キリン・カップ/日本0-0コロンビア

 久々に、緊張感のあるAマッチらしい内容のゲームで、確かに点は入らなかったけど、見ていて楽しいものでありました。前半に、中村俊を始めとしてポロポロとミスが出て、危ないシーンが何度かあったけど、実況のテレ朝解説陣が大声でわめくほど、悪くはなかったと思いましたね。
 とにかく、相手は南米屈指の強豪ですよ、ヨーロッパの一流クラブでも活躍している選手も多いし、FIFAランクでもぜんぜん上位、そんなに簡単には勝てませんよ。
 それでも、攻撃においてはなかなか見応えのある、そしてオシム的な連動性のある、まさに人もボールも動くサッカーが見られて、これでゴールが決まっていたら最高ではありましたが、それはこれからの熟成に期待したいわけで、オシムは「ファンタジスタはいらない」的な発言を確かにしていますが、実は彼の指向するサッカーが機能すると、チーム全体がエレガントでファンタスティックな姿になるというのが、少しずつ見えて来たことがうれしかったです。

 それより、今日良かったのはディフェンスにおけるチームとしての連係と高い意識ではなかったかと思いました。それが常に感じられたので、呆れてしまうようなプレイはほとんどなく(前半の中村のミスからあわや1対1になったシーン、13番の選手をフリーにしていたシーンは問題)、個人としても中澤、阿部はセンターとしてとても強かったし、鈴木と中村憲の両ボランチはフルに走りまくって、攻守に貢献していたと感じました。

 まぁ、残念だったのはヨーロッパ組の稲本、中田浩の2人があまり機能しなかったこと。後半、そのまま今野と羽生に交代でしたから、指揮官の評価も「今イチ」であったのでしょう。もちろんコンディションや合流時間の短さもあったとは言え、今や国内組とヨーロッパ組の格差はないということもジーコ時代とはぜんぜん違うということです。
 比べて、FWの高原のたくましさはこのキリンカップ2戦を通じて、とても光りました。今の彼ならば、1トップでの布陣を組むことが可能でしょう。

 将来的にはボランチのところを1人にしたいというのが、オシムの構想らしい。ちょっと前のチェコのような4-1-4-1っていうのも見えてくる? ま、そんなに安易なフォーメーション予想は現代サッカーではあまり意味ないかな。
 とにかく、明らかに良くなって来ていると思います。それは国内組の選手達のプレイに力強さが感じられることからもわかります。この調子なら、アジア・カップでのパフォーマンスも大いに期待できると思っております。
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by harukko45 | 2007-06-05 23:49 | スポーツ

おやじミュージシャン和田春彦の日記でごじゃる
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