久々の更新、もう秋
2004年 10月 15日
とりあえず、前回が8月のサッカー・アジア・カップでの日本の優勝祝いでしたから、その後。
アテネ・オリンピックでの日本選手の大活躍に、私も大興奮。おかげで、個人的にも仕事をバリバリやっとりました。ジュンコさんは8月25日に箱根仙石原での野外コンサート、本番直前までの雨も、「晴れ女」伝説を持つジュンコさんによって見事に上がり、楽しいコンサートになった。セットリストは7月の恵比寿ガーデンホールに近かったが、よりリラックスしたムードで盛り上がったのだった。そして、28日には高知でTV高知の公開生放送に出演。これはオッサンと私だけで、2曲やった。ということで、オッサンこと土屋潔さんとのコラボレーションもひとまず終了。9月からは再びタマちゃんが復帰することとなった。
が、それと同時に残念なのは、長くバンドのコーラスを受け持ってくれていた、サエちゃんとアッコちゃんが退団することになったことだ。くわしくはここでは控えたいが、ともに体調面での事情でやむなく抜けることになったのである。我々としては寂しい限りだが、致し方なかった。二人の早い回復と復帰を祈りつつも、これまでの素晴らしいパフォーマンスや仕事以外でのお二人の明るさ・やさしさに感謝したいと思います。ありがとう、そしてどうぞお大事に。
そこで、もうすでにPhotoコーナーでお伝えしているように、新たに実力あるお二人の女性ボーカル、ユキコさんとヒロコさんを迎えることになったのである。ということで、9月の14,15,16日3日間における佐野市でのコンサートが新メンバーによる最初のライブとなったわけだ。この3日間続けて演奏できたおかげで、バンドのまとまりも一段と良くなり、続く28日の柏崎では早くも余裕すら感じられた。
7月からここまで、大ホールや野外のコンサートが続き、ジュンコさんと我々バンドのパフォーマンスも飛躍的にスケールアップしたように思う。贅沢に仕事の現場を選びたいと言うわけではないが、やはり私達ミュージシャンには大きなコンサート・ホールこそ最もやりがいのあるものであることは事実なのだ。
さて、このころスポーツ界では何と言っても、メジャーリーグでのイチローの年間最多安打記録の更新が素晴らしかったね。私も連日試合を見ていて、あらためて偉大なるイチロー選手に敬服した。日本野球界最高の選手が、今や世界ナンバーワンの称号をも手にしたのだから。そして、10月13日はサッカーで、ジーコ率いる我らが代表がオマーンを敗り、W杯アジア地区一次予選突破を果たしてくれた。アジア・カップ以来、我が代表チームは本当にたくましく強くなった。これで、来年からの2次予選も楽しみだ。絶対にドイツへの切符を手にしてくれると信じている。
それにしても、今年の日本スポーツ界は「プロ野球再編問題」も含め、いろんな意味で盛り上がったね。私は現代は「スポーツ文化」の時代と思っているが、私達のいる音楽界もそろそろ大きなムーブメントが起きてくるのでは、と秘かに願っている次第。それは「ロックの復活」(?)かな。
ジュンコさんは今月、ニューヨークに滞在している。今年は30周年記念として走り続けたから、つかの間のリフレッシュ・タイムだ。その後、11月から暮れにかけてはレコーディングに、コンサートとクリスマス・ディナーショウの目白押しとなるのだ。お互いもう一踏ん張りしなくちゃね。
さて、取り急ぎ夏からここまでをお話しました。大橋純子30周年はいよいよ大詰めを迎えつつありますぞ。ファンの皆さんも、よりいっそうの応援をお願いしますね。それでは、また。