7月も終わり、いや終わった(ライブ編/その1)

 しばらく更新が滞っておりましたが、8月2日に熊本でのタケカワユキヒデさんのライブを終えて、ようやく少しゆっくりできる状況になり、とりあえず怒濤のライブ週間となった7月終盤からの流れを書いておきたいと思います。

 7月23、24日の大橋純子スイートベイジル公演が終わってからは、3つのリハーサルと4つの本番があり、それがすべて別のアーティストでしたが、いい意味での緊張感が持続し、それぞれの音楽にしっかり入り込むことが出来た感じで、個人的には大変満足いく日々となりました。私自身もよく頑張ったとは思いますが、その時々に競演したアーティストの皆さんの前向きなエネルギーが私を奮い立たせてくれたとも言えるでしょう。

 時間軸にそって振り返ります。

 7月25日はMAKIさんのリハとタケカワユキヒデさんのリハのダブルヘッダー。共に久々に会うミュージシャン、それも私よりも若い人ばかり。7月中はずっと私の先輩方とともにやってきましたので、そういう点でも新鮮(?)。特にタケさんのバンドのベース、財津君はまだ20代ですから、私とは「親子関係」ぐらいの年齢差になるわけです。

 さて、翌26日は国立にある地球屋にてJabBeeのライブ。7月はすでに6日にこのライブハウスに出演しており、お店やお客さんの雰囲気はすでにわかっていたので、この日は前回以上に落ち着いたパフォーマンスが出来たのでありました。それに、ドラムのガッツ増田くんが復帰したので、本来の形である4リズムでの演奏となり、とっても楽しかったよ。
 シゲルさん、ガッツ、ナガタくん、私の4人はそれぞれえらく「イレこんで」演奏にのぞんでいるわけじゃないんだけど、何とも息が合う感覚があるんですね。なので私としてはこの4人でやる時間というのは、たいへん楽な気分で過ごせているし、変な力みもなくやれているのでした。
 また、適度に空間の多いサウンドで、それぞれの絡みもよく理解できる音が、演奏家としてはうれしいんです。

 それにこの日は、ボーカルのシゲルさんが自らのベーシックとして持っているR&B感覚が素直に出た感じで、それが他の3人にも波及して、曲ごとのメリハリやカラーリングがすごくうまくいったのでした。で、後半に向かって「行くとこは行く」って展開となり、個人的にも夢中になれる状況に自然になった。
 この日のメインアクトであったモアリズム目当てで来ていた多くのお客さん達からも、暖かく熱い拍手をいただいて感謝でありました。

 続いて27日は、MAKIさんのライブ。場所はおなじみの荻窪ヴェルヴェット・サンにて。
MAKIバンドは前述のガッツ増田君がドラムス、佐々木トム君のベース、黒澤ダイスケ君のギターに私です。場所がヴェルサンなので、鍵盤は生ピアノのみでした。で、5人によるバンド編成あり、アコースティックのみのセットあり、生ピだけのデュエットあり、ゲストにベンベナッツのギター、ヤッチャンこと須田靖彦君を迎えたりと、なかなかバラエティに富んだ内容でありました。
 そしてこの日は、6月にレコーディングし始めていたMAKIさんの2ndアルバムが完成し、その発売を記念してのライブでもあり、昨年のツアーでの曲とニューアルバムからの曲、カヴァー曲も交えての演奏だったのでした。

 相変わらずの「頑張り屋さん」ぶりで多才な能力を発揮するMAKIさんでしたが、この日までの忙しさにもめげず、本番ではかなり集中したパフォーマンスを見せてくれました。やはり、コツコツと重ねていくことの大事さをつくづく感じます。「頑張る人は、それなりの成果を得る」ということに尽きるのです。
 それに加え、「割り切り」とも「余裕」とも言うべき強さが備わってきましたね。なので、バックしている人間にもそれが伝わって、いい意味での「粘り」が出てきたのでした。これは良いことです。

 それと、ニューアルバムの方でも印象的だった、アコースティック・セットによる演奏は彼女の音楽性や歌に合っていて実に良いし、今後も積極的にトライすべきものではと思いました。これに、彼女が得意とする三線や、最近練習中のアコギをどんどん絡めていくのもありでしょう。多少、自分のサウンドの方向性を迷っていた部分に、明らかな道が見えつつあると強く感じました。
 この日は10数曲、ピアノを弾きっ放しという感じでしたが、疲れの中にもやりきった感がすごくあって気持ちよかった。

 さて、長くなったのとりあえずこの辺で。
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by harukko45 | 2008-08-04 14:23 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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