最近の仕事ぶりも

 このところサッカーだらけになりそうなので、自分の仕事についても振り返っておかなくちゃ。

 偉そうに言うつもりはないのだけれど、実際にライブ本番が終わると、その後自分の頭の中で、その時のステージを振り返ること、もう一度自分一人でステージをやり直す、というのが習慣になってしまっている。ステージ上で起こったことの記憶というのは、かなりよく憶えているもので、一音一拍まで蘇ってくるものだ。
 一応自分なりに、どんな内容でも「理想」があって本番にのぞむので、やはり、いまいち納得できなかったり、うまくいかなかった部分は常に存在する。たぶん、一生満足することはないのだろうと、多少自虐的な気分にもなるが、だからと言って、終わった後に「よかった、よかった」だけで片付けるのは、かえってウシロメタイ気持ちになって、いつまでも前に進めなくなるものだ。

 そんなわけで、私がこのブログで書くステージのレポは、極めてジコチューな、まさに「理想とそこに到達できないボヤキ」であるのでした。

 さて、6月3日は大橋純子さんと久々のディナーショウでの演奏。これはある企業のイベントで、持ち時間も30分と短め。バックも土屋さんのアコギと私のみで、"たそがれマイラブ""シルエット・ロマンス""愛は時を越えて"のヒット曲オンパレードでありました。
 ジュンコさんとは3月のコンサート以来だったので、少し不安もあったが、本番では逆にスッキリした音の中、力みなくやれたと思った。来月のクラブサーキットに向けて、今月からじょじょに大橋バンドは活動再開なので、まずはいい滑り出しだったと言えるかな。
 
 "愛・時"は今回再びアコースティック・バージョンでやったのだが、これはこれで「アリ」だな、と思えた。要はメリハリ、TPOをわきまえた演奏が大事であり、曲と歌の良さをよりダイレクトに伝える方法としては、実に有効だと感じた。

 続く4日、朝から車で那須高原に向かい、これまた土屋さんとともにタケカワユキヒデ&T's Companyとのディナーショウで演奏した。こちらもある企業のイベントで、持ち時間は30分ほどだったが、タケさんが曲を多く組んだので、結局本番は30分をとっくに越えていましたね。
 "ガンダーラ""モンキーマジック"を快調にやった後、ダイジェスト的なビートルズ・メドレーは、すべて1コーラス程度のショート・バージョンなんだけど、会場の年齢層の影響か、意外にちゃんと成立してしまうのでした。

 その後はアイちゃん、モトイちゃんが自作曲をそれぞれ披露したが、両方ともちょっと慌ただしい流れになってしまった感じだった。そのまま、"ビューティフルネーム"に突入したので、1コーラスぐらいまで、しっくりしていないままだったのが残念だった。でも、ラストの"999"は文句なく、イケイケで盛り上がったのでした。

 終わってから、バンドとスタッフは車で帰宅したのだが、山の上の会場から高速入り口までがすごい霧におおわれて、前がほとんど見えない状況。久しぶりに緊張しながら車を走らせましたが、全員無事に生還しました。本番以上に集中したよ。

 そして、7日はMAKIさんとのイベント出演。これは、MAKIさんのお父上が主催されたコンサートで「久米川チャンプルー祭り」と題されたもの。MAKIさんご家族は沖縄出身であり、お父さんは三線の先生であり、もちろん三線の演奏と歌、それに踊りも披露(これがさすがホンモノ!)、お母さんはアコギと歌を、お兄さんはギターと歌にPA、司会と大奮闘。
 準備、裏方、本番も、まさに手作り感覚でしたが、150人収容のホールは立ち見も出る満員の大盛況だったのは驚きましたし、素晴らしいことですね。

 ステージの内容も、まさに「沖縄タイム」の「沖縄グルーヴ」に満ちたもので、なかなか面白かった。とにかく何があろうとも、あの旋律、あのノリ、あの三線と太鼓が始まって、皆が歌い踊り出すと、全体に幸せな雰囲気が自然に出来てしまうのが、凄いよ。
 私は、会場の人々とおなじみの曲を歌うコーナーあたりで、かなりジーンときてしまったもの。

 そんな中、我等がMAKI嬢は、果敢にもオリジナルだけで挑んだのですが、いつもよりもしっとりとしたパフォーマンスだったのも新鮮で、彼女の声の良さがすごく際立ったと思いましたね。

 m1.Red Eye 2.Colors 3.ココロ×ココロ 4.童神(沖縄民謡) 5.太陽の近いこの場所で 6.夢はあの場所に 7.花ビラ 8.光の地へ

 個人的にはキーボードだけでやった、m2とm3の出来は良かったと感じたし、ガッツ君のカホーンを加えて3人でのm5以降は、どれもリラックスしたサウンドになって、イベント全体の方向性ともマッチしていたと思ったし、いつものライブハウスでは味わえないコンサート会場で演奏する楽しさがあって、実に気持ち良かった。
 お客さん達からもずいぶん好評だったみたいで、これも気分が良かったですなぁ。

 とにかく、このイベントを通じて感じられた、MAKIさんのご家族皆さんの音楽への情熱と、そのしっかりしたパフォーマンス、それを心から楽しむ姿勢には、こちらとしても学ぶことが多いのでした。
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by harukko45 | 2008-06-09 17:05 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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