EURO2008/準々決勝オランダ1-3ロシア

e0093608_14381272.gife0093608_14382517.gif ロシア大金星!大波乱の様相を呈してきた今回のユーロで、ヒディンクのロシアが先週まで最強だったオランダを粉砕してしまった。

 スウェーデン戦での戦いぶりにすっかり惚れ込んで、これまでの態度を改め、ヒディンク賞賛派&ロシア・サポーターに転身した私だったが、ここまで凄いことをやってしまうとは思わなかった。
 ずっと見ているうちに、だんだんどちらがオランダでどちらがロシアなのか、と思いたくなるようなシーンがいくつもあった。それほどまでに、ロシアの方が積極的に攻め上がり、チャンスを多く作っていたし、オランダはグループリーグでの完璧なサッカーを忘れてしまったかのような鈍さだった。
 戦術的にオランダはロシアにうまく封じ込められていたとも言えるだろうが、それを上回るロシアの多彩な攻撃に四苦八苦するオランダの姿がやけに印象的だったし、どう見てもオランダ選手達の動きの悪さは目立った。

 決勝Tに入って顕著なこととして、各グループで2連勝して1位通過を決めたチームがここまで全て敗れている。どのチームも3戦目に主力を休ませて、この準決勝までに1週間ほどの余裕を持った。だが、これが裏目に出たとしか言いようのない結果が突きつけられている。
 それに、1ヶ月に及ぶ長丁場で、ずっと絶好調を維持することの難しさも見える。オランダは「死のグループ」C組での戦いでピークを迎えてしまったのだろう。それはポルトガルにも言えるかもしれない。

 それにしても、それにしてもだ。やっぱり、ロシアの選手達の素晴らしさを褒め讃えなくてはいけないだろう。
 アルシャフィンは常にチャンスを作り出すことの出来る存在であったし、2点目のアシストとなったクロス、そして3点目の巧みな抜け出しからのシュートは、まさに凄い仕事だったと思う。
 先制点を決めただけでなく、前線でのキープやチャンスメイク、シュートで再三オランダ守備陣を苦しめたパブリュチェンコも、もの凄い成長ぶりだ。彼らの働きによって、オランダ守備陣は消耗し、延長後半では完全に足が止まった。

 中盤のセマク、セムショフ、サイドのサエンコ、ジルコフの運動量とコンビネーションも凄い。また、センターのコロジンのミドル・シュートはブラジルのロベルト・カルロスを初めて見た時以来の迫力を感じた。

 とにかく、このチームは試合時間全てにおいて、攻撃の手を緩めなかった。オランダを怖れてズルズル退いてしまうことなく、常に果敢に向かっていく姿勢を貫いていたし、それを続ける事で、どんどん自信も深めていったように思う。なので、後半になればなるほど落ち着いたプレイぶりが見て取れたのだった。

 そして、監督のヒディンクに対しては、世界中のサッカーファン誰もが賞賛の言葉を贈るだろう。これまで、ヒディンクに敗れたことで、恨み言を吐いてきた人々(私も)はもはや口を閉じなくてはならない。

 さて、この大いなる可能性を感じさせるロシアの準決勝での相手は、スペインかイタリアか。どちらが来ても面白い試合が期待できそうではないか。
 私は、イタリアがやはりしたたかさを見せて上がってくるような気がしている。ここにも私注目の成長株、デ・ロッシ君がおり、主力であるピルロとガットゥーゾが出場停止という状況を逆に生かして、彼がイタリアの新しいリーダーになりえる試合なのではと考えている。
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by harukko45 | 2008-06-22 14:44 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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