JabBee/Star Pine's Cafe

 昨夜は今年初めてのJabBeeとのライブ。去年あんなにたくさんやったのに、今年に入ってこれが最初とは。でも、お互いにとてもいいタイミングで再会ライブが出来た感じでした。

 私としては、久々のJabBeeサウンドが新鮮で心地よかったおかげで、自由にのびのびとプレイ出来たのでした。とは言え、ただのセッション風にならなかったのは、ボーカルのシゲルさんがセットリストの構成を事前にがっちり組んでいたことで、ある一つの流れを生み出すことに成功していたからでした。
 正直、前日のリハに入る前は、きっちりと構成を決め込むのはJabBeeらしからぬこと、のように思っていたのだけど、実際に通してみたら、やはりちゃんとしたイメージが彼の中にあることが理解できて納得したのでした。他のメンバー(Drガッツ、B飯田君)も親分の意図をつかんで、久々の集合だったにもかかわらず、すぐに「バンド」であることを確認できましたね。これが、楽しかった。

 JabBeeの音楽を演奏するのが個人的に好きなのは、自分に自由があることが一つだけど、それ以上に音楽の流れが自然だから、ということが大きい。だが、頭を使ってこねくり回したあげくの結果でないだけに、やりようによってはダラダラしたり、ただスーっと過ぎてしまう音になる危険もある。シンプルであることは一番難しい。
 だからこそ、それを仕切るリーダーの思い、心意気こそがとっても大事。そして、そのリーダーに他のメンバーが共感できるかどうか、彼の音楽性のみならず人間性に関わることにつながってくるのだと思う。
 そういう点で、シゲルさんのリーダーシップが見事だったので、私がいくら自由に演奏していても、それが自分勝手な響きにならなかったことがとてもうれしかった。どう弾いてもバンドのサウンドになっていたと感じたのだ。これぞ、個人と組織の関係の理想と言えるものではないですかね。

 いかにもJabBeeの代表的なサウンドである"Smilin'"に始まって、これまでならリラックスして楽しんで、ってムードが"風のない朝""914"と彼の内面に入っていくような曲を立て続けにやったことで、一気にピーンとした緊張感のある空気に変わったのを感じたし、私も曲に入り込んで演奏に集中できたのでした。
 一呼吸入れての後半、"Music"はまさに気分転換の清涼剤のようなサウンド、だが続く"Under The Moonshine"は燃えましたね。自分で演奏中にいくら興奮しても、きっちり最後の絵が見えているというのは、とても安心感があった。
 そして、ラストの"夕方Love"は再び聞き慣れたJabBeeのリラックス・サウンドに、でも、全体の流れの中で、この曲も前よりポジティブな響きになっていたと思う。

 終わってから、初めて聴いてくれた人達から、ずいぶんお褒めの言葉をかけていただき、ちょっと驚きでした。やっぱりうれしいもんです。
 それと、いつもかけつけてくれるヴェルヴェット・サンに関わるアーティスト、ミュージシャンの仲間達にも感謝ですね。お互いのライブを観ながら、お互いにいい刺激を受け合っていて、それぞれが成長しているのを感じられる人々の集まり、今回のJabBeeもその流れの中でのライブだったように思います。実に面白いムーブメントになりつつあります。何か青春って感じだなぁー!(ほんとにね)

 いやー、楽しかったし、面白かった。それにちゃんと内容があった。いい夜でした。

 
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by harukko45 | 2007-08-09 13:26 | 音楽の仕事

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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