続サエコ‘ブリジット’スズキの日記
2001年 10月 02日
こだまの車中で、お弁当を食べた。コンサートも無事終わって、ホっと一息、そこで、喫煙車でたむろしてるメンバーのみなさんに、カナダ土産を配りに行った。喫煙車に着くと、いたいた、明らかに他の人と違うムードの集団。でも、もうがんがん飲んで大騒ぎと思いきや、少しは大人になったのか、わりと静かにしてるけど、これって、かえって心配。
予感的中、「あ、サエちゃんきたきた。ここ座るあるよ。」お前は中国人か!というわけで、急に機敏にゴミやら荷物を片づけて、バンマスが席を空けてくれた。それではと、ちょっとおじゃますることにした。
すると、バンマス、「カナダはどうだった?楽しんだ?」に始まって、あれやこれやの質問ぜめだ。とにかく、なんやかやと聞きたがり。でも目はまじだから、実際何考えてるのか解らない時があるのだ、この人は。ウエちゃんいわく「ワダさんの目は、お魚です。」ということは、なんかたくらんでいるに違いない。用心用心。
でも、そう言うつつも、みんなに話するのも楽しいし、ついつい、のせられてしまった。と、その時、誰や!アタシの髪の毛つかんでるのは!「サエコいなかったから、大阪の夜はつまんなかったよ〜。」ア〜、やっぱりマー坊さんだよ。「だから、みんな飲みに行かないで、すぐ寝たのよ〜。」「ヘェー、めずらしいね。」「サエコがいないからいけないの。サエコのせいだ。サエコのせい!」うれしいやら、かなしいやら。
と、バンマス、今度は自分の外国旅行談を話始めた。調子のってくると矢継ぎ早に語るのだ、この人の場合。だから、自分も盛り上がろうと、ちょっかい出してきたマー坊さんも、一時退散。「ワダ君、今日はノッテルネ〜。イエ〜イ。」
しばし、バンマス語りに聞き入るも、ありゃ、ちょっと舌まわってないんじゃない?さっきから、ビールだ、ワインだ、ペース早いんだよ。だいじょうぶでしょうか?「ラ・リ・ル・レ・ロ、ハイ、言ってみましょう。」「レ・ロ・レ・ロ・レ。」だめだ、こりゃ。
すかさず、タマちゃんが「ねえねえ、これ見て。」また、i-modeでいかがわしい写真、ダウンロードしてやがる。そんなの見せて、「キャー!ヤッダー!」なんて言うわけないんです!残念でした。だけど、彼はやったら、人の細かいとこよ〜く観察してるんだよね。やれ、私のアゴがプルプルしてるだ、どうのこうの。でも、スニーカー誉めてくれたから許しておこう。そしたら、バンマス、「ソノ、クツヨリ、ソックス、カワイイ。」はいはい、おじいちゃん、ご飯さっきあげたでしょ!
私、全然お酒飲んでないからだろうけど、あんた達、そうとう酒臭いよ、ほんと。しかし、カナダからブルーな気持ちで帰ってきたのに、すぐさまこの感じって、ナニ?と、バンマス、「アンタだって、ノムとブッチギレジャナイスカ。」あの〜、よく聞き取れませんでしたけど、私もいったん飲むと決めると、イケイケになっちゃう、って言いたいのね。ハイ、残念ながら、それは認めましょう。でも、それはみなさんのようにいつもいつもじゃありません!ちゃんと勝負時、勝負所を心得ているんだから。
あら〜、そうこうしてたら、もう新横浜じゃないですか。さあさあ、バンマス、マー坊さん、おうちに着きましたよ。気をつけて帰ってね。じゃ、私も自分の席に戻ります。みんなとの素敵な思い出を胸に、今日はぐっすり眠れそうです。それでは、みなさん、お疲れさまでした。
佐江子‘ブリジット・ジョーンズ’鈴木