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W杯予選/日本0-1バーレーン

 まったく、どうしようもない試合。バーレーンのどこがタフだったのか?日本が全然ダメだったから、負けただけ。そもそも、あんなハンドがらみ(と同時に川口のパンチングもミス)の失点する前に2点3点取っておけばいいわけで。
 だいたい、先発の布陣は何ですか?3バックでの岡田ジャパンってずいぶん懐かしい、フランスW杯ですか?
 左ウィングに起用された安田は、正直親善試合かなんかならともかく、こういった真剣勝負に使うのはまだまだ不安だ。で、彼を使うからには、左サイドで果敢に攻め上がって、相手をウンザリさせなきゃならないが、残念ながら安田が効果的にサイドをえぐったのは1,2回あったかどうか。それにディフェンスに回った時は今野と安田の左サイドでは身長が低くて危なっかしい。
 中盤で、ボールをコントロールする役目は中村憲のみだったらしく、その大役に荷の重さを感じさせる彼は、バタバタと動き、あまり意図の感じられないスルー・パスをくり出しては攻撃を自滅させていた。
 おまけに山瀬は、このところの代表戦でのゴールに気が大きくなっていて、頭の中はフィニッシュのことばかりだったか?彼が効果的にボールに絡むシーンを思い出す事ができない(そもそも、キャラが大久保とかぶるのだ!)。
 それに、大久保と巻は全然前線でキープできないんじゃ、いてもいなくても変わらない。

 そして、思ったのは、「考えて走るサッカー」はどこへ?「人もボールも動くサッカー」はいずこに?
 プレー・スピードもパス・スピードも可もなく不可もなく、サイドにボール散らすこともあまりなく、裏を取る動きも目立たず。全く持ってしょうもない前半。

 当然、後半は開始から安田に代えて遠藤を投入、またそれでも変化なければ大久保に代えて玉田となるだろうと思った。が、ベンチがすぐに動くことはなかった。これが時間の無駄遣いだったよ、イライラするー!
 でもって、後半11分にようやく遠藤投入(しかし交代は安田でなく山瀬、オイラにゃ?)、そしたら、やっとこ中盤の動きが「らしく」なってボール・ポゼッションの高い日本の攻撃が見え始めた。何で、最初からやらんの?中村憲だって、遠藤がいる方が全然動きやすそうになったし、全体に落ち着いた。
 駒野も効果的に上がるようになって、こういうサッカーを常に展開することが「観る人を幸せにする」んじゃないのでしょうか?

 しかしですね、そもそも中盤の厚い布陣でのぞんでいるのが今回は完全に裏目に出ていた気がする。相手のディフェンスがしつこかったのもあるけど、何かゴチャゴチャした状況に自ら入り込んで、スペースのないところで無理にパス回ししている感じで、いっこうに決定的なチャンスを作れないでいた。
 だから、やっぱりこのところの形であった4バック(今回のメンバーなら、今野、阿部、中澤、駒野)で中盤は遠藤、中村、鈴木、山瀬に2トップで行くのが正解だったのではないか?この形の方が適度なスペースがあり、速いパス交換で前半から相手を翻弄し、サイドバックが効果的に上がっていくことができたのではないか、と強く感じる。それにだいたい、その方が日本らしい戦いぶりだろうが。

 というわけで、問題は実際にはもっといろいろあるんだろうが、とりあえずバーレーンが強かったからの結果でなく、日本がしょうもなかったから、というのだけは正しいと思う。
 まぁ、まだ先があるし、とりあえず最悪2位に入れば次に進めるわけだから、あまり悲観的にはならないでいたい。が、6月までにはもうちょっと良いチームになってくれないとねぇ。
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by harukko45 | 2008-03-27 02:10 | スポーツ | Comments(0)

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる


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