ジョン・レノン・スーパーライヴ2008の詳細(4)

詳細(3)からの続き
 
 詳細の4回目で、まだ2組目とはちとペース遅すぎ。これじゃ、年越しちゃう。

 昨年に引き続き、The Sunday Drivers [箭内道彦×渡辺健二(スネオヘアー)] を迎えての2曲。これも昨年同様、DreamPowerによって建てられた学校を、彼らが訪問した時の映像とともに"Free As A Bird"と"Woman"を演奏した。

e0093608_9234328.jpg "Free As A Bird"は1977年頃にジョンが作ったデモを、彼の死後ヨーコさんがポールに渡し、ジョージ、リンゴとともに完成させた曲で、ビートルズとして"Let It Be"以来のシングル・リリース(1995年)であった。(アルバムでは「Anthology 1」に収録)
 サビの部分の歌詞や間奏はジョンではなく、ポールとジョージが書き下ろしたもので、「またジョンと一緒に曲が書けるから」この曲を選んだというコメントには、やはりキュンとしてしまう。

 また、曲全体も少し感傷的なムードが漂っているのはしょうがないことだと思うが、そこがこの曲の魅力であるのも事実。こころなしか、ポールとジョージの歌声にも元気がなく緊張気味に歌っている感じがする。ただし、ジョンのボーカルにからむ"As a bird"の部分や間奏での美しいコーラス・ワークはさすがビートルズだと思う。

e0093608_951963.jpg もう1曲の"Woman"も、ジョンの死直後にリリースされた曲であったから、やはり聴いていると胸が痛くなる時があるし、曲全体にある「やさしさ」に浸れば浸るほど感傷的な気持ちも強くなってしまうのだった。
 それと、曲の前にあるジョンの肉声によるコメントがこの曲の核心へと導いてくれる。
Without each other,there ain't nothing,you know? It was a different viewpoint of what I'd felt about women and I can't express it better than I said in the song.
And it's for you - to all women. For the other half of the sky.
(お互いがいなかったら、そこには何もない。それまでの女性に対しての見方と全然違ったんだ。この歌の中で歌った以上に僕は上手くは表現できないよ。これは君のため、そして全ての女性のためだ。空のもう片方の半分のために。)


 スネオヘアーさんの繊細でやさしい歌声がやけにツボにはまって、気持ちは上で書いたような世界にどっぷりと浸っていた。
 そのせいなのかどうかはわからないが、いつもはとてもリラックスしてできるこの2曲なのに、"Woman"の2コーラス目あたりで、突然すごく緊張した気分が襲ってきて、ピッチカートと「Ohh-Ahh」コーラスのパートを同時に弾く手が震えてしまい、かなり動揺した。それでも演奏自体は間違えずに弾けていたのでよかったが、そこから後半部分では必死で気持ちの平静を取り戻そうとしていた。
 これも曲のマジックなのか。

詳細(5)
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by harukko45 | 2008-12-25 10:26 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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