W杯2002/日本代表発表!

 17日、ついにワールドカップ日本代表23名が選出されました。当初、トルシエ監督は「(最終メンバー発表に)何も驚きはないだろう。」とコメントしていたので、先日までヨーロッパ遠征していた中から無難に決定される、と想像していたのは私だけではなかったはず。ところが、このトルシエという人物はなかなかの演出家なのか、ノルウェー戦での敗戦のショックを蹴散らすようなインパクトを、この最終代表発表に入れ込むとは!まんまとやられた感じであります。中山、秋田の両ベテランの復活。中村、名波の両レフティーの落選。と、衝撃的な発表に私もおもわず唸ってしまいました。

 しかし、数分後、この人選を冷静に見ていくと、なかなかよく考えられたものであり、現在考えられるベストに近いのではないか、また、多くのファンが喜ぶであろう要素(中山の選出)を入れることで、一気に盛り上げることにも成功したのではないか、と思えるのです。こういった巧みな政治的演出力は、過去の記者会見や解任騒動時での乗り切り方などでも見せてはいたのでしたが、今回のは今までの中でも随一の出来なのでは。御本人は、選考に苦労したでしょうが、その成果はまずは大成功でしょう。なぜなら、この人選に対して、あまり大きな批判は出てきていないからです。かく言う私も割りと満足しています。これなら、わだかまりなく応援できると!

 確かに大好きな名波が外れたのは寂しい。昨年、右膝半月板損傷というケガでの長期離脱、そして今年にはいっても、なかなか完全復調できなかったのが残念でたまりませんが、これは仕方がないでしょう。彼の穴は稲本と、ここ数年で大きく成長した戸田とでがんばってもらいたい。中村もここにきての膝のケガが響いたのかもしれないが、戦術的にも中田英や小野を中心に考えるのが当然と思える現在のチームには、はめようがないと私も思っていました。彼はまだ若いし、ワールドカップ後にヨーロッパに渡り、より飛躍する機会があるでしょう。ですから、次回のドイツ大会での雪辱を期待しましょう、絶対的なエースへと成長して戻ってくることを。

 一方で中山の復活は、心からうれしい。9年前の「ドーハの悲劇」の時からずっと、彼は私のヒーローなのです。現在の日本サッカーの象徴なのです。とにかくこのご時世で、「魂」を感じさせる数少ない日本人スポーツマンである、と断言できます。前回書いたドイツのクラブ「レバークーゼン」にも、「ゲルマン魂のかたまり」であるキルステンというベテランがいました(今シーズンで引退発表)。彼は全試合出場はしませんでしたが、常にチームの精神的支柱として存在し、チームメイトを鼓舞し、また自らも貴重なゴールを決めて、何度かチームを救ったのでした。当然我が日本代表にも、こういった選手は絶対に必要だったのです。今年の代表戦では、中山は一度もよばれていませんでしたが、最後の最後で召集されるあたり、彼の強運・運命を感じずにはいられないのです。そして、彼は必ずやチームのモチベーションを上げてくれる救世主となるに違いありません。

 また、ディフェンスに秋田を入れたのは、なかなかのヒットでしょう。ここでもベテランが若手中心の代表にいい刺激を与えるでしょうし、21日からの最終合宿の出来次第では、右サイドの(ケガを抱えている)松田にかわってレギュラーもあるのでは、などと考えています。なにしろフィジカル面では日本一といえるディフェンダーなのですから。それに、4年前のフランス大会の経験が絶対必要な場面がくるはずです。

 とはいうものの、我が日本代表の売りは、何たって才能溢れる中盤(!)、中田英・小野・稲本のヨーロッパ組の活躍が不可欠。幸いこの3人はいい状態で本番をむかえることができそうなので、まずはひと安心。そして、我々の期待に十二分に応えてくれるであろうと確信しています。それだけ彼らは成長し、たくましくなって帰ってきてくれたのです!

 さあ、私もこれより「日本代表、絶対的応援態勢モード」に移らせていただきます。「ガンバレ、ニッポン!」
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by harukko45 | 2002-05-18 00:00 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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