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NFLディビジョナル・プレイオフ/サンディエゴ28-24インディアナポリス

 ディビジョナル・プレイオフ3、4戦の結果はすでに知っていたが、その3戦目がこれほどまでに盛り上がった試合だったとは驚きました。取ったら取り返す、逆転に次ぐ逆転(計5回もリードが入れ替わった)で、実に見応えのある好ゲームでありました。やはり、AFCのプレイオフは簡単には終わらなかったね。

 とりあえず、どちらに勝利が転んでもおかしくない展開であり、両チームともに気持ちの入ったプレイが続いていたし、少しも飽きさせる事ない内容でありました。
 特にサンディエゴ・チャージャーズのチーム一丸となった頑張りは賞賛に値するでしょう。エースRBトムリンソンを2Qに、QBリバースも3Qに故障退場で欠きながらも、控えの選手の活躍で、4Q残り4分50秒に決勝点をあげての勝利なのだから、終了後のターナーHCの興奮気味の会見もうなずける。
 またサンディエゴのディフェンス陣はQBマニング率いるインディアナポリスの強力オフェンスをゴール前で何度も封じ込めて、大量点を与えなかったのも大きな貢献だった。

 と同時に、この試合でのマニングは、あまり良かったとは言えなかった。大事なところでの2インターセプト、特に相手ゴール前で喫したのは痛かったし、プレイコールの選択ミスか、彼自身のパスの精度が良くなかったか、絶好調のマニングであったなら当然取っているだろうTDを少なくとも2本は失ってしまった。
 そのうちの1本、特に4Q残り2分での4thダウンギャンブルが決まっていれさえすれば、彼等の勝利となっていただろうに。

 それに、今シーズン、勝利にずっと貢献していた強いディフェンス陣が崩され、今季最多失点されてしまったのは大きな誤算だったろうが、これはサンディエゴのオフェンスの頑張りと見事な作戦をほめるべきでしょう。ロングゲインを狙う大胆なプレイを前半からチョイスして、それをTDに結びつけていたし、インディアナポリスに引き離されずに終盤まで勝負を持ち込んでいった試合運びが、この大接戦の勝利を呼び込んだと言える。

 さて、これでインディアナポリス・コルツの2連覇はならず、ニューイングランドとのライバル決戦が見たかった気もするが、いずれにしろペイトリオッツを応援するのでかまわないかな。サンディエゴはプレイオフ2連勝で勢いはあるだろうが、この試合での主力のケガの影響が果たしてどうか。
 いずれにしろ、ニューイングランドはNFL随一のしたたかさとバランスのとれた戦力を持つチーム、いくらノっているサンディエゴでもチャンピオンシップまで勝利するのは、ちとむずかしいと考える。

 
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by harukko45 | 2008-01-16 04:00 | スポーツ | Comments(0)

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