大橋純子/沖縄・名護
2007年 05月 31日
ジュンコさんとコーラスの女性陣はリハ後に、水族館や買い物等、しっかり名護を満喫した様子でありましたが、私を始めとする男性陣は海を見ながらウトウトしたり、早めのビールでリゾート気分に浸っておりました。
ショウ自体は40分ほどの短いものでしたが、バンド編成でのライブが久々にもかかわらず、なかなか良いパフォーマンスだったのではと感じました。これも、沖縄独特のリラックスした雰囲気がそうさせたのかもしれませんね。特に、ボサノバ・バージョンの"たそがれマイ・ラブ"はまさに土地柄にピッタリともいえるフィット感があって、とっても気持ちよかった。いつもよりも、ゆったりとした音楽時間を持つことができたのでありました。
"サファリ・ナイト""ペイパー・ムーン"では、後ろの方でお客さんやイベント・スタッフの方々が踊り始めましたし、ラストの"星を探して"では、今回登場の土屋「オッサン」潔さんのキレたソロが炸裂、それに呼応して他のメンバーも大きな演奏を展開して、いわゆる「ディナーショウ」を越えてコンサート・ホールでの臨場感に行ってしまった気分でした。
というわけで、やっている方としては短い時間でも内容が濃く感じられ、とても満足感がありましたね。
終演後は、名護の街にくり出して、地元の方おすすめの店「山桜」で打ち上げ。ここでは、豊富に置いてあった泡盛をいろいろ堪能させてもらいました。43度あたりの名品古酒(クースー)の利き酒としゃれ込んで、お店の特別メニュー「3点セット」(おちょこに入った3種のクースーに絶品の豆腐よう付き)を3つオーダー、つまり9種の名酒を何人かでチビチビ飲むうちに、もうすっかり上機嫌となってしまいました。いやはや、この中から気に入ったのを飲もうなんて考えていたのが、サンプルをいただくだけで大満足してしまいました。なんとお手軽なんでしょう!
でも、どれもウマイし、それぞれの良さがあるわけで。だいたい、もしボトルで頼んだりしたら、それなりのお値段になるものばかりのサンプラーなのだから、悪いわけないんだよね。
もちろん、つまみも食事もおいしゅうございました。店内も綺麗でジャズが流れる雰囲気も心地よく楽しい時間を過ごせたのでありました。