That's A Entertainment

 前回のぼやきから一ヶ月経ってしまいましたが、みなさんお元気でしたか?いや〜、大きなお世話ですか、失礼しました。しかしまあ、この間に小泉氏が日本国の首相になりましたねえ。確かに彼は魅力のある人物であることは確かですが、支持率80%は高すぎませんか?とかく日本人は熱しやすく冷めやすい国民性なのです。出る釘は打たれるという風土でもあります。最初のうちはチヤホヤしておいて、そうしながら、あら探しして一気に引きずりおろすなんてことはよくあるじゃないですか。数ヶ月後には手のひらを返すように不支持にまわっている人が多いかもしれません。

 とはいうものの、このあいだの国会中継は私が生まれてから初めて面白いと思いました。野党の代表質問に対しての首相の受け答えには思わず引き込まれたというか、正直バカウケしてしまいました。実際テレビなどで、それなりの人物たちが意見を戦わせるのをみるのは、なかなか楽しいものです。田原総一朗氏がやっている「朝まで生テレビ」や「サンデープロジェクト」などが良い例でしょう。ああいうところでの白熱する論戦をなぜ国会ではやらないのか、いつも歯がゆい思いを感じていましたが、小泉氏の登場でその可能性が少しは出てきたということでしょうか。

 そういった期待も持ちながらも、私は小泉首相に対しては少し冷静に見ていきたいと考えます。とにかく、彼のいう改革とは具体的に何を、どのくらいのスピードで行うのか、そして何より自民党でできるのかどうかなど、まだまだわからないからです。ということで、これからしばらく政治から目が離せないということでしょうか。ただ、久しぶりに政治で楽しませてもらったのでした。

 話かわって先日、King of FUNK/James BrownとEarth,Wind&FireのライブがNHK-BSで放送されました。両者ともまさに、「これぞショウだ!」という一言でありました。あーだ、こーだ言うてる場合じゃありません。楽しいのです。おもろいのです。

 James Brownはピッツバーグ(だと思ったけど)でのコンサートでしたが、とにかく舞台になにもひかないで、じかに楽器やアンプをセットしただけのシンプルさに、まずはヤラレました。二組のリズムセクションを曲ごとに使い分け、おなじみの司会者やマネージャー登場しての「マント・ショウ」、何故か現れる昔のゴーゴーガール風の白人ダンサー、そして、なんてったってすごいのが、曲つなぎとテンポチェンジの素晴らしさ!これについては、見たことある人ならすぐわかるでしょうけど、親分の指示にピタっとバンドがついていくスリリングさがたまりません。同業者として、いつも感心するし敬服します。ボスの動き、気配をすべて見逃すまいとしているようなドラマーの真剣な眼差しが実に印象的でありました。もちろん、御大ジェ〜イムス・ブラウンのボーカルはまるで衰えを知らないすさまじさでありました。

 一方、Earthは東京国際フォーラムでの模様でした。全盛期のメンバーは三人だけでしたけど、後から後からヒット曲の連発には否応なく盛り上がってしまいます。サウンド面では、テープ(ハードディスク?ADAT?あるいはProTools?)との同期を多用したり(特にコーラスの補強)して、全くの生ものだったJ.Bとは対照的でしたが、 こちらはある意味、良く作りこんだステージングと言えるでしょう。やっぱり曲がエエな〜。思わず口ずさんじまうのだ、サビのメロディーを!アレンジも良くできてるな〜とあらためて感心し、Phillip Baileyも相変わらず素晴らしいボーカルでほんとに嬉しかったのでした。

 同じブラック・ミュージックであっても音楽的に「タカ派」と「ハト派」ぐらい違うイメージを持つ両者ですが、二日間見て感じる素晴らしい共通点は、とにかく「お客を掛け値なしで喜ばせる、楽しませる」精神でした。あ〜やっぱ理屈じゃないなって再確認する次第であります。あっしなんかまだまだアオイってことよ!ね、大将。

 さて、政治に音楽ときましたので、ついでにサッカーについて語らせていただきます。やはりヨーロッパでしょう。特にチャンピオンズ・リーグは準決勝がおこなわれ、ついにユーロクラブ・チャンプを争う2チームが決まりましたね。

 アウェイ・ゲームにおいて、手堅いディフェンスでリーズ(イングランド)のイケイケ・サッカーを引き分けで乗り切った我らがバレンシア(スペイン)は、ホームにおいて、一転して超攻撃的に攻めまくり3-0で相手をねじ伏せました。サンチェス2点、メンディエタのだめ押しと、文句のつけようがありません。これぞ、オーレ!でありました。30歳以上ばかりのベテランが並ぶディフェンス陣や、「第二のマラドーナ」との評判高い若きファンタジスタ、アルゼンチンのアイマール坊やの活躍も絶賛に値するものでした。

 かたやもう一試合、実にしたたかな試合運びでレアル・マドリッド(スペイン)の攻撃をかわし、エウベルのひと振りでアウェイを勝ったバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)も、ホームにおいては、試合開始のホイッスルが吹かれるや否や、猛烈なアタックを見せました。これには、背筋がゾクっときましたね。スゲェー!バイエルンのすさまじい気合いに感動してしまったのです。そして、またしてもエウベルが決め、フィーゴに1点返されるも、見事なトリック・プレイでイエルミンスが決勝点をゴールに突き刺したとき、レアルの2連覇は夢と消えたのでありました。

 あ〜、華麗なる絵巻物のようなレアル、特に愛するフィーゴ様が敗れ去ったのはひどく残念ではありますが、バイエルンにあの「カンプノウの悲劇」のリベンジを果たさせてあげたいという気持ちもあったので、こちらは複雑でした。

 残った2チームは共に、ディフェンスが強く、実に機能的な組織力を持っています。本来、芸術的ともいえるレアルやバルセロナのようなサッカーが好きな私ですが、この両チームはある意味完璧で、割と好きなのです。中盤のつぶしあいばかりに終始するイタリアのチームなどよりもよっぽど素晴らしいのです。現にくそおもしろくないイタリア勢は一つも決勝トーナメントに残らなかったじゃないですか!いい気味なのです。ま、とにかく5月23日、そのイタリア、ミラノにおいて一発勝負の決勝戦が楽しみでしょうがありません!ただ、どちらを応援するか困っている次第です。ん〜、今回はバイエルンに勝たせたい方にやや傾いてるかな?

 何はともあれ、素晴らしきアーティスト達に栄光あれ!そして大感謝!
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by harukko45 | 2001-05-12 00:00 | 日々のあれこれ

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