WBC/韓国4-1日本

 がっくりくる試合。日本はほぼ自滅しての完敗。ほとんど見るべきところのない、実につまらない試合をしでかした結果で、再びジャパンは悪夢を見るはめになった。

 初回のダルビッシュの乱調は気持ちの問題か、配球の問題か。いずれにしろ、あまりにもいただけない立ち上がりでの3失点は悔やんでも悔やみきれない。そこには、1塁走者の初球スチールに無警戒だったバッテリー、ショート片岡の落球と青木のバックホーム送球がそれたことも重なる。韓国打線が猛打を重ねたわけではないのに、あっけなく3点とられたのは油断とも言えるのではないか。
 その後、ダルビッシュは立ち直って、相手から7奪三振で抑え込んだのだから、ますます初回が悔やまれる。

 深刻なのは打線。キューバ戦であれほど見事にチーム・バッティングで「つなぐ」ことが出来ていたのが、全く別チームのような単発の攻撃に終始。イチロー、片岡、青木はことごとく封じ込まれていたし、ノーアウトでのランナーもほぼ無策の状態で塁を進める事が出来なかった。これは初回の3点という点差がベンチの作戦を迷わせたのだろうが、それにしても大胆な奇策が出る事はなく、やる方も見る方も脱力してしまうような凡打の山を築きあげていくのだった。

 そうこうしているうちに、東京ラウンドほどの出来ではなかったボン・ジュングンを6回まで生かしてしまい、打ち込んだはずのキム・グァンヒョンまでも立ち直りのきっかけを与えてしまった格好ではないか。

 そして、何とも後味の悪い8回裏。2アウト2,3塁で、涌井に代えて左の岩田を出して、左打者に対したわけだが、これが思惑と外れてストレートのフォアボール。次が右打者だったのだから、当然右投手に交代かと思いきや、田中の準備が整わないと見たのか、そのまま続投。しかしながら、東京ラウンドでも制球の乱れが気になった岩田は最悪の押し出しで4点目を献上。この時点で、田中を出すとは、全て後手後手。
 この投手交代のバタバタさはベンチ・ワークの失態であり、それが最後の日本の攻撃へのエネルギーを削いだと言える。

 なかなか打ち崩せないことで、頭に血が上っていたのだろうが、判定を不服とした城島がつまらん退場を食らったのもいただけなかった。イチローの絶不調とともに、リーダーシップを取るべき人のていたらくぶりが、流れをどんどん悪くしていったのだ。

 まったくもって、日本はサッカーでも野球でも韓国が大の苦手だ。10回やって3回勝てるかどうかの状況が定着しつつあるし、こういうさして内容のない、キリキリするだけの神経戦を見続けるのはホント疲れるし、スポーツを見る醍醐味が皆無で、ものすごくつまらん。

 しかしである。準決勝行きを決めた韓国は前回大会と同じように、勝利後にマウンドに太極旗を刺すという愚挙を再びやってのけた。日本に対して2度もやるのだから、重々承知での行為なのだろう。これを見てハートに火がつかないのなら、「侍」などというネーミングはすぐに外していただきたいし、見る立場からしても、とんでもなくウンザリしていた韓国戦を再び熱く観戦する気分がムラムラと高まった。
 それにしても、相変わらずスポーツ精神とはかけ離れた、挑発的な行為に腹が立つし、強くても尊敬できないチームであることは確かだ。
 
 とにかく、我が日本は明日のキューバ戦、もう一度切り替えて一昨日のような最高の内容を見せなくてはならない。正直、キューバに2連勝はたやすい事ではないし、今日の屈辱的な敗戦の影響も残るだろうが、それこそがプロの意地の見せ所であり、前回チャンピオンの強さを世界に示してほしい。
 そして、キューバに勝って準決勝に進むことになるならば、これは韓国戦での勝利などよりも価値はぜんぜん高い。

 
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by harukko45 | 2009-03-18 16:45 | スポーツ

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