EURO2008/準決勝ドイツ3-2トルコ

e0093608_2355732.gife0093608_236105.gif 今回のユーロ、面白い試合が多い。そのことに大いに貢献してくれたチームの1つが、まぎれもなくトルコだった。3試合連続の逆転勝利、それも終了間際にゴールを決めて、見ているものをどれだけ驚かせた事か。
 正直、ここまでやるチームとは思わなかった。だが、実際には確かなテクニックと中盤での巧みなパス回し、そして最後まであきらめない強いメンタリティを持ち合わせ、本当に魅力的なサッカーを披露してくれた。

 一応、ドイツが勝つだろうと思っていたが、試合を見ているうちにトルコを俄然応援している自分がいた。内容的には断然トルコが素晴らしかったからだ。それも、彼らはケガと累積警告により9人もの選手を欠いていたにもかかわらず、試合開始から退いて守るようなことでなく、積極的な攻撃サッカーを繰り広げたのだった。

 その果敢な姿勢が功を奏して、22分に先制した時には、これはもの凄いことが起きるかもしれないとワクワクさせられた。だが、出来の大変悪いドイツは、それでもあっさりと点を取る。
 26分のポドルスキーのクロスにシュバインシュタイガーが合わせてのゴールは、まるでポルトガル戦のVTRのようだった。

 だが、基本的に試合を支配していたのトルコであり、後半に入ってもドイツはキレの悪さは相変わらずだった。にもかかわらず79分、ラームが苦し紛れに上げたようなクロスにクローゼが頭で合わせてのゴールには、「ちょっとやってられないな」と思ってしまった。確かにトルコGKのルシュトゥが飛び出しすぎてのミスだと思うが、それにしても、そんな簡単にゴールを決めるのはつまらん、ずるい、と思ってしまうではないか!何が、効率性だってぇの!

 ところがところが、ここからがまさに「奇跡」のトルコ、今大会の驚異の粘りは消えていなかった。サブリが右サイドでラームを振り切りクロス、それを、クロアチア戦で大殊勲の同点ゴールを決めたセミフが、またまたニアで合わせてゴール!まさに、信じられない!何て奴らだ!感動だ、感動だ!
 はっきり言って、この時点でトルコは勝ち越しゴールをも生み出しそうな気配だったし、こんなに面白い連中にこそ勝利はふさわしいとも思った。しかーし、神様はやはり気まぐれだ。トルコの同点弾のきっかけを与えたラームが、90分、ヒッツルスベルガーとワンツーで抜け出し、GKとの1対1でも、何と言うか、無慈悲なまでに冷静に、シュートを放ち、そのボールはゴール左上に突き刺さった。
 あー、これで万事休す。ドイツの勝利だ。

 が、ほめ讃えるべきは、最後まで魅力的な素晴らしいサッカーを見せたトルコであり、もしこのままドイツが優勝したとしても、私の記憶に今後も残り続けるのはトルコの方だ。

 このチームを指揮した、テリム監督のカリスマ性あふれる立ち振る舞いも、実に印象的だったし、その手腕には多くの人が賛辞を贈ることだろう。
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by harukko45 | 2008-06-26 23:07 | スポーツ

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