迎えた後半、アレックスと稲本を鈴木と市川にかえて、今までどうりのシステムに戻したが、それでは前半の45分は全くの無駄になってしまったというわけか。結局、日本らしい戦いをやっと後半みせたが、なんとも後手後手の采配に振り回された日本には追いつく気迫がなかった。

 何故、いつもの布陣で戦わなかったのか?それで相手の強さに屈するなら、負けても納得がいく。しかし、こんな中途半端な試合ぶりでは到底満足できない。これではドラマがないじゃないか!指導者としてのトルシエには敬意を表するが、勝負のかかったときの戦略家としての資質はやはり物足りなかったと言わざるをえない。同じ日の夜、対照的に韓国のヒディンク監督は、「失うものは何もない。」と、リスク覚悟で今までどうりの攻撃的姿勢を貫き、勇気ある采配をみせた。そして、選手達は「勝つ」ことへのすさまじい執着、気迫を前面に出して、見事に奇跡を起こした。
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by harukko45 | 2002-06-20 01:00 | スポーツ

 2002ワールドカップもベスト8が出そろい、終盤にさしかかってきたので、これまでを振り返って私なりの感想をまとめてみることにしたい。

【ベンチがアホやと野球(サッカー)がでけへん!】フランス編

 いくら素晴らしい選手を集めても、それを束ね、一つの目的(優勝)に向かわせるためには、監督の指導力・カリスマ性、そして戦略が必要なのは言うまでもない。が、フランス代表監督・ルメールはこの4年間、有能な選手の才能におんぶにだっこで、自らは何もしてこなかったことを本番で露呈してしまった。彼は、4年前の優勝監督ジャケの下、コーチとしてフランスのワールドカップ初優勝に貢献した人物だったが、監督就任後は、そのチームをそっくりそのまま引き継ぎ、ほとんどいじくらなかった。戦術・システムにおいても4年前と大差なく、つまり全く進化の止まったチーム環境だった。

 一方、選手達はこの4年間、それぞれヨーロッパ各国リーグの一流チームの主要選手として大活躍し、「強いクラブにはフランス人あり」の公式を確立した。その実力は2000年のヨーロッパ選手権優勝で実証され、フランスの栄光は永遠のように思えたのだった。そこに、「驕りと慢心」があったのでは?例えば、ディフェンスの老齢化問題は?、引退したキャプテン/デシャンの後継者探しは?、エース/ジダンのバックアップは(その筆頭、ピレスの負傷欠場は痛かったにちがいない)?等、問題はあったのに何も解決されなかった。その間、他の国はフランス・サッカーを研究していたのだ。

 そして、今回、ジダンが負傷欠場という危機にあっても、他の選手のポテンシャルの高さを考えれば、それでも勝ちあがって当然なのに、実際はジダン抜きでは何もできない集団に落ちぶれるほど、モチベーションが下がってしまっていた。前回大会ではジダン抜きのチームでも、集中力を失わず、苦しみながらも2試合を勝ち、ジダン復帰後は優勝にばく進したというのに、今回の非常状態において、何も手が打てなかった監督の責任は大きい。そして、そのツケは「一勝できず、一点も取れず」という最も惨めな結末となった。まさにナポレオンの没落であった。

【ベンチがアホやと野球(サッカー)がでけへん!】アルゼンチン編

 今大会のアルゼンチンは大変前評判が高かった。優勝候補の筆頭にあげる人も多かった。確かに南米予選での圧倒的勝利をみれば当然だし、選手も世界各国のリーグで活躍するスターばかりである。当然、その「史上最強チーム」を作り上げた、監督のビエルサも高く評価されていた。選手自身も「当然優勝!」を口にしてはばからなかった。

 が、初戦のナイジェリアにセット・プレーから1点しか取れず、なんとか競り勝った時点で、その攻撃力・システムに修正を加えるべきだった。簡単に言えば、バティストゥータ(あるいはクレスポ)の1トップから、バティ・クレスポ併用の2トップに変更することを試して欲しかった。これだけの選手の集団ならどのようなシステムでもすぐに対処できるわけで、従来の方法がうまくいかないのなら、果敢に修正を試みるべきだ。

 ところが、監督は意固地なまでに自分の戦術にこだわり続け、最終戦で絶対勝たねばならない局面においても、自分を押し通した。しかしその結果が、1次リーグ敗退という、誰もが予想しなかったことが起きてしまったのだ。未曾有の経済危機に苦しむアルゼンチン国民の失望は大きかったろうが、あのバティが泣いている姿には、私も心を動かされた。経済危機の影響で、アルゼンチンのサッカー協会はビエルサ監督に給料未払い状態であったらしいが、まさかその腹いせではあるまい。

【ベンチがアホやと野球(サッカー)がでけへん!】ポルトガル編

 ポルトガルには、世界ユース選手権で2大会連続優勝した選手達が揃っている。サッカー・ファンはその世代を敬意を込めて、「ゴールデン・エイジ」と呼ぶ。しかし、その「ゴールデン・エイジ」達は、不幸にもワールドカップとは今まで縁がなかった。それは、「美しく、楽しい」サッカーを目指すため、ぎりぎりの勝負に勝てず、いつもヨーロッパ予選で涙をのんでいたのだ。が、それぞれが各国の一流リーグのエースとして活躍することで、じょじょにたくましさを身につけ、「美しく、楽しく、強い」サッカーをつくりあげた。その成果は2000ヨーロッパ選手権でのベスト4でしめされ、国や民族を越えた多くサッカーファンを驚喜させた。

 だから、このワールドカップ登場にはものすごく期待し、胸をふくらましていたのだ。なにせ、フィーゴ、ルイ・コスタにとって最後の大会になるだろうから。ところが、いきなりのアメリカ戦で大失敗をやらかした。まさかの前半で3失点。確かにアメリカは怖いチームだ。が、しかし、冷静に試合に入っていけば、彼らの実力からしてあり得ない序盤だった。アメリカをなめていたのか?はじめてのワールドカップに緊張していたのか?それでも、後半、本来の力を出し始め、2点取り、追いつくのは時間の問題と思えた時、監督のオリベイラはルイ・コスタにかえて、FWのヌーノ・ゴメスをいれ、ただのパワー・プレイの戦術にしてしまった。結局、この選択は裏目に出て、引き分け可能の試合を負けてしまった。実に愚かな交代だった。

 2戦目のポーランド戦、ルイ・コスタの大活躍で圧勝し、最後の韓国戦に勝てば1次リーグ突破だったのだが、なんとオリベイラはルイ・コスタを先発させなかった。おまけに、韓国のあまりのツブシにきれた、ジョアン・ピントが報復してレッドカード退場、後半にはいってベトが退場で9人になった時点で、もはやルイ・コスタを投入することができなくなった。11対9になった直後の韓国の先制で、ポルトガルの夢は終わった。その後のフィーゴひとり獅子奮迅のガンバリもおよばなかった。なぜ、最初からルイ・コスタ/フィーゴの二枚看板を使わず、フィーゴを見殺しにしたのか?もうちょっと冷静に試合を運ぶようコントロールしていれば2人の退場者を出さずにすんだのではないのか?

 とにかく、オリベイラの采配ミスにより、私をはじめとする「美しいサッカー」を指向する人々の希望は無惨にも破られた。ポルトガル「ゴールデン・エイジ」はその素晴らしさをほとんど我々に披露することなく極東を去った。彼らが期待を裏切ったため、今大会の最大の花がなくなった。
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by harukko45 | 2002-06-20 00:00 | スポーツ

 6月13〜14日、大阪ブルーノートでのライブの真っ只中、日本代表はワールドカップ初の決勝トーナメント進出を決めてくれた。私達は14日のリハーサル終了後に、ホテルでTV観戦し、その瞬間に立ち会える幸運を得た。その地も同じ大阪、ジャパン・ブルーにブルーノートと、とにかく何か縁めいた気分でいたのだが、この喜ばしい時間を共有できた幸せを十二分に味会わせてもらい、我らが代表におおいに感謝したいのである。

 もちろん、そのパワーを私も得て、2日間・4ステージをしっかり、こなすことができたと思っている。先週の福岡でのいい流れをそのまま引き継いで、この大阪でのライブは、より曲一つ一つがこなれてきて、ある意味、リラックスした良さにつながったのである。

 例えば、‘微笑むための勇気’は、もう前からのレパートリーと比べても遜色ないクオリティであると断言できる。特にイントロのゴトウさんのソプラノ・サックスや後半のウエちゃんのドラミングには、ライブならではの「らしさ」が出てきて、レコーディング・バージョンの精密さに、よりアグレッシブなシーンが加わってきたのだ。この曲は、近年の作品の中での自信作、最高作としての風格を、これからどんどんと付けていくに違いない。え、ちょっと大げさですか。いやいや、良いものは良い。素直に自画自賛することも大事。いつまでも、最近の日本人特有の、「謙遜の美徳」を「自虐的転換」する悪しき傾向は、もうやめましょう!そして、もっと自分をほめましょう、おまけにみんなもほめましょう。自分に自信を持ちましょう、みんなも自信を持ちましょう!・・・なんて、これもワールドカップ効果なのかな?

 そんなこんなで、我々のクラブ・サーキット・ツアーも、あとは27日・東京の「スイートベイジル」を残すのみ。このいい状態のまま、ラストを飾りたいと思っているし、そのモチベーションも高いのだった。そして、その間にサッカー日本代表も決勝Tを勝ちあがってくれれば、言うことなしだったのだが、、、、。

 18日。何かが、一つ切れてしまっていたようなムードだった。単純に言えば、決勝T進出でノルマ達成、あとはお祭り・・そんな気分。決勝T一回戦、対トルコ。何処か集中していないような立ち上がりで、開始12分、セットプレーで失点。その後、攻めまくるもののゴールを揺らせず、敗退。何じゃコリャ?この試合は不満が残る。不完全燃焼である。トルコはそれほどの出来ではなかった。逆に日本を意識して引き気味で、ほとんど攻めてこない。何も怖がるほどの相手ではなかった。いや、その前に日本の方がおかしな手を打っていたではないか。西澤、アレックスの先発発表には正直おどろいた。しばし、ポカンとしてしまうほどの驚きである。グループリーグで良かった流れをそのまま引き継いで、柳沢、鈴木の2トップを先発させるのが得策ではないのか。何で、この期に及んで実験する必要があるのか?そして、その心配は的中し、ぎくしゃくしたノリで、なんか重いボールさばき。集中をかいた凡ミスの多さ。そんな流れの悪さで、あっという間の失点も一瞬マークをはずして、相手をフリーにしてしまってのもの。たった一本のコーナーキックで一点取られて敗れるなんて!

 おまけにビハインドで迎えた後半、攻撃しなければいけないのに、なぜかアレックスも稲本もおろしてしまった。これには、ますますわけがわからん!常に「戦う姿勢」を選手に求めてきていたトルシエは、最後の試合で自ら「戦う」ことに執着していないようではなかったか。この数日間で監督・スタッフ・選手の間に何があったのか知らないが、テレビ画面の向こうから前の試合のような気迫もエネルギーも感じられなかった。

 実はこれからがワールドカップの真骨頂が見られるはずだった。これからが本物のワールドカップなのだ。いつだって、名勝負として歴史に残るのはこれからの試合なのだ。決勝Tに入ると、それまでのリーグ戦と違い、食うか食われるか、やるかやられるかのほんとうの勝負、それを日本には一つでも多く経験して欲しかったのだ。なのに、決勝T初進出をあんなにも喜んだわずか4日後、敗れ去る時の大きな「喪失感」をこんなに早く味わうことになろうとは。

 思えばワールドカップで最終的に歓喜の夢に浸り続けられるのは一カ国しかない。どの国のチームも優勝しないかぎり、必ず敗れ、その「喪失感」にさいなまれる。そして、その「くやしさ」を4年間引きずっていくのだ。8年前のアメリカ大会決勝戦、イタリアのロベルト・バッジョは、PKをはずし、ブラジルに敗れた最大の戦犯として、国中の非難を浴びた。4年前のフランス大会、イングランドのベッカムはアルゼンチン戦でのレッドカード退場を非難され、「10人の勇者と1人の愚か者」としてメディア・国民から揶揄された。しかし、彼らはその屈辱を4年後に晴らすべく戦って、勝ちあがっていった。(ベッカム率いるイングランドの戦いはまだ続いている。)

 だから、我が日本代表が敗れた今、「感動をありがとう」などと甘っちょろいことを言うんじゃない!だいたい、この国の連中は人生をナメすぎなんだ!何が「感動」だ。「夢をありがとう」だ。ふざけるな!いっつも、こんな程度で満足してるから、肝心な時に勝てないんじゃないか。くやしくてたまらん。その後、韓国のすさまじい勝利を見せつけられて、益々くやしさがこみ上げてきた。あ〜、今日の韓国のイタリアに対する堂々たる戦いぶり、そして見事な勝利に比べて、日本には明らかに緊張感がなかったし、戦略・戦術も未熟であったことを認めざるを得ない。であるから、日本のサッカー協会、関係者、もちろん選手、私達サポーターも今回、なぜこの程度の成績で終わったのか、しっかり総括し、新たな強化に早速のぞんで行かなくてはならないのだ。とにかく、この「くやしさ」を糧にこれからは生きていく、少なくとも私は。
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by harukko45 | 2002-06-18 00:00 | スポーツ

W杯2002/日本代表発表!

 17日、ついにワールドカップ日本代表23名が選出されました。当初、トルシエ監督は「(最終メンバー発表に)何も驚きはないだろう。」とコメントしていたので、先日までヨーロッパ遠征していた中から無難に決定される、と想像していたのは私だけではなかったはず。ところが、このトルシエという人物はなかなかの演出家なのか、ノルウェー戦での敗戦のショックを蹴散らすようなインパクトを、この最終代表発表に入れ込むとは!まんまとやられた感じであります。中山、秋田の両ベテランの復活。中村、名波の両レフティーの落選。と、衝撃的な発表に私もおもわず唸ってしまいました。

 しかし、数分後、この人選を冷静に見ていくと、なかなかよく考えられたものであり、現在考えられるベストに近いのではないか、また、多くのファンが喜ぶであろう要素(中山の選出)を入れることで、一気に盛り上げることにも成功したのではないか、と思えるのです。こういった巧みな政治的演出力は、過去の記者会見や解任騒動時での乗り切り方などでも見せてはいたのでしたが、今回のは今までの中でも随一の出来なのでは。御本人は、選考に苦労したでしょうが、その成果はまずは大成功でしょう。なぜなら、この人選に対して、あまり大きな批判は出てきていないからです。かく言う私も割りと満足しています。これなら、わだかまりなく応援できると!

 確かに大好きな名波が外れたのは寂しい。昨年、右膝半月板損傷というケガでの長期離脱、そして今年にはいっても、なかなか完全復調できなかったのが残念でたまりませんが、これは仕方がないでしょう。彼の穴は稲本と、ここ数年で大きく成長した戸田とでがんばってもらいたい。中村もここにきての膝のケガが響いたのかもしれないが、戦術的にも中田英や小野を中心に考えるのが当然と思える現在のチームには、はめようがないと私も思っていました。彼はまだ若いし、ワールドカップ後にヨーロッパに渡り、より飛躍する機会があるでしょう。ですから、次回のドイツ大会での雪辱を期待しましょう、絶対的なエースへと成長して戻ってくることを。

 一方で中山の復活は、心からうれしい。9年前の「ドーハの悲劇」の時からずっと、彼は私のヒーローなのです。現在の日本サッカーの象徴なのです。とにかくこのご時世で、「魂」を感じさせる数少ない日本人スポーツマンである、と断言できます。前回書いたドイツのクラブ「レバークーゼン」にも、「ゲルマン魂のかたまり」であるキルステンというベテランがいました(今シーズンで引退発表)。彼は全試合出場はしませんでしたが、常にチームの精神的支柱として存在し、チームメイトを鼓舞し、また自らも貴重なゴールを決めて、何度かチームを救ったのでした。当然我が日本代表にも、こういった選手は絶対に必要だったのです。今年の代表戦では、中山は一度もよばれていませんでしたが、最後の最後で召集されるあたり、彼の強運・運命を感じずにはいられないのです。そして、彼は必ずやチームのモチベーションを上げてくれる救世主となるに違いありません。

 また、ディフェンスに秋田を入れたのは、なかなかのヒットでしょう。ここでもベテランが若手中心の代表にいい刺激を与えるでしょうし、21日からの最終合宿の出来次第では、右サイドの(ケガを抱えている)松田にかわってレギュラーもあるのでは、などと考えています。なにしろフィジカル面では日本一といえるディフェンダーなのですから。それに、4年前のフランス大会の経験が絶対必要な場面がくるはずです。

 とはいうものの、我が日本代表の売りは、何たって才能溢れる中盤(!)、中田英・小野・稲本のヨーロッパ組の活躍が不可欠。幸いこの3人はいい状態で本番をむかえることができそうなので、まずはひと安心。そして、我々の期待に十二分に応えてくれるであろうと確信しています。それだけ彼らは成長し、たくましくなって帰ってきてくれたのです!

 さあ、私もこれより「日本代表、絶対的応援態勢モード」に移らせていただきます。「ガンバレ、ニッポン!」
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by harukko45 | 2002-05-18 00:00 | スポーツ

サッカー三昧(2)

 2002ワールドカップ開催まで半月を切ってしまいました。もうこうなると頭は完全なるサッカー・モードで動いており、ほかのこともサッカー的思考でもって行動してしまいそうです。例えば、横断歩道で信号待ちの時、オフサイドに引っかからないようにまわりの人より先に飛び出さないようになる。あるいは、歩いていても真っ直ぐ進めばいいものを、ついついフェイントをいれて前の人をかわし、サイドを深くえぐろうとする。また、女房との口論が激しさをましても、累積警告のことが気になり、ここでイエローをくらうと大事な決勝トーナメントに出られないという恐れから、相手へのとどめの一言を飲み込んだり。もちろん、体調面でのケアこそ最も大事であり、バランスのとれた食生活を心掛けることなど言うまでもありません。

 1998年のフランス大会では、仕事が重なったこともありましたが、何より連日、深夜に放送される試合を見続けて、コンディションをくずしてしまったことが悔やまれたわけで、今回はホーム開催の有利さを十分にいかし、フィジカル・メンタル両面で完璧な状態で、決勝までの約一ヶ月を乗り切っていこうと考えております!というわけで、ここしばらくは「サッカー三昧」シリーズでお送りすることになってしまいそうです。もちろん、ジュンコさん&ジュンコ・バンドの情報も随時盛り込みながらお届けする次第。

 さて、前回お話したヨーロッパの各リーグも終了(スペインでは「バレンシア」、イングランドでは「アーセナル」、ドイツでは「ドルトムント」、そしてイタリアでは逆転で「ユベントス」の優勝)、最後に残ったビッグタイトル「チャンピオンズ・リーグ」の決勝戦が15日におこなわれたのでした。実はこの日、ジュンコさん、私、オッサンの三人はチャリティ・ゴルフ大会の前夜祭に出演するため、福岡におりました。このイベントで演奏したのは、わずか3曲。あっという間のステージでしたが、お客は翌日のゴルフ大会に出場する芸能人・元スポーツ選手やその関係者ばかりで、私もこれほどたくさんのタレントさん達を目の前にしたのは初めてでした。そう言った意味では、なかなかない経験をさせていただいたと言えるかもしれませんが・・。

 で、その日の深夜、「チャンピオンズ・リーグ」決勝戦はテレビ放送されたのですが、結局のところ仕事終了後、中州の居酒屋にくりだし、芋焼酎のお湯割りを大量注入し、その後オッサンとラーメンを食べるという、相も変わらぬ「わかっちゃいるけどヤメラレナイ!」状態で、まったく使い物にならない私でありましたので、その結果は翌日の再放送で知ることとなったのであります。

 結果。私の応援した「バイヤー・レバークーゼン」は1-2で「レアル・マドリッド」に敗れました。残念です。無念であります。チームの格、人気、経済力、また所属する選手各々の実力・知名度も格段に劣る「レバークーゼン」の初優勝は、やはり夢と消えたのでした。が、しかし、圧倒的有利を言われていた「レアル」に対して、守備中心の消極的な戦法をとらず、あくまで攻撃的に闘い、最後の最後まであきらめず攻め続けた「レバークーゼン」は素晴らしいチームでありました。最終スコアはともかく、全体の印象では「レバークーゼン」のほうが良いサッカーをしていました。でも、攻めても攻めても、あと一歩ゴールにとどかない。一方「レアル」はいつもの華麗なサッカーはなりをひそめ、泥臭く勝負に徹しながら、苦しい流れの中でもチャンスをものにしたのです。そう、天才ジダンのボレー・シュートが決勝点。決める時に決められる役者を揃えた「レアル」の自力の差が、最後に勝者・敗者を分けたのでした。

 終了ホイッスル後、勝利の喜びをからだ中で爆発させる勝者と、ピッチにくずれおちて立ち上がれない敗者の対照的な光景は、毎年の事とはいえ、やはり胸に迫るものがあります。でも、私は今期の「ブンデス・リーガ」「チャンピオンズ・リーグ」共に大変盛り上げた「レバークーゼン」の活躍を大いに讃えたいと思います。そして、この悔しさを来るワールドカップにて(レバークーゼンから5人がドイツ代表)はらしてもらいたい。何故なら、私の予想では決勝トーナメントで「スペイン」対「ドイツ」が実現するのでは思っているのです。あ〜、そんなことを考えるとまたワクワクしてくるのです。この日、無念の涙をのんだバラック、ノイヴィル、シュナイダー、ラメロウ、ブット各選手に栄光あれ!
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by harukko45 | 2002-05-18 00:00 | スポーツ

サッカー三昧

 最新シングルのレコーディングも無事終わり、ジュンコ・バンドは現在休業中といったところ。そうそう、そのシングルのトラックダウン、実にうまくいきましたよ。あとは、6月のリリースを待つばかり。それに向けて、ジュンコさんはキャンペーンと各メディアの取材を受けているところでありますかね。バンドの皆さんもそれぞれ元気でありましょう。

 さてさて、そんなこんなで暇になった最近の私は、音楽ではなく「サッカー三昧」となっております。それも観る方専門で。仕事の忙しい時は、夜中にテレビ放送されるヨーロッパ各国リーグの試合もなかなか見られないのですが、今はほぼ毎日欠かさず見ています。なにしろ日韓共催のワールドカップが今月末には始まってしまうという状況でただでさえワクワクしてしまうのに、この時期は各リーグも優勝が決まるわけですし、絶対に見逃せない試合が目白押しなのです。

 サッカーに詳しい方ならご存じでしょうが、とにかく現在のヨーロッパのサッカー・クラブこそ世界最高レベルであり、そこには世界中の名プレイヤーが集結しているわけで、ワールドカップに出てくる代表選手たちのほとんどはヨーロッパで活躍しているといっても差し支えないのです。ですから、ヨーロッパのリーグ戦をチェックしておくと、そのままワールドカップ観賞への予習にもなるのです。ま、そういった意味付けをしなくても、昨年秋からのシーズンが終わろうとしている今、優勝がかかっているチームのモチベーションは高く、どの試合も内容の濃いスリリングな展開を楽しむことができるのであります。

 では、それぞれチェックしていきましょう。まずは、現在ヨーロッパ最強リーグを持つスペインであります。スペイン・リーグは「リーガ・エスパニョーラ」と呼びますね。この響きどおり、イケイケのごきげんな攻撃的サッカーで、観客を楽しませてくれます。かつては、1点取られたら、2点取り返す。2点取られたら、3点取り返す的な展開で、その派手さのみ語られてきましたが、近年イタリア的リアリズムを修得したか(?)、守備においても固さをみせ、勝負に対してのしたたかさを伺わせるようになりました。しかしながら、伝統の攻撃的姿勢は失われず、よって実にスペクタクルでありながら、負けないサッカーを見せてくれているわけです。

 その筆頭はマドリッドをホームにする「レアル・マドリッド」でありましょう。調子の良い時の「レアル」のサッカーを見ていると、これこそ芸術である!とため息をもらしてしまいます。その根拠は、現在世界で一番うまいプレイヤーであるジダン(フランス代表)とフィーゴ(ポルトガル代表)がいるからです。この二人のプレイには「ファンタジー」が溢れているのです。また、他にもロベルト・カルロス(ブラジル代表)、ラウール、モリエンテス、イエロ、エルゲラ(以上スペイン代表)を配する超スター軍団であります。ですから「レアル」こそ、誰がどうみたって優勝候補だったのですが、これがそうはいかないのが勝負のおもしろさ。現在の首位は「バレンシア」で、たぶん31年ぶり優勝が「バレンシア」にもたらされるであろうと思っています。創立100周年を迎えていた「レアル」は、リーグ制覇、スペイン・カップ優勝、そしてヨーロッパクラブ・ナンバー1をきめるチャンピオンズ・リーグ優勝という3冠を狙っていたのでしょうが、スペイン・カップは「ラコルーニャ」に決勝で敗れ、リーグ優勝もおそらく無理。残すはチャンピオンズ・リーグのみとなりそうな気配なのです。

 実は私、この展開、けっこう気に入っているのです。私のもっとも好きな選手はフィーゴなのですが、かといって「レアル」も好きかというと、必ずしもそうではない。確かに「レアル」のサッカーには魅了されてはいるが、応援はしていない。この複雑な心理、わかります?つまり、長嶋のことは大好きなのだが、読売ジャイアンツは大嫌い、絶対に応援せず巨人を倒そうとするチームの応援をする。この幼少のころより培われた「アンチ巨人」精神が、サッカーの世界においても脈々と私の心に息づいておるわけであります!

 続いてイングランドいきましょう。ここには、世界一有名でお金持ちのクラブ、「マンチェスター・ユナイテッド」がありますね。もちろん、スター選手が揃っていますし、強いです。スピードとパワーにおいてダントツの「プレミア・リーグ」で、最も魅力的なプレイをコンスタントにみせている名門チーム、ユニフォームもかっこいいし、選手はあか抜けてるし、戦術も洗練されてて、申し分ないわけです。ロイ・キーンはアイルランド代表、まさにアイルランドの魂と呼ぶにふさわしい強烈なキャプテンシーをもち、チームを牽引する素晴らしい選手です。彼の熱さは常にピッチにあふれかえっています。また、デビット・ベッカム(イングランド代表)の正確なボール・テクニック、ライアン・ギグス(ウェールズ代表)の速いドリブルによる突破も見ているものを釘付けにします。

 当然「マンチェスター」も優勝候補筆頭でしたが、イングランドにおいても波乱がおきています。「マンチェスター」の4連覇をロンドンの「アーセナル」がどうやら阻みそうだからです。おまけに昨日、チャンピオンズ・リーグの準決勝で、「マンチェスター」はドイツの「バイヤー・レバークーゼン」に敗れ去りました。ここでも、戦前の予想を覆す結果となったのでした。今年のチャンピオンズ・リーグの決勝戦は、「マンチェスター」の監督であるサー・アレックス・ファーガソンの故郷、スコットランドでおこなわれるのですが、彼にとっては故郷で優勝を勝ち取るという野望がついえた瞬間を私は眠さと戦いながらも、しっかと目に焼き付けたのでありました。ここにおいても、「アンチ巨人」精神は完遂されました。つまり、私はロイ・キーンを大変尊敬していますが、「マンチェスター」は嫌いなのです。ですから、ひじょうに気分がいい。

 次にドイツの「ブンデス・リーガ」は、さきほどの「バイヤー・レバークーゼン」の大活躍で、「ボルシア・ドルトムント」「バイエルン・ミュンヘン」との大混戦、結局今週末の最終戦までもつれ込み、優勝のゆくえはわからなくなりました。今は、ここが一番おもしろい展開になっています。「レバークーゼン」は質実剛健(手堅くていまいちあか抜けない)ドイツ・サッカーらしからぬ攻撃型スタイルで、「ブンデス・リーガ」のみならず、チャンピオンズ・リーグでも暴れまくり、ついに決勝戦への切符を手にしたのでした。シーズン当初は攻撃だけで、守備がぼろぼろ、およそヨーロッパの強豪にはかなわないだろうと思っていたのに、試合をかさねるごとにチームが団結し、奇跡のような逆転劇を続けています。その成長ぶりは少々神がかっているとさえ言えるのです。

 スペインやイタリア、イングランドのサッカーを見た後で、ドイツの「ブンデス・リーガ」を見ると、最初そのゴツゴツした感じに多少ガックリくるのです。例えていうと、アメリカのメジャーリーグ・ベースボールを朝見た後に、夜、広島球場の「広島ー巨人」戦を見て、何かいまいちやな〜と思っちゃうのに近い心境ですかね。しかしながら、3月にドイツ旅行をしてきたせいもあり、だんだんとドイツ・サッカーに親しみをおぼえる今日この頃なのです。ですから、「レバークーゼン」、応援していますです。ハイ。

 最後にイタリア「セリエA」ですが、「インテル」が優勝しそうですね。「インテル」、ユニフォームかっこいいです。なんたってミラノがホームですから。ブラジル代表のロナウドも長いケガ療養から帰ってきました。ワールドカップにもきてくれるでしょう。よかったよかった。

 とはいうものの、現在のイタリア・サッカーはおもしろくありません。だからあまり興味ありません。興味があるのは我らが中田選手の様子だけです。愚かな監督のつまらない戦術によって、中田のような才能あふれるファンタジスタたちは、「セリエ」においては生かされていません。

 イタリア人のもつ強いリアリズム指向(ようは勝つためには手段を選ばず)が、サッカーのダイナミズムを徐々に失わせているのではないでしょうか。金に物を言わせて、スペイン・リーグなどから選手を引き抜いても、そういった選手達はここ近年イタリアにくるとことごとく成功していません。それに、イタリアのチームはチャンピオンズ・リーグでも低迷を続けています。かつての栄光も何処へやら、守備的でガツガツとつぶしあうだけのサッカーも限界でしょう。ゴールから遠いところでゴチャゴチャやっていて、攻撃は前の3人の才能におまかせ、よろしく。おかげで、良い選手達がよくケガします。イタリア人は元来、アート・文化に秀でた人々。それにこの国特有のリアリズムは、中国人と同じ「今の人生をとことん楽しむ」ための発想であったはず。そういった原点に立ち返って、魅力的なサッカーを蘇らせてほしいものです。

 さて、今日も深夜、チャンピオンズ・リーグのもうひとつの準決勝、「レアル」対「バルセロナ」があります。当然、私は「バルサ」を応援するのですが、たぶん「レアル」が勝つのではと考えます。しかし、それでもかまいません。決勝は「レアル」対「レバークーゼン」。金持ちで超スター軍団の「レアル」を、少し鈍くさい「レバークーゼン」がうち破るのを楽しみにしておるのである!ガハハハハハ〜。それでは、また。
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by harukko45 | 2002-05-01 00:00 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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