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【番外編・特別寄稿】マネージャー小澤のキャンペーン日記

 6月18日火曜日。6月5日に発売された、新曲「微笑むための勇気」のキャンペーンのため純子さん、マネジャーのツッチー、私(オザワ)の3人は朝9:20の新幹線に乗り、名古屋へと向かったのです。東京は雨に見舞われていたにも関わらず、さすが「晴れ女」を自称する純子さん、名古屋は雲一つない快晴でした。「太陽を背負って来た!」と豪語するだけのことはあります。(念の為…と東京から持参して来た傘が開かれることは一度もありませんでした。)

 レコード会社VAPの宣伝マン、宣伝ウーマンの2人と合流し、まずは名古屋市・栄の電気ビルC'sスタジオからの生放送、FM AICHI「マジカル・ジャンクション」に出演。観覧のお客様や外を歩く人達も、ジャパン・ブルーのユニホームに身を包んだ人の多かったこと…。そうです。その日はW杯決勝トーナメント、日本vsトルコの試合が行われた日です。

 「予選トーナメント第1戦→都内キャンペーン」、「第2戦→福岡ブルーノート本番中」、「第3戦→大阪ブルーノートリハーサル中」…と日本戦の日には必ずテレビの前にいることのなかった私達は、この日も名古屋キャンペーンだったのです。

 そして東海ラジオへ。「歌謡パーティー」(7月中OA予定)、「美味時間(うーまいタイム)」(6月30日OA)の収録。こちらはラジオの中継があるということで、ただならぬ雰囲気。緊張感が伝わってきます。収録が終わるともう2時半をまわっていました。朝から何も食べていない私達はお腹ペコペコ。「腹が減っては戦が出来ぬ!」という訳で、おいしい洋食を食べに、大通り公園に程近い繁華街へ繰り出しました。

 前回の試合で、飛び込んだサポーター多数という噴水のまわりには、キックオフ1時間前だというのに物凄い人・人・人。その風景を見ただけで、こちらの気分も高揚してきます。しかし、その後入ったおしゃれな洋食店は、その喧噪からはかけ離れ、静かな雰囲気。サッカー談義に花を咲かせつつ、名古屋名物(?)海老フリャーをいただいたのでした。

 お次はCBCへ。スタジオのあるフロアーに到着して早々、テレビではサッカー中継が始まりました!テレビの前に集まる人達を横目に、「朝からPON」(7月中OA予定)の収録と、小堀勝啓さんの「心はブギウギ」の生放送。小堀さんと純子さんは同じ北海道出身ということもあり、北海道弁も飛び交う楽しいひとときとなりました。しかし、スタジオから出ると、トルコが先制点を上げているではありませんか!ん〜まだまだ大丈夫。テレビに見入っている人々に、私達の分まで応援を託し、中日新聞社へ。

 途中の移動のラジオもサッカー中継にしてもらい、ソワソワドキドキしながら到着。新聞社のロビーには、幸か不幸かテレビはなく、落ち着いて取材に挑めました。取材終了と時を同じくして試合も終了のはず…。いちばん早い情報を求め、私は東京の事務所に電話をしました。「どうだった?」、「負けちゃいました…」、「そっか、負けちゃったか…」。肩を落としつつNHKへ。

 NHK-FM「FMトワイライト」の生放送前。スタジオのテレビで、ハイライトシーンと選手・監督のインタビューを見つつ、心無しか言葉数が少なくなっている。その日の番組で流した「微笑むための勇気」は、日本代表選手とサポーター達にも捧げられました。4年後に向けて、私達に出来ることは「忘れない」こと、そして「あきらめず立ち向かう勇気を持つ」こと。

 VAP名古屋営業所で共同通信社の取材を終え、帰路に着いた私達は新幹線車内で、今日の仕事を終えた自分達と日本代表選手に、小さくおつかれさまの乾杯をしました。そして、まるで日本のサッカー熱を象徴するかのように肌寒くなった東京に着き、長い1日は終了したのでした。

 新幹線を降り、迎えの車が走り出して数分、韓国が同点ゴールを決め延長戦に。「よし家に帰って、アジア代表となった韓国を応援するとしますか!」。いつでも前向きな「チーム大橋」隊長の純子さんなのでした。
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by harukko45 | 2002-06-21 00:00 | 音楽の仕事 | Comments(0)

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる


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