参院選で自民大敗

 最終的に投票率は58%を越えたらしい。今回はさすがの平和ボケ日本人もある種の危機感と政治への怒りを表現することを選んだのだった。その結果は、これまたかなり「日本的」な、ある一方に一気に振れるもの、前回の郵政・衆院選で小泉自民大勝、そして今回は民主60議席の大勝だ。

 かなり出来過ぎなぐらいの民主圧勝だが、この結果は私としても大変喜ばしいし、この勢いに乗りながらも、民主党の議員の皆さんは気を緩めることなく、今度こそ政権交代に向けて、したたかで確実な戦略でのぞんで行ってほしい。

 それにしても、年金問題と閣僚の相次ぐ醜聞があったものの、細川政権誕生の時といい、今回といい、小沢一郎という人が本気で動き出すと大きな仕事につながるのだなぁとまたまたその実力を感じさせられた。小沢氏は全国をここ1年ほど行脚し、特に自民の強かった地方・農村をくまなく回り、1人区で圧勝するという成果を見事に導いた。派手なパフォーマンスはなかったが、確実にコツコツと歩いて語ったことが、大きな流れにつながったも言える。

 これは今まで「理念・理想」の政治家、またある時は「剛腕・壊し屋」のイメージの小沢氏とは全く違う印象だった。だが、今思えば彼は民主党の代表に就任する際の演説でルキノ・ヴィスコンティの名作映画「山猫」の「良き伝統を残していくためには、変わらなくてはならない」を引用して、「私も変わらなければならない」と語った。まさに、その最初の成果はこの参院選だったのだ。
 それは「理念」をひとまず横において、最も身近で具体的な「生活」を中心にして、日常的な政治活動をおこなったことだ。これについては高く評価すべきと思うし、その結果は十分すぎるほどだろう。
 だが、続く衆院選で勝ち政権交代を目指す段階に入った現在、今回の日常活動の大事さを維持しつつも、彼の本来の姿である政治理念をもう一度高く掲げて、この日本をどう導くのか、を大いに語っていただきたい。そして、とかくフォローシップに欠ける民主党内で十二分に協議し、今度こそ今度こそ、ドジることなく大きな果実を得るべく、まとまっていただきたいと思う。

 だが、心配もある。昨夜小沢氏は疲労のために一度もTVには登場しなかった。やはり、健康問題はかねてからの危惧ではあった。しかし、ここで今倒れられては困る。
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by harukko45 | 2007-07-30 13:19 | 日々のあれこれ

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