2月突入

 2008年もあっという間に2月。正直、先月末のバタバタさ加減には、自分でも呆れてしまいましたし、いろいろと悔いの残る状況もありました。
 23日以降、日替わりで6アーティストの皆さんの仕事に関わらせていただき、そういう流れは実に喜ぶべきことなのですが、自分の許容範囲を越えるような仕事の取り方は、ところどころに「ほころび」を作ってしまうな、と、つくづく反省しております。

 本番のあった日のみ、簡単に振り返ってみます。

 25日はJabBeeとヴェルベットサンでのライブ。この日はピアノとギターのみでした。私としては、あまり余計なことはせずにいようと思っていましたが、何だか予想以上に力みが出てしまいました。それが、シゲルさんにも伝染してしまったかも。だから後半の数曲はシゲルさん自身も「力入っちゃって」と残念がってました。
 でも、前半の曲はJabBeeらしい暖かさが感じられて、出来も確かに良かったから、常にこれをキープしていけばいいのでした。

 おお、それから我々の前にやった京都から来た奥田聡子さん、良かった。思わず、CD買っちゃいました。コルグの小さなキーボードのみの弾き語りだったけど、十分自分の世界を作ってた。ちょっとオジサンしびれましたね。シゲルさんが惚れ込んで、東京に呼んだのがよくわかる逸材でした。今後にも注目です。

 27日はお初にお目にかかる「rica tomorl」のレコーディング。これは、すでに入っているリズム・トラックにピアノを2曲ダビングしたのでした。このところ沖縄出身の方とよくご一緒してるけど、ボーカルで曲も書いているricaさんも石垣島出身。で、彼女のボーカル・スタイルには、独特のコブシが入ってくるのですが、それがあまり民謡風に強烈ではなく、実に自然なニュアンスとして生かされていたのがすごく良かったですね。
 それと、リズム隊のサウンドも気持ちよかったので、とても楽しく、時間もあまりかからずにできたのでした。まだ完成は先のようですが、仕上がりが実に楽しみです。

 29日はタケカワユキヒデさんの浦安オリエンタル・ホテルでのディナーショウ。この日は2回公演の長丁場で、自分のプレイに危なっかしい部分があり、ちょっと落ち込みました。特に1回目の"Holy & Bright"のイントロを外してしまったのは大ボケでした。深く反省です。

 どうも私の良くない傾向として、何でも自分だけで表現してしまおうという欲求があるのですが、それを実際やるには多少の無理が生じているわけで、それが思わぬところでの凡ミスにつながっていたのでした。十分な準備と時間があればこなせることでも、今回のような流れでそれをやり遂げるには、自分の実力はまだまだ足りていなかったのでした。まさに自己過信による油断でした。
 とは言え、実際のパフォーマンスで大きな破綻につながらないのは、他の3人のメンバーのおかげであり、ギターの村田くん、ドラムの田坂くん、ベースの財津くんにはとても感謝しています。

 31日は大橋純子さんのディナーショウで、六本木リッツカールトンでの企業向けイベントでした。この日も午前中からサウンドチェックとリハーサル、おまけにジュンコさんはその前にフジTV「とくダネ」での生放送を終えてからでした。
 今回はドラムがいつもウエちゃんでなく、濱田尚哉君でした。ある意味、ウエちゃんの「イケイケ」風から、どっしりした「大人」なサウンドに微妙に変化しました。最近の「Terra」を中心にしたメニューにおいても、すごく新鮮な感覚で演奏できました。
 個人的には"地上の星"がすごく盛り上がりましたし、自分としてもこれまででのベストでした。

 ただ、他の数曲での私の演奏には、いろいろと問題があり、これまた反省です。とにかく、自分の中で疲れのピークが来ていることを感じてしまい、突然集中力が切れたようなポカがありました。なので、"地上の星"でのプラスも帳消しというわけです。

 そして、昨日は来週ライブがあるサカイレイコさんとの最終リハでした。これも準備のために、自らドタバタジタバタしていたのですが、実際に演奏し始めたら、私よりも20歳年下のメンバー達が一生懸命練習してきてくれていて、自分だけが舞い上がっていたことを気付かされたのでした。
 結局、この一連の流れにおいて、ことごとく私がやっていたのは自己中なパフォーマンスでの失敗で、回りを信頼していなかったからだ、ということ。しかしながら、それを助けてくれたのは全て回りの人々であったのでした。
 もっと、冷静になって、自分の力の不十分さをわきまえなくちゃいけません。良いお仕置きを頂いた1週間でした。
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by harukko45 | 2008-02-02 19:45 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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