水越けいこ/表参道FAB

 27日、水越けいこさんの春のツアー初日、表参道FABでのライブを終えてきました。満員のお客さん達に集まっていただき、何より感謝感謝ですし、そのステージでの内容も濃く、まずは大成功であったと思います。
 私は昨年の1月以来の再会ではありましたが、リハの初日からすぐに「けいこワールド」にすんなりカムバック出来た感じでしたし、ギターの田口慎二くん、ベースの高橋竜くんとによる3人で、1曲1曲コツコツ作り上げて行くのも楽しかったです。

 で、まだ来月、名古屋・大阪でのライブがありますので、ここでは曲目や内容の詳細は書きませんが、初日を終えて思ったのは、私が関わった水越さんのコンサートの中で、一番良いものになるのではないか、という予感です。
 それはまず、けいこさん自身の選曲と構成が良かったこと。1つのテーマがあり、それに沿って曲が選ばれていますが、その年代も音楽の傾向も様々だったので、一見バラバラになりそうな危険もありました。が、そのオリジナルにあまりこだわり過ぎずに、メンバーとともに一から作って行きたいという、けいこさんの意図があり、逆に我々ミュージシャン側の「センス」も試される、ということもあったわけでした。

 とは言え、私の場合はオリジナルの持つ良さに関しては、出来るだけ残しておきたいと考える方なので、その辺はお互いのバランスですね。でも、おかげでリラックスした音作りになりましたし、全体に今回のバンド・サウンドが生きて、いろいろな曲をうまく結びつけることにもなったように思いました。
 もちろん、編成的に再現できないアレンジもあるわけで、どこを残してどこを捨てるか、ってことになるので、ある意味、バンドの方に曲を合わせることで、統一感が自然にできたと言えるのでしょう。

 それにしても、けいこさんのレパートリーには面白い曲がまだまだありますねぇ。今回も「うーむ」と唸ってしまう曲に出会えましたが、前に一度やった時にはそれほどでもなかったのに、今回は見事にツボにはまりました。そういう曲にはやっぱり思い入れが強くなって演奏してしまいます。

 反省としては、やはり初日特有の緊張感があり、特に前半が少しカタかった気がしますし、多少ギクシャクした部分もありました。それに、私自身が少し頑張りすぎの力任せな演奏になる悪い傾向が出てしまったようでした。この辺は、きっちり自覚して、細かい点に気を配っていかなくては。
 が、後半は、バラードやしっとりしたものが多かったのに、ことの外スムースに流れましたし、しっかりとやれた満足感がありました。それに、全21曲、曲だけの時間で90分以上、けいこさんのMCも短めでしたので、ステージも客席も十分にけいこさんの音楽を堪能できたと言えるのではないでしょうか。

 というわけで、来月の名古屋・大阪がずいぶんと楽しみになってきましたが、このいい感覚を忘れずに、演奏により磨きをかけていきたいと思います。
[PR]
by harukko45 | 2008-04-28 01:10 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31