カテゴリ:スポーツ( 409 )

 スペインの前半のポゼッションは70%を越えてた。何と、15分の段階では86%だったとのこと。すごいことだ。もう、そのパス回しの巧みさは、普段リーガ・エスパニョーラを見ているものには当たり前の光景なのだが、それでも、やっぱり感動するし、クラクラしたし、ゴール前では息が止まりそうになった。一体、どこにボールが出るのか、何でそこにパスを通せるのか、どうしてそんなアイデアが浮かぶのか。ふー。

 で、素晴らしい素晴らしい前半を2-0で折り返したスペインの圧勝と思われた。前日イタリアが「スペイン顔負けのサッカーで、その完成度は高い」と書いたものの、本家本元はそれ以上であることを見る事ができた。いやぁ、畏れ入りました。

 が、後半、ウルグアイが根性を見せた。「絶対にあきらめない」「絶対に負けられない」とはこういう姿勢を言うのだろう。本当にウルグアイというチームのサッカーは「気持ち」がこもっている。
 相手が世界王者だろうが、なんだろうが、このガムシャラさには惹き付けられるものがあるのだ。

 結果はスアレスが終了間際にフリー・キックで決めた1点のみであったものの、たとえ敗戦でも見るものに強い印象を残したウルグアイには敬意を表したい。
 ブラジル戦の日本になかったもの、それをウルグアイが見せてくれた。



 
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by harukko45 | 2013-06-18 04:11 | スポーツ

 イタリア、完成度高し!これは強い。ユーロ2012で決勝まで進んだ時も、生まれ変わったイタリアにすっかり惚れ込んだ私だったが、1年でより進化した姿を見た。
 元々、ディフェンスのうまさ・強さは定評があるが、そんな彼らがスペイン顔負けのポゼッション・サッカーを見事にやってのけた。結果は2-1での勝利だったが、内容的には一方的なイタリアのゲーム。これが、メキシコのようなチームだったから、まだこの程度で収まったが、果たして日本は?正直、ブラジルに続いて再びチンチンにされてしまう我が代表の姿を見る確率は、かなり高いと言わざるを得ない。

 ピルロ、デ・ロッシ、モントリーボの中盤は相変わらず素晴らしい。この技術と戦術眼にすぐれた3人のゲーム・メイカーと、よく走るサイド・プレイヤーであるジャッケリーニ、マルキージオが完璧に連携・連動しており、絶え間なく続く攻撃に、メキシコは相当消耗させられたに違いない。
 イタリアのFWバロテッリも凄さを見せて、貴重な2点目を決めたし、今回のイタリアはかなりの実力であることは間違いない。

 それでも、メキシコはよく耐えていたと思う。が、ずっと押し込まれていた彼らには、ほとんど攻撃の術(すべ)がなかった。

 うーん、日本、かなりキビシい。代表の土壇場での奮闘を期待するも、個人的な興味はイタリア対ブラジル、決勝トーナメントでのスペイン対イタリアの方に移ってしまった。
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by harukko45 | 2013-06-17 14:31 | スポーツ

 完敗だ。全く、何も出来なかった日本のパフォーマンスには強く落胆した。正直、前半3分のネイマールの素晴らしいゴールに、すっかり恐れをなしたように見えたし、いつまでたっても動きの鈍さやミスが目立ったのは、明らかにコンディションの悪さ/イラク戦からのリカバリーの失敗があったと思われる。
 まぁ、それでもどこかで、日本らしさを見せてくれると期待していたが、簡単に先制したことで、その後のブラジルは軽くいなしていた感じ。リラックスした彼ら相手では、大人と子供、プロとアマ、って言うぐらい大きな差を見せつけられた。

 で、後半も開始早々の失点。これで、ほぼ決まり。その後の日本には、およそ得点の匂いを感じる瞬間はなかったし、光る選手・プレイも見つけられなかった。あー、キビシい現実です。ロスタイムでの3失点目はつくづく余計。結果として、今回もまたチンチンにされてしまったのだった。

 あまりにもレベルが違いすぎて、最後は笑うしかなかった。

 次戦、イタリアとの試合では、もっとやってくれることを期待はしてる。とにかく、勝つしかないのでね。

 ところで、来年のワールドカップ本番でも、今回と同じようなスケジュールでテレビ観戦となるわけで、観る方にとっても実にいいシミュレーションと言えます。
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by harukko45 | 2013-06-16 15:16 | スポーツ

全く、ヒヤヒヤしたぜ、もう!!
とにかく、どんなカタチでも、決める事が大事。
代表の皆さん、とりあえずおめでとう!でも、まだまだ頑張ってくんなきゃだよ!

しかしまぁ、毎度のことながら、予選を見守るのは疲れますなぁ。
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by harukko45 | 2013-06-04 22:21 | スポーツ

 第47回スーパーボウルは、実に素晴らしいゲームとなり、ひさびさにワクワクドキドキしながら堪能した。正直、試合前は、どちらのチームにもそれほど思い入れはなく、しいて言えば今期限りでの引退を発表していた名ディフェンダー、レイ・ルイスに花を持たせたいという思いだけで、わずかにボルティモアを応援することにしていた。
 で、試合開始早々の先制TDをはじめ、ボルティモアのオフェンスが実に好調で、前半で21-6になり、おまけに後半最初にコビー・ジョーンズのキックオフリターンTDがキマって28-6となった時点で、これはもはやボルティモアの圧勝が見えたし、ナイナーズ自慢の「ピストル・オフェンス」も大舞台では空回りのままで終わるかと思われた。

 が、その直後の停電による35分の中断が、ゲームの流れを大きく変えるとは!

 勝負の女神っていうのは、何がきっかけで微笑むのか、本当にわからんね。突然、まるで雷に打たれて目が覚めたかのごとく、それまで凡庸なプレイに終始していた49ersが、本来の姿を取り戻したのだから驚いた。それはまさに、プレイオフでずっと見せてきたハイパーな戦いぶり。新世代QBキャパニック率いるピストル・オフェンスは3Qだけで17点を取る猛攻で5点差に追い上げ、続く4Qにはついに2点差にまで迫った。

 そしてそして、残り2分でボルティモア陣5ヤードまで攻め込んでの4回の攻撃で、ついに逆転TDによる49ersの勝利が現実のものになりそうだった。
 だが、絶体絶命の危機での、レイブンズ・ディフェンスの踏ん張りが凄かった。この2分間における両者の攻防は実にスリリングでサイコーだった!久々に「これぞフットボール!」的快楽に満ちていて、素晴らしい時間でありました。

 49ersのQB、コリン・キャパニックはパス302ヤード(1TD、1INT)、ラン62ヤード(1TD)で大爆発で、その能力の高さを示したものの、結果としては前半の不調が響いた。22点差をひっくり返しての、スーパーボウル史上最大の逆転勝利はかなわなかったが、NFLに新しいトレンドを作った一人として、来シーズン以降も大いに期待できる。
 個人的にはシアトルのラッセル・ウィルソンの方を買ってるけどね。

 と言う事で、ボルティモア・レイブンズおめでとう!レイ・ルイスおめでとう!そして、ありがとう、おつかれさまでした。
 ジョー・フラッコ、MVPおめでとう。正直、あなたがこんなに良くなるなんて考えてもいませんでした。今日は常にクールにやるべき事をやり切っていて、静かに感動しました。今日のフラッコはノーミスのパーフェクトでMVPも納得。ただし、個人的にはWRのアンクワン・ボールディンとコビー・ジョーンズも大いに讃えたいと思います。

 それからそれから、サンフランシスコのベテランWRランディ・モス、またしてもスーパーボウルリング獲得ならずでした。これについては、ちょっと残念に思いますが、まだチャンスはあると期待して、影ながら応援しております。でも、引退しちゃうかもなぁ。

 さて、これでシーズン終了。今シーズンは新世代選手達の活躍が目立ち、ポストシーズンも好試合ばかりで、実に楽しかったNFLでありました。


 
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by harukko45 | 2013-02-04 22:58 | スポーツ

EURO2012/スペイン優勝

 約1ヶ月間にわたって繰り広げられたユーロ2012は、スペインの優勝で完結。それも、圧勝で。

 個人的には、ご贔屓のポルトガルが準決勝で敗退したことで、一気にモチベーションは落ちてしまったのだが、だからと言って、レベルの高い試合を見落とすわけにはいかず、今未明に行われたスペイン対イタリアの決勝は生で観戦したのでありました。

 スペインは、決勝において、ようやく、ようやく、彼ららしいサッカーを見せてくれた。デル・ボスケ監督の意地のような「0トップ」システムも、セスクを高い位置に置くことで見事に機能、まぁ、それなら1トップじゃん、とも言えますが。それに、シャビをはじめとするバルサ勢が本来の調子を取り戻したパフォーマンスをみせてくれた。
 一方のイタリアは、グループリーグ初戦での3バックではなく、4バック。これは、勝ち上がっていくことで自信を付けたチームの流れを変えずにのぞみたかったのだろう。まさに真っ向勝負で、王者に挑んだ感じ。確かに、初戦での彼らとはチームのレベルは明らかに上がってはいただろうが、本来の力を取り戻したスペイン相手では、少し冒険だった気もする。とは言え、その正々堂々とした「サッカーをする」姿勢を讃えたいし、大敗したものの、今大会のイタリアのプレイぶりに共感した人も多かったと思う。もちろん、私もだ。ブランデッリ率いるアズーリは、文句なく今大会最もセンセーショナルで印象的な好チームでありました。
 そして、この悔しさを胸に、このイタリアがどう進化していくのか、ワールドカップへに向けて要注目だろう。

 で、優勝はスペインということで、結果は順当に収まったのだが、内容を見ていけば、スペインの王座防衛もそれほど華麗なものではなく、我がポルトガルが代わりに決勝の舞台に立っていたかもしれないし、ドイツがもう少し慎重に準決勝の戦いを進めていれば、イタリア戦でのディフェンスの2つのミスは防げたかもしれず、明らかに総合力に秀でるドイツがスペインを撃ち破る可能性も高かったと思う。
 また、スペインがグループリーグで苦しんだのは、イタリアだけでなく、クロアチアのレベルが高かったせいでもあり、ヨーロッパ・サッカーがますます混戦状態、実力伯仲であることもよくわかった。
 もはや、過去の名前や顔だけで強豪国云々は語れないのだった。

 さて、1ヶ月間、すっかり堪能させてくれたユーロが終わってしまい、しばらくは寂しい気分だろうが、今月末にはオリンピックが始まるので、すぐに気分は盛り上がるかな。
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by harukko45 | 2012-07-02 12:32 | スポーツ

 ユーロ2012は、いよいよ決勝トーナメントに突入。で、クォーターファイナル3試合を終わった段階では、一応予想通りの結果となっております。
 まずは、チェコ対ポルトガル。スコアはクリスティアーノのゴールでの0-1ではあったが、内容的にはポルトガルの完勝。今のチェコでは、ポルトガルのスピードについていけなかった。多くのチャンスを作り出していたポルトガルの攻撃陣はますますノッてきている感じで、今後に大いに期待できるぞ、頑張れ、プートゥガル!

 ドイツ対ギリシャも、ドイツの圧勝。だが、ギリシャはよく戦った。彼らのあきらめない姿勢はやはり本物だった。それにしてもドイツの強さは凄い。どんなメンバーだろうと、どんな形だろうと、その力は変わらない。今のドイツに死角は見当たらない。決勝まで当然進むだろう。

 スペイン対フランスは、一番期待していた試合だったが、実際には全くの凡試合で、実につまらなかった。全く覇気のない腑抜けレ・ブルーには大いに失望した。ちっとも調子の上がらないスペイン相手に、果敢に挑む事なく、ただただ負けを待つのみのパフォーマンスは、実に見苦しかった。フランスの多くのサッカー・ファンが心を痛めたに違いない。
 スペインは本当にこのままだろうか。だったら、ポルトガルに大いにチャンスがある。スペインでは後半投入されたペドロが光った。というか、なぜ彼のようなスピードがあり、裏をつけるタレントをここまで使わなかったのか、理解に苦しむ。セスクは好きな選手ではあるが、今のシステムでは生かされないし、F・トーレスはいまだにパっとしない。
 バルサの中心選手である、シャビ、イニエスタ、ピケはあまりコンディションが良くない感じがする。とは言え、手堅く勝っているのだから、悪くても負けない現実的な戦いが出来ているわけだな。

 今未明に行われるイングランド対イタリアは、希望としてはイタリアに勝ち残ってほしい。今回のイングランドのサッカーには全く共感していないので。
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by harukko45 | 2012-06-25 00:43 | スポーツ

 ユーロ2012はグループリーグ戦がいよいよ3試合目を迎えて、勝ち抜けを巡っての激闘が続き、実に面白かったですなぁ。今回はどの組も混戦で、最終戦にもつれることとなり、観る方にとってはかなりタマラん状況となったわけで。

 で、まずはA組。こちらはロシアの敗退が驚き。チェコ戦での圧勝で、ほぼ確実に勝ち上がっていくだろうとの予想は覆された。いったい何がどうして、ここまでコンディションを落とす原因になったのかは、くわしくはわからないが、監督との不和説も聞こえ始めているし、試合後半には必ず足が止まるような状況だったし、チームとしての調整が明らかに失敗したということだろう。
 それにしても、最終戦でそのロシアを敗って、見事に勝ち上がったギリシャは、やっぱりタフなチームだ。メンタル面での強さは2004年優勝時と同じで、準々決勝でのドイツもそうとう苦しめるのではないだろうか。
 チェコは1位通過となったが、これはロシアの不調のおかげ。正直、ワクワクするような部分がほとんどなく、力としてはここまでと見る。

 死のグループB組は、何と言ってもオランダの3連敗が衝撃だけど、これは全て初戦の失敗が導いたもの。デンマーク戦でせめて引き分けに留めておければ、こんなにも苦しい展開にはならなかったろう。とは言え、オランダのパフォーマンスが前評判ほどすごかったわけでもない。試合開始15分ぐらいをすぎて、早くも攻撃が単調になり始めると、あっけなく失点。その後は守備と前線は大きく離れ始めて、勝手なサッカーへと変質。後半にはフォワードをたくさん入れてますます前のめりになって、さらにバランスを崩す悪循環。各選手のコンディションも悪そうだったし、チームとして指向するサッカーは極めて保守的だったことは確か。初戦の出来が流れを崩したものの、その原因は大会前からくすぶっていたのかも。

 彼らのライバルであったポルトガルは、初戦のドイツ戦に敗れたものの、パフォーマンス自体はけっして悪くなく、チームとしてのまとまりを感じさせた。それが、デンマークとの大接戦に競り勝つことに結びつき、最終戦でのオランダに最高の形で勝利することにつながった。絶対的エースであるクリスティアーノが目覚めてくれたことが大きい。
 ドイツは全てにおいて安定した3連勝で文句なし。今後も決勝への道を着実に進むだろうと思うが、次戦のギリシャに手こずる可能性はあるので、ここが最大の難関になるかも。

 C組もスペイン、イタリア、クロアチアの三つ巴で、実に面白かった。クロアチアはかなり強いチームであり、スペインにも勝利しそうな流れを作っていたが、神様はスペインに味方したって感じ。スペインは、予想以上に苦しんだし、全体としてあまりうまくいっていないまま、決勝トーナメントに進むことになった。特に攻撃面での手詰まり感は明白で、私は彼らの連覇はかなり厳しいのではないかと思っている。
 イタリアは、確かに新鮮に蘇ってきたけれど、だからといって、すごく強いというわけでもない。なので、こちらもこの先があるかは少々疑問に思い始めているが、最終戦でカッサーノ、バロテッリにゴールが生まれたことは、ちょっとだけ明るい材料かな。

 D組は、4チームともほぼ互角のレベルなのに、スウェーデンが思わぬ2連敗であっさり敗退してしまったのが残念。正直、イングランドの1位通過はスウェーデンの不調に助けられた。スウェーデンが最終戦でのパフォーマンスを最初からやっていたら、もっと面白いリーグ戦になっていただろう。
 それと、ウクライナの敗退もがっかり。初戦でのシェフチェンコ2ゴールで活気づいたものの、その後が続かず、最終戦では運にも見放された感じ。イングランドの1点は棚ぼたのようなもんだし、明らかなゴールを認められずではね。
 というわけで、ここでは一番つまらないサッカーをするイングランドと、良いんだか悪いんだかよく見えないフランスが勝ち抜けたものの、この程度の感じだと、次でさようならの可能性は高い。

 で、私のベスト4予想は、1.「チェコ対ポルトガル」はポルトガル、2.「ドイツ対ギリシャ」はドイツ、3.「スペイン対フランス」はスペイン、4.「イングランド対イタリア」はイタリア。

 グループBとCに比べて、AとDはレベルが低かったので、ベスト4はBとCの勝ち抜けチームが順当に残ると思うが、波乱が起きるとすると「ドイツ対ギリシャ」か。ポルトガル・サポーターの私としては、チェコには圧勝して、調子の上がらないままのスペインをうまくかわしての決勝進出を強く願っております、ハハ。
 うー、まだまだ楽しみは続くです。
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by harukko45 | 2012-06-20 15:20 | スポーツ

EURO2012/大会6日目まで

 EUROが始まって早1週間、ここまでで最高のゲームはグループCのスペインvsイタリアで、1-1のドローではあったが、内容の濃さでは一番。攻撃的に変身した新生イタリアが王者スペインを苦しめたことは明白。今後もイタリアの試合は要注目ですな。
 とにかく、イタリアの「伝統の守備+足技にすぐれたテクニシャンを配した攻撃的な戦術」は実に新鮮であり、そこに、予選でのフォーメーションからスペイン用に組んだと思える3-5-2のシステムを採用したのも驚きだったが、デ・ロッシやピルロがうまく生かされていて、二人の素晴らしさを再認識したのだった。
 かたや、今大会FWの人材を欠くスペインは豪華なファンタジスタを際揃いさせた「0トップ」で迎え撃つとは、これはこれで、なかなかシビレましたな。
 とは言え、期待に反してスペインの0トップは、前半ほとんど効果的な攻撃ができず、ペースはイタリアが握っていた感じ。で、60分のディ・ナターレによる先制ゴールはイタリアの勝利を予感させたが、そこはさすがスペイン、すぐにセスクが同点ゴールを決めて持ち直した。正直、セスクのゴールは「やっと」って気もしたけれど。
 その後は、スペインもフォワードを投入して勝ちを狙うが、入ったF・トーレスが極めて不調だったのは痛かった。ちょっと今後に不安を感じさせる。というわけで、結果としては引き分けでも、内容的にはイタリアは今後に明るい展望が開けたが、スペインは問題を残した感じ。
 やはり「0トップ」は冒険だったか?確かにトーレスはゴール出来なかったものの、チームとしては彼と、右サイドにヘスス・ナバスが入ってからの後半の方が、明らかにドン詰まり的な前半よりも良いサッカーをしていたと思う。

 あと、印象に残ったのはウクライナ。35歳の英雄シェフチェンコによる「魂のヘディング」2連発でしょう。これには、思わずウルっと来た。
 最悪なのはイングランド。はっきり言って、アジアの弱小国の代表ですか?と思えるような守備的戦術には呆れた。バラックが言うように「ゴール前にバスを3台とめておくようなプレー」では、ユーロの強豪国とは言えない。というか、元々イングランドは過大評価されすぎていたのかも。
 そんなイングランドと引き分けたフランスは、なかなか良い感じと見た。ベンゼマ、リベリー、ナスリの前線はかなり魅力的で、今後の熟成ぶりに注目したい。
 
 でもって、なんだかんだ言っても注目のグループBでは、ポルトガルがヒヤヒヤさせられながらも、なんとかデンマークに勝利。だが、クリスティアーノのメンタル面に少々不安を感じちゃう。昨日の試合でも、決定的なチャンスを決められず、チームを苦境に立たせることになった。最後にヴァレーラのゴールで救われて、まだまだ可能性は残っているのだから、ここで一致団結してほしい。

 そして、前半戦の大一番ドイツvsオランダは、ドイツが2-1での勝利。なんとも「らしくない」オランダの不調ぶりにはガッカリ。というか、オランダも過大評価だったか?トータルフットボールも何処へやら。前と後ろが完全に分断されたような戦いぶりでは、総合力ダントツのドイツにはかないません。ファン・ペルシーがやっと「らしい」ゴールを決めて1点差にしたけど、その後のドイツの試合巧者ぶりはさすがで、オランダの攻撃はじょじょに消されていった。
 とは言え、この組はまだどうなるかわからん展開で、最終戦でのポルトガルvsオランダが激闘必至。ここまで不発の両国のエース達が、大いに奮起して盛り上げてほしいものだ。でも、本音はクリスティアーノだけ頑張って、ポルトガルに勝利を!オランダさようなら。

 おっと、この中で一番地味なグループAは、ダントツと思われたロシアがサポーターのご乱行に水を差されたか、ポーランドと引き分ける結果に。せっかくのいいチームだが、UEFAからの厳罰(12万ユーロの罰金、EURO2016の予選で減点6/執行猶予付き)にモチベーションが保てるかな?


 
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by harukko45 | 2012-06-14 16:53 | スポーツ

スポーツ観戦三昧(4)

 世界フィギュアで日本は、ペアで高橋&トラン組が初の銅メダル、男子が高橋・銀、羽生・銅、女子が鈴木の銅で、全体的には安定した強さを今回も見せてくれたものの、女子については大きな不安も感じさせた。
 それは主に、浅田の長く続く不調への心配だ。正直、トリプル・アクセルなしでも他のエレメントを高めることで、確実に勝てる力をつける、というのがここ何年かの方向性であり、今シーズンはその成果が発揮されつつあったのに、最後の最後で3Aに拘って失敗、その影響で他でもミス連発となっての敗北は、ちょっと納得いかないし、本人がインタビューで語っている「何をしていたのかなという感じ」がすべてか。
 とにかく、昨日のフリーでは、勝負への集中力を感じなかったし、かと言って、スケートを楽しんでいる風でもなく、どれ一つを取っても観ているものに共感を呼び起こすものはなかった。

 バンクーバー五輪、そして世界フィギュア・トリノ大会までの輝き、美しさはいったい何処へ行ってしまったのか。もちろん、母上の死去という大きな悲しみを乗り越えなくてはならなかった状況も理解できる。だが、浅田選手が今後も女子フィギュアのトップを目指すのであるなら、何らかの変革が必要な気がする。それは、本人の意識なのか、コーチ陣やスタッフ、練習環境なのか。
 今さらではあるが、あのキム・ヨナとの激闘の後、浅田も一度長い休養をとるべきだったのでは、とも思う。

 荒川も安藤も、今回優勝したイタリアのコストナーも、長いスランプの時期を経験している。今の浅田もまさにその渦中。だから、彼女も我々ファンも我慢しかないのかもしれない。

 それと同時に、現在の女子フィギュア界全体が、停滞の時期から抜け出せないでいるように見える。伊藤みどりの大革命以来、女子フィギュアのレベルはそれほど進化しているとは思えないし、それでいて、かつてのミシェル・クワンのような「ミス・パーフェクト」も存在しない。キム・ヨナ、浅田真央以降のチャンピオン、メダリスト達は、誰もが消去法で残った上での栄冠のように見えるのだ。
 今となっては、キム・ヨナ選手の強い刺激が懐かしい。

 おっと、それから付け足し。フジテレビは相変わらず、今晩、要らぬ編集付きの録画で女子フィギュアを放送する。私は、いつも通りRadio-Canadaのストリーム観戦でライブを楽しんだ。マスコミの方もいっこうに進化していない実態は、ひょっとしたらスポーツ界よりも深刻だ。
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by harukko45 | 2012-04-01 18:56 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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