WBC/日本5-3韓国、でもって日本優勝!2連覇達成

 未だに、昨日のWBC決勝戦、特にしびれまくった9回10回の攻防を見た興奮とその後の歓喜の余韻に浸っているのでした。本当によく戦い、そして最高の成果を完全に実力で再び奪い取ってくれたことを高く評価したいと思いますし、侍ジャパンの面々に深い敬意と感謝の気持ちを贈りたいと思います。

 今思えば、9回裏のダルビッシュが打たれて同点延長になったのも、出来過ぎのシナリオが書かれていたようではないですか。そして、その決着をこの大会不振で苦しみ、「心が折れそうになった」ところまで行ったイチローが、それまでの全てをセンター前にはね返した素晴らしいヒットでつけたのですから、もう何も言うこと無い完璧な仕上がりじゃないですか。

 つねにイチローが語っていた、「勝利することと同時に、プロのアスリートとして『作品』にしなければならない」をしっかりやり遂げた彼には深い感嘆の思いしか浮かびませんし、ますます彼への敬愛は深まるばかりです。
 2006年の作品もドラマティックで良かったが、今回の新作も最高に感動しました。

 MVPの松坂は、常にポイントとなる韓国初戦、キューバ初戦、準決勝アメリカ戦で勝利し、WBC通算で6勝0敗なのですから文句なしです。それに、今回では投手陣のリーダーとしての自覚がとても強く表にも現れていて、実に頼もしかった。本当のエースとして鉄壁の投手陣を引っ張ってくれたことを大いに讃えたい。
 
 もう一人のエース、岩隈への讃辞を忘れるわけにはいかない。安定感ある快投を続けながら、勝星に結びつかず1勝に終わったものの、彼のピッチングに感動しなかった人はいないし、ベストナインに選ばれて当然でしょう。リリーフで登場して今大会無安打に打者を封じ込めた杉内も最高でした。アメリカの打撃コーチ、レジー・ジャクソン氏が最も評価しているというのもうなづける。
 (二人一緒に、来期シアトルに行かないかなぁ。城島もいるし、素晴らしい戦力になるし、絶対に活躍すると思うがなぁ。シアトル・サポの独り言でした。)

 ダルビッシュは最高の瞬間とほろ苦い瞬間を両方味わっただろうけど、それらが全てもの凄い経験として、次のステップへつながるはず。松坂だって、かつては肝心の試合で失敗することが何度もあった。それが、すべて肥やしとなって今があるわけです。彼が次の日本を背負うエースに違いないのだから、この経験は絶対に必要だった。それは田中マー君にも言えることで、この二人には次回大会での中心選手になってもらわねばなりません。

 野手陣では、青木の大活躍が一番に光った。彼がこんなに凄い選手だったなんて、ここ数年日本のプロ野球に関心が薄かった自分に反省しなければなりません。彼の働きが無ければ、イチローの不振がもっと深刻にチームに影響していたにちがいない。
 内川にも驚き。村田とともに、いい場面でのいい働きをした二人が横浜ベイスターズの選手とは。私はセ・リーグのことは昔から好きではなかったので、ほんと失礼しました。ですが、こんなにいい選手がいる横浜はなぜ下位に沈んでいるのか?

 小笠原と稲葉のベテランもこの最終局面に入ってからのバッティングが光った。チームに「つなぐ」ことの大事さを示したことで、スモール・ベースボール指向がとかく陥りがちな貧打/消極的攻撃になりそうなジャパンに、大きなダイナミズムを実現させる働きをしてくれた。

 城島は期待通りの存在感をちゃんと見せてくれたし、昨年のシアトルでの不遇な扱いの鬱憤を晴らすかのような働きが大いに嬉しかった。彼は、これぐらいやって当然。
 岩村もじょじょに調子を上げ、最後にはかなり重要なポイントで打ってくれたし、タンパベイのトップバッターとしての実力をしっかり証明してくれた。こういう選手は本当に貴重なんだ。

 そして、個人的には西武の中島と片岡の二人も大絶賛(決勝では9番片岡、1番イチロー、2番中島の3人で8安打!特に7回は3人が6球で奪い取った)。前回もロッテの選手達がシーズンの好調さを維持して躍動してくれたが、今回も日本シリーズ優勝チームの選手が実に印象的な活躍をみせてくれた。パ・リーグ・サポとしてもうれしいね。
 特に中島、うーコイツはいい!まだまだのびる。守備も相当うまくなった。つなぎもできるし、決める打撃も出来る。これからも楽しみでしょうがない。

 まだまだ、たくさん褒めなきゃいけない部分もあると思うが、全体としての一体感、信頼感が感じられた好チームに大会を通じて進化していったことが素晴らしかった。そういった意味では、原監督をはじめとするコーチ、スタッフ陣の働きも良かったのにちがいない。
 正直、最初は原監督に疑問符をつけていましたが、心配していた作戦・采配面でも、後半に進めば進むほど多彩でダイナミックな面を見せてくれて、今では感服しております。若大将・原監督、なかなかやりますねぇ。(一応同世代として、東海大相模の頃から見てましたから。でも、巨人は応援しませんから、申し訳ない)

 さて、今年はまだペナントレースも始まっていない3月ではありますが、2009年のスポーツ大賞はWBC侍ジャパンで決まりでしょう。いやぁ、日本の野球は強い。当分、この余韻は消えないね。一生もんだ。

 選手の皆さん、こんなに夢中にさせてくれてほんとにほんとにありがとう。そして、その実力通りの優勝、心から大絶賛です。でもって、侍ジャパンにバンザイ!バンザイ!!バンザイ!!!
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by harukko45 | 2009-03-25 15:46 | スポーツ

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