打ち込みとレコーディングの日々

 先週、JabBeeと大橋純子さんという、個人的には大きなライブが続き、なかなか緊張と充実感ある時間を過ごさせてもらったが、その後は一転、自宅にこもって打ち込みの仕事である。
 これは、夏前から関わっていた若干9歳のシンガー・ソングライター、「ゆっぴ」さんへのトラック・メイクだ。すでに先行シングル用の2曲はビクターから秋に発売予定だが、その勢いに乗ってアルバム制作ということになった。
 当初は、素朴なカントリー色のアコースティック・サウンドの方向性だったのが、打ち込み導入となったのは、オイラの技術の力かい?!なんて。

 すでに前述のシングルも含め4曲仕上げて、ただいま5曲目。Hip-Hopぽいトラックと野暮ったいカントリー・サウンドのミックスに、とのご要望に応えるべく奮闘中であります。この後も最多で3曲あるけど、どこまで行けますか?
 まぁ、こちらはトラック作ってプロデューサーに送るだけで、後の処理は「お任せ」になるんだけど、今後はこういうやり方が多くなるんだろうね。完全分業制って感じ。

 さてそんな中、昨年秋に一緒にライブをやったベテラン・シンガーソングライター馬場孝幸さんのレコーディング・セッションに昨日呼ばれた。実は、今年早々にやる予定が、馬場さんが体調を崩され延期になっていたものだ。ほぼ1年ぶりの再会になったけど、馬場さんの妖気、オーラの強さは衰えを知らずで、とっても独特なムードあふれるセッションになり、大変楽しいものでありました。
 録音したのはスタジオでなく、彼が主宰しているライブハウス「秋田犬」でおこなったのだが、ここの響きがなかなか良かった。それに、弾いたのが壁にピタリと置かれていたヤマハのアップライト・ピアノで、これがまたご機嫌に状態の良いものでね。そこに2本のコンデンサー・マイクを上から突っ込んだだけなのだが、十分ムードのあるサウンドだった。つまり、Bob DylanやTom Waitsで聞こえるような響き。けっして、学校の音楽室とかじゃないわけです。

 おまけにミュージシャンが私とベースの斉藤まこと君に、馬場さんのアコギとしゃがれた声による渋いヴォーカルというシンプルなものだったので、隙間や空間を生かした世界がすぐに出来上がったのでありました。こういうのって、ミュージシャン的にはたまらんのよね!やりがい感じちゃうってもの。
 最初にやった曲のみ、感覚をつかむのに何回かテイクを重ねたけど、その後はスイスイスーダラダッタと進んで、5曲もやってしまった。いやー、頑張りました。でも面白かった。
 後でプレイバックを聴き直すと、やはり最初の曲のみ少し「青い」感じのピアノだけど、サウンドが良いのと、歌詞が「なめきっている」ので救われているかな。残りの4曲はかなり満足でありました。
 この後、ヴォーカルの本チャンとダビングを施して、秋には発売される予定とのこと。なかなか個人的にも楽しみなアルバムになりそうです。
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by harukko45 | 2007-08-14 15:27 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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